オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

トーレンス、SME、SPU-G、これはこれで

2017年11月30日 09時25分20秒 | オーディオ

ガラード好きの私がなぜか、




対照的なフローティングのトーレンスも持っています


ピントの合った 力のある音はガラードが一番かな?



TD-124も持っていたのですが、金銭苦で売ってしまいました〜あれも良いプレーヤーでした






このTD-150AB、以前もブログで書かせて頂きましたが、

http://blog.goo.ne.jp/8417chiharu/e/a091199fd12c7da6fe2d59d40acd1f8a






フローティングの歴史は、このプレーヤーから始まったと言ってもいいと思います




私は40年近く前、高校生の時に手に入れたものだと記憶しています


長〜い付き合いですが、最近はほとんど聞いていませんでした




最近の私の聴き方が音のピントや透明度、キレ、力感、そんな聴き方が多くなってきて


フローティングのトーレンスから離れてしまっていました





ガラードとは正反対の音で、

キレない、弾まない、締まりのない膨らんだ、バカチョンカメラ的な甘いピントのターンテーブル




先日ある方との会話で、私がフローティングを「ボケた音」、と表現しましたら






その方は、「あれは柔らかい音」なんだよ

・・・・・、




そうなんだ〜〜、そんな聴き方があったんだ



特徴を欠点として聴いてた気がする、やはり特徴を良さとして聴く

考えてみれば、これが当たり前ですよね




注、先ほど自分の書いたブログを読んでいたら、
「お品の良い、温もりのある音」
と自分に言い聞かせるように書いていました





そうなんだ「お品の良い温もりのあるやわらかい音」がするターンテーブルなんだ







お品の良い音には、柔らかで軽快なアームが良いかなー




てことで久々にSME-3009にご登場願いました


音の粒子がオルトフォンと比べて、消えて無くなってしまうような気がするSME




だがこれは本来の金属エッジの初期型309モデル、



粒子が消えて無くなってしまうプラスチックエッジとは、別物の軽快なサウンドを奏でる








暫くご近所のS氏のところへ行っていたので、奇麗になって戻ってきました(笑)

サブウエイトまでつけてもらって、これで楽にSPUが使えます、ありがとうございました






早速SPU-GTをレビンソンのフォノイコで聴いてみましたが、


懐かしいいサウンドです






なるほど、やわらかい、刺激の少ない音

張り詰めた空気感ではなく、独特の緩んだ心地よさにも聞こえる




同じようなSPUでもGとAの違いがかなり出ている、





Gシェルを更にGシェルらしく鳴らすにはSMEが合うのかな~


音楽を気楽に楽しむ、そんな聴き方だと、なるほど、SMEとトーレンスは優しい音を奏でる



トーレンス、SME、SUP-G・・・・なるほど組み合わせてみると、



これはこれで、魅了する一つの世界を持っている様ですね

私の夢のWEサウンドシステム

2017年11月28日 23時01分21秒 | オーディオ

TA-7396バッフル
TA-4181Aウーハー4本
TA-7375ネットワーク
WE-594ドライバー
WE-25Aホーン
WE-597ツイーター



アンプはもちろん

WE-91B

WE-120A

20A電源



こんなシステムを夢見て・・・、


とりあえず、我がNCT-WEサウンドシステムで



なんのことか、サッパリわからない
と言われる方にご説明させていただきます





まずスピーカーの箱が





TA-7396 バッフル、(正しくはASR4520ホーン)

1930年代にアメリカの映画館で採用されたミラフォニックスピーカーシステムで使われた

フロントロードホーン付きバッフルに、デフェーザーで調整を加えた低域スピーカー



本物が買えないので、私のは



ALTEC-817BOXを利用して似たようなものを制作、


フロントロードにミラフォニックと同じような形のディフェーザーを入れ

ミニバッフル板を付け、バスレフダクトを塞ぎ後面開放としたもの


ディフェーザー効果は十分あり、低音の「雑味が消え」、「クリアーな音」になり音に、「張り」を与えている

またディフェーザーは音道の長い中高域のロールホーンに、低音を合わせるため、

ともいわれていて、その効果もあるのか音のズレはあまり感じない、




今の817のままでも、まあまあ気に入っていますが



夢を実現するには

オリジナルバッフルは見つからないとお思いますので、



レプリカで我慢するしかないかと


本物に近い材質のレプリカを買うとなると300万くらいかな?


でも現実的には、スケールダウンしたバッフルに作り直すのが最適かな〜と・・・、












TA-4181A ウーハー

オリジナルは18インチ(45センチ)の励磁型の大型ウーハー

FIXエッジの張りのある低域を、量感タップリに奏でる名機だが、



現存する数は少ない、あっても超高額



仕方がないのでALTEC-515を励磁型に改良して使っている、


15インチ2本で18インチ1本と同じくらいの音圧だと思うが・・・・、実際は負けている、



残念ながら18インチ一本のほうがなぜか音圧はある、



励磁515を4本使用していて、4本とも同一仕様ではあるが、


電源は上下のユニット毎に別々のセレン整流電源で供給されている、

エキサイター素子を聴き比べたときセレン整流が1番力強く感じたので

低域の電源には大型のセレン整流器を使っています



二台のエキサイターで上下ユニット毎に電圧による磁束密度調整が可能であり



磁束密度を変えることで「余韻」を残したり

「張り」「鮮明度」をあげる調整をすることが出来ます



上下のユニットで電圧を大きく変えて、余韻と張りを同時に出すこともできますが

やはり4本合わせた方が音のピントが合いますね。



さらなる張りを目指していづれFIXエッジを考えているが、

見てくれだけの反応が鈍いリコーンFIXが多く、気が進まず現在検討中です




いずれは18インチと思うが


オリジナル4181はなかなか手に入らないが、レプリカを国内二社で販売していて

両社ともに1本90万円くらいダブルで使ってステレオだと✖️4本で360万円かあ〜〜










TA-7375 ネットワーク、

必要悪のネットワークだが、最重要部品でもある

オリジナルは空芯コイルとWEのOILコンデンサーを使ったものだが、


我がネットワークは7375同等使用で、


あえてWEの鉄心のインダクタンスコイルを使い、

空芯の軽やかなトランジェントよりも、力を狙ってみた


ダブルウーハー専用に組み上げコイル・コンデンサー共にダブル使用の贅沢品

パラって接続するより、この方が理に適っており能率も上がるとのこと



コンデンサーは勿論weを使い、当初400Hzクロスで仕上げたものだが、

WE22Aホーン導入で、今は下ユニットに鉄心コイル、上ユニットに空芯コイルを追加し200Hzクロスに変更している



試行錯誤を重ね、今はかなり大掛かりなものとなってきた、

抵抗を使って音量調整なんて馬鹿げている


と、言われても仕方ありませんが、


音質だけではなく、あえてこの方式を取っています、





オリジナルがあれば150万くらいすると思います

レプリカだと75万くらいかな?

