オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

この度我が家にやってきたLansing 415は35Wなんです

2018年07月24日 13時49分34秒 | オーディオ


マニアックな方は・・・

そうだよね、定格入力35Wだったよね ALTEC-515Bは





でも最大入力は50Wくらいあったんじゃない?流石業務用だよねガンガン入るよね〜〜


パワー入れれば、鳴るよね〜あのユニットは


・・・・






と、答えが返ってくると思いますが


違います、

Lansing 415の許容入力は18Wしかなんです、実はデリケートなユニットなんですよ

鈍(✳︎)な515Bユニットと一緒にしないで下さい!



✴︎(ジュン)純ではありませんよ、どんかんの、ドン(金編ですよ)
(415と比べると、515は鈍い、遅いと痛感しますね)



我がユニットの許される最大入力は僅か18W



でも大丈夫です、駆動するパワー・アンプの最大出力は8W
(実測では9W)しかありませんから

フルパワーでも大丈夫です








では何が35Wなのかと言うと


なんと消費電力です!


スピーカーの消費電力が1っ個35Wなんです、


これが4本ですからウーハーだけで140W






とても地球環境に優しいスピーカーとは言えませんね





もちろん普通のスピーカーに消費電力はありませんから


そういう意味ではアルニコやフェライトの、

マグネットスピーカーは地球に優しいエコなスピーカーですね





140Wといえば家電製品ではマッサージチェアーと同じ消費電力です





音楽を聞くのも、マッサージにかかるのも同じ消費電力、

リラクゼーション効果も同じようなものかな?




まあいい、とにかくスピーカーの消費電力としては破格の消費

我が愛車のエンジンと同じ大食らいスピーカー



WEの名機18インチTA4181Aでも30Wなのに、15インチで35Wはスゴイ消費電力です




415のField Coil電源は、D.C.R 1600Ω D.C 220V 125mAを要する

最強の磁気回路を持つ、いわゆる大飯食らいスピーカー










・・・、


高域の
ツイーターのWE597は7V(+-2v可変可能)

整流は一般的なショットキーバリヤダイオードを使っています

値段も手ごろ、音もそこそこ、真空管テイストのダイオードと言えばいいのかな?

わりといい音します







中域は

Lansing 287を真似して造られた、288FCドライバーで

王道のタンガーバルブ整流で、力も艶も兼ね備えたお気に入りの電源です、

電圧は24Vで、これも+-2v可変可能です








低域は

以前の515Bを励磁改良の515FCは24VDcで、これはセレン整流器で整流して(+-8Vの調整可能)いましたが



今回のLansing 415 Field Coil Magnet WooferではD.C 220V 125mAなので

今までの電源は使い物にならない






220Vを作る新しいい電源が必要なんだが・・・

ちょっとした事情がありまして、何故か既に二台ほど手元にもうあるんです~







一つはスズキエレクトロニクス社製の電源で、なかなかの出来栄えの電源です

主要パーツは殆どがWEという拘りで、

私は初めて見る705AというWEの高真空半波整流管を使ったもの


タンガ―バルブのように強烈に発光しますが、光は少し穏やか

音も少し穏やかに聞こえます、






もう一つは、何やら触るのもちょっとためらいたくなる「I氏」の自作電源、

キセノンガス注入の整流管3B22という整流管を使っていて、

音はけっこう力のあるガツンとした低音を出す整流管です


整流管3B22の青白い光が醸し出す雰囲気はなんとも幻想的で、



どんなガスなんだろうと、キセノンガスをググってみましたが

「キセノンガス安楽死」と真っ先に出てきました


やっぱり、かなりやばいガスの様です







両方の電源共に220Vを作り出すだけあって、近づきたくないかなりヤバそうな電源です

この電源だけで鳴らしても、十分押し出しや透明感はありましたが





今回は更に、ひと手間


励磁電源コイルの導入

フィルターコイルと言えばいいのだろうか?


