オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

WEオーディオマニアの憧れ WE15Aホーン

2014年04月30日 15時44分58秒 | オーディオ

WE15Aは言わずと知れたWEでは最も有名なホーン


オーディオマニアの中でもこの15A+555ドライバーを使う事が出来るのはごく限られた


スパーマニアの限られた方がのみ




空間、出会い、運、無論財力も兼ね備えた限られたマニアしか所有できない




また、我々の世代のオーディオマニアにとって、もう一つの憧れ



それがJBLパラゴン!



この二つスキーカーは多くのオーディオマニアの憧れであろう



時々、他の方のブログを拝見するとこの夢を、二つとも叶えた幸せな方が見受けられる



それも複数人いたような気がする、



JBLパラゴンとWE15Aを所有するオーディオマニアの憧れを叶えたスーパーマニア





私も数十年前に(30年?)オーディオ小僧で知人の紹介で様々なお宅へお伺いさせて頂いていたときに

とある温泉地近くのお宅で初めてパラゴンを見せて頂き、聴かせて頂いた思い出がある。



オーディオマニアなら、誰でもいつかはJBLパラゴン、これが夢であったことだろう








時に話は全く変わるが


私が、10年以上休んでいたオーディを再開しようにもなかなか復活出来なかったのは


前にも書いたが、古い付き合いの某オーディオショップの知人が突然亡くなってしまい


オーディオを再開したくもメンテナンスをお願いすることが出来なかった現状があった



それが再開できたのは、この地区にある老舗オーディオショップとの出会いだ

無論このお店の存在は知っていたが

なにか異様な雰囲気で、常人を拒む様な、近寄りがたい何かを発している



なかなか近寄りがたい雰囲気のお店ではあったが、



勇気を出してこの店のドアを開いたのが1年半年前




そうです、まだ私はこの店に通い出してから日が浅いのです


たぶんこの店では最も新参者であろう


このブログを書き始めた約1年半前からのお付き合いだ



今ではT氏の人柄で、親しくお付きあいさせて頂いているが、



この店の常連さん方からみれば


生意気な新参者でしかないであろう




昨日今日WEに興味を持った、なんちゃって野郎の分際で生意気こくんじゃないぞ


と思われていると思っていた。




元々人みしりの私は、知らない人と話すのが苦手で


この店の常連さんとはあまり話をした事がなかった・・・






またまた前置きが長かったのだが



うれしい事に常連の方から声をかけて頂いた



Tオーディオで、励磁型スピーカーにコンデンサーを繋ぐと


かなり音色が変わるよと言われ、調味料大好きな私は


いくつかのコンデンサーをお借りして帰宅の際に




家にもいくつかあるから貸してやるよ、帰り道だからちょっと寄って

と、お声をかけて頂いた



何度かTオーディオでお見かけした方だが、話したのは初めての事


お声をかけて頂いたので有難くお伺いいさせて頂いた




びっくり

噂のパラゴンさんのお宅だった


ん?あれ?この絵見たことある



そうです、すぐは分かりませんでしたが、



夢を叶えたオーディオマニアのお宅



やってきたお宅はWE15Aでも、むろんJBLパラゴンでも有名な


パラゴンさんのお宅だったのです





え~!こんなご近所さんだったの



知らぬこととはいえ失礼をいたしました


私のなんちゃってWEサウンドとは訳が違う、格が違う





改めてパラゴンさんのブログを観てみると、よく見ればTオーディの店内


あらT氏の後ろ姿や目隠し姿


不思議なものであるいつも見慣れている店内が


他のブログで紹介されても分からなかった、だいたいどのオーディオショップも


店内はごちゃごちゃしていて同じようだから仕方ない


てな訳で久々にオーディオマニアのお宅にお邪魔させて頂いた





WE15Aサウンド

素晴らしいい


以前もとあるお宅で聴かせて頂いたが、上から吊られているせいかずいぶん趣が違う



フラットで、伸びやかな音色で、WEらしいリアリティイのある素晴らしいサウンドであった


以前聴かせて頂いたお宅では、ホーン近くに音像が創られる気がしたが


パラゴンさんの15Aはものの見事にホーンから放たれた音がパラゴン付近でその音を再形成される




私如きが言うのも何だが、音色、立体感、見事である


ここまで来るには紆余曲折、悩み事、欲との戦いが沢山あった事だろう



上も下も必要以上に欲張らずに「ここを、こう聴きたい」と想ってのセッティングであろう


それがよく伝わっています



やはり長年オーディオをやってらっしゃる方は「自分」を持ってらっしゃる


もちろん自分の好き音、目指す音を持ってらっしゃる


それが伝わってくる



JBLパラゴンもそうだ


全て励磁ユニットになっているとのこと


自分を持っている人は強い、



憧れの「パラゴンを良い音で聞く」



実はこれは夢のような事だと思うが、ここにそれが叶っている


これも素晴らしい




ほんとに久しぶりにいい音を聴かせて頂きほんとうにありがとうございました

あらためて、パラゴンさんのブログ読ませて頂きます。



因みに私も音に対しては自分を持っているつもりです


小さい音よりも、大音量


上品な響きよりも、下品な迫力


以前は人からは、心臓が止まるとか、耳から血が出るとかのご評価を頂いておりました・・・・・

LCRイコライザーアンプ改良物語 最終章

2014年04月26日 08時34分36秒 | オーディオ

いよいよ大御所のWEの抵抗DEALの抵抗やその他の


ガラス抵抗など見るからに音の良さそうな厳選された部品が届いた



わずかな間で作成されたT氏渾身の作?