ネットワークはケチッてはだめですね












WE-594Aドライバー

WE-555Wを目標にしていると思いましたか?、

あれはフルレンジのレシーバーですから、



目標にしてるのは、神器594ドライバーなんですよ、




本物はポールピースにパーメンジュール並みの金属を使ったと言われるとんでもない高級品



当時こんな高級金属をよくスピーカー如きに使ったものだと感心します


ここで言う高級金属とは透磁率がとんでもなく高いことです

(当時WEでは単にアイアンと呼ばれていたようですが、WEのアイアンとは・・・・、所説有ります)




透磁率が高い金属を使えば正確に音を伝えることができ、

クリアで良い音が求められます




マグネットでこの透磁率を見ますと

フェライトの透磁率が1.1

アルニコの透磁率は7




一般的に同じ磁力でありながら、アルニコの方が音が良いと言うのは、

この透磁率の違いが大きいのです

フェライトより7倍アルニコは音が良いといえます



ですが







我が励磁ユニットに使われている純鉄は透磁率4,000

パーメンジュールは、なんと透磁率 10,000とも言われています




まさにこれが「桁違いの」音の良さの秘密




透磁率の高いユニットは音が滑らかで透明感があります




さらにパーメンジュールは24,000ガウスまで、

飽和しないので乱れることなく信号を伝えることができるといいます






そんな高級金属を使った神器594ドライバーは今では高くてとても買えませんから、

パーメンジュールに次ぐ

純鉄を使って288Cを励磁に改良した、288Fcで使っています、


288FCは最大電圧でも20,000ガウスを超えませんから、純鉄で充分です、たぶん

ホントはパーメンジュールを使いたいのですがとても無理です。




エキサイターの整流は勿論オリジナルと同じタンガーバルブにて整流、


タンガーバルブは一瞬音が、くすんだ霧のかなのようにも聞こえますが、



実に味わい深い音色です



これも電圧は調整可能です、




小音量でも表現豊かで、大変気にいっているユニットです

クロスは下が200Hzから、上は現在、開放、4000カット、7000カットを思案中



本物はほしいですが、とにかく少ないですあれば600万くらいかな?

レプリカでも、とんでもない高級品です。














WE-25A ホーン

本当は音のピントの合ったストレートホーンを使いたいのですが、

とても手が出ませんので

同じ金属ホーンで、手頃なWE22Aレプリカホーンを使っています、

カールホーンではありますが、音軸をうまく使うことで、

かなり絞りが効きピント合わせが可能になります




それに22ホーンのほうが、低いクロスで使えるので実は気に入っています、



25Aホーンはレプリカは見たことが無くて、



オリジナルだと320万くらいですね

とんでもない値段のホーンです









WE-597 ツイーター

幻のツイーターと呼ばれています

当時日本の映画館にも数台設置されたそうですが

当時の日本人には、耳障りな、うるさいだけのものであったようで


こんなものいらん


と、WE社へ送り返されたようで、オリジナルはほとんど日本に存在しません

これが幻のツイーターと呼ばれる理由のようです





でも私が聞く限り、高音らしい高音はほとんど出ません

昭和初期から平成も、もうじき30年、僅か90年間で



人は



進化したのか


退化したのか?


私ごときでは答えは出せぬが、


90年前の日本人には煩かった597ボストイックツイターは




現代ではちょうど心地よいスピーカーである




ついでに、私のことを劇場用スピーカーを家庭で使う馬鹿者と仰る方々へ

90年前の劇場用は現代の家庭用でちょうどいいかもしれませんよ^_^






まあそのことは個人的見解ですから、おいておいて


進化と退化






私は、確実に機械の進歩で退化している、




余談だが先日妻と2時間のドライブがてら温泉に行って、帰り道に迷ってしまった

かつてどこに居ようと、迷わず戻ってくる自信はあったのだが、



道がわからなくなってしまった



ナビが当たり前のように案内してくれるので、自分で考えなくなってしまった結果だと思う




決して私の痴呆が進んだのではなく、道が、方向が、

自分の地理的感性が急激に衰えてしまっている



加えて、最近電話番号が覚えられない、昔の会社の電話番号も郵便番号も番地も覚えているのに


最近の友達や、家族や妻の新しい電話番号も覚えられない





機械が覚えているので必要ないのか

明らかに、文明の、機器の進化と共に、我が身体は退化している





昭和初期の方々は

こんな低音しか出ない597ツイーターが




高音が出過ぎてうるさいと感じる、感性の鋭い方々だったのだろうか



わが国でも昭和初期に作られた、世界に冠たる物が沢山ある

絵や文化も、航空機などの機器も、更に精神も、感性も、





まあ、その話は重いのでまた後で


なんの話だっけ?、

そうだ退化した我が身体には、残念ながら597ツイーターは心地よい




更に心地よくエキサイターはショットキーダイオード


これは真空管とダイオードを足して割ったような音で

繊細でありながら、真空管の心地よさを併せ持っている


タンガーでもいいと思うが、現代的なワイドレンジ・テイストを組み込んでみました





オリジナルツイーターは多分300万も出せば手に入ると思う



我が597は当然の事ながらレプリカ597、

まあ販売店の話では、数あるレプリカの中では最高品質のものとの事




当たり前の宣伝文句だが、確かに出来は良さそうだ、

本物と聴き比べてもよくわからないというか



こちらの方がレンジも広く、耳が退化した人間にはいい感じで聞こえる






もうお分かりだと思うが



私は、古いWEサウンドを実現しようとしてはいません



結果として古い機器を使って、現代の?現代でも通用する?、いや違う、


現代の製品では成し得ないレベルの、




最高の音質を奏でたいと思っています





それが私の

WEサウンド・ロマン














自分で言って、なんかかっこいい〜〜^_^




低音に求めるのは低さ、重さ、量、質、速さ、圧(張)?