励磁電源とユニットの間にWEの1048Bコイルを入れたところ激変


非常に素晴らしいコイルだが、やはりWE結構高額です、一度に8個は買えませんので

仕方なく少しずつ集めていくしかないと思っていましたが







1048Bと同じような音がするコイルがあるんだよ、と、

「I氏」から聞いいたコイルがあり、機会があれば試してみたいと思っていたのですが、





今回「I氏」宅のリスニングルームに行ったところ、なんとそのコイルがゴロゴロ転がっていた

「WEサウンドを奏でる謎のコイル」



この機会を逃すはずもなく、拾えるだけ拾って、




唐草模様の風呂敷に包んで持ち帰ってきました〜〜



どこで作っているものか申し訳なくて聞かなかったのでわからないが、確かに、いい音

ドスの効いた1048Bの音と比べると、洗練された素直でキレイな音の違いかな、

でもこれはこれでフレッシュで良い







このフィルターコイルを

当初は励磁電源、片チャンネルの+側に入れるだけでその効果は充分だと思った



コイルを電源の片側に入れると、音が弾む、楽しく弾む、キレがいい、

誰にでも伝わる説得力のある音の違いが現れたが





だがこれを+-の両方に入れると、さらに奥が深い




改めてオーディオは、難しい



片チャンネルにコイルを入れた場合、

手放しで「わーい・ワーイ、(⌒▽⌒)良かった、音が弾む」と言えるのだが





両チャンネル装着では、この手放しのわーい・(⌒▽⌒)の感覚が無くなる


あれ?弾まない、おとなしくなった

一瞬つまらなくなった様にも感じたが、でもよく聴くと、違う



弾まなくなったのではない、±両方にフィルターコイルを入れると



その弾んだ音が誇張されない、



弾んでいる、弾けている活力あるリアルな音だが、それが誇張されない、




自然な音




よく聴けば、再生音として造られた音では無く



より良くできたLIVE会場の雰囲気











うーん、励磁は奥が深い




ドロボ〜・詐欺師〜〜・ひとでなし〜~~!

2018年07月21日 12時41分51秒 | オーディオ


16Aを愛するWEエンスー「I氏」の心の叫びがLineから伝わってきたが?




ん?、何のこと




今回突然我が家にやってきたLasing415


実はちょっとだけ訳ありなんです~








・・・・



あれは、さかのぼれば数年前の事ですが



WE16Aを鳴らすべく、WE212真空管を使って巨大なアンプを作り、豪快に鳴らす「I氏」のお宅で

「I氏」の当時のユニット構成は、下から


エレクトロボイスの46センチウーハーを励磁に改良してフロントホーンを取り付けたもの

Lasing415を825のボックスに入れて横向き設置



オリジナルWE16A+WE555WのWE史上最強のどすのきいた、ど迫力の組合せ



そしてなんとWE597ボストイックツイーターを贅沢に4基ダブルで使用していた

「I氏」
ツイーターをダブルで使えば「低音が出る」

と、わけのわからない理論で使っていたのだが(まあ一理あるが)








私:
ドスの効いた厚みのある中域を目指すには、ダブルツイーターは要らないんじゃないの、

シングルツイーターで中域を強調したほうがいいよ・・・・・




「I氏」
そうかなー



私:
いや絶対一組のほうがいいよ!



・・・・











結果:我が家に憧れのWE597Aツイーターが来たわけだが・・

えへへへ・・







その後も「I氏」リスニングルーム引っ越しの際は

私はお手伝いに行きますよ、と言ったのに、



「I氏」はなんと、

「いや来ないでください」と断られたんです




くそー、~~・・・
(下心見え見え)





てな出来事があったんですが、

めでたく新しいリスニングルームに移って、WEサウンド全開の日々がスタート



基本的には同じユニット構成だが




より中域に力を出させるため15インチウーハーを追加して





※15インチダブルウーハー仕様のフロントロードホーンに変更

(下の箱に15インチウーハーが二発入っています)

威圧感たっぶりの凄みのあるWEサウンド流石である



そんなWEサウンド楽しんでいた「I氏」、



先日その「I氏」がまたまたオーディオ迷路にはまり込んで




悩んで、

・・・・・・



悩みぬいた末に迷路脱出計画






その泥沼からの脱出のお手伝い、うひひひひ

楽しみだな~、おかたずけのお手伝い~~






魔物が宿るようなド迫力のWEサウンドを奏でるWE16A


閻魔大王の怒鳴り声を聞きたければこのホーンしかないだろう
(閻魔大王と話したことないけど)


ぶ厚く、ぶっとい音が魅力のフルレンジスピーカー

この魅力を活かすべくフルレンジ再生からリスタート・・・





てなわけで、どうせフルレンジ再生を行うなら、ホーンの基本吊るせ!

まずはWE16Aを吊りさげようってことになりアングルを組み、やっとのことで吊り下げ完了







私:
でも魔物のホーン16Aを鳴らすのに、帯域が被る15インチ二発は、

16Aの魅力が薄れるんじゃないですか?




