オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

RMG309、何事も土台が大切ですね

2015年05月29日 16時02分28秒 | オーディオ

久しぶりにWEの師匠、WE22さんから電話



WE22:折角のオルトフォンアームを、あんな手抜きのベースにつけてはだめだよ

ちゃんとしたベースに付けなきゃ



WE22:それから、バリレラはあんなアームじゃ無くて、グレイのオイルダンプで鳴らさなきゃ


フォノイコもちゃんとバリレラ用のフォノイコを使わなきゃ評価できないよ






私:でも、RCAのアームも、なかなかいいんですよ~



WE22:ダメダメあんなアーム、グレイ使いなさい





私:そうですかねー



久びさの電話、いつもながらチェックが厳しい





RCAのアームはともかく


オルトフォンのアームに関しては、多くの方から御意見頂きました


折角のアームが勿体無いとのご批判




分かってはいましたが

早く聴きたくて、T氏の所にあったアルミで、

手っ取り早く作ってしまった、取り敢えずベースのベース




一度設置してしまうと端子が付いていないアームケーブル

ハンダずけのため、取り外しが面倒な為


ついついそのままでは聞いていましたが




適当もいい加減にして、ちゃんと真鍮で作り直し

たかがベースだが


やはり土台は大切



当たり前だか、話にならないほど違う




音の輪郭がまるで違う、特に低域


低くいだけでは無く




重く弾んで、響く



これは気持ちいい、




うん、サイコー



ヤッパリ、オルトフォン

この名演奏を、更に演出効果を高めての演奏に聴こえる



いいね、レコードは












ときに、RCAアームは改造中です


超重量級の繊細なアームに変身すべく


借り物なのも忘れて、ショッカーの基地にて

危ない博士の執刀で手術を受けています



ボロボロになるか、スーパーヒーローになるか・・・・


やっと始まった大型セレン整流電源制作

2015年05月26日 17時24分10秒 | オーディオ

いよいよ始まった電源制作だ


セレン整流器をeーベイで探してからはや1年近い



まあ、その間タンガーにしようか、セレンにしようかで迷いもあったが、



低域に使用しているALTEC 515Fcのフィールド電源制作を


T氏に依頼したのが昨年の今頃




T氏:涼しくなる頃までには作るよ、


涼しくなってきたよまだ?


T:寒くなるまでには作るよ


寒くなったよ、早く作ってよ


T:寒いとコイル巻くの大変なんだよ、もう少し暖かくなったら巻くよ


ほら暖かくなって線が柔らかくなってきたよ


T:なかなか気分が乗らなくてね~


そうかい!、作る気がないのかい、わかった金の心配かい?

大丈夫、俺の有り余る財力にモノを言わせてやるから、全く心配無用だよ

:心の中で(・・・・・)