2017年11月27日 10時59分27秒 | オーディオ

毎日せっせと調整してます



スピーカーの基本、ユニットの縦軸を合わせようと、



22ホーン前にツライチで597ツイーターを設置しましたが





どうしても音のバランスが取れませんでした



結局、ホーン内での縦軸をやめ、ホーン内側の後方に設置、



音圧のバランスは取れるが



視覚的にはバランスが合わない

雰囲気良くなるのだが

音のピントは少し甘くなってしまう




難しいもんだ






バランスといえば低音の音の張り(質)と、音の量



フロントホーンに設置してあるディフューザーを


奥に押し込んで、音道を狭くすると雑味が消え音に張りが出て質の良い低音となる




手前に出して音道を広めると、量は出るが

量を求めると、張りが少なくなる




この量と質のバランスも難しいものだ



低音に求める、モノによってもこのセッティングは違うと思います






私の817ディフェーザー方式で、ミラフォニック風を行っている方もいらっしゃるようで


質問も頂いていますので少し低音についての私的な意見です




現在使用しているALTEC 515Bはアルニコマグネット採用の非常に素晴らしいユニットだと思います


重低音は奏でませんが、パンチのきいた迫力の低音を奏でます


このガサツともいえるアルニコの迫力のガツンな低音が好きな方は




私のようなミラフォニック風ディフェーザーの取り付けは、





止めたほうがいいです



ディフェーザーは量を失います


励磁は迫力を失います




アルニコのオリジナル515でJAZZ等の迫力が好きな方は、


そのままむき出しでお使いになったほうがいいと思います





求める低音によって、使うスピーカーは変わると思います




私の身近では、質の良い低音を求めるあまり、100Kh以下の低音をホーンで奏でる方々がいらっしゃいます

このホーンの奏でる実の良い上品な重低音、


すばらしいですが





下品な育ちの私は満足できません!





どうしても波形の長い低域が、

長いホーンロードを通ってきますので、キレ、抜け、が悪く


歯切れのいいリズミカルな低音は望めません





難しいものです



低さ、重さ



速さ、キレ(トランジェント)

質、クオリティー、

圧(張)・・・・・



低音に求めるものは人それぞれです。




ディフェーザーの話に戻りますが、この要素のうち

低さ・重さ、量を求めるなら、ディフェーザーやホーンは使わず、




バスレフ方式か、密閉で行ったほうが良い結果が出ると思います



余計なお世話ですが515では低さ重さは不足がちに聞こえると思います

今は、低く重く量もあって、しかも質の良い、低インピーダンスの素晴らしいスピーカーが沢山あります



そちらを使ったほうが手っ取り早いです、余計なお世話ですみませんが

・・・







私が、ディフェーザーを使う理由は、



音圧があり、張りのある低音を目指してです



張りのある低音、表現が難しいですが、空気が乱れずに、奇麗に振動する状態とでも言いましょうか





ホーンスピーカーを使う理由と同じなんですが、

奇麗に効率よく空気を振動させるために励磁ユニットでディフェーザーを入れています




励磁はアルニコと比べ物にならない滑らかさを出します、その質の高い低音は最初戸惑いました





励磁は余韻が無い




誤解が無いように、余計な振動をしないので音がサッパリしているんです、



ぼよよーん、とか、ドロ~~ンなんて音はしません




立ち上がりも、立ち消えも早い、キレのいい音です、そのキレは、躍動感になり

イキイキとした、リアルな音になります。





私が低域に求めるものは、量や重さ低さではなく





キレ、張り、による躍動感





キレ、ハリを持ったまま量を求めるなら15インチユニットではなく18インチユニット

でかすぎ




でもいつかは

・・・・・

夢のWE SOUND

2017年11月25日 11時04分34秒 | オーディオ

先日のWEサウンドとは・・・・






様々な考え方や答えがあっていいと思いますコメントありがとうございました





私の考え方はシンプルです

個性的な音で、音楽の表現力に長けている音響機器

それが私にとって、音楽を一番好きな状態で再生できる要件を満たしたもの


要は

音楽による「感動」が一番多かった機器

言葉にすればそんなところですが



それが私にとってのWestern Electric soundです








我が、NCT-WEサウンドでも

表情が豊かで色濃い音が実現できています



これはアンプが、かなりの部分を担っていると思います


WE-618b、色艶が良いステップアップトランスで華やかです

WE-141はWE音色が強いアンプでほぼオリジナルをフォノイコライザーアンプに改良したもの

WE-120Aレプリカは力強いパワー感溢れるラインアンプ

WE-91Bレプリカは明るく表現力が豊かなパワーアンプ




WE120A、WE91Bはレプリカですが、もちろん真空管はWE、

そのほかも使っている部品や古い単線によるワイヤリング等、出来る限りオリジナルと同等品を使って作ってあります



オリジナルとは当然、次元が違いますが、





WEサウンドを垣間見ることが出来てると思います。







よく真空管アンプを暖かくて柔らかい音、なんて表現をされる方もいらっしゃいますが

そういった音とも違う、力強い少し過激なWEアンプ












その、色濃い音を、表現力豊かなスピーカーが奏でています

NCT-WEはALL励磁システム


基本のユニットはALTECですが改良したフィールドコイルには絶大なる魅力があります


WEと同じ励磁コイルに改良したユニット、磁気コイルはマグネットと違い

反応が早く、しかも制動が効き余分な共振が少ないメリットがあります


これにより滑らかで艶やかなサウンドが奏でられ

音質は歪み感は少なく、クリアーで鮮度が高い音質です










さらに、単独視聴用セッティングで絞りを効かせている

ばかちょんカメラ風の全体フォーカスではなく、

一眼レフ調の一点焦点、背景は奇麗にぼかし的なセッティング、


今のセッティングが一番いいのかは分からないが、今はこのサウンドに満足している





FB等でWEサウンドは映画館のPAの音、戦前の音、等々のコメントや

WEやALTECを家庭で聴くことに、

馬鹿げたこと



と吐き捨てる方も多かったですが、すみません少々反論させて頂きます








映画館の音、戦前の音、と吐き捨てる方がは、申し訳ありませんが励磁サウンドを聴いてのコメントなのでしょうか?