「I氏」そうなんだよな~強力すぎるんだよなー低域が

私:18インチのホーンウハーだけのほうがすっきりしていて、音もまとまりますよ・・・

「I氏」そうかなー、・・・・・・・・







ここは、心を鬼にして「I氏」のシンプル16Aサウンドを応援しなければ、




心を鬼にして





・・・・・・














結果:翌日、我が家にLasing415がやってきたんですよ~~
(ちょっと気が引けたんですが四本持ってきちゃいましたー)


早速、我がホーンに装着、





すっすっす、スゴイ、音がぶっ飛んできたー





弾む弾む、



飛ぶ飛ぶ






素晴らしー、


早速iPhoneで録音して、お礼がてら「I氏」Lineへ送信







「I氏」の返答は



「音弾んでるね」



・・・・・・











「おれ、〇〇さんのオーディオにずいぶん貢献してるなー」

・・・・・・

のLineコメントに、タイトルの叫びが、伝わってきたように思えました・・・・・・













そっそっそうですか~~~




ありがとうございますー






Lansig415 音がすっ飛び出してきたー

2018年07月20日 00時06分07秒 | オーディオ


技術の進歩ってなんなんだろう


15Xsから415、515A、515B、515C・・・

進化を遂げてきたはずのランシング15インチウーハー

磁力を強化したり、ボイスコイルも2インチから、3インチへアップして、


フレームを強化して、反応良く、進化したはずだが・・・





やはり35W/220V励磁、FIXエッジ、ベークライト蝶ダンパー、

2インチボイスコイルは意味があった


繋いで音を出した瞬間、音が飛んできた


昔、WE91Bに618B入力トランスを入れた時以上に飛んできた
(ランシングでWEを例に語ってはいけないのかもしれませんがすみません)




音が生きてる、鮮度がいい、クリアー、リアル

音が速いですね、立ち上がりもキレも、

だからクリアーでリアルなんですね




励磁改良515ではこのクリアーさは・・無い、キレが違う、張りが違う


高域まで伸びてる様に聞こえる、

もちろん上はネットワークで切ってあるので出ていないはずだが、

中高域まで切れが良くなり、伸びているように聞こえる



まずは、ミラフォニック風バッフルにオープンバック方式で取り付けてみた


以前の515は、オープンバックの後面開放にすると、バフバフの低音で

量は出るが締まりのない低音だった

その音に張りを出すため密閉型にして、
ちょっとだけ量感を出そうと空気抜きの穴を開けたものだったが




あれはあれでかなりのものだと思っていた






こんな音の世界もあったんですねー



次から次えとレコードが止まりません、






楽しい〜〜い

Lasing 415それは、JBLとも、ALTECとも違うサウンド

2018年07月18日 10時43分55秒 | オーディオ


Lasing415を知るには・・・、




まずジェームス・B・ランシングを知らなければならない


1927年に、ランシング・マニュファクチャリング社(Lansing Manufacturing Co.)を設立し

ラジオ用のスピーカー製造から初めて、フィールドコイル型の15インチ(38cm)径ウーファーや

コンプレッションドライバーなどを開発・販売していたのだそうである。





当時のアメリカの最大の娯楽産業「トーキー映画」




この音響を、ほとんど一手に請け負っていたのが、かの有名なWE(Western Electric社)であった、



WEは音響機器を「販売」せずリースで映画館に貸し出し供給していた

そのシェアは圧倒的なものであったそうだ




が、





1933年に米ハリウッドの映画会社MGM(Metro Goldwyn Mayer Studios)が


当時のWestern Electric社(以下WE社)製の音響システムに対して不満を挙げた




MGMの音響エンジニア、ジョン・ヒリアード(John Hilliard)や

音響部門長のダグラス・シャーラー(Douglas Shearer)はその音に満足できず、





音が悪い!



美声の声が抜けない、グワン・グワンずれて響く、


遠くまで届かない!何とかしろ~
※注、
と言ったかどうかは分かりません、上記はもちろん私の想像です(笑)





WE側の(たぶん殿様商売であったと思う)対応にも不満があったらしい




そこで、MGM社は、独自のトーキー再生システムの開発を決断する。





その開発リーダーとして白羽の矢が立ったのが、

徐々に実績を上げ始めたランシング・マニュファクチャリング社(以下ランシング社)だったのだ

が、

当時のランシング社は小規模すぎて、オーダーに対応できず





シャラーは先のヒリアードやランシングに加え、


ランシングをMGMに紹介したジョン・ブラックバーン博士(Dr. John Brackburn)や



MGMからロバート・スティーヴンス(Robert Stephens)、

RCAからは有名なハリー・オルソン博士(Harry Olson)等々、






当時の錚々たるオーディオ関連のエンジニアが集結し、「シャーラー・ホーン」システムの開発がスタートし






1935年に「シャーラー・ホーン」システムは。完成する


低音域がオルソン博士が開発したW字型折曲げフロントホーン・バッフルに
(フォールデッドホーンとも呼ばれている)