T:作るよ、わかったよ、




めんどくさい仕事は中々手を出さない気分屋のT氏、


本人はアーティストだからとか、なんか訳のわからない言い訳をしている


まあ、何にせよ制作が始まった





励磁に改良された515Fc4本



基本的には4本とも同じ電圧で使うつもりだが



2本ずつ電圧を変えられるように制作


基本的には24V~26Vで使うのが最適と制作者のT氏



まあそれもいいが




先日来の調整で、やはり低域は20V~26Vの可変で制作をお願いした


4本を如何に大型といえど一本のセレンではキツイとのことで


やむなく、もう一つセレンを使うことになった、

大きさが違うので、巻くコイルを変えて電圧を合わせるしかない


宜しくお願い致します。


金に糸目はつけませんから


・・・・




本来であれば、高域の288Fc同様タンガーで整流を行いたいのだが

ガツン、ゴツンの力が出るのはセレンの方だと思う


タンガーの方が圧倒的にクオリティーは高いし、なんといってもあのお品のある音色



いずれはタンガーにするが俺はもう少し、


ガッツのあるALTEC励磁サウンドを楽しみたい







まあ、そんな言い訳も虚しいが


要はまだ病気が治っていないのでタンガーにできないだけ



病気は治っていないが、如何してもある程度気に入った電源で音出しをしたい


取り敢えずの安い電源にも飽きてきた




そう、金銭欠乏症の病のドン底の状態で電源を作るなら、

手持ちのセレンと、以前WE22氏より譲り受けたWEのコンデンサーを使って

金の掛からないT氏手巻きコイルで制作するしかない

T氏が手巻きすれば材料費は、コアと銅線の費用だけ、うんたかが知れてる

ケースはもったいないから、ホームセンターの切り端コナーから拾ってきて

俺の見積もりだと一台◯万円

二台作るから、◯万円



有り余る財力といっても、それは自分の価値観での話



この◯万円で足りるかなぁ~




まあいいか、なんとかなるだろう、T氏はいい人だから



音の良いレコードの条件とは

2015年05月22日 22時24分41秒 | オーディオ

「全ては音楽のために」のブログでご登場いただいた


ご近所のO氏のところへ、昨日久々に伺った

なぜ久々なのかといえば、


CG25Dが手に入ったのだから俺の返して、と言われるのが怖かったので


徒歩1分の距離にも、なかなか足が運べなかったのがその理由

お茶を飲みながらのいつもの談話で、


どうやら俺のブログは読んでいなそうである




ラッキー



ならばと、敢えて先日のブログの話題の、鳴らないレコードはダメだよね~の話題!




途端にO氏の顔色が変わり

一喝であった




O氏:
鳴らないレコード?

鳴らないレコードなんか無い

それはオーディオ装置に問題がある





えっ、でも本当に音が悪いレコードなんですよ





O氏:
レコードは音楽を聴くものだよ

レコードに刻まれている音楽は素晴らしい演奏のはずだよ

その演奏が鳴らないなんて、オーディオ装置に問題があるよ!






・・・・
いや~~





O氏:
それに日本のレコードが音が悪いなんてとんでもない

確かにオイルショックの時期のレコードには質の悪いものがあったけど

日本のレコードの質は素晴らしい、音楽の邪魔になるノイズも少ないし

貴方に朝比奈のレコードあげたでしょ、あれ音が悪いんですか?





いや~~あのレコードは、素晴らしい演奏と録音です、


あの、そうではなくて、

元のマスターテープが海外にあって、

日本のレコード会社が、そのコピーのコピーをプレスした

原音が劣化したレコードのことを言ってるのですが~~






O氏:
多少音が劣化してもそれは名演奏なんだろ?


音がいいのと、音楽の演奏がいいのは別でしょう


その名演奏が鳴らないなんいて、やはり、装置が悪いね!


多少音が悪くても名演奏は心に響くはずだよ








・・・・・



すみませんでした







やはり俺は、音楽マニアとはウマが合わない!




どんなに名演奏であっても、音が良くなければやはり聞きたく無い


でも音楽マニアは違う様だ


聴くのは音楽


音では無い



それもわかるが、・・・・・・






先日のブログで、多方面より多数のご意見をいただきました


私の、ブログの書き方が悪かったのかな?


それとも私の耳が悪いのか、






国産でもキングは良いとのご意見が、WE16AをWE212Eでドライブする


WE212氏より


毛嫌いせずにもう一度聞き直してみろ、とのお言葉



わかりましたもう一度聞き直してみます


手持ちのリバティーのUSA盤とKING盤



誰だ、クズ同士聴き比べても仕方が無いなんて、言った奴は

失礼なこれも立派なレコードなんですぞー



オリジナルとは、聴き比べが出来ないのでご勘弁くださいね


リバティーのメイドインUSAと国産のKING


演奏は、名演奏





SPU GOLDで、まずはステレオでの聴き比べ



KINGの方が明らかにスクラッチノイズが少ない、音も

どう言えば良いのだろう、聴きやすい






音の角がなく、驚くのは左右、中央のいわゆるステレオバランスが良い、


確かに賓の良い音だ




リバティーは左右のバランスが悪い




なんだか左に音が寄る、真ん中に楽器がこない、音質もざらついた音にも聞こえる


音楽の作りが荒いのがわかる、仕事の出来の雑さを感じる




レコード音楽の作りは確かに、KINGの方が良いのかな~~





STEREOレコードだが、MoNoのCG25Dで聴いてみる


KINGは、ぬペット、ベッタリ?塗り潰された音だが、音は良い、


リバティー盤より、音ははるかに綺麗だ




リバティー盤はMono再生でも音も悪く雑だが、

先ほどの左右のバランスの悪さは解消される



キレなのか、歪なのか、トレース不足なのか分からないが

トランジェントが良く、楽しさがある様にも聞こえる





困った


なんども聴き比べているうちに、

どちらも同じような音に聴こえてきた


この二枚はどちらが音が良いとは言い切れない・・・



KINGが良いのか、リバティーがダメなのか



分からない

レコードの音のよさって、何なんだろう?

