オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

我がオーディオの終着駅は・・・、

2021年11月25日 10時09分13秒 | オーディオ

 

今宵も午前一時を過ぎてしまったのに

 

レコードが止まらない、次から次へと出てくる

 

 

 

明日も仕事なのに、このレコードも聴いてみたい

 

あのレコードも聴いてみたい、楽しい音楽の時間が終わらない・・・

 

 

 

 

そんな、

 

電源を落としたくないほど楽しい音楽を奏でているのは

 



 

残念ながら

 

 

 

リビングに鎮座するサブシステムのWE755Aスピーカー

 



カートリッジはSPU

 

これにRCA245シングルパワーアンプを繋ぐと

 

 

 

 

まさにオーディオ終着駅

 



 

ここが北端の稚内駅なのか、

 

最南端と言われる西大山駅なのか分からないが

 

 

 

 

とにかくこの先には「この路線の駅は」なさそう

 

 

この終着駅で音楽を楽しむのが最善の楽しみ方だと思う

 

 

 

オーディオマニアの終着駅は寂しい駅ではない、

 

とてもさわやかで最高に気分のいい「オーディオ桃源郷ともいえる駅」

 

 

 

 

また、それは次の新たな路線の始まりなのかもしれない

 

それが空路なのか、海路なのか、それとも徒歩なのか・・・・

 

 

 

 

「止まるとを許されない悲しいオーディオマニア」の終着駅とは

 

あくまでも「現時点の終着駅」だと思う

 

 

 

 

 

 

だが、ほんとにこの先はなくてもいい、断崖絶壁でも、大海原でもその先はかまわない

 

この場所で、永久に過ごしたくなる境地

 

 

これ以上のオーディオ装置はもう何も要らない・・・・

 

 

そんな気分の、

今日のリビングオーディオの奏でる最高に気分のいいサウンドです

 

 

 

 

 

 

 

今日は早く仕事が終わったのでオーディオルームの電源を入れたのは8時頃

 

 

リビングのオーディオ装置と「死闘を演じ」格闘すること三時間

 

 

 

メインオーディオ装置との戦いを終え

 



ホット一息ついて

 

 

 

リビングに来たのは11時過ぎ、

 

寝酒のラフロイグのオンザロックを飲みながら一曲聴いて寝ようと思ったら、

 

楽しい時間はほんとにあっという間に二時間以上が過ぎてしまった

 

 

 

メイン装置のマルチスピーカーと格闘していた、三時間は過酷で辛い時間だった

 

 

今日行ったのはフォノイコの真空管を変えて

 

 

ツイターのローカットのコンデンサーの容量を変えてみただけ

 

 

 

そのたびに、シニアグラスの度数を変えて、あっちへ来たりこっちへ行ったり

 

ハンダをやり直して、何度も何度も、同じようなことをやって

 

 

 

良くなったような?・・・、

 

ならないような・・・・、

 

悪くなったような・・・?

 

 

 

 

何度もレコードを変えて試してみたりしたが、

楽しみでレコードが出てきたわけではない

 

 

このレコードなら、足りているのか、どうなのかの確認で

 

レコードを変えるだけで

 

 

音楽を楽しんでレコードを変えていたわけではない、

 

 

 

 

今、楽しいと思いながら

 

リビングでレコードを変えているときとは気分が全然違う

 

 

 

音楽をまとめ上げるのに精いっぱいい

 

マルチユニットスピーカーで音楽が楽しめる日は来るのか来ないのか?

 

この路線に終着駅は、有るのか無いのか?

 

 

 

 

 

なんだか

 

駅で待ち合わせといっても

 

 

 

シンプルなオーディオ装置の執着駅で待ち合わせなら何とかなると思うが

 

 

 

わがオーディオは

 

 

「新宿駅で一時に待ち合わせね」

 

もしくは、

 

「浦和の駅でまってるよ」

(浦和と名がつく駅は七つあります)

 

 

と言った感じ、

 

 

 

 

わがオーディオの駅は複雑で迷路のよう

 

わかっているようでも迷い込んだら最後

 

 

 

 

わが、マルチスピーカーシステムで

 

待ち合わせ相手の「レコード」と

 

「楽しい音楽として出会う」のはとても難しいことです

 


あ~うるせ~、音悪ィ~、でも楽しいネットワーク

2021年11月15日 22時55分33秒 | オーディオ

音を悪くする素材、コイル、コンデンサー、抵抗

これらで構成され満載された「ネットワーク」

 

 

最高の技術と部品で作られた、高音質アンプで最終段で増幅した

純度の高い「音楽信号」を、

 

 

コイル、コンデンサー、抵抗で

 

 

「ごった煮風の料理」に仕上げる



オーディオ機器最悪の

音悪くするだけの機器「ネットワーク」

 

 

こんなもの使って音が良くなるわけがない

 

 

 

純度の高い音を楽しむ方は、絶対に使わない機器

 

フルレンジで楽しむか

マルチアンプで楽しむのが、一番音が良いと思います

 

 

 

でもね

 

 

でもね~

 

 

マルチアンプは音は良いけど、難しい

スピーカーシステムとして、

 

バランスよく音をまとめるのは


ほんとに難しい

 

私が過去に自分で良いと思ったのは各帯域共にHHのパワーアンプか

 

クイックシルバーのアンプで行った時だけでした

やはりマルチアンプシステムは同じアンプを使う

 

これが絶対条件のようです

 

 

 

今回は増幅素子の、真空管WE300B8本は同じ・・・?