オープンバック方式で、



ランシングが開発したフィールドコイル型15インチ径ウーファー、



Lansing「15XS」×4基を組合せ

(※注この15XSの改良型がLasing415である、この415がやがて蝶バンパー・FIXエッジはそのままに、励磁からアルニコVマグネットに変わり515シリーズ、515Aへ、バスレフ用になり515B、なれの果ての姿C・E・・、退化し終焉を迎える)








高音域にはイスコイル径2.84インチ、スロート径1.5インチの


Lansing「284」ドライバー
(※注、この励磁284が285・287へと進化し、やがてマグネットの288となり、技術の進歩の名の下に、気を抜き、手を抜き、B・C・G・H・・と退化していく)




これらのユニットを使い、フォールデッドホーンとマルチセルラホーンの組合で、


巨大な2ウェイ構成のシステムが完成した。

「シャーラー・ホーン」システムは、その優秀さが認められ、全米各地のMGM系列館に相当数納入されたそうである





また、オリジナルのシャラホーンシステムはあまりにも巨大だったため、



このクォリティをそのまま継承した小型システムも数種類製造され「販売」された




アイコニック
※横須賀「極道」所有



アイコニック(Iconic)モニターシリーズは、大きく分けて二種類があり、



バスレフポートのモニター用と(※やがてALTEC銀箱となってく)






フロントロードの、500-A型やB形などの劇場用があったようです
(※後にバックロードやコンプレッションフロントロードへ)




この量産販売したアイコニック用に 15Xsを改良したのが、

lansing415です







当時の映画という一大産業で、

アメリカの威信をかけ最先端技術を争いながら、

激しいい開発競争が行われていたことだと思いますが。





MGM社に不満を持たれた、天下のWE社はこれ(シャラ―ホーン)に対向すべく(※自論です)


1936年にTA4181とWE594で構成する、かの有名なTA-7396 BAFFLEを使った


ミラフォニック・サウンドシステムを発表し対向したが









なんと王者WEが負けた!




1937年の映画芸術・科学アカデミー賞を受賞したのは「シャラ―ホーン」のほうだった
(※注、自論で恐縮ですが、年代をみればTA4181+ TA7396、WE594+WE25のミラフォニックが負けたように見えますが、私はミラフォニックがシャラホーンに音で負けてるとは思えません、もしかしたら負けたのは、その時劇場で圧倒的に猛威を振るっていたTA4151A+WE555+15A+596Aの「ワイドレンジシリーズ」だったのでは・・・、と思っています。)




あのWEに一発かませたランシング社であったが、

1939年財務責任者の有能なスタッフを喪ってか経営が急激に悪化し、事業継続のために会社自体の売却を余儀なくされ




その買収に名乗りを上げたのが皮肉にも、

あのWEの音響メンテナンスを受け持っていた、アルテック・サービス社だった、
(この時点ではALTEC社は自社製品を持っていないメンテナンス会社です)


アルテックサービスはランシング・マニュファクチャリング社を(5万ドルで)買収し、

ランシングは5年契約で副社長として就任した




1941年こうしてアルテック・ランシング社が誕生する
(※ランシング社員や機材は会社まるごと買収されたため、それまでの製品は、エンブレムを変えそのまま製造されたようです)



1946年アルテック・ランシング社との契約終了後、
ランシング・サウンド社を設立したそうですが、アルテック社からクレームが入り社名を変更

ジェームス・B・ランシング社(JBL)となったそうです

1949年のアボガドの木事件は周知のとおりです

(ランシングさんのお話はこれまで)










天下のWEをぶち負かすために作られたユニットだったんですね

このユニットが只者ではない理由がわかりました




さて、Lansing415の事はお分かりいただけたことともいますが、もう少し




初期の各ユニットの製造は、ランシング社やRCA社などが担当したようで、

15XSや284なども同一仕様ながらエッジの形状やコーン紙の形状、センターキャップの有無など、数種類のバリエーションがあるようです。


15XSオリジナルは、コーン紙はストレートで頂角が深くセンターキャップ無しです





エンブレムも、オリジナルは15Xsはランシング・マニュファクチャリング社(Lansing Manufacturing Co)で
415のエンブレムも、オリジナルのランシング社のものも僅かにあるようですが




1941年以降のアルテック・ランシング社になってから、その多くが製造されたようで

アルテック・ランシング社のエンブレムがほとんどの様です


※このブログ本文や写真は「WE」ファンにはとっても勉強になる横須賀の「極道」のホームページより勝手に転用しています。ごめんなさい。




この「極道」者の所有される415も後期物とのことでアルテック・ランシング社となっている



「極道」所有のオリジナルエンブレムは、しわくちゃですが、

私の415のエンブレムはなぜか綺麗です、(あまり余計な詮索しないようにね)


汚いエンブレムもきれいなエンブレムも基本データの仕様は同じですから・・・・





さて、どんなサウンドを奏でるのやら、わがなんちゃってWEサウンド・・・・・


WE91B帰還しました・・・心に沁みる歌声と共に

2018年07月13日 10時10分35秒 | オーディオ

モーターボーディング現象は、やはりコンデンサーを一つ交換したら解消しました



修理していただいたT氏は
もう一台も壊れるだろうし、

自分で治せないんだったら壊れない日本製にしたほうがいいよ、

とアドバイスされましたが




冗談じゃない!