ローコストラインアンプを、高級部品に交換する試みだが


いよいよ大詰めを迎えてきた感がある



このローコストアンプは発想から完成まで2日


予算は○○円の超ローコストアンプ



たぶんT氏は図面も引かず即興でそこら辺に転がっていた部品を使って完成したのであろう



緻密な設計書は頭の中にだけあったのだろう、実際の配線では



ちょっとした補正作業が随所にみられる



このくらいのアンプなら何かをしながら簡単に作れてしまうのか


ほんとうに朝飯前なんであろう、が私にはなかなか手ごわい


何処の部品を交換するかだいたいわかるが


確認のため聞いてみたところ

T氏がすらすらすらと図面を描きだして、ここが⚪︎⚪︎キロでココが⚪︎キロでとこれとそれね


と図面を書きながら何キロを何処へか教えて頂いたが、余計分からない



あの~、猿でもわかるようにもう一度願いします

と言ったら、実際の実態図を書いてくれて、
ガラスの大がここ、
小がここ、
WEはここ、
DEALはここね、わかった?大丈夫?





よくわかりました・・・

俺なんか書き足された下の図だけで十分なのが情けない・・・・








しかし

うんなかなかの出来栄えだ


図面が読めない男が交換したとは思えない出来だ



ほんとうはゴールデンウイークの楽しみで


毎日部品を一個ずつ取り替えて


音の変化を楽しもうと思ったのだが



ねがせっかちなので、結局一遍に交換してしまった




さてさてどんな音かな?





ラインアンプWE120Aをパスして純粋に音を聴き比べるのも良いかとは思うが


でもやっぱり我がシステムではWE120Aレプリカは使う事に決めた

このラインアンプが良くも悪くも我がシステムの方向性を示していると思う


音を良くするために120Aをパスすると音は良いんだが



音楽を聴いた後の満足度に不満がのこる



我がシステムには絶対に必要なラインアンプだ






え!


すごい、なんて解像度だ


空気感も凄い、見通しが良い音、音の透明度がとんでもなく良くなってきた



粒立ちが細かくなると弾まない事が多いいのだが



そんなことはない、よく弾んでいる




これは驚いた





ここ一二カ月の間で音が激変してしまいちょっと混乱しているが



この抵抗の交換は効き目があった、今までの288FCへの改良


タンガー電源の採用、いろいろな改良を行ったからこ音の変化が


これだけ明確に表れたんだろうが



驚いた



タンガー電源を入れると天使が舞い降りてくると


どこかで聴いた事があるが


今確実にオーディオの天使が我がシステムに舞い降りている



今までは呪われたスピーカーとか


怨念のこもったアンプだとか



そんなものしか我がシステムには降臨しなかったが




遂に天使が舞い降りてきた


このレコード聴き終わったら帰っちゃうのかな?


電源切ったら帰っちゃうのか?


明日も来るのかな?




心配になってきた・・・・・



ALTEC-817Mini Wing セッティングPart4 TAOC使用

2014年04月25日 08時48分52秒 | オーディオ

またまたスピーカーのセッティングを変更

もっと早くやればよかった


下に置いてある邪魔なスクリーンのせいで見た目にはあまり変わらないが音は結構変わった



何を変えたかと言えば
TAOCのスピーカースタンド300DHを使用したのです


このTAOC製品は、私は好きで以前も使ったことがあったが


その出来の良さは一つの製品と考えてよいと思っていた




今回この大型スピーカーALTEC-817を支えるには4個では足りずに6個使用し


片チャンネル3個で支えている


木製のスタンドよりも高さは8センチ高くなった




もともと我がALTEC-817はAVのシアタースピーカーとして

長年使われていて、レコードで音楽を聴くようになったのは

このブログと共になので約1年半前から

それ以前は2台のトランジスターアンプで映画用として鳴らせれていた

ほとんどPAスピーカーの扱いで

その時は、大音量でものすごい迫力のみのスピーカーだったので、その音の滲み対策として

いくつかの逃げの対策をしていた、

その一つはホーンのデッドニング、鉛をべたべた貼ったり砂袋を乗せたりして、煩いホーンをおとなしくさせていた

最近オーディオでセッティングされ、

8ワットの真空管アンプでは鳴き止めは必要なかったので、すべてはがされ


本来の響きに戻った



もうひとつの対策が木製のスタンドとソルボセインゴム

この組み合わせで当時はかなり静かになったので、使ったわけだが


もっと早く取り外せばよかった



今まで使ってきたほとんどのスピーカーは、スパイクセッティングだったが


このALTECは当時トランジスターアンプ2台でマルチ駆動凄まじい音だったので

このゴムが必要だったのだが



ゴムはやはりかなり音を悪くしていた

重い817を自動車用のジャッキで持ち上げ


やっとのおもいで一人でスタンドを交換した



ゴムが外されTAOCで支えられた817は歌う



細かい音がかなり聞き取れる



高くなった事で心配された低音の量も問題無し


質の良い低音がタイトにテンポよく響いてる



この使われていたソルボセインはオーディオにとっては必要悪


無いに越したことはないが


使わざるを得ない場合もある


難しいものだ


プロ用機器のほとんどが、入り口と出口にはこのゴムが多用されている


プレーヤー周りにもたくさん使われている


スピーカーもかなりの量が使われている


様々なところで使われるプロ用機器はゴムを使用せざるを得ないが


一般の家庭で使う場合はその調整を細かく行い


このゴムの使用を最小限に留めるべきだと思う




ALTEC-817Mini Wingシステムも


ゴムが外されて響きが良くなった


もちろんTAOCの精度の高さのおかげもかなりある


また一段と音の表情が良くなった、やっぱりレコードは響きが良い!


