オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

またWEが高嶺の花になる書物が出たが、288FCなら・・・

2014年03月31日 11時18分00秒 | オーディオ

先日のブログでコンプレッションドライバーの神様


神器WE594Aの事を書いたが、


タイミング良く、もっと詳しく書かれた記事が書かれている

このWE教の経本でも、やはりWE594AとWE555は特別なドライバーのようだ



コンプレッションドライバーに惚れこんで使い続けたきたオーディオマニアが


遅かれ早かれ、辿り着くのがこのユニットであろう



私がこのユニットを知った頃は、それは遥か遠い存在で、


ドライバーの原器


ここからスタートしたものとしての位置付のドライバーだった



だが、その後見聴きするうちに過去の原器としての存在から


到達点にかわってきた




WEは本当にすごいと思う


スタートした時点で、すでに頂点に達していたのだ、


これは本当にすごい事だ、他にこのような製品があるのだろうかと思う



電話だって、パソコンだって、車だって、飛行機だって、


世に出た最初のものが一段良い、なんて聞いたことが無い



ほとんどのものが改良され進化の道を辿り淘汰されて世に残ってゆく


私が拘るMLASやクレルなどのメーカーの処女作とは全く意味が違う



コンプレッションドライバーも

ホーンも

真空管やコンデンサー

アンプさえも


WEをこえるものはあるのだろうか?



当然あるのだろうが、残念ながら私は聞いたことが無い



WEが原点ではなく、実は頂点だった、

そんな事に気が付き始めて




MLAS、やCRELL、CELLO、のアンプを手放して



B&Wやアポジー、マーチンローガンのスピーカを手放し


なんちゃって、うえすたんさうんどを始めたわけだが


WEサウンドを極めようなどと大それた考えではない


ウエスタンのサウンドを少しでも味わえて、

その残り香を楽しめればいい、程度の想いで始めて



神器に辿り着こうとは思ってもみなかった


WEのドライバーは神器、手の届かないものである(金額が)

今でもその考えは変わらないが



最近この神様のドライバーが、なぜか身近に感じる


最近このWE教の書物を読んでも、なんとなく言ってるる事が理解できる

なるほどこの声がああ聞こえるんだな~、とか


神器WEの音が、ALTEC-288 Field Coilでも理解できる気がする



WEと同じ音がするなどとは、口が裂けても言えないが


・・・・似てきたような気がする





バカヤロー!

WEと同じ音がするわけないだろ!、ALTEC-288改 Field Coilなんかの音で


とのお叱りは重々承知



だから似てきたんですって




そりゃ、軽四輪自動車も、フェラーリも、タイヤが四つあってエンジンで走るんだから



似てると言えば似ている

いや、

それよりもうちょっと上のレベルで、

同じ励磁型

それだけでは無いと思う


WEに近いレベルにまで、似てきたと思うんですが ・・



WE594AとALTEC288Cでは

振動板の大きさも違う

エッジの形状も硬さも違う

ヨーク・イコライザーの形状も違う

そして
何と言っても値段が全く違う

・・・・

だがWEサウンドの特徴の、音の速さ、音像のリアルさ、

明朗な押し出しなど、出てくる音はWEサウンドにとてもよく似ている



この教本でもWE594Aの聴き比べで、

ALTEC594-8Cとか聞いた事の無い、

プロトタイプのコンプレッションドライバーを紹介してますが



WE594Aから見れば様々な面で見劣りするが、


ALTEC288だと思えばかなりのレベルだ



と、書かれている




そうなんです

神々の神器WEから見下ろせば似て非なるものでしょうが


地上の庶民器ALTECから見れば、

神々の神器WEにかなり近いレベルに達しているように思える



そう言い切れる

我がALTEC-288Field Coilの音のレベルである



本当にいい音です!


最高のドライバーALTEC-288FieldCoil 艶やか、滑らか、リアル

2014年03月30日 06時24分46秒 | オーディオ

フィールドコイルとマグネットコイルの視聴上の一番の違いは


タイトルの滑らかさと艶やかさがあるために、よりリアルに聞こえる


これに慣れてくると、今までのマグネットは音がざらついていたようにおもえる



悪く言えば歪んでいる?、いや歪んではいなかったが、滑らかさが全く違う



あれほど良く鳴っていたALTEC288Cが、今となってはザラついた、歪みにも感じる


なぜなんだろう、励磁とはそんなにすごい方式だったのだろうか



それがなぜ消滅してしまったのか分からないが



聴いていて感じるは、

マグネットだとそのボイスコイルの動きにムラを感じる


滑らかにボイスコイルが動いていないように感じる


どこかぎこちなくムラがあるのだと思う、だから音に滑らかさが無い


伸びやかさが無い、



このフィールドコイルにして様々なソフトを聴いたりBDで観たりしているが


人の声の特に女性の声で、歪みではないがきつく感じていた声


尖って聞こえた声と言えばいいんだろうか


その部分が、実に堪能的に聞こえるようになった


本当にきれいに、聞こえる


一番音のおいしい部分を、今までは濁していた


旨く再生できていなかった、



滑らかで、艶やかな女性の声はほんとにすごい



そこでその人が立って歌っているようだ




今までの288Cでの試行錯誤の努力が全く無意味に感じてきた

でも、オーディオ再開して本当に良かった

オーディオマニアの到達点なのかもしれません、



フィールドコイル型は



音の世界が一変してしまった







最強のALTEC-288FC、ドライバーの神様WE594A

2014年03月27日 08時34分21秒 | オーディオ

あまりにも綺麗になった288Cのスロート


磨いたのかな?と聞いてみたところ



T氏:ちがうよ、新品に交換したんだよ、純鉄の削り出しのポールピースに

へー、そこまでやるんだ


交換したのは磁気回路だけではないんだ、

磁気回路だけ替えても透磁率の良い、ポールピーに変えなければ意味がないでものね



流石T氏の拘りは半端じゃないですね






私:社長はALTEC288Cが好きなの?