 

厳密には違いますね97年2本、88年4本、79年2本

 

 

 

 

年式が違えば音も違う

中央の79年300Bを使ったの91レプリカは、618B入力で初段増幅が310二段増幅で、NFBもしっかりかかっている

 

右側の97年再生産300Bを使った91型は、285L入力で348の一段増幅、NFBはかかっていないしDC点火

 

左の88年の300Bを使った86型は、300Bプッシュブルで、入力トランスの無い仕様となっている

 

 

 

同じ真空管を使った、同じようなアンプで

 

どれも個性的で素晴らしい音色のアンプですが

 

音色や鳴り方はかなり異なっています

 

 

 

その個性的なアンプを無理やり合わせて、

 

その超高純度の、超高音質に酔いしれていましたが

 

 

 

 

何か物足りない

いやいや、圧倒的に音が良いのだからこれでいい

 

 

エネルギーが無い・・・・

いやいや、あれはコイルでそんな演出をしていただけ

 

 

音が飛んでこない、弾まない・・・

いやいやあれは、歪を楽しんでいただけ

 

 

楽しくない

いやいや

 

・・・・・・・、

 

そうだよな~

楽しくないよな~どのレコードも・・・・・・・    

 

 

 

 

 

音の悪いネットワークを使って、音が楽しかったときは

 

次はこの曲が聴きたい!、この演奏はどんなだったけな~、等々

 

楽しい音を奏でていた時は、次から次へとレコードが出てきた

 

 

レコードの演じる音力魅力に酔いしれていた

 

 

 

 

マルチアンプで良い音になった最近では、

 

へ~いい音だな~

へ~こんなおとなしい演奏だったんだ

まあ、ピアノの音ってこんなだよな、

バイオリンも聴き易くて、まあこんなもんだよな~

 

ほぼ本物と同じ音で、ほぼ本物のような音で、ほぼ良い音・・・

 

なんか、今日はもう一曲だけでいいや

 

電源落とそう

 

 

 

・・・・

 

 

そんな、感じでマルチにしてからは、何故かレコードをあまり聴きなくなった

 

 

 

先日、友人が友達を連れて数人で、聴きに来てくれた

以前友人たちが聴いてくれた時は、楽しい音を演出していた

 

だから、数人の友達を連れて再度聴きに来てくれたのだと思う

 

 

以前彼らが来た時の音のイメージを自分でも思い出し

その全く違うサウンドに、自分でも

 

「こんな音聴いてもきっとつまらないよな」

と思っていたが

 

やはり彼らの反応が、以前とは明らかに違う

 

私は、「音の楽しさ感動は伝染する」と思う

 

 

誰かがこの音楽で「感動を覚えると、それは伝染し私にも伝わってくる」

 

 

以前の時はそれがはっきりわかった

 

 

今回は全く伝わってこない

 

よわった、このまま誰も「感動無し」では、友達に恥をかかす

 

 

ならばMONOマルチシステム・・・だめだ

WE728&WE597マルチアンプ・・・・だめだ、これは我が家の機器が拒否している

 



なんてめんどくさいアンプ達なんだ

 

我が家のオーディオ機器はみんなわがまま

私を助けてくれない

 

ラストチャンスでAVシステム、WE350B&励磁ウーハーのL220スピーカー

 

これはやっと「伝わってきた」

 

 

やっと友達の面目が保てた気がしました

 

 

 

友達が「満足を伝染させて」帰ってから、

仕事の予定をキャンセル

 

 

「私の満足の為に」急遽マルチアンプから

ネットワークに戻してみました

 

 

音は濁って「音は悪い」

 

ピークディップが出てしまい「音は煩い」

 

でも明らかに音楽が楽しい

 

 

またまた優先すべきは 良い音か OR 楽しい音か

 

ネットワークに戻して、楽しい音に戻ったと言っても

 

以前と何か違う

 

機械的に元に戻しても、全く元の音には戻らない

 

 

 

これは聴きてが変わったのか、機械的に何か変化があったのか

 

とにかく元と同じ音には戻らない

 

 

良い音で、楽しくする、これが一番の近道かもしれないが

 

・・・・・・・・・

 

それには、やはり同一アンプが必要なようですね

 

 

音質で一歩進むと、音楽で一歩半、逆に戻り

 

 

さらに前に歩もうとすると、

 

あら?

また別の道が現れている

 

 

一体「頂」は何処にあるのか?

 

それはほんとに存在するのか?