交換するコンデンサーはまた壊れてもいいからと、

アメリカ製を入れてもらいました







すみません、私のオーディオは実用品では無く、

趣味の楽しみなので、

くだらないことでしょうが拘らせてください





直す人は、壊れないように治す

壊れないように ・・・、






古い話で恐縮ですが

以前チェロのオーディパレットを使っていたとき

電源スイッチの無いこの製品はだいたい四年でノイズが発生してくる

私のは初期型で天板に放熱スリットの入っていないモデル

当初は輸入代理店にて修理していたが、壊れるのは天板が古いからで

新しいものに変えましたから壊れませんよと、メーカーの修理から戻ってきたが




明らかに音が違う、

彩りが薄いというか、浅いというか、悪いとまでは言わないが

今までとは違った音になってしまった



悩んだ末
また壊れてもいいから、俺はあの音が好きなんですと、

クレームを入れ元に戻して頂きました




14年間使っていましたので、その後も頻繁に壊れて、修理先を変えたりしてメンテナンスしていましたが




ある工房で自信ありげに頻繁に壊れるのは腕が悪いからです、

と語るので修理依頼したが

戻ってきた音を聞いてびっくり



シャカシャカ・キンキン・ぺったんこ


なんじゃこの音は~、と天板を開けたらニチコンがズラー



その工房にクレームを入れたら、「あの回路でコンデンサーで音が変わるはずがありません」

との回答、やむを得ず元のメンテナンス先で直して頂いた経験がある。





壊れないオーディオ機器、大切だと思いますが、



それで満足がいかない音を聞くのは、

趣味のオーディではありえないことだと思っています



業務で「プロ」であれば壊れないが、選択肢の第一、第二が使い勝手?、音質は最後?


まあ素人の趣味の楽しみ、曲げづに楽しみます



日本製は嫌だと、日本人の私が言うのもおかしいかもしれませんが・・


素人のたわごとの発言としてご了承ください


ほんとは拘っても意味のないことなのかもしれませんが




拘ります、メイドインUSA








拘りのサウンド




USAの名シンガー、カーメンマクレエを


プリンテッド・バイUSAのレコードで


アメリカ〜〜ンな響きのターンテーブルと


メイドインUSA全盛期のバリレラで拾って



USA技術集大成、WEのレプリカアンプで増幅し


USAの演劇を支えた、The Voice of the Theater 
ALTEC励磁とWEで奏でる・・・・・


これぞ至福のUSAサウンド








う~、




やけに今宵は、歌声が心に沁みる~~~











サイコ~~だぜ〜〜‼︎

魅力ある低音・・・理想の低音その3

2018年07月11日 14時37分01秒 | オーディオ

オーディを趣味とする者は、多少音に拘りがあります





低音に拘るものは、厚み・切れ・深さ・重さ・張り?



そんな低音域に魅力を感じ、拘るものは少なくないと思う





シャカ・シャカの音楽をスマホのイヤホンなどで聴いて満足されてる方は理解できないかもしれませんが


私は、音楽に低音は重要だと思っていますので、多少は拘ります




多少は・・


これまでも何度も書いてきましたが、私が求める低音は、言葉で言えば

厚みがあって、張りのある切れの良い低音

深く重い切れない低音は、今は求めていません



かつては理想の低音が何なのか分からず、様々な低音を求めてきました




大きなものではエレクトロヴォイスの30W

部屋の外でその価値が理解できた、我が家では手に負えない製品でした

我がリスニングルーム内では、何やら音らしき空気がうごいているのでずが、低音になりませんでした




強制的に低音を作り出すエンテックや、



まやかしのボーズ


風のようなヤマハなど使って来ましたが(ヤマハはまだ持ってます)