WE120A 検めてラインアンプの必要性って?

2014年04月21日 09時07分05秒 | オーディオ

WEのイコライザー用コンデンサーを使って


LCRイコライザーアンプの更なる音質の改善を図りましたが



その結果は思ったほどではありませんでした


LCRユニットで使ったときはあんなに素晴らしい音色を奏でたのに


ラインアンプユニットでは期待外れ


いや


おもわしくない改良であった




部品の組み合わせは難しい、

何の部品を、何処に、どう使えば、どのような結果につながる、

それが分かる人がプロなんでしょうね



だからプロは部品で音色を調整できる


個性的なアンプの音創りは、結果ではなく


意図を持って制作した結果の音


そんな音色のアンプを今までもいくつか見てきたが



そんな知識も経験も技術ももちろん財力も皆無そんな

私どもでは、ちょっと高そうな部品を見つけてきて、それを使ってみるしかない

それがどのような結果になるかは、やってみなけりゃわからない




だからやってみる

次に変更するのは6SN7のカソード抵抗


ちょっと高さうなDALEの抵抗に変更してみた




音が良くなった?



いや、硬くなったんだ、締った音はするが


どうなんだろう、全体的なバランスで考えると良い方向なんだろか



低域は締った分さらに出てこない



音が締る、タイトになった分量が出ない?





今のセッティング、ラインアンプWE120Aを省いたシステムでは


音は非常に敏感だ


部品の音の違いが明らかに出る




だが全体のシステムで考えると、良い結果なのか悪い結果なのか分からない



良い音はする

音が良い、ほんとうに音が良い音がするのだが・・・・・




ボーカルもリアル、楽器や音像の定位感も素晴らしい


文句のない音だが、






何だか物足りない





やはり何かが足りない




どうしよう




今の音を例えるならば

無化調で能書きいっぱいだが、サッパリ味でイマイチなラーメンを食べているようだ

足りないのは、塩分?脂?スパイス?量?

そう何かが足りない

それを足すと素材の良さが崩れてしまうのは分かっていても

やはり足さずにはいられない

何か

その何かが足りない・・・




素材を吟味して素材にこだわれば拘るほど難しい

拘ればこだわるほど何か別の方向に行ってしまうような



拘りのコーヒーショップで豆の洗い方、煎り方、淹れ方

能書きと拘りの多さで、雑味や苦味もないがイマイチ美味しくないコーヒー

そんな味なんだろうか?




秘密のうまみたっぷり調味料

ラインアンプWE120Aレプリカを入れれば解決するのか?



でも、もう一台ラインアンプを使えば当然音が悪くなる

素材の良さを失う事になるのは分かっている




しかも一度シンプルな良い音を出してしまうと、元の機器に戻しても、


元の音にはなかなか戻らない、反作用をを超してどちらが良いのかさえ分からなくなり


路頭に迷うのがオーディオの常、


困ったものである





でも、やっぱり戻してみよう


魔法の調味料WE328Aと329Aを使った、なんちゃってWE120Aを入れよう

やっぱり、ラインアンプを1台増やすと音は悪い、


音が悪いだけではない


ぼける、滲む、膨らむ、締まりがない


音はひどい!






でも





問題は聞いていて「楽しい」



困ったものだ俺は



下品なオーディオで育ったものだから


上質な音にはなかなか馴染めない




このラインアンプWE120Aレプリカの迫力


力強さ、説得力はやっぱり凄い





音が悪くなった不満足度と


迫力と力強さの満足度



やはり俺は「良い音」より

迫力のある「楽しい音」が好きだ



美味より旨いほうがいい



もう一度、大盛りで、塩分、脂、スパイスたっぷりの、

ラインアンプ、なんちゃってWE120Aを使って




下品な、旨味たっぷりだが、「愉しい」音創りをやってみよう




だが一番の問題は

WE274Bが一本しかない事だ


2本あればいいのだが


我が財政状態は今や破綻寸前



WE120Aラインアンプがとるか

LCRイコライザーがとるか


274Bを巡る激しい攻防がありそうだ・・・


LCRイコライザーアンプ物語Part8 WEコンデンサー投入

2014年04月19日 21時13分37秒 | オーディオ

LCRイコライザーの前段アンプ


パーマロイコア出力トランスを搭載したラインアンプ



このコンデンサーを取り替えて音の変化を楽しんでいる?のだが



いよいよ真打のコンデンサーの投入となった




LCRイコライザーの後段ラインアンプWE120Aをパスして



直接WE91Bに信号を入れているため



音はかなりサッパリしている






このサッパリした音に彩り?力?をもう少し付けたい



ラインアンプWE120Aをパスして音は良いのだが



いかんせん低域の力不足





高域のピュアな繊細さは本当に素晴らしい


ボーカルなどはほんとに惚れぼれする



私はもともとあまりワイドレンジは求めていない


中域のエネルギーとスピードの速さこれを求めてきた





それでもやはりある程度の低音は必要



今まではWE120Aが、その力強さから充分な低域が引き出されていたが



音の純度とスピードを求めた今回のセッティングでは




ラインアンプのパーツ交換でその不足な低域を補うしかない



今までもパーツの変更でそれをある程度補う事が出来た




今回もすでに3回のコンデンサー交換で



音の傾向をつかんできた

特性のスチコンの音はかなりいい


少し音が膨らむ?拡がるのかな?ピントが甘くなる



でも音は良い、しかも膨らむので今回のテーマ低域の補修にはなるが



迷いどこだ

USA製のマッキンにも使われているコンデンサーは


非常にタイトで音の切れも良い


ピントがシャープなので音像がいい


これもかなり魅力的だ



そんな事をやっていてもう少しいろんなコンデンサーを


試そうと思って探していたところ




そうだイコライザー用にもう一組WEのコンデンサーを買ってあった



これを使ってみた
あれ?