 

 

今日もレコードを廻します


「本物」と「ほぼ本物」そして・・・・、「偽物」

2021年11月13日 00時08分28秒 | オーディオ


再生音楽を楽しむ「音楽鑑賞」

 

フツ~に音楽を楽しむ一般の方々以外に

ちょっと高級なオーディオ機器で音楽を楽しむ、二つの人種があります

 

それが「オーディオマニア」と「音楽愛好家」

 

 

 

傍から見ると共に同じような高級オーディオ装置を使って

 

同じように音楽を楽しんでいるように見えると思いますが

 

 

じつは大きく違うところが、あるのは今までも書いてきました

 

グループに女性がいるか、居ないかも、大きな違いですね

 

 

音楽愛好家に女性が多くいらっしゃいますが

 

でもオーディオマニアは99.99%が男(笑)

 


まあ、冗談はさておき、いちばんの違いと思うのは

 

 

一部のですが、オーディオマニアが奏でる音楽は

 

 

「生演奏」とは「別物」として、

 

好みの音楽に加工して奏でるのがオーディオ・マニア

 

「ある意味・ここだけは」等、の注釈を付けてですが

 

「生演奏ではできない」、「なま以上の再生」

 

自分の「拘りの好み」を付加して、その好みの処は

 

生を超えようと努力しているのだと思います

 

勿論、基本は原音再生を目指していますが

 

 

 

それだけでは無い、何かを+アルファ

 

生演奏では聴けない、オーディオならではの魅力を加味して

 

演奏を奏でようとしてるのだと思います

 

 

生では聴けない自分好みの味付けを加えた再生も楽しめる、

 

それもオーディオ・マニアの魅力だと思います

(当然反論も多くあると思いますが)

 

 

 

 

 

一方の「音楽マニアの方は」そんな無駄な努力は致しません

所詮「生で聴くのが本当の音楽」であり

 

 

オーディオ装置で聴くのは「疑似再生」

 

だから「そこそこいい音で」なっていればそれで充分・・・

 

 

そんな「聴き方の根本の違いが」あるような気がします

 

多くのオーディオマニアが目指すのは

生と聞き違えるような「原音再生音楽」

 

それが理想ですが、なかなか難しいものです

 

 

昔から原音再生とはよく使われていた言葉ですが

 

 

また、音楽マニアの方々の言う生の音楽が本物で、

再生は疑似、「偽物」だとも言われてきました

 

 

再生音楽は、原音に似せて楽しむ音楽なのか

 

それとも全く別物な、好みの音で楽しめればいいのか

 

 

まあ確かに答えは「人それぞれ」で良いのだとは思います・・・

 

 

 

 

でも、せっかくだから自分の「主義主張を書きます」(笑)

本物に似せる・・・・でも本物って何?って思うことがあります

 

ある方から聞いた話ですが、

私のような金銭欠乏種の者が楽しむ食事は本物は殆ど無いとのこと

 

ワンコインランチ等の、○○家、○○軒、ガ・・、等の食事では

本物?といわれる食材は殆ど使っていないのだそうです

 

スパーで安売りされている食材や総菜なども殆どが

なんとか味の食べ物と、飲み物、何とかに似た食材で作った

 

「何とか風の食べ物」がほとんどなんだそうです

 

本物では無い、似たような食材を使って、それに似たような味付をして作られているそうです

 

「そんな処で食べてると、味覚が崩壊して、本物も偽物もわからなくなっちゃうよ」

 

 

と言われたことがあります

 

その方に言わせると、

ちゃんとした食材を使っていると言われても、疑問が残るそうです



そういえば、ある保険会社の”分かり易い外貨の説明”で

 

 

 

私たちの日々の食事も外貨の影響を受けています、との説明でたとえば


純日本料理の天ぷらそばにおける
「国産の割合」は

そば粉 27%

ツユの大豆 7%

エビ 4%

衣の小麦粉 11%

これしか国内の自給率は無いのだそうです

 

☆輸入大豆の殆どは遺伝子組み換えで、元の素材がそもそも本物では無い・・

 

 

本物かどうかの議論とは別の話になるかもしれませんが

 

「日本そば」と言っても、はたして何が日本なのか疑問です

 

 

 

 

本物の食材は確かに素晴らしいです

冒頭の写真のですが、

私自慢の

ワサビと蕎麦がき、日本酒の一品料理


そば粉は、赤城深山ファームで一番細かく引いてもらった拘りの「雪」

 

十割そばを作って、余った粉で作った「そばがき」

 

かかっている汁も拘りました

 

かえしは、本みりんと、とうきび砂糖をちょっと煮詰めて

高級な本醸造醤油で丁寧に灰汁取りしながら作って、瓶に入れて一週間寝かしたものです

 

加えた出汁は、三種類のキノコの出汁に、日高昆布と煮干しを数匹入れてサッと煮だしたもの

 

 

日本酒?も拘っています、製作者は宇宙人


地球侵略も狙うメフィラス星人やメトロン星人たちが
 
 
丹精込めて作った一品

 

宇宙人が作った日本酒



この酒は旨い、

 

本物です

 

完全に征服されてしまった気がします

 



いろいろ食材に超拘った一品です

 

 

こんな本物の一品を作るだけで、ものすごい苦労がありました

 

苦労して打つ十割そばを、自家製のかえしと出汁で作って食べる

 

 

我が拘りの、最高に贅沢な食事です

本物の食材で、野菜も自分で作ろうと思いましたが

これはほんとに大変でした

 

スイカやトウモロコシ、ジャガイモ等々の野菜作りに挑戦しましたが

カラスの襲撃にあったりして、

 

ほとんど全滅



できたのはジャガイモだけでした

くそ~

 

本物の食材で、本物の味を楽しのは大変ですがこれも楽しみの一つです

 

 

 

 

ですが忙しい毎日、毎食そんなことが出来るわけありませんので

 

 

普段は拘らずに、わりと気軽に「何とかや」でも食べてます

 

食に気を使うようになると、外で気軽に食べる食事をしていて

 