オーディオの音源は本物のレコードで

2015年05月19日 09時54分24秒 | オーディオ

いよいよレコードの仕分けを始めた



鳴らないレコードを処分する為の、仕分けをする事にした


日本プレスのレコード全てが音が悪い訳ではない




中にはなかなかの物もある


だが所詮、なかなかの駄物


音質では、オリジナルには遥かに、及ぶはずもない

演奏は素晴らしいのだが、音の悪いコピー盤



音が悪いのが分かっていて、なぜ持っているのかと問われれば



当然ながらオリジナルが買えないから


お金さえあれば・・・・






お金持ちは、言う



「お金で全て買える訳じゃないから」




と、上から目線で、哀れむように言い放つ

腹がたつ



V12の高級車に乗って、身なりもカッコよくて、背も高くって


全ての事柄の中心にて、どういう訳か皆そいつに従っている、そんな奴



奥さんも綺麗で、娘は可愛くて、いつも笑顔の、勝ち組のあいつ

今度会ったら何が買えなかったのか聞いてみようか




全てを、お金で買えないという人は、

一体何パーセントくらいの幸せを金で買っているのだろう。



半分?

七割?

八割?

九割?


いや、95%



もしかしたら98%くらいなのかなー



いいよな~、全てがお金で買えないと言う人は、

欲しい物の98%を、手にしているのとおもえば、やっぱり腹がたつ



くっそー


朝から腹がたつ




まあいい



話をもとに戻して



欲しい物、幸せの25パーセントくらいしか、お金で買えないビンボーで

しかも現在金銭欠乏症の不治の病が再発し、完治していない私としては



駄物を全てオリジナルレコードで、買い揃えるなどは


夢のまた夢


高価な名盤レコードの、雰囲気だけでも味わえればと手に入れた、駄物



捨てるべきなのか、オリジナルが買える日まで手元に飾るか

思案のしどころである



考慮すべきは、聞いて楽しいのかどうか?

偽りの音楽で楽しむ事がってはいけないのか?





うーん、

偽りの物


やはり心が痛む


WE594が買えなくて、ALTEC 288Fc



WE TA4181に手が出なくて、ALTEC 515Fc



パワーアンプだって、なんちゃってWE-91B



ラインアンプはWE120Aレプリカ



プレーヤーも927Dstが買えなくて、マイクロトラック






クッソ~~
25パーセントどころじゃない



16パーセントくらいしか、俺は買えないのかもしれない~~~~




哀しいかな、偽りのシステムには偽りのレコードが似合うのだろうか?


•••

いや、そんな事はない






と思う





音源のレコードはやはり本物を目指そう



罷り間違って、まがい物でいい音が出るように成ってしまったら、

それこそ悲惨な音に気が付かない、哀れなシステムとそのオーナーなってしまう




使っている機器に一部まがい物が紛れているが、

目指す音は本物志向で、原音再生



これで行こう




なかなか前に進まないが、話を再度もとに戻して



クズ、レコードの選別


その仕分けは、一番頼りにならない、わたしの耳、いや心かな?


まあいい


いくらミュージシャンが名演奏を奏で、

そのミュージシャンがマスター制作やカッティングに携わって名盤が生まれようとも




その子供、いや孫?、もしかして曽孫?、


そんな奴ものが日本に来て制作されても



感動は伝わらない、


ダメなものはやはり処分しよう




当然ながら演奏はいい、




問題は音、その定義は


低音が弾む

楽器が浮き立つなどの



音の鮮度がかなり重要なポイントであろう



これらのレコードはやはり全てダメ

聞いたことが無いオリジナルレコード音楽が想像出来てしまう




出来の悪さがそのまま伝わってくるような


明らかにカッティングレベルの低いレコード


これらを処分しよう



処分といっても、捨てるにはもったい無い、

当然お金を出して買ったもの、



同じようにオリジナルの雰囲気を安価に味わいたい、

俺と同じ幸福度16パーセントの輩がいるかもしれ無い




このままヤフオクにでも出すか


少しは私の病が改善するかもしれない



数多くのメイドインジャパン、レコードの中でもなかなか聴けるものもある

オリジナルがよっぽどいいのか、子供あたりが日本に来たのか


理由はわから無いが、駄物でも楽しめるものもある





レコードマニアから駄物と烙印を押されても

音楽マニアから、その演奏はどうのと言われても



そんなの関係ね~~(古)