ALTEC-817 Mini WingスピーカーセッティングNo3

2014年04月18日 09時07分32秒 | オーディオ

ALTEC-817Wing

両サイドの壁までの面積が無いため



かなり小さめのWingを作成したが



内側は空間があるのでもっと大きなバッフルを付ければよかったと



ちょっと後悔しているが





まあみた目のバランスは必要なのでこれで我慢しよう



部屋からWE755Aやその他のスピーカーが運び出されたので



かなりすっきりした印象になってきた



視聴位置上部のQRDでぃふぇざーっぽい拡散板が効果を出している


ディフェーザーまでが、なんちゃってQRD





おまえんちは、本物は何も無いんだろう!




と、言われそうだが



いやこれはQRDをまねしてコピーを作ったわけではない



たまたま発想が同じであったために凄く似てきてしまったのだ



寸法を測ってそれを縮尺して作ったわけではない!

ただよく似てるだけ・・・・



だが、本物ほどではないがこの効果はある



我が家のようなツーバイフォー住宅は基本は四角い部屋




四角い部屋でおこる現象は定在波とフラッタ―エコー



定在波に関しては四角い部屋の宿命でどうにもならない面があるが




これは視聴位置をこの部屋の波に合わせて変えるくらいしか対応策はない



良くわかるのは低音だ、部屋の低音が出る位置を選ぶか


それともその位置は避けるかで、セッティングも違ってくる



我が家では定在波での低音が出ずらい位置を視聴位置として選んでいる



この定在波はなかなか厄介で、


せっかく歯切のいい音のスピーカーを使っても定在波ピークの場所で聴いたら


ボワんボワんになる場合もある


逆に量感の無いスピーカーでも、うまく使えばかなりの量感が出せる


使うスピーカーの機種によってもピーク・ディップの位置がかなり変わってくる




以前、エレクトボイスの30Wなる超大型スーパーウーハーを使っていた事がある


よくあんなもの使ったものだと自分でも感心するが




期待いっぱいで部屋に入れ、音出ししたが



不思議な事にまったく低音が出ない



空気が動いてるのはわかるのだが、音にならない



アンプを変えたり30Wの置き方を変えたり


いろいろ試したが、やっぱりだめ、

なんだたいしたことはないウーハーなんだと結論が出され

しかたなくその日は解散となり



部屋に運び入れて頂いた友達を送るために家の外に出て


運び入れた窓が空いていて、部屋の前を通った時に、素晴らしい低音が出ていた



えっ?部屋の外ならこんなにいい音なの?