「音がざらついた」アルニコマグネットの音しか知らない方はそういわれるのも無理はないも知れません

マグネットの288では確かに小音量に弱く

ある程度大きな音を出さないとその威力は発揮できないかもしれません






だから家庭でホーンは馬鹿げている、30メートル離れればいい、とか、書き込まれるのでしょうが






励磁サウンドを聴いてください

励磁は微弱信号の小音量でも表現力抜群です



最近おぼえた小音量再生ですが、小音量はほんとに細かな音まで楽しめ、音の彩も多く感じます



確かに大口径ユニットは小音量再生が苦手かもしれませんが、

紙のウーハーは200Hzで切っており低音用

さらにフロントホーンに設置したディフェーザーが、雑味を消し、小音量でも張りと、力があります




中高域のほとんどの帯域を288FCと22ホーンが奏でており、

非常に細やかな小音量音が得意です





これまた多いいご意見でしたが、

ホーンスピーカーは本来、劇場等で使用するスピーカーで、遠くに音を飛ばすためのモノ

それを至近距離で聴く、家庭で使うのは馬鹿げている等のご意見ですが








自論で恐縮ですが、言い音とは、

歪まない(沸騰しない)より多くの空気を、効率よく振動させることが重要だと思います

私はこのためにホーンスピーカーを音軸をずらして使います、

遠くへ飛ばす事が目的のためのホーンではありません

多くの空気を効率よく振動させるためのWE22Aホーンです



同様にコンプレッションドライバーを家庭で使いにはうんぬんのご意見にも

コンプレッションドライバーは遠くへ音を飛ばすだけが主な目的ではありません

構造上信号を伝える磁気回路が、振動板とほぼ同じため正確な音質が得られます

信号を正確に振動に変え、より多くの空気を効率良く動かすためには



コンプレッションドラバーとホーンの組み合わせは最強です




この組み合わせでどんな小音量であっても、

より多くの空気を歪まずに正確に振動させることが出来ます




本来の目的ではない、本来の使用法では無いと言われる方がいますが、

それは寂しいご意見だと思います




色濃い音で、表現力が豊か、結果的にそれが音楽を聴いていて「楽しい」、「感動的」

それがWEサウンド



それを実現すべく手近なもので再現しているのが、

わがNCT-WEサウンドシステム





オリジナルWEサウンドには遠く及ばないが




今まで使ってきた、MLAS、CELLO、マッキン、クイックシルバー、ジャデイス、等々のトランジスタアンプや真空管アンプでは味わうことが出来なかったサウンド










美しく、楽しいく、心に響くサウンド



夢のWE SOUND SYSTEM


これからも追い求めます。

WEサウンドって何?

2017年11月20日 19時17分36秒 | オーディオ


先日

古い友人が遊びに来てくれた




友人は最新オーディオを扱う業界関係者でもある









友人:

ここもそうだけど

最近伺う方、伺う宅、いろんなところでWEサウンドが鳴ってるんだよねー








私:
えっ?◯◯さんの扱うオーディオは、現代的な美しサウンドで

※(友人のスピーカーはサウンドステージを追求し最新のユニットで特殊構造で無共振、位相相違を排除した最先端のリアルサウンドステージを追求している、お世辞抜きに素晴らしいサウンドです)


WEサウンドとは無縁だよね?










友人:

そう、一見無縁なんだよ・・・


でもどうやら、良い音を追求して、追求して、追求して・・・

行きついた、うちの音で満足する人と、

もちろんそのさらに先を求める人にも僕は応えてるんだけど



でも、それだけでは満足できない人が・・・・WEなんだよ




いや、皆さん音には満足してもらってるんだよ





・・・・・・・






俺、思うんだけど




演奏している側のミュージシャンは、「良い音を聞いてほしい」なんて思って演奏していないよね



良いサウンドでしたね、すごいテクニックでしたね、お上手でしたね

こんな言葉を求めて演奏していないんだよね





演奏者が返して欲しい言葉は

よかったです

ラストが素晴らしかった、拍手が止まなかったよ


感動したよ


そんな言葉なんだよね





演奏する人は自分の演奏や歌の、パワー、エネルギー・・・

なんていうか演奏の魂を聞いて、

感動してもらいたくて演奏しているんだよ
(※貴重なスッピンAyuko(笑)、彼女も同じようなことを言っていた、レコーディングだけで三キロ痩せたとか)






結局、聞き手も、良い音を求めてあれやこれやとやっていくと


そこへ行くんだよね







音のエネルギー、魂、っていうか、音楽に宿る何かを求めだすんだよ。





クオリティーのいい音でその感動が求められる人もいるんだけど





そうでないその何かを求めるひとは、なぜか皆さんWEになるんだよなー


でもさー、音楽の感動って、カーステレオでもラジカセでもスマホでも得られるよな





なんで皆、突き詰めると行きつくはWEなの?










WEって何?






WEって何が違うの?

前に言ってた、今は作れない、今は使っちゃいけない物って何?

それ使えばWEサウンドになるの?





現代の装置でWEサウンドは出せないの?

僕、今のうちの装置でWEサウンドってのをやってみたいんだよね






教えて、WEサウンドって何?



・・・・



趣味:音楽鑑賞、とオーディオマニアの違い

2017年11月17日 10時40分11秒 | オーディオ

オーディオ装置とステレオ装置の違いってなんだと思います?



本来ステレオフォニックはオーディオ装置の一部であったが




やがてステレオと言う分野で独立し

今はそれをスマホが担っていると思う



オーディオは進化せず、相変わらずオーディオだが



ステレオは音楽を聴く装置全般を指す言葉となっていると思う、



スマホもイヤホンで聴くのが主流だが、イヤホンの場合はステレオ再生



ステレオやスマホで音楽を聴く、女性も男性も若者も中年もそれ以外の方も



誰もが手軽に「音楽」を聴いて楽しむことが出来る装置、それが一般的なステレオ





そう、「音楽鑑賞」の手段に用いられるのがスマホを含めたステレオ機器


音楽鑑賞、ありきたりですがいい言葉ですよね





趣味:旅行、料理、音楽鑑賞

これは履歴書にも書けることです



面接官:どんな曲をきかれますか?

:流行りの日本のJ-POPも時折聴きますが、好きなのは室内楽で、弦の素敵な音色に曳かれます、いつかは私もバイオリンかチェロを習って皆さんに聞いて頂けるようなアンサンブルを奏でたいと思っています。




採用!








でも

趣味:オーディオ、レコード収集


こんな履歴書を書いたらどこも引き受けてくれないと思いません?







万が一にも馬鹿正直に

趣味:オーディオマニアで真空管アンプで一人で音楽を聴くのが好きで、レコードも沢山集めています。






面接官:・・・・・、はい、次の人!



と、なってしまいますよね








オーディオ、特にオーディオマニはイメージが悪い


現代におけるオーディオ?






中年変態因業オヤジのうるさい趣味?





ごちゃごちゃした暗い部屋で、一人で自己満足に耽るもの?


まあ簡単に言えばそんなものなのかも・・・・・







オーディオマニアの皆様



とにかく部屋を美的に奇麗に整理整頓してイメージアップしませんか?






何年も妻や家族が誰も入ってこない部屋、

家の中でこの部屋だけが異空間、

俺の夢を集めた部屋

毛嫌されてる部屋



なんて馬鹿なことを自慢してないで、



みなさん是非、女性が入ってきたくなるオーディオルームを作りましょう






いえ、違います、B型女性の好奇心だけで入ってくるオーディオルームでは無く





女性が

「あら、雰囲気のいい曲が流れる素敵な空間ね」





なんて言われる空間のオーディオルームを目指しませんか?


でないと、オーディオはいつまで経っても、因業オヤジのおもちゃから進化しません













お前ん処はその最たるものだろ~~!

と怒鳴った、あなた!






違います

我がルームはもともとシアタールームで、

この、グレーと黒の汚らしい業務用スピーカーはスクリーンの後ろに鎮座していたもの
(20年前HIVI取材)



またスクリーンを直して下す予定ですから、正面は布一枚




半分は黒壁ですが、もう半分は白い壁の、インテリアにレコード棚ある


雰囲気の良い部屋・・・



・・・・・




だと思うんですが・・・・無理かな?