あたしゃオーディオマニアですけん


音源のレコードが楽し演奏を奏でれば、それでよし



しばらく駄物との仕分け作業が忙しくなりそうだ





本物のレコード音楽を聴くなら、まず・・・

2015年05月12日 22時44分35秒 | オーディオ

本物のレコード音楽を聴くなら

まず最初にすべきことは?





大量のレコード聞きたいときに聞きたい曲を探すには

レコードの整理がたいせつ



皆さんはレコードの整理をすのに、どのように整理してますか?


私は、以前は大きくはクラシックとジャズ、フォーク、ジャパンポップス等々

音楽ジャンルで分けていた



クラシックでも声楽、弦楽、交響曲、ミサ曲

ジャパニーズポップス、ニューミュジックといわれたものは男性女性、あとは年代順


高校生時代から買い集めたレコードは、かなりの枚数になる



もちろん私はオーディオマニアですから、




当然オーディオ機器にお金をかけて



レコードは二の次、ではあったが、結構買い続けて1,600枚は超えている

そのレコードを整理する話だが



最近は整理というかならべる順番が、各ジャンルで少し違ってきた




JAZZは大きくはMonoとステレオに分けている


その中で年代別に分けていたものが、最近は並ぶ順番が変わってきた


どんな順番かというと




音の良い順番


いい音?、いや、楽しい順番か?



良く 鳴る順番?


レコードを聴いたあと棚にしまうとき


良く鳴るレコードが手前、


鳴らないレコードが棚の奥にの方に、しまうようになってきた



鳴らない音が悪いレコード


弾まない、重く淀んだ低音

浮き立たない楽器の

彩のない、くすんだ声




鳴らないレコードは楽しくない、



そう、このブログのタイトルでもあるように、オーディオ再開とともに

レコードで音楽を楽しもう



これがオーディオ再開のテーマだった



そのテーマに立ち返り


これからは本物のレコード音楽を楽しもうと思う




棚の奥に必然的に並んだ

鳴らない

歌わない

楽しくない

そんなレコードの正体は





メイドインジャパンのレコード





日本のレコードが全て悪いわけではない


海外で演奏した日本のレコードのことを言ってるのです

日本のミュージシャンが真剣に演奏したレコードは素晴らしいものがあります


問題なのは



海外の演奏で録音したものを、マスターテープのコピーで日本でプレスしたもの

これはひどい



分かってはいるが、本物は高くて買えない


音質は多少は落ちるが、演奏は同じなんだから

どんな曲なのか、取り敢えず安いのを買って聞いてみよう



と思って買った、名盤のコピー


全てゴミ


全く別の音楽だ


こんな嘘の演奏なら聞かない方が絶対にいいと最近は思えてきた


前から分かってやってきたことだがこの辺で区切りを付けたい



駄物のメイドインジャパンレコードを破棄する


ゴミレコードはやはりゴミ




惜しいが棚の奥にの方に押し込められた、

メイドインジャパンレコード

さようなら



申し訳ないが我がシステムは本物のレコードを使って

原音再生を目指すことにした


だから我がシステムで、嘘の音が刻まれた君たち駄物は、

二度とスポットライトを浴び針が降りることは無い

もう君たちのいる場はここには無い




今まで部屋を彩ってくれてありがとう、でも君たちがいると

本物まで偽りの音になってしまう気がする


処分の方法が決まるまで、部屋から出て行って、廊下の箱の中でくつろいでいて下さい



・・・・・・・



本物のレコード音楽を楽しむなら、駄物は捨てろ!


オーディオは原音復元、再生装置?