これは果たして本物と呼べるのか?、

 

なんて思いながら食べてます

先日〇〇屋で食べたうな丼のウナギは本物なのか

 

似た、生物?ドジョウの兄貴?、まさか蛇の仲間・・・

なんて考えてました(笑)

 

 

本物と言っても、お米もウナギ?も輸入でしょうから、

既に日本の食べ物ではない気がします

 

そんな味噌汁味の飲み物と、うな丼?を食べてきました

でもね

 

 

 

時々思うんですが、ジャンクは美味しい(笑)

 

以前は外食ばかりで、偽物の食材ばかり食べてきていましたから

 

すでに私の味覚は崩壊が進んでいるのかもしれませんが

 

 

偽物の味の方が「美味しい」と感じてしまうことも多い

悲しい私の味覚・・・・

 

 

拘りを持った人に正されて、「それ違うよ」

と教えられて、

 

今年大病をしたのもきっかけになったのでしょうか

 

最近やっと自宅では正しい食材で食事をとるようになってきました



インスタントの袋やカップに入った懐かしい食べ物は、しばらく口にしていません

歳と共に味覚も変わり、やっと本物に目覚めて、本物を食すようになりました

 

 

 

音も?

 

オーケストラではありえない配置の、一番手前で奏でるティンパニー

チェロの大きさのバイオリンを奏でるチョン・キョンファ

ハチキレンばかりの若々しいヘレンメリル

止まった心臓も動き出すAEDドラム

・・・・・・・・・・

 

 

 

やめよう

 

そんな遺伝子組み換え音楽の聴き方は、

やはり正当な音楽マニアが正しいのかもしれない

 

自分なりに楽しい音楽、それは大切だと思うが、

ほどほどにしたほうがいい

 

 

ほぼ本物と同じ程度の音ならいいのかな?

ほぼ同じ・・・・・

 

 

う~んやっぱりこの「ほぼ同じ」これも使いたくない

 

先日、安曇野へ新そばを食べに行きましたが、十割が意外に少なく

 

 

「十割ですか」?と聞くとほとんどが二八「でも、これが一番おいしいよ」との店の回答でしたが

 

私が食べたいのは十割そば

十割ののぼりが立ってる店でも、

うちは、「ほぼ十割だよ」とのこと

 

ほぼってなんだよ~、

 

そういえば先日スーパーで「ほぼカニです」と書かれたかまぼこを食べましあが

 

あれは間違いなく「かまぼこ」です

 

 

「ほぼ同じ」これは一番怪しい気がします、いかさま臭い

 

音もほぼ同じ?でいいのか?

 

全く違うより、ほぼ同じ音のほうがいい?

 

 

味覚と同じく、既に聴覚も崩壊が始まっているのか

 

音も味覚も偽物の濃い味になれると抜け出すのも努力が必要ですね

 

来年は、畑耕してやして本物の野菜作ろう~

 

音も食材も「偽りや」「ほぼ同じ」ではなく

本物の再生音

 

 

自分で聴いて楽しく

他人が聴いても、納得して、感動してもらえる

 

そんな再生音楽がオーディオの本物なのかもしれませんね


SPUとWE300B

2021年11月09日 11時58分41秒 | オーディオ
 

オーディオを長年楽しんでいると、様々な製品の進化とも共に歩みます

 

長年、大金を投じてAVと言われる、無駄なオーディオも楽しんできましたが

 

 

AはともかくVの進化は凄まじかったですね

ファロージャは190万・LDX-01は80万円・AVプリアンプは40万円・1272QJは360万円・スチュワートのサウンドスクリーンは120万円etc・・

 

全部ごみです

 

新製品はが出るたびに旧製品は全く歯が立たない

 

 

TVもカメラもVHSデッキもLDやDVDプレーヤー、ファロージャラインダブラーもそして

プロジェクターの進化は凄まじかったです・・・・

 

Vで旧製品のほうが良かったと思ったことは「一度もありませんでした」

 

わずかな期間でここまで性能が良くなるなんて思わなかった

「買うのをはやまった~」

何度、そんな思いをしたことでしょう

 

 

 

でもAのオーディオの世界は・・・

 

私の感覚では全く反対でした

 

新製品になって音が良くなったオーディオ製品?・・・・・そんなの無い(笑)

 

 

そんな疑問をまず最初に実感したのが、KRELLという製品でした

 

最初に試聴で聞かせて頂いたのはKSA100とPAM-2のシルバーパネルモデル

 

特にPAM-2の電源のヒートシンクは、とても綺麗でカッコ良かったです

それが手元に届いたものは、全く違ったブルーの分厚いパネルの

 

 

ものでしたが、中身は同じだ!と言われましたが・・・

 

既にPAM2からは音のキレが無くなっていた気がしました 

 

 

 

また、我が家のKRELLを聴いて、クレルを買った友達も何人かいます

 

その友達の家に行って聴かせてもらうと、

あれ?

