![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/9e/07d10258bab0a582337656c6cd291f4d.jpg)
マニアックな方は・・・
そうだよね、定格入力35Wだったよね ALTEC-515Bは
でも最大入力は50Wくらいあったんじゃない?流石業務用だよねガンガン入るよね〜〜
パワー入れれば、鳴るよね〜あのユニットは
・・・・
と、答えが返ってくると思いますが
違います、
Lansing 415の許容入力は18Wしかなんです、実はデリケートなユニットなんですよ
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/aa/167b03c264536753f22bf56536ae44a1.jpg)
鈍(✳︎)な515Bユニットと一緒にしないで下さい!
✴︎(ジュン)純ではありませんよ、どんかんの、ドン(金編ですよ)
(415と比べると、515は鈍い、遅いと痛感しますね)
我がユニットの許される最大入力は僅か18W
でも大丈夫です、駆動するパワー・アンプの最大出力は8W
(実測では9W)しかありませんから
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/39/7439ac330c02b8a7e891a4927cbe36a9.jpg)
フルパワーでも大丈夫です
では何が35Wなのかと言うと
なんと消費電力です!
スピーカーの消費電力が1っ個35Wなんです、
これが4本ですからウーハーだけで140W
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/fe/3f272b70dcdbafe7a03291c7cb317c96.jpg)
とても地球環境に優しいスピーカーとは言えませんね
もちろん普通のスピーカーに消費電力はありませんから
そういう意味ではアルニコやフェライトの、
マグネットスピーカーは地球に優しいエコなスピーカーですね
140Wといえば家電製品ではマッサージチェアーと同じ消費電力です
音楽を聞くのも、マッサージにかかるのも同じ消費電力、
リラクゼーション効果も同じようなものかな?
まあいい、とにかくスピーカーの消費電力としては破格の消費
我が愛車のエンジンと同じ大食らいスピーカー
WEの名機18インチTA4181Aでも30Wなのに、15インチで35Wはスゴイ消費電力です
415のField Coil電源は、D.C.R 1600Ω D.C 220V 125mAを要する
最強の磁気回路を持つ、いわゆる大飯食らいスピーカー
・・・、
高域の
ツイーターのWE597は7V(+-2v可変可能)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/48/3c9f4c1c02df6369bb7758103c8d5013.jpg)
整流は一般的なショットキーバリヤダイオードを使っています
値段も手ごろ、音もそこそこ、真空管テイストのダイオードと言えばいいのかな?
わりといい音します
中域は
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/ad/72bcac6d221d4dddd537986c6d40373e.jpg)
Lansing 287を真似して造られた、288FCドライバーで
王道のタンガーバルブ整流で、力も艶も兼ね備えたお気に入りの電源です、
電圧は24Vで、これも+-2v可変可能です
低域は
以前の515Bを励磁改良の515FCは24VDcで、これはセレン整流器で整流して(+-8Vの調整可能)いましたが
今回のLansing 415 Field Coil Magnet WooferではD.C 220V 125mAなので
今までの電源は使い物にならない
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/a0/6af131370a8186a884b628a2ddc37ddb.jpg)
220Vを作る新しいい電源が必要なんだが・・・
ちょっとした事情がありまして、何故か既に二台ほど手元にもうあるんです~
一つはスズキエレクトロニクス社製の電源で、なかなかの出来栄えの電源です
主要パーツは殆どがWEという拘りで、
私は初めて見る705AというWEの高真空半波整流管を使ったもの
タンガ―バルブのように強烈に発光しますが、光は少し穏やか
音も少し穏やかに聞こえます、
もう一つは、何やら触るのもちょっとためらいたくなる「I氏」の自作電源、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/67/c2f88730c8fc866e56b06c7991a71928.jpg)
キセノンガス注入の整流管3B22という整流管を使っていて、
音はけっこう力のあるガツンとした低音を出す整流管です
整流管3B22の青白い光が醸し出す雰囲気はなんとも幻想的で、
どんなガスなんだろうと、キセノンガスをググってみましたが
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/96/67d2b3120719d9d562c7c012fba9693a.jpg)
「キセノンガス安楽死」と真っ先に出てきました
やっぱり、かなりやばいガスの様です
両方の電源共に220Vを作り出すだけあって、近づきたくないかなりヤバそうな電源です
この電源だけで鳴らしても、十分押し出しや透明感はありましたが
今回は更に、ひと手間
励磁電源コイルの導入
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/18/df/6dd15ccd71280f70e294906e195f6085.jpg)
フィルターコイルと言えばいいのだろうか?
励磁電源とユニットの間にWEの1048Bコイルを入れたところ激変
非常に素晴らしいコイルだが、やはりWE結構高額です、一度に8個は買えませんので
仕方なく少しずつ集めていくしかないと思っていましたが
1048Bと同じような音がするコイルがあるんだよ、と、
「I氏」から聞いいたコイルがあり、機会があれば試してみたいと思っていたのですが、
今回「I氏」宅のリスニングルームに行ったところ、なんとそのコイルがゴロゴロ転がっていた
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/2e/c9e50545a65e5c1686217f64dc5a647d.jpg)
「WEサウンドを奏でる謎のコイル」
この機会を逃すはずもなく、拾えるだけ拾って、
唐草模様の風呂敷に包んで持ち帰ってきました〜〜
どこで作っているものか申し訳なくて聞かなかったのでわからないが、確かに、いい音
ドスの効いた1048Bの音と比べると、洗練された素直でキレイな音の違いかな、
でもこれはこれでフレッシュで良い
このフィルターコイルを
当初は励磁電源、片チャンネルの+側に入れるだけでその効果は充分だと思った
コイルを電源の片側に入れると、音が弾む、楽しく弾む、キレがいい、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/ef/6afa6887ef0c1ab14a10f97f65ad0ff7.jpg)
誰にでも伝わる説得力のある音の違いが現れたが
だがこれを+-の両方に入れると、さらに奥が深い
改めてオーディオは、難しい
片チャンネルにコイルを入れた場合、
手放しで「わーい・ワーイ、(⌒▽⌒)良かった、音が弾む」と言えるのだが
両チャンネル装着では、この手放しのわーい・(⌒▽⌒)の感覚が無くなる
あれ?弾まない、おとなしくなった
一瞬つまらなくなった様にも感じたが、でもよく聴くと、違う
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/aa/550e3af87d08984ca0b7a20bd7b8689f.jpg)
弾まなくなったのではない、±両方にフィルターコイルを入れると
その弾んだ音が誇張されない、
弾んでいる、弾けている活力あるリアルな音だが、それが誇張されない、
自然な音
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/7c/a45d819236273759eb96148bd0104215.jpg)
よく聴けば、再生音として造られた音では無く
より良くできたLIVE会場の雰囲気
うーん、励磁は奥が深い