T氏:違うよWE594が好きなのにきまってるじゃない、車の番号だって594なんだよ!



私:なっ、なるほどね



T氏:WE594を皆にも使ってもらいたいけど、

買えないでしょ!

だろうから288Cを改良してるあげてるんだよ





買えないでしょ!、と決めつけられると腹が立つが、

レクサスISと同価格!やっぱり買えないか~




でも10年も使えば如何にISでも古くボロく安くなるだろうが、

WE-594Aはさらに輝きを増すかもしれない、


う~んでもやっぱり無理!買えない!



私:他のドライバーじゃダメなの?


T氏:WE594Aに、ある意味一番近いのがALTEC-288Cなんだよ




なるほど我々の目差すオーディオは考えてみれば簡単だ、目標となるものがある、


神様がそこにいる、神器WE594Aだ



その神様594Aの構造に、本来一番似てるのが、


やはりJBL375だとおもうんだが?・・・




話は少しずれるが
コンプレッションドライバーで大切なのは何か


磁気回路

振動板

コイル

イコライザー

バックカバー容積?

ボディー剛性

JBL375だと振動盤の直径は4インチ10センチが、

スロートの部分で半分の2インチ5センチまで、イコライザーで圧縮して

コンプレッションが架かる




振動した空気が一旦半分に圧縮され、

それがホーンを使って勢いよく飛び出す




う~ん、まるでゴルフの俺のドライバーショットのようだ・・・

ゴルフではこの圧縮を、ため、と呼ぶ

この、ため、があればボールは飛ぶ、

なのにみんな、早く強く振ろうとして力を入れてしまい、結果は飛ばない

飛ばす人はインパクトの直前まで体の近くでクラブを立てていて、

ため、が出来るから大きなフォローが出来て飛距離が伸びる



関係無い話かな?すみません





コーン型でもコンプレッション型でも、名器は巧く空気を制御していると思う


駄物は触ると突き指しそうなほどコーン紙が揺れているのに、

その振動板の揺れが音にならない音が飛ばない




ため、が無いスピーカー?


名器は無駄な動きが無く、最小の動きで確実に空気を制御して飛ばす事が出来る



動いているのが見てわからないのに、確実に空気を飛ばす




コンプレッションドライバーでこの圧縮を行う大切なイコライザーユニット

振動板で揺らせれた空気を均一に、歪み無く圧縮する大切な部分



振動空気圧縮イコライザーと呼べばいいのかな?



この出来についてT氏:に教えて頂いた




まず神様に一番近いJBL375について聞いてみると


この圧縮イコライザーも振動板もWE594Aに一番近い形状なのだが、


残念がら素材がプラスチックなのだそうだ

なるほど形や大きさはとても良く似てるけど艶も無く、

一見金属にも見えるが、爪でコンコンと叩いてみるとおもちゃみたいなプラスチックの音



そう言えば以前JBL375をホーンを付けない状態で、そのまま聞いてみた時に

以外に、柔らかい音の印象があった、キンかんの音はホーンが出しているんだ


375は自体はやさしい音色なんだなーと思った時があった



あの聴き易さは、このプラスチックの音だったのかもしれない、

でも魅力的な良い音だとはあまり思わなかったのは

このざらついたプラスチックの圧縮イコライザーのせいだったのかもしれない




ただJBLではフェライトマグネットになった2445Jは、

アルミだと思うが金属のイコライザーになっている

フェライトで弱った磁力を補う為なのかな?



JBLは現在も頑張ってコンプレッションドライバーを作っている唯一の大手メーカーだそうで

頑張ってほしいものであるJBL



まあそんな事情で次に神器とよく似ている、ALTEC288Cを改良する事となったようです

神器とよく似ているイコライザーの構造で、しかも同じ金属製


神器は真鍮製で表面がとても滑らかだ、ALTEC-288Cも同じく真鍮で少し小さいが、形状は確かによく似ている



マグネットの容積の大きい288GやHならもっと強力な磁束回路になるような気がするのだがダメなのか聞いてみたところ
28816Gのイコライザー


288Gのものになると作りがとても雑になっているとのこと、確かに観てみると作りが粗い


この造りの荒さは音に現れる、色々な面でこの荒さが出ているのだと思う



288Hは


あっあれ?

これはちょっと論外であった、

見なかった事にしてすぐ蓋しちゃおっと



なるほど神器WE594Aが買えない私たちのために、


一番近いであろうものを、技術と努力と情熱で一番近い状態に仕上げて頂いたんですね、

その努力は明らかに音に現れています。




WEと聴き比べてみても同じとは言えませんが、けっして引けを感じません



素晴らしい出来です!



ありがとうございました






最強のドライバーALTEC 288FC完成、素晴らしい!

2014年03月26日 08時43分48秒 | オーディオ

生まれ変わったALTEC288C改、フィールドコイル型が遂に完成した


すばらしい、スロートを磨いてくれたんですか?