もう一度部屋に戻って聴いてみるとやっぱり音になっていない




部屋の外ではいい音


この時、部屋の定在波の問題を改めて知らされ


この部屋でのEV-30Wの使用を諦めた


最も短命なスピーカーではあった





そんな我が部屋の持つ固有の特性中でも、

一番ピーク・ディップの影響のなさそうなところを視聴位置にしている




もうひとつの問題フラッタ―エコー


この部屋はもともとシアター専用ルームであり


オーディオを真剣にやろうと思って作られた部屋ではないため、


防音以外はあまり手の込んだことはしていない



上下のフラッターエコー防止に天井は最初からオトテンを貼り対策済み


だが、丸い穴のあいたオトテンは問題がある

当然床は平らなのだからもう片面の天井で完全に防ぐべきだが

この丸い大きな穴のあいたオトテンは天井材でありながら

フラッターエコーをを超す

凸凹の天井材の部分はフラッターを起こさないが

この穴のあいたオトテンの部分はフラッタ―エコー現象が起きる

未だに売られているようだがこれは問題があると思う・・・




まあ一部を除き上下は対策したが


前後と左右は盛大にフラッターが出る状態だったので



左右はコルク板を湾曲させて張り付け前後もこのなんチャッテQRDと


木製のすだれで対処している

またまた前置きが長かったのだが


この、なんちゃってQRDが最近いい仕事をしている


今まではここにWE755A様がいらっしゃったのでその効果が


発揮できなかったが


755A様がご退室して頂いたことではっきり音に良さが表れてきた


最初はALTEC817Wingの効果かと思っていたのだがそれだけでは無かった


なんちゃってQRDの効果がかなりあった


試しにJBL-L220の上に板を置いて見たところ音像がかなりばらつく


定位しない、そんな現象となった


複数のスピーカを混在させた弊害がここにもあったようだ



やはり余分な振動を抑えるにもJBL-L220を部屋から出したいが・・・・



取り敢えずウーハー部分を板で仕切っておこう


ん?真中の良い音してるA5はどうしよう



良い音がしてると言ってもそう見えるだけで


アンプにはつながっていない、805ホーンも実は飾り


ドライバーは先日売却してしまったのでついていない


タンガー電源の入れものとしてしか機能していない


ウハ―を外したら音が良くなるかなー


でもみっともないしなー



こんなスピーカーのセッティングで音がよくなるのもまた楽しい。


LCRイコライザー物語Part7コンデンサー交換2

2014年04月15日 08時30分48秒 | オーディオ

何やら訳がわからないタイトルになってきたが


もっと訳が分からないコンデンサーが出てきた



T氏の老後の楽しみのアンプ製作用に保管されていた



謎のコンデンサー

スチコンのように思われるのだが


真相は定がではない、外側は透明なフィルムで中はアルミ箔のようだ


見た目は透明感があっていい音がしそうだ

これをLCRの前段のアンプに取り付けてみた


当初ローコストで作成して、徐々に良質な部品を交換していこうとの作戦


喜び倍増計画である、まあそうなればいいとの希望だが



取り敢えず最初の○○コンのコンデンサーから、USA製のコンデンサーに交換して



そのタイトな空気感に喜んでいるところなのだが

T氏秘蔵のコンデンサーが出てきたので交換してみる事になったのだ




ぱっと聴きは柔らかい繊細な音


角が無くなるので膨らんだ印象がある



曲によっては広がりのある綺麗な音



しかしボーカルなどは口が大きくなりすぎる




空中に声が浮き立つ感じが出ない



また元に戻してみる

音のピントはUSA製のほうが良い



これはこまった


T氏が、「好みが合えば良いコンデンサーだよ」と


言った意味がわかります



これは好みが分かれるとおもいます。



散々付け替えて、ハイブリッドでも試してみて



結局はUSA製を選んだ




ただ困ったものでUSA製に決めて聞いているのだが



あの音質が頭に残っている



もう一度変えてみようかな~・・・・






ALTEC 817 Wing

2014年04月14日 09時14分24秒 | オーディオ

昔、ALTECのMODEL9861のオプションでWingなるものが発売された


エレクトリが冗談で作ったオプションかと思ったが



以外に効果があり、安価ながら優れものであると当時思ったことがあった




Wingとはバッフルの事でありALTECではA4やA5、A7などでは一般的に使われていた


広い劇場ではその効果は大であろうが、家庭用ではあまり効果が無いと思っていたのだが



このMODEL9861Wingで充分家庭でもバッフル効果は得られる、いつかはやってみたいと思っていたが


我が家の現状ではスピーカーが並んでいて、スペースが無くとてもWingが付けられる状況では無かった




並んでいるJBLもALTECもWEもすべてうまく鳴らそうとしていたが、その中途半端なセッティングが


音の個性を無くし、旨く鳴らない原因と考え


暫くJBL-L220の鳴らしこみを諦め、WE755Aにご退室頂き


ALTEC871を重視して、数日前に再度スピーカーのセッティングを行った

このセッティング変更でよこの壁にくっついていた817が中央に寄ったので


左右に隙間が出来た



今まではWingは付けたくても付けられないのが現状であったが



このセッティングの変更で小さいのなら作成できると思い、やってみた


A5などのフロントホーンの延長に設置したが


ホーンの先にはバスレフのダクトがある

空気の出てくるダクト越しに設置しても意味がないかもしれない


817を立て、A4のようの左右にバッフルを使うには床からももっとあげなければならない

それも大変なので、現状のままバスレフダクト越しにバッフルをつけてみた



たとえダクト越しのミニバッフルでもやはりバッフルは効果がある



横の壁との間隔が狭いので、目いっぱいの9インチ、22.5センチのMINI-Wingだが作って良かった



低音は量感が増す


何よりもドライバーとのつながりがよく聞こえるのか


音のバランスが良い



スピーカーの存在が薄れるようになる



スピーカーの存在が無くなるのはある意味理想的な現象だ




現代スピーカを聴くと、その傾向が顕著に表れていると思う

バッフル面を少なくして、または無くして

スピーカーの存在を消す現代スピーカーと



その逆、バッフル面を増やしてその存在を薄めるこの手法



音質は違えど、どちらも言えるのは「歌うスピーカー」

音を出すのではなく、歌う

目指しているのはそんなとこであろう






ALTEC-817が歌う、ほんとによく歌う


わずか1っ月間で次元が変わった




WEのイコライザー用コンデンサーと抵抗で作られた、究極のWE-LCR型フォノイコラーザ―

+

パーマロイ出力トランス搭載の、LCRイコライザー専用ラインアンプ

+

ALTEC-288Cを励磁型に改良し磁束も強化した288Field Coil

+

WEタンガーバルヴ整流電源の採用

+

ALTEC817MINI-Wing

-

LCRイコライザー専用アンプの製作で、WE120Aラインアンプの省略





これらの改良で音質も大幅に改良されたが、



何と言っても私が理想にしていたスピーカーの存在が無くなりつつある




ほんとうは「無くなった」と言いたいが

もう少し・・・・





音量はあげても、上げても、さらに上げても、心地良い


力強い音で、透明感、空気感がうまく表現されている





だが、これはどうかと思うが


良いレコードと、ダメなレコードの差がはっきり出るようになってきた



良いレコードは本当に楽しい、そこに演奏者がいる、歌手がいると思えるほどリアル


な状態なのだが



駄物のレコードはつまらんくて聞いていられない


良い現象なのか、悪い現象なのか分からないが




やっぱり良いレコードは、ほんと良いです!