2015年05月11日 09時49分07秒 | オーディオ

スピーカーが再生する良い音とは



音楽の楽器の音源は、人の声であったり

金属であったり、木材であったり、皮など様々な素材で音楽を奏でる



その音楽を我がシステムで再生するのは

アルミの高域と、紙の中低域である


物理的に、当然素材が違うのだから同じ音は出ない

同じ音が出ないのだから原音を気にする必要は無いのであろうか




最近のオーディオ雑誌はあまり読んでいないが



たまに読むと、既に原音は越えたような書き方

ハイスペックな高性能スピーカーは、既に原音を越え

さらに良い音での音作りの世界に入っているような文面




原音を越えた?

ふんっ!

鼻で笑っちゃうね〜



原音を越えたと豪語する、妄想と奢りで、偽りの音のスピーカーは無視して


やはり原音と、レコード再生を

別物と考えるのは危険な考えであろう



全く同じ音を再生するのは物理的に不可能であっても、


音楽の感動を再現することは可能だと思う

感動的な音楽、その基となる、楽器などの音源があり



そのすばらしい音源を演奏者は、多くの人に聞いてもらおうと一生懸命演奏し、



それをプロの技術者が、最高の機器と技術で録音した物が、レコード




演奏する人はその音源の美しさを追い求める

楽器の音色に拘らない演奏家はいない

声の美しさに拘らない歌手はいない




演奏する人はたぶん、


この美しい歌声を、音色を、響を、音階を多くの人に


聴いて貰おうと切磋琢磨していらっしゃると思う




だから、音源はたいせつ、

オーディオは原音再生を求めなければ意味がない



ここまでは異論が無い



最近絶好調のドラムの音を重視して聴いてみる

ドラムの役割はリズム、魅力は迫力と躍動感

素晴らしい演奏である



ドラムを叩いた音や、ドラムの奏でる豪快なサウンド

スッパーン、タンタン、ズッダーン

いいね〜、力強い男のサウンドだぜ




なぜ最近ドラムや迫力のあるJAZZにこだわるのかと言えば、



ALTEC 515Bのアルニコから、励磁515Eに替えて

一番困ったのは「ド迫力」



励磁は透磁率がとんでもなく良いので、立ち上がりもキレもマグネットの比では無い、

これによりオリジナルでは得られない、

とんでもなく分解能の高い繊細でクリアーな音となる




繊細でクリアーな音は素晴らしいのだが・・・

これは交換直後も、感想として書いたが





「俺は、こんな良い音に耐えられるだろうか」




そう言ったのだが、

これはドラムなどの迫力のある楽器は繊細さも重要なのだが、


それ以上に、力強い迫力がなければオーディオとしての楽しみに欠ける



マグネットの515Bは、透磁率が低いので制動が効かず

コーン紙が必要以上に揺れつずけ



良くも悪くもその、余分な動きによる音の歪みによって、

結果として迫力のある音を聴くことができた




音が良い悪いではなく


聞き応えのある、音圧、音量の満足度、適度に歪んで弾んで楽しいど迫力演奏


そんなドラム演奏もオーディオの楽しみの一つであったが


歪みの無い、クリアな音の励磁515ではそんな迫力は諦めていたのだが




先日の電圧調整で、重低音が響きわたるようになった

キレのある良質でクリアな重低音


励磁のメリットで、ALTEC 515FC の電圧をできるだけ下げて

改良を行なったTオーディオでは、24V~26Vを推奨している


これを定格をかなり下回った21.5Vで駆動し、かなり緩めだがたっぷりの量感を出し


それを高域のALTEC 288FCを、これは規格内での最高電圧26Vで駆動することで

高域の音を引き締めたところ


低域が引き締まり、高域が和らいだ最良の結果を招いてくれ



これが楽しくてついついドラム演奏やJAZZを聴くことが多くなってきた






話が、いつも通りどんどん飛んでしまうが


はなしを元に戻して




原音再生



録音がしっかりしていれば問題ない

オリジナルのレコードでは素晴らしい


まるでそこで演奏しているみたいに、


クリアーで実に原音に忠実に再生してくれる




感動でワクワクドキドキ、素晴らしい



オリジナルレコードを使った原音再生は、本当に生々しく心に響く・・・・





だが




問題は

メイドインジャパンのレコード


如何に我々が優れたオーディオ装置で再生しようとしても、







録音された音がめちゃくちゃだったら再生しようがない!



なんでこんなに、ひどい録音なの?