気持ちいいほど輝いている





見た目には電源の端子が付いただけで変わりはないが



とにかく重い、かなり重くなった、
ホーンを付けてスピーカーの上に置くのは一人では大変そうだ

電源はタンガーにしたいのだが、とりあえずは通常の電源

電圧は24V


この電源は何て電源ですか?と聞くと


うーん、とりあえず電源かな



あっそうですか


私:コードは何でもいいんでしょ?


T氏:いや、これはこだわりがるんだよ、単線じゃなきゃダメだしね


これ使って、


と渡されたコード

あまり高そうには見えないが


何のこだわりがあるんだろう


うえすたんじゃないですよね、何のこだわりですか



T氏:いや、単線の中で一番安い線なんだよ、これ好きなだけ使って



あっそ、


そこかい、こだわりは、へ~



まあいい、社長のこだわりは良くわからない事がある



とにかく配線、設置


見た目は変わらない、電源は真中のA5の上に置いて



いよいよ音出し!



・・・・・・・


・・・・・・・・・・


すっ・すっ・素晴らし!

言葉にならい

ALTEC 288 Field Coil型 へ改良で磁束強化

2014年03月24日 21時24分23秒 | オーディオ


ALTEC288C用フィールドコイル完成!


重い


いよいよ改良が始まります






以前Tオーディオショップをブログで紹介させた頂いたときににも書きましたが


この店で素晴らしい音を奏でているのはフィールド型のスピーカーです

ドライバーもコーンスピーカーもほとんどがフィールド型です


その素晴らしさを認識していながらなかなか手が出せずにいました

このWE594AやWE555のように最初からフィールドコイルで設計されていたものは、それは素晴らしい音がするのは

分かっていますが、


今となってはあまりにも高額になり過ぎて、なかなか手が出せないのが現実


自分では手にすることはできないだろうと諦めていました



ALTEC288Cをフィールドコイルに改良すると、WEにかなり近いものになるよ


とT氏には言われていましたが、いまいち乗り気にはなりませんでした


我々の世代はJBL375やALTEC288には特別な憧れを持っていて


憧れの名器を改良などと恐れ多い事は、考えもつきませんでしたし




また、某オーディオショップのホームページの記事にも、
あまり意味がない改良だと書かれていたのを読んだことがあるからでした


フィールドコイルスピーカーの制作で検索できますが、



ブログでは無く、老舗販売店のホームページで無意味な改造だ、と書かれていたのが頭に残っていました

蓋にカッターの刃を押し当てて、木鎚で叩いて蓋をこじ開け、マグネットを取り出しコイルに改良しても

オリジナルのアルニコマグネットの半分程度しか磁束密度がない

価格的にも十倍以上の価格差を乗り越えて永久磁石になった物を、なぜ磁力の弱いフィールドに戻す必要があるのか

まあお好きな方や、磁力が弱っていらないドライバーがあれば遊びでやってみて下さい、コイルは当方販売店ですからお売りします


そんなホームページの記事を真に受けていたのも、
事を遅らせる原因だった。




今回のきっかけは「288Cをフィールドにすると磁力が落ちるんでしょ?」


との私の問いに


T氏:「磁束密度を上げるためにフィールドにするわけじゃないよ、でもフィールドにして磁束が落ちるなんてあり得ないよ」


私:「えっ、そうなの?蓋をこじ開けて、交換してもアルニコの半分程度の磁力しか出ないって数値の写真付きで読んだことありますよ」


T氏:「そんなことは絶対にないよ!」






またまた前置きが長かったが、そんな会話が今回のALTEC288C改良の始まりであった




私が読んだ記事と、T氏の作業は全く違っていた

288の蓋にカッターを打ち込んで、すかさずドライバーを差し込んでこじ開ける、なんて作業は無かった

この夥しい数のコンデンサーが並ぶ台の上には、
ある装置があって、このコンデンサーを使い瞬時に磁力を弱めてしまう


再着磁は聞いた事がありますが、脱磁装置だそうである、



すごい、こんな装置まで用意してあるのか、流石!



磁力を抜かれたマグネットを取り出し、コイルを入れるわけだが



私:問題の磁力が落ちてしまうのか、測れるのですか?


との問いに


ここを何処だと思ってるんだと言わんばかりに磁束の測定を始めた

どこぞのショップの測定のように端子が入らないので付け根で測りだいたいこの位・・・なんて測定をT氏はしない


ALTEC288Cのカタログデーターは、1966年発売当時のデーターで磁束密度は16,000gauss、

その後改良された288Gや288Hは磁束密度20,500gaussと強力になっているが、肝心要な部分がプラスチックになっていたりで音は・・・

まあ、磁束密度が高ければ音が良いというわけではないが、音の良さの一つの目安にはなるであろう


前記の某オーディオショップのホームページの記事のように、磁束がオリジナルの磁力の半分では困るので実際に測って頂いた


手持の4個のALTEC288Cを運び込み測定した結果

オリジナルのアルニコマグネットの状態で15,130gaussから16,480gaussまでのバラつきがあった

これは予想以上のバラつきであった、



聞けば永久磁石は落としたりして衝撃を与えると、磁力が落ちてしまうものらしい


プロ用の、この手の機器はそのような事態も無きにしも非ずであろう


しかも発売から既に50年近くの月日が経過しており、磁力が落ちるのも、やむを得ないのかもしれない


だが逆を言えば50年も経ってもカタログ以上の数値を保っているALTECは凄いとも言える



改良した288Cを実際に測ってみたが、電圧によっても磁束が違うので電圧を変え4回の測定を行ってみた


まず
26Vで18,760gauss

25Vで18,280gauss

24Vで18,120gauss

 