LCRイコライザーPart6 コンデンサー改良

2014年04月12日 10時05分32秒 | オーディオ

なんだか墓石のようなLCRイコラーザーユニット

真中に墓石があって両端には名前を刻む石、手前には線香立てに花生け



うーん立派な墓石に見える


思わず手を合わせて拝んじゃう・・・




まあいいデザインは気に入っている




ラインアンプWE120Aをパスすることで飛躍的な音質の改善となった


LCRイコライザーアンプだが、


肝心の、前段ラインアンプは、わずか二日間で取り敢えず作成された



チョー、ローコストWEラインアンプである



パーマロイのトランスは良いとしてもその他は割と安価な部品で作ってある



今回はTオーディオの部品庫から「老後の楽しみとして」出し惜しみしている


部品を調達してきた、と言っても盗んできたわけではない


借りてきたのだ

USA製のコンデンサー4個


ちゃんとあるんじゃない良い部品が


でもあのアンプの値段じゃ使えるわけ無いよね、すみませんボンビーで


マッキンのレプリカアンプなどでも使われているコンデンサーだそうだ

取り敢えずこの部品を変えてみた




やっぱりニチ○○のコンデンサーはダメだ


たった二つの部品を変えただけでこんなにも音が違うものなのか



シンプルな回路だから余計にその素材の音の違いが分かる




信号は、SPU-A→6600トランス→コンデンサーを交換したWE?ラインアンプ→WE-LCRイコライザー→WE91B

WEラインアンプの18A電源の真空管はもちろんWE274B



回路としてはかなりシンプルだ



そのシンプルさ、素材の良さは音に反映している



何かを「除きました」的なシンプルさではない



かなりのレベルバランスで、いやとんでもないレベルで鳴っている





音の鮮度、リアルさは尋常ではない



スピーカの存在が無い



そこで歌ってる


そこで演奏してる



これは、ALTEC-288FieldCoil の導入、そしてタンガー電源により



抜群の反応の良さと音の透明感、これがLCRイコライザーとベストマッチしたのだろう



我が、WE製品をほとんど使っていない、

なんちゃってWEサウンド史上で最高のサウンドを奏でている


ずっと目指してきた「歪無き大音量で」


たぶん音量はかなり出てるんだろうけど全く大音量と感じられない


素晴らしい




だが、ローコストラインアンプはまだまだ改善の余地がある


Tオーディオの部品庫を物色して、T氏の老後の楽しみに取ってある


バーツを「借りて」こようっと


LCRフォノイコライザーPart5 WE91へ直入力

2014年04月11日 08時40分07秒 | オーディオ

LCRイコライザーの前段アンプのDC点火をAC点火に戻そうと思ったが


その前にもう少し試してからにしようと思い留まった


LCRイコライザーは


前段アンプで増幅してLCRイコライジング回路を通って


また増幅アンプを通るアンプ

そのあとパワーアンプを通るので


3つのアンプを通る事になるのだが


前段のアンプが、かなりのハイゲインアンプで、しかも出力トランスを搭載して頂いたので

間に合わせでは無く、なかなかのアンプとなった



良く考えるとLCRイコライジング後のアンプは


音量調整が出来ればパワーアンプでも構わないのではないか?


幸い我が、なんちゃってWE91Bは、入力を618Bで受けた後にA&Bのボリュームを通っている


必要悪と思っていたが、これは便利


このボリュウムで音量調整を行えば何とかなるんじゃないのかな




思った事は即実行、



てなわけでとりあえずアンバランス伝送で


LCRユニットからWE91Bへ直に入れてみたところ
すばらしい良い音ではないか


ゲインは十分にある、ノイズもまったくない



91Bのボリュームレベルは、120Aラインアンプで受けていたのと


全く同じレベルで聴く事が出来る




サッパリした良い音だ



そうサッパリしている



音の見通しはいい、



だが、あのえげつない迫力の低音はなりを潜めてしまった


これはこれで良い音だ、ラインアンプWE120Aレプリカを通っていない分


音の純度は上がった



音的にはもちろん良くなった


だが音楽的にはどうなのか?、ちょっと物足りない面がある




音が出ることが分かったので、LCRユニットとWE91Bを



バランスでつないでみると


やはり全然違う


なぜだろう、アンバランスで取り敢えずつないでみた時は


音もつぎはぎ感がある


一部アンプを省きました的な音


分からないだろうな~



以前CDをラインアンプを通さないで、P&Gフェーダーとかの


アッテネーターでつなぐのが流行った事があったが




私は全然いい音だとは思わなかった


音の純度は高くても


何かを省きました感があり、貧素な音に聞こえてしまい


ラインアンプを使ったほうが私は艶とか張りとか音楽的には好きだった





今回もアンバランスで入力したときは


この何かを省きました、的な音であったが


バランス伝送では



一つの完成されたシステムの音に変わった


こんなにも雰囲気が違うものなのかバランス伝送は


改めて感心した


音の粒立ちがいい濁りが無い、だから大音量でも


音潰れが無い、歪みが少ないと言えばいいのかな



とにかくバランス伝送でLCRユニットから直に91Bに入力した音は


かなりいい



ラインアンプ重視派の私でもこの音は納得



これも、我がなんちゃってウエスタンのラインアップの一つとして楽しもう




時に、このローコストラインアンプ

金額を言ったら


嘘だー!と言われそうな価格で制作頂いた


ALTEC-288fieldCoilユニットの作成、タンガー電源の作成で


私の財政は破綻寸前の状態



寄って今回のラインアンプは超ローコストにて作成頂いた


神様のような方であるT氏は


私だったら、


「バカヤロー、そんな金額でアンプが出来るわけないだろ!味噌汁で面洗ってから出直してこい」


と自分なら言ってしまう金額だが


神様のT氏そんなことは言わないで作って頂いた


しかも出力トランスは高級品パーマロイコアで巻いて頂いた


いつもながらほんとうにありがとうございます。


こんな素晴らしいWEラインアンプを作成して頂きまして




また声が聞こえてきた

・・・・・・ちょっとまて、ふざけるな今度こそどこがWEラインアンプなんだ




お答えしよう

まず真空管の6SN7はオリジナルのWE141に付いていたもの

これだけWE141から移植


それから、電源はオリジナルのWE18A電源


ラインアンプ120Aを使わないときは真空管を差し替えてWE274Bがさせる


これだけそろえば立派なWEラインアンプと言っていいでしょう


なんちゃってWE規格では問題ないのですが


何か問題あります?




