オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

カートリッジとフォノイコのマッチング、DECCA

2015年02月13日 09時34分51秒 | オーディオ

やはりフローティングボードには、難があるように思われる、



マイクロフォニックノイズ対策にラインアンプ120Aを、AVラックの中板を一枚抜いて、隙間を作り、

マグネットフロートボードに乗せたのだが



どうもしっくりこない、




腰が座らないというか、腰が浮くというか、なんとなく落ちつかなかったのだが




真ん中にコインで嚙ませ物を入れたら、

こらまた予想どうりに落ち着いた




聞いていて、胃が痛むような、つるような違和感があったのが、

太田胃散を飲んだかの如く、不思議とスーッと落ち着いた



何なんだろう?







音が落ち着いたところで


とうとうその存在を自白してしまったGKフォノイコライザーを含めた、

カートリッジとフォノイコのマッチングを試聴


まずは我がシステムで、入力トランスを使わない唯一のカートリッジ、

DECCAカートリッジを試聴してみる

聴くレコードは何と日本版のレコード、これは仕方ない

当たり前だが輸入レコードが無い、これがオリジナルレコード


チャイコの六番、三楽章をフルボリュームで視聴、



うわ、品が無い!



そう思った方も多いいでしょうが、

いいんです!、これがオーディオですから

まずは我がシステムの定番になってきたWE141-Aラインアンプ改フォノイコ

二段増幅アンプの間に、WEのイコライザー用のコンデンサーと抵抗を使った、


CR型フォノイコライザー


この写真には無いが、

6SN7は古いマグネシュウムゲッターのものに変えて、バッファーとして使っている




このフォノイコライザーは、コンデンサー二個と抵抗二個で作った非常にシンプルで

音もすばらしい




NF型だと何度も音が通って、削り落としたり、付け足したり、多少の着色や音創りに違和感があるものが多いが



CR型は一度しか音が通らない、潔さを?持っているため、音の鮮度が高い



クリアーで端正なおと創りのため、弦楽器はきつい音はしない、

打楽器もその皮の張りが分かるようなパーンとした気持ち良いなり方



にじまないティンパニー、ただ少し物足りないような気もする



コンサートホールの10列目ぐらいの雰囲気であろうか、なかなか良い雰囲気です。



次は何にしようか考えたが、思い切って


合研LAB

GK03A+フォノイコライザー、これはハイ・インピーダンスMCとMMのどちらでも

スイッチの切り替えで使えるタイプの優れもの


ただマニアルが無くなってしまったので、MMしか使えない、

そもそもハイインピーダンスのMCを持っていないのに何でこのタイプを買ったかも忘れた



やはり凄い(ある意味)




ステージが10列目から最前列?いやステージ上に移ったかのようだ



バイオリンはステージ上で奏でていたはずが


バイオリン、オンマイク状態に変わった



弦を引く接触音まで聞けるような、強烈な弦楽器



ティンパニーも中に火薬でも入れたかのようなどーんの爆発音



いやはやなんともすさまじい、CR型の後で聴くと量感もかなりタップリの量感である




音色?奥行き感?粒だち?細やかさ?ノーコメント




ストレートな音色で、もしJBLモニターを至近距離で聞いていたときなら、熱狂したであろうフォノイコである


注:あくまでも国産レコードでの評価で、あまり真に受けないでくださいね。





お次は恐る恐るレビンソンJC2

かつてのカリスマ、カミソリサウンドももはや・・・・


やはり、DECCAでは聴かなければ良かった



なぜだか無性に寂しくなってきた、視聴席は二階席の中段に移った


高域中域低域共になんとも刺激の全く無い角の取れた、聴きやすい音?



もう少し年とったら、ほんとにこの刺激の無い音でもいいかもしれないが



聞いた順番が悪かったかな?、若い女性の後に、おば・・、昔のお姉さんを見たような


同窓会で30年ぶりに初恋の女性に会ってしまったような、切ない気分・・・・・


三楽章を聞き切ることなく、残念だが針を上げてしまった




最後は

LCR型フォノイコライザーunit + ウエストレックスRA1474バッファーアンプ


流石このアンプは音質に品がある鳴り方をする


席は七列目くらいだろうか


WE141-A改と同じWEのコンデンサーを使っているためか

音色は似ている


わりと至近距離だが陰影のある、堀の深い鳴り方だ



気持ち良い、バイオリンの響きもすばらしい



淡白ではあるがティンパニーも程よい量感で、心地良い弾け方だとおもう



が、やはりLCRユニットを押し出す音というか、

自由奔放にイコライジング修正されたのではなく

型にはまって押し出したような音


解き放たれたような感覚は無いが、これはこれで整った音




結論は、どれもすばらしい?レビンソンとデッカはあわないかな?





やっぱりDECCAには、ゴウケンLABかな?・・・