23Vで17,790gauss


メーターの表示はテスラー単位の表示である

磁束は明らかに上がっている


24Vで使うのが適正だそうですので18,120ガウス、オリジナルのデーターの12%の磁束の強化となった

あの販売店のホームページの「オリジナルの半分の磁束になる、」と記載された偽りの?誤りの?記事をうのみにした自分が馬鹿だった


今回の測定で音の良さを数値も表わしていると思う、


まあ販売店ですから、商品になる物を良く書かなければ商売にならないとか、


いろいろな事情があるでしょうから、ショップのホームページではあのような事を記載したのだろうが・・・・




結論、ALTEC288Cをフィールドに改良しても磁束密度は落ちません、

磁束が磁力の半分になるとは、私が計測して頂いた限りではあり得ませんでした



まあ、粗悪な改造を行う店ではもしかしたら、


本当に磁束密度が半分になるのかもしれませんね


磁束が半分程度の改悪だったら、絶対にやめたほうがいいと私も思います




先日お借りしたフィールド288Cの音の良さは、

単に磁束が上がったからとかそんなレベルの音の違いではありませんでしたし


あの異次元の素晴らしい音が


オリジナルの半分の磁束で出るとは思えませんでしたのですっきりしました

これで不安も解消されました






さあ完成まであと僅か



待ち遠しい




やばい!禁断のフィールド型ドライバー

2014年03月21日 16時25分19秒 | オーディオ

ALTECのホーンにつながっているコードは、
アンプにつながっているのではありません


電源です


そうです、つながっているのはフィールド型コンプレッションドライバーです


宝くじが当たって夢のWE594Aを買ったわけではありません



何とALTEC288Cのフィールド型ドライバーです






朝も早よからT社長からメール「288Cのコイル巻けたよ、聴いてみて」


のメール、






ウエスタンのスピーカーを語る上で外せないのは励磁型のスピーカー


我々がオーディを始めたころはアルニコからフェライトに代わる時代で


その論争はあったがフィールド型は非現実的で対象外的な存在だったのだ



励磁型の代表作ウエスタンのWE555やWE594Aはウエスタンの中でも超高級品


我々のあこがれの製品でもあるが


現実には手が出ない


チョー高級品の555や594は買えない手が出ない、だから見向きもしない


これが正解




だが励磁型にはやはり未練がある


一度は使ってみたいと考えてはいたが、相手はちょー高級品だし、手にする事は出来ないだろうと諦めかけていた


そんな矢先のT社長のメールだった





店に行くと


いつものバイタボックスコナーホーンの上にはALTEC288C+311-60ホーンの組み合わせ



出てきた音はとても自然な広がりを持ったクリアーな音だった



ほー、良いですねー




ホーンごと持ってって、家で聴いてみる?



えっ、いいんですか、ではぜひ貸して下し、てな訳で借りてきた

311-60に装着された励磁型ドライバー


いつもの311-90より幅が少し小さいが基本的にはほとんど同じホーン


ドラーバーも同じ288C、変わったのは電源コードが付いただけ




ひょえ~



言葉にならない




なんていい音なんだ!


その歪み感の全くないクリアーな中高音は今までの我が家では聴けなかった音だ



音の傾向は全く同じだが、とにかく歪み感が全くない、



スピードが速く切れが良いのであろう、かにかくリズミカルで


何より驚いたのは


中低域のトランジェントがとんでもなく良くなっている


ウーハーはそのままの515なのに



弾む、切れる、心地よく!




こりゃまいった


とんでもない事になってきた



あれも聞いてみよう、これも聞いてみよう、あのBRも観てみよう


これはどうだ、・・・・・



気が付いたら夜中の2時、ヤバい



久々に時間を忘れてしまった・・・




どうしてくれるんだよ寝られないじゃないか






てな訳で借物ALTEC288Cフィールドがかえせなくなり、



翌朝、あの~



あれ売ってくれる?



「あれは納品が決まっているからダメです」



仕方ない先日購入した288Cを使って励磁型にして頂こう

せこいなー


555、か594買えよ


なんて声が聞こえてきそうだが、買えるはずがありません!


いいんですなんちゃってウエスタンサウンドなんですから





迷い・・・・オーディオ

2014年03月17日 08時46分00秒 | オーディオ


ハッとする音



ドキッとする音



ジーンとくる音



ふ~ん、な音





俺はどんな音楽を求めているんだろう





ギラギラした音



キラキラした音



ドロドロした音



さらさらした音



パリンとした音



うーん、どんな音を求めてるんだろう




たぶん良い音を求めているんだろうが


良い音の定義をもう一度確立する必要があるのか


感性に任せてその時その場の音でいいのか




実に難しい




今までも何度もブチ当たってきた壁だが



音の良さと



音楽の楽しさ



いつものこの壁にあたると止まってしまう



音楽の楽しさはラジカセでもPCでもいいし、そこそこ良い音はする



大型のオーディオ機材で何を求めるのか





俺のオーディオの楽しみは、大きな音で楽しむ



原音同等以上の音量で楽しむ



歪み無き良い音で





問題はその歪み無き良い音なんだが、楽しくないとき

WEパーツで作られたLCRイコライザーが良い音なんだが


いまいち私には楽しくない、音楽を聴いてウキウキ、ワクワクしない



私が大人の雰囲気を醸し出す機材の音に馴染めないのか



答えが出せない




あれこれやってみるが迷うばかり



道標があればいいのだが、今は迷い過ぎて



どんな音を求めているのか分からんくなってきた




どっかーン?