正直言って、専用のウーハーが奏でる低音は異質で、不自然でした







求めるのは、豊かで・響きの良い・自然な低音を奏でる・・・、



私は

紙のコーンスピーカーユニットにホーンシステムを取り付けたものが最強だと思っています

これを叶えるスピーカーシステムを求めて、いろいろ聞いてきました




私が聞いた限りで最強は、WEのTA-4181Aウーハーを使った

ミラフォニックサウンドシステムで使われたTA-7396バッフルシステム




だと思う・・・、が




18インチ、46センチウーハーは私のような小さな空間で至近距離で聴くには

少々キレが悪い


音圧と音の張りは最高だが、厚が誇張されるきがする

ダブルウーハー最強理論を曲げない私としては



ダブルウーハーで、しかもステレオでとなると46センチウーハーが4本、



これはかなり強烈







オリジナルミラフォニックシステムをやってみたい気持ちはあるが、


18インチ4181Aは、








高すぎる


アッまちがえました



「大きすぎる」






やはり家庭用には15インチが最強だと思う、

キレがあって、厚みがあって、張りがある




そういう意味では、ALTEC-515Aは良いウーハーだと思うが





ただ、B以降の駄物、バスレフ用に改良されたエッジとダンパーは




深さと重さは奏でられても、厚とキレは薄れて、張りは無縁になってしまった


その駄物を歪みのない励磁に改良して、電源を強化したり





ホーンも様々な工夫を試み、密閉型のミラフォニックバッフルも作ってみましたが、


所詮、駄物は駄物、ごみはゴミ、クズは屑




改造品と駄物ホーンでは、理想の低音の響きは得られない気がしてきました


私の理想の低音を求めるには、やはり






FIXエッジ、ベークライトダンパーのオリジナルユニットしかない!



ALTEC -515A


だがあれは、悲しいかなパーラメントユニット


つまりざらついた、アルニコユニット





歪みに近いキレがあり、厚も張りもスピードもあるが




アルニコ最強を唱える方には申し訳ないが




515Aは綺麗さ、優雅さに欠けるものがある、





それはザラつきが伴う粗さだろう、透明感に欠ける


やはり励磁ユニットには拘りたい、




それと、オリジナル励磁がいい、


パーマネントを改良した中途半端な改造励磁は、ある意味・・・・、





励磁オリジナル

WE18インチは手が出ない






ジェンセンの励磁4151・・・・


正直言って至近距離で聴くジェンセンは、紙くさい


・・・







選択肢が狭くなってきた


私が描く理想の低音を奏でるユニットは





強力な励磁回路で、FIXエッジでベークライトダンパーの15インチ

これが理想のユニットだと思う





そんなユニットは・・・・・・、















あった~~



最強のフルレンジスピーカーWE16A吊り下げ

2018年07月09日 10時08分30秒 | オーディオ


強烈で個性的な威圧感ともいえる、説得力のあるサウンドを奏でる最強フルレンジ




WE555とWE16Aホーン



この驚愕のサウンドに惹かれたものはもう戻れない、魔物のWEサウンド









その魔物のWEサウンドに取りつかれた、I氏だが


その魅力に留まらず、ご自分の求めるサウンドを追及していったI氏





WE16Aの低域を伸ばそうと追加した18インチEVの励磁ウーハー


中低域の厚みの魅力を更に強めようと追加された、

4本のランシング415励磁ウーハー

高域に追加されたWE597ヴォストイックツイーター4基


そのたびに追加されたアンプやネットワーク・励磁電源




我々夢見るオーディオマニアは、一度新たな構想が思い浮かぶと信じられない力が湧き出る


妄想(失礼、夢の音を求めた構想)が浮かぶたびに、

信じられないエネルギーと共に



アドレナリン全開の行動と、なぜか許容範囲を超える財力まで湧き出し

果ての無い夢を追い続けてしまう



・・・・・・・





夢のサウンドを追い求めて


夢を追い求めて・・・・・そして






夢見る(流浪のオーディオマニアの)誰もがいつかは、つい発してしまう言葉がある


その時が来た








あ~~~めんどくせ~~





全然想い通りにならない~!

全部処分して、普通のスピーカーにしようかなー







よく聞く言葉だが







流石、I氏は発しなかった、


思い描く音にならない、そんなときは原点に戻る!




そう好きな音(魔物のWEサウンド)に戻ればいい




と言うわけで

原点WE16Aフルレンジ再生

WE16Aはちょっと特殊な構造で


普通のホーンスピーカーを二基くっ付けたようなもの


ホーンが二つあるから、駆動する555レシーバーも当然二つ


ホーン開口部を左右二分割の縦置きにすれば、なんとステレオ再生もできるモノラルのホーン






i氏も欲かいてステレオ再生も行っていたようだが、

それもやめて、本来のWE16Aモノラル再生で原点回帰


全てを本来の形にも戻して、一からやり直し!



流石!