まあそんなところだ


しかし一応落ち着いたがまだAC天下の音が


頭の中に残っている、一度はACに戻して聞いてみないと気が治まらない・・・
















LCRフォノイコライザーPart4 ラインアンプDC点火

2014年04月10日 08時18分55秒 | オーディオ

LCRフォノイコライザーのゲイン不足と発信音を改善するために


再びT氏の元へ持ち込み手を入れて頂いた



LCRユニットは問題なくその前段アンプの改良



ゲインについては抵抗値を変えて少しだけあげてみた



只でさえハイゲインなこのラインアンプの、さらにゲインを上げるのはかなりきついようであった



発信音のノイズについてはやはり効果的なのは



DC点火、直流で12AY7と6SN7の点火が一番効果的であろうと思われるので



その改善をお行った






再び設置して音出し



素晴らしい


ノイズが全くない



ボリュウムを上げてもあげても「ブー」のノイズが出ない



気分良く音楽を聴き始めた


ゲインは申し分ない


ほんとに気持ち良く音が抜けている



気持ちよく聞いていたのだが


何曲か聞いていると、次第に不満が出てきた



LCRフォノイコライザー独特の力強さは増したように感じるが





あの独特の空気感と言うかしなやかさ奥行き感が出ない



だから音楽を聴いた満足度が違う



ガツン、ズドン、ドシャーン等の迫力のある音は良いのだが



女性のボーカルや弦楽器などはかなり変わってしまった



これはまいった




交流点火と直流点火ではこんなにも音が違うのか



良く言えば張りが出てパリンとして迫力は増すと思う


ただ全体的に音が締ったと言うより硬くなってしまい


LIVE盤の空気感、ホール感が感じられた気がしたが


今は全くない、空気の壁がある





「ぶー」の発信音を自分の耳でフィルターをかけるか


この音の硬さを我慢するか


迷いどこだが




やはり、交流に戻そう・・・・









究極のフォノイコライザーLCR型 Part3

2014年04月08日 08時37分22秒 | オーディオ

フロントはWEのイコライザー用のコンデンサー

リアは同じくWEの抵抗、コンデンサーと抵抗の間のコイルは


T氏が拘りぬいた素材パーマロイのコアを使った手巻きのコイル



NF型のように何度も音が通らずに


一度しか音が通らないLCR型、シンプルな回路でもありそれだけに


その素材の厳選が重要なポイントとなる


そう言った意味でも、完ぺきなLCR型フォノイコライザーユニットだ

完成した前段ラインアンプにつながれたLCR型フォノイコライザーユニット


専用に作られた前段ラインアンプは、前作で失敗の原因のゲイン不足を補うために


かなりのハイゲインアンプとなっている


LCRユニットを、スルッと押し出すために出力にトランスを装着している



このトランスもT氏の拘りのコアを使って巻かれた特別製




前回のWE141を使って取り敢えずではなく、


T氏拘りの専用アンプ、これはかなり期待できるぞ



さあいよいよ視聴、どんな音だろう






すばらし!