ずっどーん?



ひゅ~、ドロドロ?・・・・・何を書いていいのかさえ


迷いだしてきた


重傷だこれは

戸惑い・・オーディオとは!

2014年03月14日 08時23分30秒 | オーディオ
改めてオーディオは難しい



まあオーディオマニアもいろいろだ


小音量派と、大音量派


音楽マニアと、機材マニア


原音を忠実に再生する派と、原音は重視するもそれを別の感で越えようと非現実的な音派


ワイドレンジなハイファイ派とナローレンジなエネルギー派


最新オーディオ機器派と、オールド機材派


スピーカー重視派やアンプ重視派


トランジスター派と真空管派


自作派と製品派


金持ちとボンビー



いろいろな派閥がある



なぜ俺は後者が多い




音楽マニアにもいろいろだ


数枚の好きな音楽を限りなく良い音で楽しもうとする人と


数千枚の音楽を、まだ聴いた事がない音楽の感動を求めて楽しむ人




いずれにせよオーディオマニアは音楽を楽しむ趣味だと思うのだが


女性はほとんどいない世界 



音楽が好きなのは男女とも同じだ


むしろ音楽を楽しむ女性は多い、電車内でもスマートフォンで音楽を常時聴いているのは女性が圧倒的に多いと思う



だが、なぜかオーディオマニアに女性はほとんどいない


音楽好きな女性が、品の良い音を求めているだけだ


そう女性が鳴らす音は高域の響きがいい、女性はあまり低音は好まないのかな?


ドカドカどんどんの低音が好きなのは男の世界



やはりオーディオマニアは特殊な存在だ


WE300Bの刻印をニヤニヤ眺める女性は、ショップの女性社長以外には絶対にいない




ゴルフ、自転車、バイク、登山、カメラEtc、ちょっと前までは

男の趣味の代名詞だったが、今は女性がかなり増えている

いや女性に奪い取られてしまった感さえある



しかし


武器!これは男の世界

刀マニア、GUNマニア、戦車マニア武器に興味が湧くのも男の趣味の特徴


これらは女性はまず興味がない


まあガルパンは別物と考えよう、世界中見てもあんな女子高生は居ない、茨城には居るのかな




基本、男は戦う武器が好きだ


ならばオーディオは戦いの武器だから女性は興味がない



この理論はどうだろう




単に、おもちゃだから



と、掃き捨てられるよりは、慰められるのではないだろうか



戦いの武器だから格闘する相手は何?



レコード?原音?指揮者?機材?馴染めない友達?



皆それぞれに戦っている



この無駄な努力が女性に理解されない理由なのかもしれないが



いや失言、つい本音を・・・無駄な努力ではない


立派な挑戦であり戦いだ


文句があるか~



相変わらず前置きが長いのだが


いろんな理由をつけ、自分を慰めているわけではない



結局、私は歪み無き大音量と戦っているのかもしれない

そう、爽やかで、エネルギーに満ち溢れ、しかも心打たれるような感動的な音を求めて

そんな機材には見えないが


見たくれではない、そんな音を求めて聴いた事のない機材に期待を込めて探し続けている


新しい機材とは時代の事ではない

私が知らなかった機材


まだまだ果てしなく沢山あるのであろう


残念ながら、私が今まで出会った機器はガサツで下品な機器が多かったようだ


だから突然、貴賓とか優雅とか縁のないものが繋がれると


戸惑う


・・・・・・そう、今はLCRイコライザーに戸惑っている


きゅ、キュ、究極のフォノイコライザーLcr?

2014年03月13日 08時38分14秒 | オーディオ

LCRイコライザーユニット完成


完成間際、一応出来あがったから音出ししてみるよ、


と、テストでTオーディオで視聴開始




スピーカーはヴァイタボックス
パワーアンプは社長作のアンプをお借りした



それ以外の、ラインアンプは家から全部持って行った


入力トランスも我が家と同じWE618Bを使って頂き、音出し





素晴らしい!



パッと聴きは綺麗な響きで、それでいて音のリアリティイ、楽器の存在感がよく出てる


音の肌触りはシルクのようなサラッとした、ざらついたりギラついたりしない

何ともナチュラルでいい



表現力も優雅でしかも透明度もかなりある、
これがLCRフォノイコライザーか


いやー凄い

参りました。


丁寧に作って頂き、

ユニットのイコライジングカーブも完ぺき、当たり前だろうが


左右がぴったり同じで、線が重なっている


流石T社長細部に渡りこだわりぬいている


ありがとうございました





これで一つのプリアンプ

WE141+WE18A電源
+
WEのコンデンサーとWEの抵抗を使って作成したLCRユニット
+
WE120A+WE18A電源を使ったレプリカ

なかなり大規模なイコライザーアンプになった



わくわくドキドキ興奮度MAX


セッティング完了


いよいよ我が家で音出し



・・・・・・


・・・・・ん?