中身を見せてもらうとトランスがトロイダルに変更

 

ほかの部品もかなり違っていました

その次もまた何か部品が違ってくる・・・

 

ダゴスティーノ氏がガレージで作っていたころの製品でしたから、それは仕方ない

と販売店の方に言われ、あきらめました

 

 

その後のKRELLの製品は安定してきましたが

 

はっきり言って製品としての「魅力は全く感じませんでした」

 

音に独特の空気感が感じられず、ドライブ能力だけが強くなり

 

 

初期モデルに感じた繊細さや、個性的な音の魅力が全くなくなり

 

私はその後のKEELL製品には興味ゼロで、製品も知りません

 

 

 

 

正直レビンソンも同じ、新製品とは名ばかりで

部品やその作りを見れば一目瞭然、個性的で音の目的がはっきりしていた

 

LNP−2L、JCー2、MLー1L、ML-6Lまで、

パワーもML-2LとML-3迄

 

 

 

 

 

勿論、Celloも同じです

 

オリジナルから1MΩ、MK2

 

パレットもオリジナルからマルチインプットのMIV等々

改良版で、音が良くなったと感じたものは、“ありません” でした

 

スピーカーなどで言えますが、

売れた製品ほどその傾向が強くあったように感じました

 

 

海外製品で「オリジナルから改良された新製品」で 音が良くなったと感じたのは、・・・・な

 

極僅かの製品です

 

 

 

勝手な私感を言わせて頂ければ

 

・試作品も

・初期作品も

・その後の作品も

製作者から言わせれば同じ製品だといいます

?、ほんとでしょうか?

私が感じたのは

 

 

試作品は最高の音質でした、

我が名を轟かせてやろう、世界を、あっと言わせてやろう

 

そんな想いと「魂が宿った製品」が多く感じました

 

 

初期作品は、

その熱き想いを多くの人々に届けようと作られている気がします

 

 

が、

やがて、自らの努力と情熱に「見返りを求め始め」

 

儲かるには・・・・・

 

 

 

となっていくようにも思えます

だからオリジナルは素晴らしく、

 

それが製品になると、初期物から、だんだんと・・・・○○悪くなる

 

 

少なくともcelloパレットこの変更は「ユーザーの言葉」は届いていなかったと思います

数々の改良が施されましたが、音質改善の改良は、一度もされていないと断言できます

 

メンテナンスがし易くなったり、壊れないようにするために、

 

 

販売店の要請で、より売れるために、そんな改良が殆どでした

 

 

 

えっ、有り得ない所の部品の取り外しが可能になっている

 

せっかくこのアッテネーターを使うのに、ここに、なぜ?

そうか此処が外れれば確かにメンテナンスし易い、そのための改良?

 

 

初期物は、電源スイッチももちろん無く、電源入れっぱなしでパレット内部の熱の温度にも拘った事が何かの記事に書かれていたが

 

 

音の改良よりも、壊れないように熱抜きの穴をあけるのは、仕方のない工夫なのかもしれません

 

 

本来パレットにはアンコールかスイートのプリアンプは必需品

 

プリで増幅した信号だから、パレットで色付けしても、音の鮮度は保たれてたまま、

 

彩付が出来たのに

 

 

「増幅機能を持たない」パレットのアッテネーターにセレクターを付けて、

ラインアンプ兼用としたり

 

本来の音の為にではない改良、手抜きの為の、儲かるための改良で音の劣化は

 

はっきり音に表れました

 

 

でも比較しないで手にした人はそれが最高だと思うのだから、

それでもいいのかも知れませんが

 

 

私はオーディオにおいては新製品とは

= “手抜きと値上げ”

 

 

いつからかそんな風に感じていました

 

 

オーディオ業界の方々には申し訳ない言い方ですみません

☆ゴルフのドライバーのシャフトは「試打用」と書かれたものが最高です。メーカーは同じものだといいますが。明らかに飛びは違います。同じ製品の中でも飛びぬけて高性能なのかもしれません

 

 

 

 

 

まあ、それから手抜きとは言いませんが、

その製品の使われ方が本来の目的と違って来た

 

それも、大きく音に出ると思います

 

 

長年発売している製品で、Ortofon SPUというカートリッジがあります

言うまでもなく最初の「ステレオ・ピック・アップ」SPU

 
 

最初の製品が「実は、一番素晴らしい!」

 

 

これは、古いオーディオマニアの魂の叫びかもしれませんです

 

 

WE 555Wを超えるフルレンジ、PAは無い

WE 594Aを超えるコンプレッションドライバーは無い

WE 91Bを超えるNFBアンプは無い

クレデンサーを超える音質の再生機器は無い

etc、最初の製品を超えることは大変な事なんですね

 

ちなみに普段我々が慣れ浸しんでいるダイナミック型スピーカーは

100年前の誕生の時から、基本的には何も変わっていません

 

 

 

SPUはそれまでのヨコ信号のみのモノラルカートリッジから

タテ信号も拾う様に作られた画期的製品

 

 

そんな最初のステレオカートリッジのSPUが

今でも作られているのはすごい事だと思います

 

 

最初の考え方がいかに素晴らしかったが伺えます

 

 

SPUは民生用のGタイプと業務用のAタイプに分かれていました

 

民生用の方が響きが良く、業務用は乱れの少ない

当初はそんな違いだったのでしょうか

 

SPUも何度も変更されて「新製品」に名を変えて続けて来ました

 

違いはカンチレバーの支点であったり針の取り付け方等々ちょっとずつ違いがあります

 

 

新製品が出るたびに、「古くなった針を新しい針に交換します」

との広告が当時よく見かけられました

 

 

私は直に聞いた訳ではありませんので、これは噂話として聞いて下さいね

 

当時そのメンテナンスを行っていた方々が言った言葉らしいのですが、古いSPUが針交換で戻ってくると

 

「宝物が帰ってきた」

 

と言っていたらしいです(注、あくまでも噂話ですが)

 

私は事実だと思っています

 

 

メーカーでは公式には、帰ってきたモノは廃棄処分しています、と言っていましたが、本当でしょうか?