JAZZレコードにはあまり詳しくないので、ジャケットで選んで適当なのを買っているのだが


これもジャケットは良さそうで、文字も日本語は書いていなかったので


買ってみたのだが






下の方に小さく、メイドインジャパンと書いてあった




ほんとにひどい音だ

ドラムで叩いているのか、キーボードで作った音なのか分からない


べったり塗りつぶされて、


何の楽器がどこになるのかわからない





全部一緒に混ざって出てくる


いったいどんな人が制作したのか


原音の楽器がわからない



当時の、我が国のレコード文化は実に嘆かわしい状況であったようだ


まあ今も似たようなものかな?

スタジオで小さなヤマハのモニターとか見ると、ほんと情けなくなる




原音再生できるレコード探しが一番大変なのかな~












不可能を可能にする励磁電圧調整

2015年05月08日 17時31分04秒 | オーディオ

いや~~本当に凄いことになってきた


全体的に軽やかに素早く立ち上がり

中音域の厚さ、彫りの深さは圧倒的な説得力で



艶やかな彩で、程よい柔らかさを持った高域で

低域は鳥が羽ばたくような軽やかな低音から、ゴジラのシコふみまで再現する

偽りの違和感のある音では無く




原音再生を目指すことも、魅惑の世界に酔わせることも出来る


そんな夢のようなスピーカーに、




我がALTEC817システムが育ってくれた





私は悲しいかな、音楽ジャンルにポリシーは


無い!


世間で言われるジャンルをあまり気にしない、




楽しめる音楽であれば、感動できる音楽であればなんでも良い

実に節操の無い人間である




好きな曲はある、魔笛のアリア、フィガロ、椿姫、カルメン、コウモリ・・・・・

でも呑んでスナックのカラオケでは歌えない



だからマイクの友は、中島みゆき、ユーミン、一青窈、高橋真梨子、HY・・・・

何を言っているのだかよくわからないが、音楽は好きだ




ジャンルは問えない


聞いて楽しい音楽ならそれで良い、感動できればそれで良い



本当にいろんなジャンルの曲を鳴らしてきた。

若い頃の黄色い声の松田聖子の後、シュターダやシュトライヒを聞いたり



チョンキョンファのバイオリンの後、豪快なJAZZをかけることもあった


そんな、ジャンルを問わない選曲にホントによく耐えて、応えてくれるようになった

愛しきALTEC、励磁システム



良い子に育ってくれたもんだと、感無量の思いである


可愛い我が子を千尋の谷へ突き落とすが如く、

過酷なアンプをつないで、貶しまくった事もしばしばあった


よくもいじけず、ぐれないで、ここまで育ってくれた、


おいちゃんは嬉しい





またまた何を言っているのかわからないが、

とにかくALTECがWEの如く



違和感の無い、強烈な個性的な魅力で

全ての音楽を見事に演出し、再生できるようになってきた





励磁ならではの磁束密度調整

中低域の515Fc、4本の電圧は同じ



2本ずつ変えたオーディオ的な調整も面白いが

原音であろう楽器が太ると言うか、大きなるというか、濁る、



今の所は4本同じがベスト

その4本を、標準最低電圧を大きく下回った


禁断の電圧 21,5ボルト

今まではゆったり朗々と鳴るが、締りが無く



打楽器がいまいちリズムを刻まなく、


張りが無くて、とても使い物にならなかった電圧だが




あら不思議、高域のALTEC 288Fcの、やはり今までは音が硬くて

とても使いモノにならなかった288Fc最高電圧

26ボルト


実に不思議である、




締まりのなかった低域がビシッと引き締まった


ものすごい量感とともに





長く聴いていると、知らずのうちに歯を食いしばっていた


288Fcの26Vも実に魅力的で艶やで、張りはあるが硬さが無い中高域になってきた




そう低域の緩みを高域が引き締め

高域の硬さを低域が和らげた


理想的なセッティング





こんなセッティング、今まで見た事も、聞いた事も無いセッティングである


こんなセッティングができるとは励磁ユニット恐るべし



レコードが止まら無い




次から次えと出てくる

音楽を、音楽と捉え、純粋にその感動を伝えようとした時代のレコードはどれも素晴らしい




だが音を集めて、偽りのユニットを使い虚像を絵描こうとした

屈折したものを抱いて録音したレコードはかなり違和感が残るが


やっぱり真面なレコードは録音がすごい


レコードは凄い

あらためて、良い音の、良いスピーカーとは?