本物のSPU降臨

2014年03月11日 21時27分08秒 | オーディオ

駄物だ、屑だ、ゴミだ


言いたい放題言われている我がSPU-GT Byハーマン物


そんなに本物は凄いのならちょっと聴かせてください




てな訳で、何が本物か良くわからないが


ゴミのハーマン物以前の


オーディオニックス輸入、それ以前がベストらしい


また、その本物の中でも様々あるらしい


が私には良くわからない

シリアルは何番台で、白い塗装で、カンチレバーの曲がり方や

カバーの頭の丸みだとか、足がコイルはダメだとか

コイルのナットに塗ってある塗料の色も、本当は塗ってない最初期物が最高だが塗ってあっても、赤や緑はまだ良いけど

黄色はダメだとか



ダンパーは白とか透明とか


カバーの頭にネジ穴が無いものはダメだとか


いろいろあるようだ、



頭のネジと言えば、よく子供のころ親や先生から言われた


全く!、また忘れものして、○○ちゃんは頭のネジが緩んでるんじゃないの


ちゃんと閉めましょうね、とか言われて



ぐりぐりやられ、幼心が傷ついた悲しい記憶が蘇った


頭のネジがゆるんでる・・・、何度も言われた気がする




だから個人的には頭のネジが見えているSPUは嫌いだ



が、そこは置いておいて




とにかくそのプラシェルの全てがそろったSPU-GTを聴かせて頂いた



確かにすごい

本物はアンダーカバーのネジに封印があってそれを取ると価値が下がるらしいが、取って頂き撮影したもの

音のエネルギー、は半端じゃない


音の傾向は我がゴミSPUと変わらないきがするが



だが中低域の何とも言えない品のある厚みのある音


音の濃さもゴミの数倍は濃い感じだ


それでいてパリンとした音の張りは素晴らしい




へー、ほんとにすごいんだね~



こりゃまいった


我がEMT XSD15とWE618B 


危うし!


若いころは勝った負けた、で負けたものは売却だったが


大人になったので、そんなことはしない


競争はしない



TVでやっている、いいとこメガネ


で見られるようになってきた


なんだか自分で書いてて負け惜しみに聞こえてきた、ヤバい!







我がTMD-25は生きている

2014年03月10日 08時30分46秒 | オーディオ

フォノイコの完成が待ち遠しい・・・




以前もMONOレコードについて書いた事があったが

今まで感動したレコードの多くがMONOのレコードだった


数えてみるとクラシック、ジャズ合わせてMONO盤は200枚以上ある



レコードで音楽を楽しむには最適なモノレコード盤なのだが


残念ながら最近はあまり聞いてない

理由はDECCAレコードと同じく




聴くカートリッジが無いからだ



MONOレコードはほんとに名曲、名演奏が多いと思うのだが


その名曲、名演奏をステレオカートリッジではダメにしてしまう


ノイズだらけで、その音の静寂さ、彫の深さ、力強さ、音色も


全くステレオカートリッジでは表現できないし感動が伝わらない




仕方がないからあまり聞かないでいたのだが

やはりステレオ盤だけだと聴いてて物足りないMONOが聴きたい、

が、相変わらず我がTMD25は歪んだまま愚図ってる

仕方がないから代わりのカートリッジを探し始めた


ブログでも紹介したレコード屋さん兼cafeバーでモノのカートリッジを発見

音のエジソンのレプリカ2


ちょっと貸して下さい、と借りてきた




やっぱりモノ針は良い


ちょっと日本的な整理された音と言えば良いのかな


解き放たれたようなエネルギーではなく押し出されたようなエネルギー感だが




まあこれはこれで悪くはない、流石MONOに拘っているメーカーさんだけの事はある


良いんじゃないのかなー、この音のエジソンのカートリッジで


買っちゃおうかなー



へー500時間が針の寿命か~、割と短いんだなー




それに比べて情けないのは我がEMT TMD25の野郎


新品で15年くらい前に購入して、ん、もっと前だったかな?他のMONOカートリッジと併用で使っていたから


使用時間は非常に短いはずだ


なのに、もうへたばって音が出ない根性なしカートリッジ




仕方がないジャンクでオークションで売ろう


そう言って、TMDのシェルをトントンと叩いて最後にもう一度音出し




えっ!




音が出た


長い便秘が治ったのように、スッキリ爽やかな音が出た




お、お、お前俺の言葉が聞こえたの?


生き物かよTMD25、今までぐずっていたのはなんだったの?



それとも他のモノカートリッジに触発されたの?





なにはともあれ音が突然出るようになった


歪みがちに音が出来てきた前回とは全く違う



やっぱりTMD25とWE618Bの組み合わせの音は

次元が違う、ものすごい音



もちろん良い音



やったー、と思って聴いていたら、あら?やっぱり歪みだした


やっぱりダメかと針をを上げて、また降ろしてみると、治る?

あれ?

針圧が重いのかな~、


まあ良い捨てるよりましだ、少し軽くして使おう、


結局2グラムなら問題なく使えそうだ




音はやっぱりいい~




この張りのある爆発するような中低音


なんとも響きの良い中高音


しかも静かだ




うれしい~




我がシステムにはアルテック817の真ん中にA5 が鎮座しているのだが


ものの見事にその、アンプに繋がれていないA5から音が飛び出してくる



288Cの変更で音のバランスもばっちり


視覚上のメリットも手伝って、このA5気分良く歌うなー

って気分になる

やっぱりモノラルは良い!


TMD25 完全復活だ!

タイトルが浮かばない・・地上の星?

2014年03月08日 13時42分29秒 | オーディオ
ハーマン輸入の価値の無いSPU-GT


只今、WEコンデンサーとWE抵抗でLCR型フォノイコ作成中



早くもコイルが巻けたとの連絡


さすがT社長やるとなったら仕事が早い


期待してますよ~




しかし、また信号がコイルを通るのか



コイル?トランスじゃないの?