まず音の鮮度が違う、サラっとした空気感で透明度が高い


だから遠くまで見渡せるような空気感


ライブ盤のレコードをかけると、その空気感の違いがよくわかる


これは気持ちいい



トランスが都合2個追加された為か、やや低域よりに音が下がった


低域のトランジェントはかなり良いのだが高域が不足気味


只でさえ高い高域のアッテネーターのレベルを、さらに上げほぼ全開状態


だが全然うるさくない




滲み曇りが全くないせいか、高域のギラツキがない



音も塗りつぶされた感は無いので、一つ一つの音に粒立ちの良い力があり


クッキリ聞こえる



弦楽器も、交響曲も人の声も官能的だ




ただ、気になるのは



「ブー」



発信音これが気になる



贅沢言って申し訳ないがゲインももう少しほしい



音質はこのままで



T氏にお願いしたところ、さらなる改良を引き受けて頂いた



ゲインをもう少しあげて頂くのと、発信音の対策



申し訳ないが再度調整をお願い致します・・・・・


究極のフォノイコライザーLCR型 Part2 さらばWE141

2014年04月07日 08時32分53秒 | オーディオ

WEのイコライザー用のコンデンサーと抵抗を使った究極のフォノイコライザー


WE-LCR型フォノイコライザーユニット


ようはラインアンプを2台使って、その2台のアンプの間にLCRユニットを入れれば出来ることが分かり



手持ちのWEー141(618Bを抜き取ったオリジナル)を前段アンプにして



LCR型ユニットを先日作成して頂いた

その音質は申し分ないのだがいかんせんゲイン不足


上質な音はバカでかい大音量で聴かなくても


静かに上品に聞けば良いと思うのだが、そうはいかない




音が歪みなく綺麗な音質になれば、なおさら音量を上げたくなるのが



オーディオマニアの性だろう



WE141で音量を上げるとかなりきつい、しかも美味しい所で音がつぶれる




静かな音量でおしとやかに上品に鳴らす事などできない私は、やがて良い音と、楽しい音の



狭間で迷いが生じて・・・・結局MLAS-JC2に戻ってしまった





だが、先日助け船がやってきた、




T氏が近くまで用事があるとのことで、我が家に寄って頂いたのだ



音の現状をご確認いただき、

T氏は:分かった前段アンプを作り直しましょうとのご提案を頂き


ありがとうございます。



T氏の店舗ではあれほど鳴っていたのに、我が家に来るとこの始末

実際に聞いて頂くしかご理解いただけないものと思っていました



LCRユニット自他の音は素晴らしく良い


問題は前段アンプのゲイン不足と、原因不明の音潰れ、パワーアンプのクリップにも感じるが



真空管アンプにもクリップするなんて事があるんだろうか?あまり聞いたことがない



そもそも、WE91Bの8ワットのパワーアンプでの大音量再生に問題はあるとは思うが


ここは譲れない





手段はいくつかある



まず、WE141のオリジナルの回路では押し出しが弱く、これを改良するためには



トランス出力が効果的、WE141に出力トランスを入れる事を考えたが




手持ちにWEのインプットトランスは沢山あるが出力トランスは無い



結局オリジナルWE141を諦め、


WE141を部品取りにして、使える部品を使って頂き、T氏に前段アンプを作成して頂いた


元々我がWE141は618Bの部品取りの残骸アンプ




さらにもう一度部品取りになっても仕方がないと諦めよう・・・・




12AY7と6SN7を使って出力トランスを搭載した前段ラインアンプが完成した

右が前段ラインアンプユニット、中央はLCRユニット、左はWE18A電源


この三台のユニットで、LCR型フォノイコライザーアンプである


この後WE120Aレプリカアンプを通って、WE91Bレプリカに流れる



オリジナルのWE141が音が出無くなってしまったのは残念だが、これも運命と諦め

残骸アンプ置き場へお引き取り頂いた、長い間ありがとう



私にウエスタンサウンドを教えてくれた、我がウエスタンサウンドの原点、WE141さようなら

WE755Aご退室

2014年04月04日 09時29分23秒 | オーディオ

タンガー電源が出来あがったことで


レイアウトをちょっと変更してみた




良くわからないかもしれないが、音は大きく変わった



昔から思っていた事だが、良くも悪くも複数のスピーカーを使っている人は



音の個性が薄くなってしまう、全く違うタイプのスピーカーを鳴らしているのに


同じような音になってしまう


複数のスピーカーを所有している方が、全てのスピーカーを旨く鳴らせている事も少ない


別部屋とかなら良い音がするお宅あるが


スピーカーを横に同列に並べたりすると、音は比較的に同じ音になってしまう



対面でも似たような傾向はある


やはり音は空気の振動である、

その部屋に置いてあるものが同じだと


鳴らすアンプやスピーカーが違っても、音の傾向は比較的同じ傾向になる事が多い



一つのスピーカーを真剣に鳴らす!



これが理想、だが、



なかなか一つのスピーカーでは全てが賄いきれないので



結局複数のスピーカーが混在する事になるのがほとんどであろう




この部屋には実は沢山のスピーカーが置いてある



ALTEC817、A5、JBL-L220、WE755A、

リアにはJBL-L150、ヤマハのスパーウハーが2本

そして隠れて普通には見えないが、L220の後ろにマーチンローガンCLS


こんなにあったら良い音がするわけがない



誰にこの部屋からお引き取り願おうか考え



なんとWE755A様にお引き取り願った



ついでにマーチンローガンCLSも



WE755Aにご退室願った理由はまたあとで書こう・・・・


正直JBL-L220を出したかったが、廊下が狭くなって歩けなくなるのでここに置いておく事にした


WE755Aが無いだけで見たくれが非常にすっきりした、



JBL L220は音は諦めて置いてあるだけなので置き方を少し変えてみた



ALTEC817の間隔を狭めてみた、狭めたので箱の向きを変える事が出来た


今までは817と311-90の向きが違っていたが同じに出来た


音を出してみると



効果はてきめんであった



かなりすっきりした、音になってきた



また、細かいセッティングを楽しもう





 


強烈な閃光で目が眩み音楽どころではない

2014年04月03日 08時22分30秒 | オーディオ

真空管の灯りは、


微かな灯、とか淡い光、明るくても煌々と輝くのが真空管


色は、青白い光や、オレンジ色の灯りや、その真空管の灯りを眺めていると


心が和むとか、ほっとするとか、癒されるとか、とても美しい灯かり、

とか聞きますが



こいつは、とんでもなく眩しい。


眩しくてこの光を眺め続ける事は出来ないが、この光を見て言葉にすれば、




爆発、ギラつく、いらつく、攻撃的な灯かり

平常心を失う閃光とでも言えばいいんだろうか、



穏やかに音楽を聴く気分にはとてもなれない、そんな



強烈な閃光を放つ 4B28TUNGER VACUUM TUBE




比べてはいけないが、同じ球を使っているオリジナルの Western Electric TA-7471


は、ちゃんと蓋がしてあって、左右に若干光が漏れるものの



正面でこんなにいらつく光りを発したりはしない





この閃光は目に大変良くない、



音楽を聴く前にどこかにしまうか、カバーをかけなければ使えない



この光はとても音楽を聴ける雰囲気ではない




何かで覆いを作ろうか、段ボール箱で蓋をしようかと思ったが





ん?



ここ空いてる

センターに置いてあるA5のダクトの中


グラスウールが敷いてあるので板を入れて



中にしまう


入れ物としてはなかなかの物だが



まだまぶしい



バスレフの調整板があるのでそれを付けると

お~完ぺき


まぶしくない



ちゃんと手も入るから「キーを回せる」





でも木の箱で大丈夫かな?


オリジナルは金属ケースだよな


燃えないかなー?



火事がちょっと心配だが

まあこれでなんとか使える

さあ電圧による音の違いはどうなのか楽しみだ