 

SPUを針交換して、新しくなって「音が良くなった」という話を聞いたことが〇〇〇〇ん

 

 

販売店の方は「新しい針はエージングしないと使い物になりませんよ」

 

数か月使えばエージングが終わって、以前と同じ良い音になりますよ・・・・

ばかこくでねぇ~、ごまかすのもいい加減にしろ!(これは心の叫びです、声に出してはいけません)

 

 

そりゃ、単に耳が慣れただけのこと、ほんとに音が良くなったわけではない!

 

と叫びたいですが、やめておきます

 

 

いったいオーディオ製品の技術の進化とは何なのだろう

私はSPUで音がいいと思うのは、古いものほどいいと思います

ヤマハ、ニックス、ハーマンでも我慢どこかな

 

 

でおそのあとのクラシック等の製品では、確かにSPU風の音はしますが・・・、

 

なぜか愛機として使い続けようとは思いません、音の魅力をあまり感じませんので

古い良品を、宝探しのように探してしまいます

 

 

新しいSPUと古いSPUいったい何が違うのかはっきりは言えませんが

音の違いは好みの違いなんでしょうか?

 

まあ、SPUを現在も作っていることに感謝しなければならないと思います

 

同じようにWE300Bも、またまた再生産されるという事は、凄い喜ばしい事だとは思います

 

 

 

 

でも、97年の再生産と、古いものと音の違いは明らかでした



WE300B再生産もSPUクラシックも音はフレッシュです、若いです、明朗です

 

それが新しくて、「その音が良い」と言える人は

勿論それでいいのだと思います

 

 

でも私は古いSPUや300Bが好きですね

 

 

300Bの再生産の大雑把な歴史を前回も書きましたがもう一度書きます

1937年300B発売、

1969年製造終了

1974年、NASAからの要請で再生産

1988年、Westrexからの要請で特別生産

1995年、オーディオ用にWE社が再生産

2018年、本格的な再生産を始めた

 

 

ここで大切だと思うのは、WEの自社の名を冠したリースの音響機器として使われていた

69年までが本物のWE300Bと言われています

 

私もそう思います、作りも、音もまさに本物です

 

70年代のNASAからの要請で作ったものも「高精度」だと思います

88年のウエストレックスからの要請で作られたものも音は素晴らしいです

 

 

問題は

95年以降の再生産モデル

各部の作りは88年のモノとほとんど同じなのに

 

音が違う、「軽い」、「薄い」、「細い」

 

何人かの300Bを見ましたが皆、「焼けが早い」、寿命が短いようにも思えます

 

焼けが早いのは、真空の度合いが低いのではないかとも思えます

 

いわゆる「作りが雑」、熟練の度合いが低いのかもしれません

 

 

これは、1995年迄はAT&T Western Electricの流れを汲んでいたのだと思います

電話線のプラグにもそれまでは「WE」と刻印し続けたそうです

 

がAT&Tグループはは1995年に正式に終焉を迎えて、

プラグの刻印も「WE」の刻印から「HH」の刻印に変わったそうです

 

 

つまり、

1995年からの再生産されたWE300Bは全く違う会社で

WEと関係ない違う人たちが作ったもの

 

 

姿形は同じでも目的も用途も全くそれまでとは違う

音質や品質重視ので作られたWE300Bではなく

 

オーディオマニア向けに、てきとうに造れば、儲かる

そんな明確な目的をもって作られ始めて市販されたものだと

 

 

 

「私は」かってに思っています

注!(このブログで書かれたことは全てわたくしの想像です)



 SPUもWE300Bも、昔も今も姿形は変わりありませんが・・・・・・・・

 

全く別物

 

 

 

 

いや・・・・・、

オーディオの未来を否定するわけにはいきませんから

 

 

やっぱり訂正します、多分良いものだと思いまう

絶対に良いものだと思いまう

 

このブログはいつも私の妄想で書かれています、音についても、業界でささやかれたといわれることも、私の妄想です

オーディオの真実は一言も書かれていません

繰り返しますこのブログは、全てわたくしの妄想であります

 

 

 

そうです!

オーディオ製品は、新しい製品が、

新製品が絶対に良いと思います!