まあ同じようなものだ、用途が違うだけか




今でも信号には4つのトランスを通っているのに


また一つ多くトランスを通る事になる


しかもラインアンプも、もうひとつ通ることになるが



まあ良い、WEは通せば通すほど音が良くなる、・・・・と思えば良いんだ


これはもうほとんど宗教だね


現実離れしてきてる





まあいい楽しみに待とう



待っている間にも音楽は聴きたくなるもので、JC-2で聴いているのだが




たまにはカートリッジも変えてみた
久々のSPU-GT

なんでだろう以前ほど良い音がしない気がする



あれ?もっと音の鮮度が高かった気がしたがなんだかぼやけてはいないが

すっきりした音ではない




価値がないとか、駄物のSPU、くず物、ごみSPU・・・・


散々言われたSPUだから余計良い音がしない



オーディオ製品は本当にあたりはずれが多い


同じ製品なのに年代にって全く違う製品になってしまう

日本製ならこんなことはないのに



そう言えばモルトウイスキーも物によってばらつきが多すぎる

以前はうまかったから、たまにはまた飲んでみようと、何本か

買ってみるが味にばらつきが多い

その点、日本のウイスキーはバラつきが無い

その点だけはさすがだ


だが思わず「旨い」と言ってしまうウイスキーも少ないが

まずいのも少ない、(ちゃんとしたシングル、ピュアモルトでの話)

以前はまずくない「旨い」と言うほどでもない

中途半端な日本のウイスキーをバカにして飲まなかったが

海外での評価は高かった、理由は分からなかったが

もしかしたら「いつでも同じ味が楽しめるから」

なのかもしれない


これだけ買っても買っても外れが多いモルトウイスキーになってくると


これって大事なのかもしれない

外れが無い日本製のウイスキーは大したもんだと私でも思ってくるようになった

俺も大人になったものだ




とにかく当たり外れが多いいのは困ったものだ


いやなら日本の製品買えよと言われそうだが、オーディオだけは


買いたくない




不安定でもいいから、これは凄いと言えるものと巡り合って行きたい



最近は信頼できるTオーディオショップの社長におんぶに抱っこだったが

店を閉めてしまうとのこと



これから俺はどうしよう、不安でたまらない





はずれをつかまないように結局は自分で調べて


金と時間をかけて勉強して、良いものを買うしかないのかなー



そんな勤勉な事出来ない性格だしなー





あっ


中島みゆきの、地上の星があたまの中で流れてきた




名だたるものを追って輝くものを追って

人は氷ばかり掴む




そなんだよな~俺は、

名ばかりのものと、光ってるように見えるものに

すぐ手を出しちゃう、

自分でもバカじないの?と言いたくなるくらいに簡単に手を出す



そしてつかんだものはいつも嘘の塊、



SPU-GT、288C、WE単線・・・・・・くっそ~




つばめよ高い空から教えてよ地上の星を

つばめよ地上の星は今何処にあるのだろう





WE教祖様高い空から知ってるなら教えて下さい本当のWEショップを

本当に良心的なWEショップは何処にあるんだろう?

やばい!俺やっぱりJC-2が好きかも

2014年03月07日 08時23分53秒 | オーディオ

究極のフォノイコライザー、WEのコンデンサーと抵抗とラインアンプを使った


WEの香りがするLCR型フォノイコライザーを作成すべく




ラインアンプWE141が手元を離れ


受ける120Aレプリカもゲイン調整のため持って行ったので




がらんとしたラック、さすがにラインアンプが二台無くなると音が出ない?




いや、MLAS JC-2はプリアンプ



久々に聴いてみるか



10数年ぶりにプリアンプとしての音出し、いやもっとだな


すーっとパレットにレックアウトから入れていたから、プリアンプとしては


ほとんど使った記憶がもう無い、それくらいプリとして使っていない




いやーいいね、
やっぱりMLASだよこの音は


さすがに切れ込み抜群とはもう言えないが



現役で十分使える、コクたっぷり、張りも十分ある、何だこれで十分じゃん


なんて思うほどだ



よかった、自分で聴いてなんだ俺の惚れた音は今聴くとこんな音だったのか



と、思ったらどうしようと考えていた



やっぱり俺の惚れたレビンソンは良い音がする




究極のフォノイコライザーLCR型

2014年03月05日 20時09分23秒 | オーディオ

フォノイコライザーはLCR型だよと言われてきたが


いまいちピンとこなかった



今まで使ってきたフォノイコライザーはほとんどがNF型ネガティブフィードバックのフォノイコライザーだ



CR型のフォノイコはあまり見たことが無かった、



コンデンサーと抵抗の単純なフォノイコラーザ―だと聞いていたからかもしれない





LCR型は噂には聞いていたが、超高級品で私には縁のない製品とあきらめていたのが現実





また昔の話だが、トランジスターアンプを使っていたとき、



プリアンプの良さは、フォノイコライザーアンプの良さと言っても良かったと思う



今までで一番良い音がした、いや好きだったフォノイコライザーは


私はやっぱりMLAS ML6Lだ





始めて聞いたレビンソンの狂気のサウンド



LNP2L、JC2、ML6L、またまた誰かに怒られそうだが




私はこの3台は兄弟アンプだと思っている



知的なLNP2L

知的さよりも、やんちゃなJC2


知的なLNP2Lに優雅と気品を兼ね備えたML6L




長男はLNP2L、二男はJC-2、三男?四男かな?6L・・・・?