まあオーディオマニア皆でイメージアップを図りましょう






でも、

言い訳するわけじゃないのですが、


私のオーディオは自己満足ではありません!










やな奴~!また自分だけは違うって言うんだろ

と思ったあなた、






そのとおり、わたし「だけ」は違います(笑)





もともと家でオーディをやっていましたが、家族が増え狭くなってきたので

そのオーディオ機器を自分の事務所に移しました

事務所は保険代理店の事務所でオーディとは無縁の職業

その事務所の一角(店の半分)がオーディオルームで仕事半分音楽半分の幸せな事務所でした


通りに面し、大駐車場を有した(隣の銀行の)事務所であったため、多くの来店客があり

オーディオマニアではない一般の方々とも音楽を通して知り合い

音楽を通じて共感しあい契約、なんてこともありました

私のいない時も来店されたお客様にも、事務員さんが音楽を聴きながらお待ち頂いたり、

音楽を楽しまれてお帰りになったり、眺めてお帰りになったりと、

オーディオと音楽が、仕事につながったありがたい時期ではありました

使っていたのは、チェロパレット、レビンソン、パフォーマンスでB&Wシルバーシグネチアやマーチンローガンのお品の良い音楽を奏でる機器


私の居ない時も事務所で流れていた音楽、それを来店されたお客様が聴かれて評価




そう、かつて私のオーディオの評価をされたのは、







音楽やオーディオに興味のない保険のお客様だった




こちらも、初めて来店された方にも、「素敵な音楽が流れていますね」

こう言ってもらいたくて、揃えていった結果だと思う。










演奏される方、指揮者や歌っている歌手の方々は

聞いて頂く人に「感動」を与えたい、感じてもらいたくて演奏しているそうです




オーディオ装置もそうあってほしいと思います。




昨日も私のブログに

オーディオ = 自己満足

と書かれてきたがいらっしゃいましたが








非常に残念です、




ステレオ = 音楽鑑賞機器

ならば





是非

オーディオ = 聞き手に感動を与える機器




こうあってほしいですよね





私もこれを目指していきたいと思っております。






今は、強敵がいます



自分が素晴らしい、感動的ないい音だと思った音は、

必ず!

手強い妻も・・・・・

流浪のオーディオマニアの行きつく先は

2017年11月16日 10時05分29秒 | オーディオ

これまた勝手な自論ですが



オーディオマニはロマンチストが多い・・・



ロマンチストとは、
現実を離れた、甘美な空想などを好む人。夢想家。空想家。・・・



いいですねー、甘美な空想などを好む人、夢を描き追いかける人



私の周りのオーディオマニアの方々の多くはこのタイプかな





音楽を聴く



普通に音楽を楽しむだけならばフルレンジ一発が楽なのかもしれませんが




ロマンチストのオーディオマニアはそれだけでは満足せず

夢を描きます、



この音を、こんな風に鳴らしてみたい

あの音を、こんな風に鳴らせたら・・



現実にはあり得ないかもしれないけど鳴らしてみたい

そんな夢を持っています


先日お世話になっているT社長との定例飲み会で



だいぶお酒も回ってきた頃




T氏:俺も大病してさ~

もうオーディオ出来ないと思ったけどさ~

やっぱりやり残した夢があってさ~

・・・・

なんか最近、急に作りたくなっちゃたんだよね、やっぱり夢を追いたいよね




夢だから

やるなら、今しかないじゃない!





だから低音ホーンなんだよ




いいんだよ、人がなんと言おうと、



誰かのブログで変人扱いされようと

俺の夢なんだから





夢を語りながら、その夢を実現すべく・・・・







その夢が実現し、また何かわけのわからないホーンを制作しているようですが



壮大な夢の5ウエイオールホーンマルチスピーカーシステム

人が何言おうと関係ない、自分の楽しみ




そう自分の楽しみが趣味、だが




趣味のオーディオ、基本は自分が楽しければいい、

と言いながらも




ロマンチストの奏でる音は素晴らしい音楽(※全てとは言いませんが)



ロマンチストの奏でる音楽は何故か納得が出来ます、

たとえそれが自分が今まで好きではなかったオーディオ機器であっても、納得できることが多いです



それは、音が楽しいいからです



自分の好きな音を奏でる人は説得力もあり、引き付ける魅力も持っています



そう引き付ける魅力のある人は、他人のを否定しない





他人の音を否定しない



それがロマンチストのオーディオマニア

だと思う








方や



リアリストにもオーディオマニアは当然いらっしゃる

現実主義者。実際家。写実主義者。実在論者。実念論者・・・・・

実際に有る音を、計って音にする

結論は早いであろう

職業で音を出す方は、必然的にそうなってしまうであろう





でもなぜか・・・・・

答えを持っていらっしゃるから、自分の答えと違えば・・・・

・・・・・






やめておこう




まあ、我々は答えのないロマンを語る趣味の世界


私も100年前の音響機器を再現しようとしている、はたから見れば大馬鹿の変わり者

であろう、





音楽が色濃く艶やかに、感情が伝わる音響




そんなオーディオを、楽しみながらやっていきます

WE22レプリカ、また一歩前進?

2017年11月15日 18時19分23秒 | オーディオ

このブログでも度々紹介させて頂いた、本物のWE22をお使いのWE22氏宅です




先日WE22氏から、 連絡が入り

22Aやっと入れたんだね



じゃあお祝いに22用のフェルトプレゼントしますよ

取りに来る?





えっ、!ホントですか、ありがとうございます〜〜


やった〜〜、22用の本物のフェルトが手に入るぞ!





これまた持論だが


コピー品と

レプリカは




別物だ!