一からやり直すなら、やるべきことがある、

ホーンの鉄則

ホーンは吊るせ!


これを行わなければ、何も始まらない






一人じゃ吊るせないよ~




ってことで、私にお声が掛かった







えっ?、

俺でいいの?、

引っ越しの時も手伝うから、と俺から声をかけたのに



「俺が行くとWEのパーツが無くなるから来ないでくれ!、」と

的を得たこと言ってたのに




おれでいいの・・・・?

へ・へ・へ・へ・へ~!

ほんとにいいのね〜〜^_^



いえ、

とんでもない下心なんて全然ありません、喜んでお手伝い致します。





てな事で、

シンプルなwe16aに戻すべく、解体作業が始まり



重い~



オーディオは体力だ!

と二人で叫びながら、作業を続けること



4時間半で完成!



やっぱりホーンは吊らないと始まらない



スタートラインに戻ったwe16aを

i氏がどのように鳴らすのか興味津々です









一言アドバイスさせていただくと


シンプルに!




余分なものは無いほうがいいんですよ~


16aはフルレンジスピーカーなんですよ~~


程よい車が、やっぱ楽しいクルマ

2018年07月07日 19時35分45秒 | 

「夢を」無理して手にするより、



程よいクルマで楽しいのがいいなーと

今は思います




程よく・・・・、割と難しい程度であると思います




ほどよく楽しい車とは

普段も乗れて、スポーツ性もあり、所有する喜びもあり


乗る喜びがあるクルマですよね



乗り心地が良くても、燃費が良くても、

クルマは走る喜びが無いと、楽しくない




私が「夢を」手に入れたの同時に

知人がS660を手に入れた

彼のクルマは、会うごとに

見る度にカッコよくドレスアップされて行く



コンピューターをイジり

エンジンを少しいじり

足回りをいじり


その合間に外見をいじり



会う度にカッコよくなって行く

横に乗せてもらってワインディングを疾ると実に楽しい〜〜


私の腕にみあった程よいクルマだと感心します



強く踏み込み過ぎても、くるんガッシャ〜ンはない、程よいパワー

下手なハンドル操作を、まるで腕が上がったようにカバーしてくれる、程よい足回り


走るワクワク感と興奮を与えてくれる、程よい低さ

隣近所からクレームが来ない程度のウキウキする、程よいエンジンサウンド


ガソリン単価が上がっても気にならない程度の、程よい燃費


維持するのにもおこずかいで支払える、程よい税金

これまたそれほど気なならない、程よい保険料


何より買ってから、程よい費用で、楽しくクルマをューニングできる



程よいって大切ですね


彼はS660を熱く、楽しそうに語る


いいな〜〜、楽しそうだな〜〜




俺もあんな風に楽しく愛車を語ったときがあったのになぁ〜〜





なんで乗らなく・・・、いや乗れなく?






必要もない、使うこともない、使う場所もない490馬力

お前の車はエンジンもブレーキもサーキットで真価を現すんだぞ!、




サーキットへ誘われても、行けません、

とても気分良く走れません


だってタイヤがすぐ無くなってしまうし、とても無理


ましてや、サーキットでブレーキなんか踏んだら、
とんでもないことに




ブレーキパットがなんと1セット13万、4セットも必要・・・、


これがとんでもないブレーキで

サーキットでは効きが良くても

一般道では効きが悪い、だからつい強く踏んでしまう



踏んでから、あっパットが、

ローターが〜〜〜・・・、


そう、パット二回目の交換ではローターも交換した方が良いよ、と言われていて

恐る恐るローターの値段を聞いて見ると👀、安くなったんだよと注釈を付けて




一枚120万円、

一枚だよ!、4枚必要なんだよー〜〜




お陰で、あれ以来ブレーキなんざまともに踏めませんがね



じゃあ眺めて楽しもうと、高級ワックス掛けて楽しんでいたら

ある人が来て、「あれ、ムラんなってるよこれ、ほっとくと変色してしまうよ」



いいワックスほどキチンと拭き上げないとムラができるんだよ

適当に拭き上げたんだろ




はい、そういえば・・・、

で、どうしたらいいの?



一度プロに磨いてもらった方がいいよ・・・・、





結果

磨料金、六万円!




眺めているだけでも、そんなにかかるんかい〜〜


持っているだけで、S660の、十倍の税金、加えて高額な保険料




走れば、

乗り心地の悪さ、垂れ流しのハイオクガソリン、

そして驚愕の維持費・・・、

オイル交換も、お任せでやっていた頃は三千キロで6万円


そうだ、
そういえばそろそろF1マチックのクラッチ交換・・・、

これも、ゆうに100万超




そして、まだまだ果てしなく続く、
解約出来ない低金利長期支払いローン

あ〜〜憂鬱・・・、







そんな事で、最近「夢の」クルマが楽しくない

走る気にも、磨く気にもならない



馬鹿なものに手を出したもんだ・・・、




と愚痴っていると



同じく、赤い車にのる、妻が









じゃ、

私がお友達とランチに乗って行くね〜〜

え、!?