 

使い古しの中古を、

音が出るのか出ないのかわからないような

過去の廃棄処分の遺産の製品を、

 

ありえない馬鹿な値段で落札する奴らは

「大馬鹿野郎オーディオマニア」と言っていいと思います

 

あいつらは古いものにしか興味を抱けない、

進歩の無い可哀そうなオーディオマニアです

 

 

オーディオ界の「明日を語れない寂しい奴ら」です

 

 

オークションで奴らの付ける途方もない落札金額に

何の意味もありません

 

 

「あいつら馬鹿だ~」と、大声で言ってやってください

 

 

でも、奴らも可愛い奴らで多少わかっていて

しらふではあのオークションに入札できず

 

飲んだ勢いで、対抗する馬鹿な誰かが入札する度に

もう一杯「ぐびっと飲み干して」ちょっと考えて

 

まだいける・・・

相手:再入札

 

この馬鹿野郎が~

 

仕方ないあれを使って・・

相手:再入札

 

てめ~いいかげんにしろ~

 

最後の手段だ、嫁さんにバレないように、あれを使っちゃえば何とかなる

よし、これが最後だ

 

えい!・・・・・・

 

 

 

とか言いながら、また入札・・・・、そんなことしてるんです

 

だからいつも落札は夜中になるんです

 

 

時には明け方までそれが続いて、翌朝、自分の落札金額を知って

青ざめる大馬鹿もいると聞きます

 

 

古い真空管や部品・製品を高額で落札する奴らは

はっきり言って「馬鹿」です

 

 

 

健全なオーディオマニアたるもの、

TOKYOオーディオショーに行き

 

新しオーディオ製品に憧れを抱き

 

 

新製品を、新品で購入しましょう!

 

新しいオーディオ製品は素晴らしい!


再びマルチアンプへ挑戦

2021年11月05日 00時04分00秒 | オーディオ


そしていよいよ、

夢だった究極のマルチアンプ方式へ

 

 

 

バランスよく音を塗りつぶす「ネットワーク方式」それは

 

マルチ・スピーカーのバラついたユニットの音をまとめ易いが

 

まあ、これは残念まがら適当に「お茶を濁す」戦略でしたね



やはり最高の音質を目指し、その「最高の音でバランス」を追求するのが

オーディオマニアとしての正攻法ですよね

 

 

なぜ、WEアンプでその方法を行わなかったのかというと

 

 

 

簡単に言えば当時はWE300Bを買うお金が無かったからです



マルチアンプでマルチスピーカーシステムの音をまとめ上げるのは、

 

結構大変

 

 

その最低条件としては、真空管アンプでは同じ増幅素子を使うことだと思います

 

私も元々はRCA8417プッシュのクイックシルバー8417を使って

 

同じクイックシルバーKT88を低域に

シンメトリーのチェンネルディバイダーを使って

 

マルチアンプ方式を昔は行っていました

 

このブログと共に

別のところで使っていたWE91Bをつないでみたところ、

 

驚き

 

WE91BとALTECのあまりの相性の良さ、音の良さにほれ込み、

 

WE91Bで、WE300Bとの付き合いが始まったのですが

 

 

この時も低域に8417を使ったり、KT88と使ったりして

 

高域にWE91Bを使って、何度も、何度も、何度も、何度も・・・・

 

テストしましたが、

 

 

どうあがいても音色が合わず、バランスが悪く

WEとクイックシルバーのマルチアンプ方式を断念して、

 

WE91Bとネットワーク方式でオーディオを楽しんできました

 

 

当然ながら、この時クイックシルバーのマルチアンプよりも

 WE91Bのネットワーク方式のほうが、音に魅力があり、

 

とにかく音楽が楽しかったです

 

 

 

 

WE91Bとネットワーク方式に落ち着き、

このブログでシンメトリーのチャンデバとクイックシルバーのアンプは処分しました

 

古い読者の方はご存じでは?

 

 

ステレオシステムでのマルチアンプは諦めましたが

 

モノラルスピーカーシステムでは、スピーカー一本で済むので

 

 

ステレオアンプの左右を、上下に使ってマルチアンプをひそかに楽しんでいました

 

 

 

 

 

 


オーディオマニアの夢が叶って、今はWE91Bのほかに

 

 

WE86型の300Bプッシュプルアンプ

 

 

素直にWE300Bの魅力を聴かせてくれます

 

音の良いアンプです



 

 

もう一台のWE91型は、

 

入力に310ではなく、WE348Aを使った音質重視のアンプもある 

 

入力トランスもWE285Eを使っています



 

それ以外にも、昔々作ったEKジャパンの300Bキットもある

 

縁あってWE300Bはなんと12本も揃った

 

 

 

これだけ揃えば

 

 

 

 

当然ながら、お金が無くて実現できなかった夢のマルチアンプ

 

 

WE86&WE91&WE91

 

夢のアンプを使った、

 

夢のマルチアンプシステム

 

 

 

 

当時、王者WEと、それに挑んだLansingの良いとこ取りの

我がWE乱心愚、励磁スピーカーシステム

 

 

 

これをドライブするWE300Bアンプ群

 

 



 

俺はこんな贅沢な夢のシステムを実現して良いのだろうか

 

夢を叶えていいのだろうか

 

 

 

もっと先に延ばしたほうがいいのでは

 

これをやったら、もうその先は想像できない

 

 

そんなふうに思いながら、ネットワークを外し

 

 

 

 

 

スリーチャンネル・マルチアンプでシステムを組み上げました

 

 

 

低域Lansing415ウーハーを

WE86型で88年WE300Bブッシュプル

500Hz(調整中)クロスで

 

 

 

 

 

 

中域Lansing287-T&WE22Aを

WE91Bレプリカ、79年WE300B

4Kクロスで(調整中)

 

 

 

 

高域Bostwick597Aツイーターを

WE91型で、97年WE300B

なんとWE300Bを8本も使った、3セット、マルチアンプ

励磁スピーカーシステム

 

 

夢がまた叶いました

 

 

27年前にML-2Lを8台使った夢の#4343マルチアンプをやりましたが

 