まあ順番はどうでもいい、好みは分かれるが音の系統はほとんだ同じだと思っている


力、熱、狂気、そのレビンソンのカリスマサウンドの虜になってしまった方も多いのではないでしょうか


その音の基はジョンカールであったのであろう



その後MLASはトムコランジェロに代りワイドレンジだが、
何か物足りない音になってしまった気がしたので

MLASを離れ、その後のジョンカールと、レビンソンを追ってしまった




レビンソンではアンコールを購入


しかしアンコールの音には結局なじめなかった


もちろんいい音なのだが、熱、力、がもはや無く、
表現は悪いが変にお高くとまった品のある音に代わって行ってしまった



これは時代背景を考えれば当然なことであったのだろうが、何だか物足りない



そんな時もう一方のカリスマ、ジョンカールが最高のフォノイコライザーを作ったとのこと


それがベンデッタリサーチSCP1、その後ヘッドアンプとフォノイコライザーが一体化したSCP2、
SCP2は日本には数台しか入ってこないのではとの、ガセの噂に踊らされ


音も聞かずにアンコールを下取りに出して購入した製品だった

ディネッセンのJC80は気になっていたが手元で聴く機会がとうとう無かった今でも残念に思っている


ベンデッタリサーチは本当に音が良かった、良すぎた?

インピーダンスは変えられたのでSPUでもEMTでも合わせられたが

EMTの方が良かったのでEMTに合わせて930stの出力を入れて使っていた、


930stのフォノイコライザー155も好きになれなかった


結局いい音を求めて様々なフォノイコライザーを使ってはきたが


未だに使っているのはMLAS JC2



これから俺は脱皮が出来ない・・・






まあそれは良いとしてもCR型のフォノイコを作ってみたいと思って冒頭のコンデンサーを入手したのだが




いろいろ聞いたり調べたりしているうちに、CR型よりさらに優れている、LCR型がほしくなってきた



LCR型は超高級品、回路を見ても俺には絶対に作れない、これは自信をもって言える・・・悲しい




でもほしい



このLCR回路、図面が読めない私でもなんだかやたらに増幅回路が目立つ



もしかしてラインアンプ2台の間にLCRの回路が入ればできるんじゃないのかな・・・?




聞いてみたいが、また「バカかお前は」


と言われそうで怖い


が勇気を出して、ここは頼みの綱、店を辞めちゃった宣言から早3ヶ月、まだ店の戸は開く



ダメでもともとTオーディオに行き



あの~


ラインアンプが2台あればLCR型のフォノイコってできます?



きょとんとした顔、「バカかと」言われるかと思ったが



そんなに簡単じゃないけど出来なくはないね



あっそうですか、じゃあお願いします作って下さい




コンデンサーはありますし



WE141ラインアンプ持ってきましたから、置いていきます


後は社長がちょこっとコイル巻いて、作って下さい



お願いします。




・・・・・・・・




ほんとに良い人だ、


偉大な人だT社長は、よろしくお願いします・・・・



フォノイコライザーアンプ物色中

2014年03月04日 21時32分26秒 | オーディオ

ショップから良い出物があるんだけど聞いてみる?


と言われて借りてきた



フォノイコライザーを探しえいるのだが


なかなかいいものが無くて現在物色中なのだが


借りてきたアンプは作者は公にできないが、たぶん○○さん?


余計わからんか?、まあいい


フォノイコではなくプリアンプ




プリで聴くのと、フォノイコだけ聞くのでは大違いのアンプだ


やっぱりフォノイコはL,C,R型がいいのかな




このアンプ、プリアンプとして使うと、とにかく音は良い


粒立ちも滑らかでサラっとして品が良い音だ


中は見せるなと言われたが、少しだけ


完ぺきなシールドとフローティングによって丁寧に作りこまれている


この几帳面さは音に出ている


膝を正して聞く音楽だ






だから我が家ではプリアンプとしては使えない


几帳面で正しく整った音は我が家の家風に合わない





攻撃的なアンプが私は好きだ


そう言えば使ってきたアンプも気に入った物は結構過激なアンプが多かった


AGI511B、db1B、JBL-SG520 、MLAS JC2  トランジスターアンプも


個性的で過激な攻撃的なアンプがやっぱり好きだった





でもウエスタンサウンドはちゃんと整った音なんだよな


真空管もトランスもコンデンサーも暴れない


整った端正ないい音がする



こう言うと「バカ野郎」お前はウエスタン何も分かっていない

と言われそうだが

構わず言う

ウエスタンサウンドは攻撃的で過激なサウンドだ!

それに加えれその音の説得力が凄い

感性に染み渡る刺激的な音


こんな持論を東京のオーディオショップで言った事があるのだが

その若い店員に

「あなたは本当のウエスタンサウンドを聴いた事が無いでしょう」

と言われたっけな


本当のウエスタンサウンドは全く歪みの無い刺激も無い

綺麗な音なんですよ



と言われた事があるが




この借りてきたアンプの音の整い方はその店員が言った事を


思い出させる音の良さだ





まあいい人の見解は様々だ、



WEの見解も自由で良い?かな?





一言で言って私のオーディオはまだまだ若い


音の良さよもさることながら


まず熱!


情熱、熱気、熱狂、熱燗?(冬はね)


熱いもの大好き、これが伝わるのがやっぱり基本かな


遠くで眺める音ではなく


その中にいるような音




そんな熱い音で聴きたい、どっかにそんなフォノイコ無いかなー