コピーは同じように造られた、似た様なモノ




だが、レプリカは違う、



基本はコピーであるが

その一部に「本物」が使われているモノが“レプリカ”だ




我が91のようにコンデンサーや抵抗のパーツでもいい





部品がダメならば、たとえネジ一つでもいい





オリジナルの「魂」が注がれたもの








そうオリジナルの部品のが一部に使われ、オリジナルの魂が宿るものこそが




「レプリカ」





いいんです、持論だから^_^



なんちゃって、でもレプリカを名乗るものは一部に本物のパーツが使われなければならない


WE22Aホーン、ホーンは日本で作られたコピー

スロートは、本物ではありえないストレートの偽物

ドライバーも本来のwe555wメッシュ、が買えなくてALTEC288

鳴きを抑える外側のデッドニングも国産自動車用部品





WE22Aレプリカ、を名乗ることも出来なかったが





ホーン中央の大事なフェルトが本物なら



我が22も美音を奏でる、本物の魂が宿った、レプリカが名乗れる



そして本物の近くへ、また一歩



WEの本物へ近づく・・・














そういえば、話は変わるが


某Tオーディオでは新参者の私だか

最近、T氏や強者の常連さん達がなにやらウキウキ・ワクワクおかしなモノを造っているようだ






どうも私との会話で、言葉の語尾が気になる


兵:あ〜〜あのブログの人ね

今更22?ね

所詮22‼️ね




T氏や諸先輩がたは何か言いたそう





T氏:以前から計画していた大型ホーンがもうじき出来上がってくるんだよ、ほら、もうこんなに出来上がってるんだ



と、写真を見せて頂くと、なるほどかなり大型のホーンのようだ


黒光りしたパーツがかなり出来上がっている




T氏:〇さんはweファンだから声かけなかったけど、we22aじゃ下が出なくてね
もっと下まで伸びて、低音ホーンに合うような中低ホーンを作ってるんだよ




まあ言うならば、we22aから一歩抜け出したホーンを作ってるんだよ




ほ~


全長3メートルの開口部1メートル越えの巨大な金属ホーンを

五人もの強者の先輩方が作られているとのこと

※だめですよ決してバカげたこと、とか、
あーあまた家族に見放されるぞ、とか、
臭さそ~、とか言っては、
三メートルのホーンが入れられる幸せな環境の方々なんですから



そんなうらやましいい環境のホーンの大先輩方、頑張って下さい



私がwe22aに近づく努力をしているのに、



T氏や大先輩方は既にその先へ・・・・・

・・・・・・








まあいい、俺は俺の道を行く


我がWe22aをレプリカにすべく


We22氏家へ伺いました

私:すみませんねー、22用のフェルトなんて貴重なものを分けて頂けるなんてありがとうございます。

We22氏:どうぞ好きなだけ持ってっていいよ

私:え?、これ?、本物じゃないの?

We22氏:100年も前の布が残ってるわけないでしょ、でもこれも100年経てば同じだよ

私:・・・・・・・なっなるほど~





レプリカへの道はまだ遠いようだ


オリジナルの22aで布の寸法を測らせて頂き、厚さの違う二枚のフェルトを頂いてきました

寸法だけはオリジナルと同じです・・・・





しかし、あるところにはあるものだ、555wがゴロゴロとwe22氏宅には転がっている


私:555wなんでこんなにあるんですか?使ってないなら譲ってくれませんか?

We22氏:スペアだからダメ、

私:スペアは一個あれば充分でしょー・・・・・、monoで一個しか使っていないんだから

We22氏:売らないよ!




あっそ

本物のweサウンドへの道は

まだまだ果てしなく遠いようだ・・・・


頂いたフェルトをオリジナルと同じ寸法に切って



染子を使ってオリジナルに近いグレーに染める


何度も染めていると


妻が

そんな苦労して染めてないで、あなたがはいている、ユニクロのスエードのパンツがいい色じゃない

それ脱いで切ったほうが早いんじゃないの




本物を目指す俺が、ユニクロのパンツを切ってwe22aに貼るわけないだろうが~



怒ってもしょうがない



気に入るまで染め直します~


音源の縦中心軸合わせは意味のある事なのか?

2017年11月14日 15時27分01秒 | オーディオ


スピーカーのセッティングは




① まず向き、平行法か、内振りセッティングか


② 音の発信源からの距離、振動板の位置合わせ


③ それと縦軸の位置合わせがあると思う




今までは、内ぶりで、振動板の位置、縦軸、

この三つの音軸合わせをALTEC 311-90ホーンを使って実現してきた





三つの調整を完璧に行ったサウンドは、ほんとにピントの合った

気分爽快のNCT-WEサウンドであった、が




少し刺激的でもあった


更なる再生音の感動を求めてロールホーンを設置したのだが、



このセッティングにいまだ答えが出ない



我がNCT-WEサウンドに教科書やバイブルは無い



答えを求めても回答は無い

誰も答えてはくれない




トライ、トライ、トライで進むだけ、



迷路の中をひたすらに




縦軸の位置合わせは必要なのか?



思ったら即時移行するしかない、

②の振動板の位置合わせによる位相調整は、また後で実験することにして、とりあえず縦軸を合わせてみる



ウーハーとドライバーは、ほぼ同一線上にあるので



問題はツイーターのWE597Aをどこに配置するか






今までのツイーターの設置は

ウーハーとのボイスコイルとの距離を合わせて配置してあるため、かなり後方に設置してあった




ウーハーを中央軸線とした位置より、かなり内側の後方にセットしてあったものを



WE22Aホーン開放部に設置してみた



立派な製品をお使いの方には、決して出来ないであろうが

我がスピーカーボックスは、既にネジ穴だらけ

いろんなものを取り付けては外し、この繰り返し


今更一つや二つネジ穴が増えても何の問題もない

距離は無視して縦軸を合わせて配置してみた


現在発売されている殆どの製品はこの盾軸合わせを行った製品ばかりであることからも



盾位置は重要なようだ



そういえば、盾位置を無視した、バラバラ配置の過去のJB◯モニタースピーカーは

音もバラバラに鳴るものが多かった^_^


最近はその反省からか流石にJB◯も盾位置は合わせたものを販売しているようだ



あのアバンギャルドでさえも、

合わせられるものは盾位置を合わせている





バランスのいいスピーカーはほぼ全て縦軸を崩していない






てな訳で我がシステムも縦配置で


597ツイーターを22ホーンの解放部で鳴らしてみると・・・・・・




う〜〜ん


バイオリンの室内楽とボーカルをかけてみたが、


思ったほどの変化はなない〜〜






前に出たぶんツイーターの音量は大きくなった

4kh 6db/cutにしてあるが、また12db/cutに戻す必要があるかも



そんな音の大きさよりも軸合わせた事による


音のバランス




うーーん


よくなったのかな?

悪くなったのかな〜〜








ビミョ〜〜



WE22A縦ロール、内振り、上向き設置に決定

2017年11月13日 09時51分54秒 | オーディオ


贅沢にも、ホーンを横ロールか、縦ロールかで議論になるのは





この22Aホーンくらいのものだと思うが





これ以前のホーンは12や13は縦ロールで使われてきた


15Aも同様にほとんどの設置例が縦ロールで設置







だが、この22AはWEが実際に劇場での設置も、


縦ロールと横ロール二つの設置方法で使われていたようである





劇場の形状で変えていたのであろうか、それとも劇場のオーナーの好みなのか?