2015年05月07日 18時06分03秒 | オーディオ

スピーカーの良さは、スピード?量?F0の低さ?


音の立ち上がりの早いスピーカーは重低音が響かない



今まで私は、わりと重低音が無くても音楽が楽しめる方だった

寧ろ、無理やり重低音を再生するスピーカーにはあまり馴染めなかった



f0をさ下げる為に振動板を重くしたり、重い素材にしたり

果ては、軽快がウリのアメリカンスピーカーの軽い紙に、

異物を吹き付け、硬く重くした上に、更に重いリングを入れたりして




無理矢理能率を下げた物には•・・・



その無理矢理下げられ得られた低音が奏でる音楽に違和感を感じるのは


私だけでは無いであろう




スピーカーで作られた低音は、音楽が響かない、歌わない

まあプロ用と言われるモデルにこのような物が多かったが

ちょっと前のプロスタジオモニター用って、響かないし




虚像の偽りの音を作ってる現場だから、偽りのスピーカーでもいいのかもしれない

それは言い過ぎかな?





以前はそんな低音にかなり違和感を感じ、中高域を重視してその反応の速さ

速さやとランジェントや、切れを一番に求めていた頃は



コンデンサースピーカーが最もあっていた、


クオードのESLも良かったが

最も振動板の軽いマーチンローガンのCLSを使っていた



その立ち上がりの良さは、声も楽器も、鮮明に描き

歪感の無い、クリアーでまっこと気持ちいい、その音色に酔いしれていた

だが交響曲となると、悲しい話だが、話は別




フィルレンジの欠点でもあるが、低域の大きな振幅が入ってくると



高域の冴えや、切れ、全体の立ち上がりが悪くなる

聴くレコードも小編成の曲が必然的に多く聴くことになってしまったのは仕方の無いこと





軽く、早く、鋭く立ち上がって、

硬さも無くきつさも無く


しかも量もあって、低さも出る

室内楽も、交響曲も迫力のJAZZも堪能できるスピーカー




難しい





そう言うと失礼かもしれ無いが、交響曲は実はわりと簡単、

低さと量が出れば、あまりキレが無くても



ホール感という言葉で補える





室内楽や、歌曲も実は、小さくてキレのいい、

振動面積の少ない、スリムな音のスピーカーなら

グラマーにならないから、爽やかに透き通った音になる




だがこれに、下品なJAZZも楽しく、



ときには過激に豪快に力強く聴こうとすると・・・・もう大変


とても一つのスピーカーでは再生出来ない


だからオーディオマニはスピーカーを複数台もって

これに対応しているのが現状であろう






前振りが長かったが



あっけらかんのアメリカンサウンドの音色は、どうにも変わらないが

ついに、速さと、量と、低さが実現した




:そんな馬鹿な、お前のはALTEC515シリーズで最も軽い

:515Eだろ?、低い音なんか出るわけ無い



:あっわかった、JBLのように重り入れたんだろ!






そう思ったあなた、違いますよ



ALTEC515でも、JBLリング入りウーハー以上の低音が出せました



これは当たり前のことだが

入力に無い低音を、アンプが増幅するわけ無く

当然スピーカーが再生するわけが無い




:入力で拾わない音は再生できるはずが無い

:あの重いアームが低く重く拾うから、重低音再生ができるんようになっただろ




そう思われるかもしれませんが、



まあご想像のとうり、最終的な低音は、無論RCAアームに寄るものもありますが



実は



オルトフォンRM309G + オルトフォンCG25D

アメリカ~~ンなターンテーブルでも、すばらしい重低音が響いています



豪快な図太いトルクの、5.5リッター V8、OHVエンジンのような

バリレラカートリッジとはまた一味違った




軽快な2,2リッターDOHC、turboエンジンのような

オルトフォンらしい適度な締まりと、規律正しき音で




奏でる重低音







偽りの低音ではなく

軽やかで

厚みがあって

彫りの深さがあって

低く重く響き渡るホンモノの低音が欲しい方








固定磁束密度のマグネット方式をやめましょう


励磁の電圧による磁束密度調整は、途方も無い可能性を秘めていました


この調整はあの、オーディオパレットを持ってしても叶わぬ調整です・・・・・・