だっだっ大丈夫なの〜〜



平気平気!



あっあの、ハイヒールは👠やめてください〜〜

は〜い








夢は、また別の道を歩みだしました^_^











ふー、また悩みのタネが一つ増えたような・・・、

我が211アンプは音がいい・・・、

2018年07月05日 23時04分37秒 | オーディオ


WE91Bが修理でしばらくお休みなので、211バッファー・アンプの登場です


NCTーWE91Bはモーターボーディング現象と言って、コンデンサーが壊れた時の現象だそうで

91ではよくある現象なんだそうです。





メンテナンスも含めて、頼みのTオーディオに持ち込んだところ、



T氏:
コンデンサーの数値合わせて、何でもいいよね?壊れないコンデンサーがいいよね
どうせ自分で直せないんだから・・・



私:あっ、その顔はニチコンでも入れて、取り敢えず修理しようって顔つきに見えますが



T氏:よくわかったね、あれ壊れなくていいよ、
コンデンサーで音が変わるなんてありえないからね!




私:心の中で(バカコクでねぇ〜!)
  いや、ちゃんと今回は修理代払いますから、それなりのコンデンサーでお願いします



T氏:あっそ、でもまた壊れるよ、それでもいいのね?・・・、わかったよメイドインUSAのコンデンサーがいいのね


私:ハイお願いします・・・・







自分の作ったアンプ以外は全く興味のないT氏


自分で作ったなら、自分で修理しろと言わんばかりだが、


もう私にはあの頃の情熱も知識もない、


お願いですからちゃんと直してくださいね




まぁ、なんだかんだ言いながらも、ちゃんと直してくれるT氏、頼りにしています


治ってくるまで音楽聞かないでいるのも淋しいので


予備のアンプを接続、

300Bよりさらに大きな211真空管を使ったアンプ


当初は91Bの後ろに、43風バッファーとして制作したが、うまくいかず




120Aラインアンプのトランス出力をパスしたライン出力を増設して、


120Aを初段に使った211シングルアンプとして使っている




300Bシングルの91Bは、多少荒々しい面を覗かせる過激なシングルアンプだが


211アンプは、シングルアンプらしい純粋な音を奏でる綺麗な音のアンプである




見た目は211の方が大きく、

整流管も水銀整流管で派手な音の雰囲気だが

非常―に静かでいい音のアンプである(ある意味面白みに欠ける)

もちろん真空管は、私の嫌いなDC点火である、


制作時、この回路でAC点火では絶対無理だから、と試してももらえなかった



静かで綺麗な音のアンプ、もちろん歪まず力もある・・・・



まあ、たまには音のいいアンプもいいものかな?


いい音だが

でかい音だが

綺麗な音だが

ブーとかシャーとか言わない、無音の中から音が出てるのにな〜




何か物足りない

GEの211真空管だから物足りないのかな〜

WEの211に変えれば満足するのかなー


音楽を聴く満足度・・・・満足感



難しいものですね






暫くおとなしい、いい音で音楽を楽しみます

我が愛機91B逝く・・・・、

2018年07月02日 21時19分43秒 | オーディオ

それはとつぜんの出来ほとだった



電源を入れてしばらくしたら、我が愛機からとんでもない様な異音発生


なっ・なっ・何事が起きた〜〜






まるで蒸気機関車のシュッシュ・シュッシュの音の様な間隔で

ボッツ・ボッツ・ボッツの連続音が左チャンネルからして来た、





電源を入れてほんの2〜3分くらいで





ヤバイ!、とまらない、


どんどん大きくなって行く






ラインアンプか?



パワーアンプの入力ラインを抜いてみる、が現象は変わらない



パワーアンプだ〜〜







もしかしたら、球が逝ったのか?

まずは300B・・、違う

電源か?274B・・・、違う

入力管?310A・・・・、どちらも違う







全て入れ替えてみる




だめだ、変わらない!同じ現象



どうやら俺の手には負えそうも無い故障らしい






購入してから既に20年くらい、故障らしい故障は一度も無く愛用して来た


WE 91B(勿論レプリカアンプ)







炎天下で部屋を締め切っていたのが悪かったのかな〜〜



Tオーディオさん、持ち込みますのでみてくださいね〜








治るといいんだけど、ね〜