あれは友達に頼み込んで貸してもらったアンプで行ったこと

 

 

今度は自前のWE300Bで

 

 

 

正直オーディオマニアとしては夢の日々です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり音をまとめ上げるの大変です

 

一曲一曲様々なジャンルで聴きながら煮詰めています

 

上手く鳴る曲

 

 

とんでもなく上手く鳴る曲も

 

 

残念な曲も・・・

 

 

 

音楽を楽しむには、もう少し時間がかかりそうです


魅惑のガールフレンド

2021年11月02日 18時05分04秒 | オーディオ


夜な夜な美声を響かせる、「愛するガールフレンド達」

 

 

一番ご年配のガールフレンドは、1950年代製造と言われる三桁もの



マリリンと

 

ヘップバーン



音は豊潤でシブい、その中に往年の華やかさも見え隠れする

謎めいた音の真空管

 

 

派手さも無く、尖ることもない、

 

でも惹きつける魅力は十分あります

 

 

 

 

魅力いっぱいの


79年製のアンジャリーナとジェニファー

 

 

 

私はこの二人に一番惚れていますね



凛とした佇まいに憧れ

 

音もタイトで華やかでパワフルで、バランスもいいと思います

 

 

 

アンプはWE 91Bレプリカで使っています

 

私のメインパワー・アンプです

 

 

 

そしてペアマッチ

88年製のナタリーとクリスティー

 

ジェシカとジュリア

 

 

 

ちょっとポチャッとしてグラマーな四人

 

歌いだせば圧倒的な迫力です



四人仲良く、ゲッターもかなり薄くなってきました

 

WE86型でプッシュプルで使っています

 

 

 

 

ひときは明るく爽やかなマッチドペア


97年の四人は、
 
残念ながら名前がありません、

 

 

あれは95年の私も若いころ勢いで知り合って、

97年で、もうこれで終わってしまうと言われて

 

あわてて初めて付き合い、良さも知らずに使い始めた300Bです

 

 

一番付き合いは長いですが、

 

名前を使るほどでもないかな?

お姉さん方のように、ゲッターが薄くなる前に、

頭が焼けるほど熱くなる若い娘たち、それも四人仲良く

 

 

WE独特の華やかさはありますが、音の若さもあります

色っぽさに欠けるが、なぜか老いは早い感じがします

 

軽快で明るく歌い上げますが、時々尖るようなキツさもあります

 

 

軽いといえば軽いような、

 

薄いといえば薄いような・・・

 

 

 

円熟のお姉さま方と聴き比べると、

 

何か物足りなさがある気がします

 

 

 

因みに、音の比較はEKジャパンの300Bシングルで行いました

300Bの音の違いはこのアンプが一番よく出ますね

 

 

WE91Bは、あまり出力管の違いが出ないというか

アンプ自体が色濃すぎます

 

 

球の比較にはシンプルなアンプが良いですね



300Bの歴史をざっと振り返ると

 

 

1932年300A発売、刻印でマグネシュウムゲッターの宝物

1937年300B発売、40年迄が刻印が有りこれも超高額

1969年製造終了

1974年、NASAからの要請で再生産

1988年、Westrexからの要請で特別生産

1995年、オーディオ用にWE社が再生産、一本4万円、ペア木箱入り8万8千円

2005年、工場を新たにこのころから再生産の噂が、一本4万円弱だった気がします

2019年、本格的な再生産を始め、WE91Eやとんでもない金額のWE87Aを発売$124,999.00 pair

2020年、1本$699でいよいよ世界へ出荷が始まったが、なぜか日本へは販売禁止

2021年、11月よりエレクトリから一本11万円で発売

 

 

だいたい、こんなものだと思う

95年当時、ペアで木箱入り88千円は高いと思ったが、

97年これで終わりと言われてとりあえず買っておいた

 

当然アンプも持っていなくて、ただ単に憧れのWE300Bで買ったもの

 

 

この後91Bをウエスタンサウンドインクで買って、300Bとの付き合いが始まった

 

私の300Bの歴史は、再生産のWE300Bから始まりましたが、

 

 

その後88年製を聴いてその音の音の太さに魅力を感じ 

 

70年代のキリっと引き締まった音にまた更に魅力を感じ

 

 

 

オールド、刻印、マグネシュウムゲッター・・・・・

 

古くなればなるほどに魅力を増すWE300Bの真実を知りました

 

 

やがて音の良い70年代80年代のWE300Bを手にして、

明るく薄い、聴かなくなった97年はスペアとして元の箱に入れられ

閉まってしまいました

 

 

最近、事務所でチャイナ球で鳴らしていたEKジャパンのキットを

 

自宅で鳴らすようになり、97年WE300Bが収まるようになってきました

 

 

 

91Bレプリカ、86型、91型、EKと

なんと4セットアンプでの300Bを楽しんでいます

 

 

新発売の11万の新しい300Bは高いとも、安いとも言えませんが

今のところ私には必要ありません

 

スペアのスペアとして買っておいてもいいですが・・・・・

 

 

 

チャイナのスペアも沢山あるし



でもこのスペアはWEの音を完全に忘れてからじゃないと

 

 

使えないですね

 

音に何の魅力も感じられない、チャイナ300Bです

 

 

 

新しい真空管の魅力?

 

 

 

 

あるといいのですが