音の軸と、指向性が強いホーンなので、設置方法でかなり音が変わると思うが




広いホールで、大勢に均一に音を届けるにはこの横向きが適していたんだと思う








まあ、あの16Aも縦ロール、横向き開放の向きで設置していた例もあるようなので


その設置方法は計り知れない、WEならではのノウハウがあったんだと思う






劇場での設置・・・・・





から、遠~く離れた


一般家庭での22Aホーンの設置





先日もスピーカーの内振りと平行法で音の出方の違いを書きましたが






この横ロールと縦ロールも同じような違いでもあります






横ロールは広がりが良く、わりと聞くポイントは広く取れます



縦ロールではポイントは狭く普通のスピーカーの内振りセッティングと

同じような効果があります






肝心の音色も違って聞こえます、





縦ロールのほうがピントも合い、澄んだ音で私は好きです



ピントが合うとは、いわゆる臭さがない音^_^





勿論エネルギー感も縦ロールのほうがあります




ちなみに横ロールは内側ロールと外側ロールの二種類が出来ますが


事前のフルレンジ再生のテストでは





ロールが内側で、外へ音が広がるセッティングでは非常に広がりが良いのですが

つかみ処が難しく、臭いも強く、全く私の好みではない音でした







ロールが外側の中へ音が集まるセッティングのほうが良かったので、

その横ロール設置を試みましたが





試行錯誤の結果、私の技量不足、音の好みもあり結局、断念




縦ロールに決定しました






縦ロールで音のピントも音軸も視聴位置合わせて

内振りにセッティング






上下の向きは、このスピーカーの設置は上から吊って下向き


が、多く見られますが、これはかなり上に設置た場合で




一般の家庭では逆に上向きのほうが、音がクリアーで伸びやか




ホーンの角度も自由に変えられるので起こしたり、寝かせたりと



視聴を繰り返したが、結局かなりホーンを寝かせた状態が一番ピントが合い好みの音が出る





贅沢に劇場で使うホーンを一人が聞くために設置するには


私は・・・・、この方法が良いと思います




縦ロールの、ホーン上向設置が・・・






なぜならば

音量に関係なくピントのあった、感動的な音楽が鳴り響いているからです〜〜




^_^
















※すみませんよく見ると私のホーンスロートはロールしていませんでした、カーブしているだけの折り曲げホーンでした・・・・


WE22Aホーンを288FCちょんまげスタイルにて使用

2017年11月09日 10時57分19秒 | オーディオ


若いころ、年配のオーディオマニの方が




みなさん口を揃えて、

俺も若いころは大きなユニットでマルチとかやってたんだけど



最近はフルレンジでいいや、

とか

小さいスピーカーが楽だよなー・・・・・とか






ふーん年をとると大迫力が苦手になるのかなー・・、なんて思っていましたが





・・・・・





違いますね、

私にも残念ながらわかるようになってきました










大きなスピーカーは“重いんです”




年取ると一人では動かせないんです~!。








勿論、家族からつまはじきのちょっと変〇者のオーディオマニの


なんの意味もないスピーカー配置変更のお手伝いなんか、誰~も手出しなんかしてくれない




「たいへんね~、がんばってね~、」と声かけられれば、マシなほう




寝静まった夜中に汗だくになって、








ホーンに潰されたらどうしよう

スピーカから下に落ちたらどうしよう

ドライバーが持ち上げられなかったらどうしよう

・・・・・・






そんな不安と戦いながら




夜な夜なの作業で、WE22Aほーん、本来のちょんまげスタイルに変更しました~





ご存じない方もいらっしゃるようですが、本来WE22Aホーンは

たいへん優雅なスロートカーブを描くカールホーンの名機です


それを何故このような“ちょんまげ”スタイルで使うかと言うと













戦国時代だからです、




倒さなければならない相手がいるんです!



いざ東西決戦、戦う相手は西の知将WE13A美音公なるもの・・・・・・















ではありません(笑)


絶対使用条件のWE555Wの口径は約1インチ、その口径に合わせたスロートが本来の美しいスロートですが



NCT-WEで使う288Fcの口径は2インチ、なんと倍以上の口径があります

美しいいスロートを、ぶった切って使うしかない


仕方がないのでこのスタイル



折り曲げられず真っ直ぐなので、ちょんまげスタイルとなってしまう





このちょんまげスタイルがかっこ悪いのと、


WE16A風の横ロールで

音エネルギーの集中を狙ったのだが、






いろんな面で挫折しました


至近距離で聴くには違和感あるサウンドになってしまいました







最大の違和感はピントが合わない、ピンボケ音像





私には技術力が不足していたようです

残念!





本来の縦ロールに戻せばピントは合うのは、単体のフルレンジ視聴で分かっていたので


みっともないが“ちょんまげスタイル”に配置変更






ホーンの開口面積は縦横同じだが、スロートは全然違う


したがって取り付けの足の位置も全く違ってくる


足をばらして、ホーンを立てて、一から設置のやり直し





重心がかなり高くなるので、三点支持ではなく、今度はワイヤーを使った四点支持


不安は残るが、なかなか安定度は良い、


ホーンの向きも、あらかじめテスト済み、







音軸でセッティングのためか


かなり上を向いてしまった、



腰痛と落下の恐怖と闘いながらやっとセッティング完了しました


ベテラン・オーディオマニアの苦労が身に染みた配置変更でした。

レコードを楽しく聞くなら音源は一つのほうが・・・

2017年11月07日 09時08分54秒 | オーディオ

いかん!





オーディオマニアとして言ってはいけない一言であった








相変わらず、515の高域カットの試行錯誤と


WE22Aの288Fcの高域カットをするべきか、するならいくつで・・・


バカなことを相変わらず悩んでいる








レコードをあれこれと、取り換えながら、ひたすら聞き比べ









そのうち、あれ?このレコードはこんな声だっけ?


この曲はこんな演奏だったっけかな?







元が分からないというか、どうするのが最善なのか



その進むべき道が分からなくなることがある









道に迷う、







どこへ行っていいのか、自分がどこへ向かっているのかさえ



迷ってしまう











こんな時は仕方ない、


嫌味な奴にご登場願う






WE755Aフルレンジスピーカー

流石に最近寄る年波なのか高域が若干落ちてきたご老体のスピーカー








繋ぐたびに、腹が立つ





今回は、流石に胃が痛くなってきた












奴は、こうつぶやく



755:

おまえなー、いつまでそんな意味のないことを繰り返してるんだ

音楽を楽しむことってそんなことか?

お前のすすむ道には、頂は無いぞ




もう、いい加減「大人になれ」


・・・・ん、分かったか?






















ぶっ壊してくれようか、この老いぼれめ~


あー腹が立つ







どのレコードを聴いても、そんなことをつぶやいてくるようにしか聞こえない









しかも、



一瞬自分でも









「あ~これでいいや」


と、思ってしまったことが腹が立つ!









こんなことでオーディオマニアは満足してはいけない







人の耳に心地よい帯域の音しか出せず

音源は一点

余分なコイルやコンデンサー、抵抗なんてものを通っていないピュアな音


・・・・













理屈をつけて文句を言えば沢山あるが

それも何だか虚しい



・・・・・・・




くっそ~~~~お!

バカやろー、てめえなんざ充てにするか~

俺は俺の道を行く!



















いいんだおれは流浪のオーディオマニアなんだから

オーディオマニアの内振り、音楽マニアの平行法

2017年11月06日 10時58分57秒 | オーディオ

スピーカーのセッティング方法は大きく分けて内振りと平行法


クラシックやJAZZ等の音楽を聴く「音楽マニア」は、平行法セッティング



音を聴く「オーディオマニア」は内振りセッティング



と、昔から言われてますが、どんなセッティングが好きですか?






音そのもの、エネルギー・質、こういったものを楽しむなら

スピーカーを自分のほうに向けた内ぶりのほうがストレートな音




音場を楽しむなら広がりのある平行法と言われています。




・・・・・・

持論ですみません、部屋やスピーカーの違いもあるでしょうし

聴かれるジャンル・その録音方法によってさまざまで、





私は正解は無いと思っています。




確かにクラシックのホール録音等や、

JAZZライブ録音を多く聴かれる方は





スピーカーを平行に置いたほうが音場や、その雰囲気は良く出ると思います




聴くポイントを一点に定めず、

複数人で楽しく音楽を楽しむのにもこの方法が適していると思います







が、聴くポイントが定まっている場合は、スタジオ録音でのボーカルなどが奥まってしまい、

さらに大きくなってしまい、ピントが甘くなってしまうなんてこともあります、





部屋の形状や、音楽を鑑賞する状況や人数等で様々




どちらが良いかではなく、どちらが好みかで良いと思います、






平行法と内振り、この議論は尽きないので・・・・・・







私は専用ルームで、一人で聴くことが多いオーディオのため


勿論オーディオマニアの定番、内ぶりセッティング(笑)







劇場用のPA用ホーンスピーカーを自分に向けて聴く、大馬鹿者のセッティングだが





それなりの苦労はありますが、楽しさもあります



検聴用のスタジオモニターではなく、聴衆に向けたPA用スピーカー



今は緻密だが音が飛ばない検聴用のスピーカーより、

大らかに聴衆に聞かせるためのPAスピーカーのほうが楽しい






その理由の一つは響き


どうしてもJBL等のモニタースピーカーは響かない、

と言うか、響かせると、上手くならない
(※私では)



響きの良いスピーカーが今は楽しいい







今まで使っていたALTEC 3119-90も響きは良かったが、かなりシャープなピントのホーンであった

響きも良く、シャープで好きなホーンなのだが・・・



至近距離で聴くには少々強烈であった
(カタログには大音響再生用ホーン)とある





音量を上げても下げても、シャープさを失わない素晴らしいいホーンなのだが・・・




俺も年をとったのか・・・・、きつい








そのため、聴きやすく美しいい音を目指して今回のWE22Aホーンとなったわけだが


この22Aホーンにしてから、いろいろ苦労しているのだがその一つ

音のピントがかなりぼやけて、音像が大きくなっていた







平行法セッティングではなく、内ぶりセッティングのピンポイント視聴の我が家では、



ピントの甘さは面白さが半減







前にも書いたがWE22Aは音の軸が狭い、音道と言うか、音のポイントが狭い


音軸のポイントをどう使うかも、スピーカーセッティングの楽しみだと思うが



今まではその音軸ポイントは、視聴よりもかなり前、


1メートルくらい手前で交差していたが


これを視聴位置に合わせてみた


本来WE22Aは縦ロールで使うものだが

そのホーンをさらにポインの狭い横ロールで、



平行法の好きな音楽マニアの皆さんは否定されるだろうが、


私はピントの合った音楽が好きです

ソロ楽器や歌い手の音源が広がらない(所謂口が小さい)



響きを持った音で、ピントの合った音


これは快感!



暫くこれを楽しもう、

この音は楽しい!

スピーカーで一番不必要なものはネットワーク?、TA-7375A

2017年11月02日 09時32分36秒 | オーディオ


音を劣化させるオーディパーツ、抵抗、コイル、コンデンサー



その音を劣化せるパーツの寄せ集めが、ネットワーク






しかも最終増幅を終えた、信号に抵抗、コイル、コンデンサー



量も減る、質も落ちる、位相もズレるネットワーク






音質に拘る方々は、「あんなもの使って良い音はするわけがない!」


そう、豪語する方々は、マルチへ進みます



当然マルチアンプ方式の方が、音がいい


先日のMLAS - HQDシステムもマルチアンプ方式




勿論私もやっていた、

クイックシルバーのアンプ4台使ってシンメトリーのチャンデバでマルチ






音は最高、力もあって、クリアーで音は文句なし



だがそれらのアンプを売り払って、ネットワークを使ったスピーカーシステム






マルチアンプ方式と、ネットワーク方式の議論はまたの機会に

どちらも良さがあります



ではネットワークも複数台のアンプも使わなくていい




フルレンジ

これが一番






だと思います、

一般的に、音楽を鑑賞するにはこれが最適だと思います






・・・・





一般的にはそれでいいと




でも
オーディオの楽しさはそれだけではありませんよね、






客席で鑑賞するのも音楽なら、ステージ上で演奏するかのように聞くのも音楽

大音量で聴くのも楽しいものです


数百人に音を届けるために作られた音響機器を独り占め






これもオーディオの楽しみ

大音量で聴くにはフルレンジでは無理!






だから今はわけあって・・・・、




敢えて今はネットワークを使ったオーディオです



必要悪の抵抗、コイル、コンデンサーを山積みしたネットワーク

TA-7375AネットワークのレプリカをWウーハー専用に作った渾身の作のネットワークだったが






こんな姿になってしまった





515Fcの高域をカットするために付け足されたコンデンサーとコイル

以前作ったネットワーク最初は鉄心で作ったがトランジェントを良くするためにその後空芯に変えられ

めんどくさいから両方付けてあった、ネットワークをばらして、





TA-7375Aに足したもの

これで515Fcの高域は200Hzでカットされた







結果はすっきりサッパリ、音の濁りが無くなった


やはり紙のウーハ―は、低域に徹したほうが「私は」いいと思います







私の使っているALTEC817BOXはカタログでは
150Hzまではフロントフォーン、更にその下はバスレフによって50Hzまで再生できるようになっている





このバスレフダクトで低域は伸びるように聞こえるが




曲者、ホーン臭いじゃなないが、バスレフ臭い音になる


多少伸びなくてもこのダクトを塞ぎ(817らしく黒い板で)後面開放とし






前面のミラフォニックデフェーザーはもちろんそのまま装着





ボーカルを聴くと声がすっきり



音のピントもあった




低域がテンポ良く濁りなく鳴ると






全く違った世界が鳴りだしてきた・・・・・















まあ、一応これでやっと満足のいく低音が得られるようになった














あんなバカでかい低音ホーンを入れないで済む
(笑)