オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ジャンクSPU

2019年05月22日 07時32分09秒 | オーディオ

 

いつものようにTオーディオで何気ない会話を楽しんでた

 

 

 

私:音のいいカートリッジも良いけど、俺なんだかんだ言ってもやっぱりカートリッジはSPUが好きだな〜

 

T氏:あっそうなの・・・・?、そういえば古いSPUがあるんだけど使う?

 

先日、預かってきたんよ、その人が買った年代だと多分ニックス時代のものだと思うよ

 

 

 

 

私:へ~、SPUなら好きだから使いますよAシェル?Gシェル?

 

T氏:いや、Aシェルだったけどオーディオテクニカのアームに付けるので足曲げてあるんだよ

 

 

 

私:足曲げたぐいなら全然構わないよ、じゃあ俺が使うよ、いいの?使って?

 

 

T氏:勿論、じゃあ相場より安くするね、三万くらいでどう?

 

 

 

私:え~~っ、タダじゃないの?・・・・、金とるの?

 

 

 

T氏:当たり前だよここはお店だよ!、店あるもの全部売り物だよ

俺、夢があるんだよ、夢の実現にはお金がかかるんだよ、協力して!

 

 

 

私:あっそ、じゃあわかったよ、でもこれ俗に言う「ジャンクだよ」いいとこ1万円だね

 

 

T氏:えっ〜、これがジャンク?ジャンクってどんな定義なの?

 

 

私:ジャンクって改造して、オリジナルと言えないものをジャンクって言うんだよ、

 

注、心の中で、(例えばここにあるマグネットを改造したスピーカーとか、このへんの手を加えたもの殆どをジャンクって言うんだよ~)

 

と言おうと思ったが怒られるので心で止めました

 

 

 

 

 

 

結局、交渉の結果、お互い納得のいく妥当な金額で、

 

たぶんニックス時代の元SPU-Aをまた一つ手に入れました

 

 

 

 

 

 

そういえば ある方に、なぜSPUに拘るの?、と以前聞かれたことがあるが

特に拘っているわけではない、他にもいくつかのカートリッジを持っているし

 

 

 

私のようにスピーカーもアンプもいろいろいじっていないと気が済まない人間は

基準となるものが必要なんだと思うし

 

 

それに、色々なカートリッジを使っても、これはここが良いね、

 

これはこんな感じなんだねとかしばらくは聞いてみるけど

 

いつの間にか結局SPUに戻っちゃうんです

長年SPUを使ってきたから、聴きなれているし、不満も無いしこれで十分かなって思っています

 

 

 

 

 

 

さあ手に入れたSPUをシェルに入れ聞いてみよう、

 

 

普通のテクニカのシェルに下駄履かせようか

 

おおらかなGシェルにしようか

 

足を戻して、大好きなAシェルに入れようか

 

 

昔、いろいろやってダメにしたSPUのシェル、かなり処分しましたがまだ多少は残っています

 

 

 

・・・・・・、

やっぱりAシェルにしよう、私は圧倒的に聞く機会が多いのはなぜかAシェルなんです

 

 

万力に挟んで慎重に足を元に戻しました

 

あら?これハンダで付けたんだ、やだね~オーディオマニアは、普通にリード線をはめればいいのに

 

 

いるんだよこういうところに拘へんなオーディオマニアが、めんどくせーなー

 

だいたいテクニカのSPU専用アームに付けるのはGシェルの人が多いはずなのに 

 

Aシェルを、しかも足を伸ばしてハンダ付け、アーめんどくせえ

 

 

 

とか言いながらハンダを取り除き、手持ちのAシェルに入れようと思ったら

 

 

あら?、なんだ?このAシェルの接続部分にもハンダが付いている

 

 

あれ?よく見るとリード線がハンダ付けしてある、まさか、なんで・・・・・

 

 

 

 

 

あっ、思い出した、大昔にSPUのGとAは、ほんとに同じなのか試したことがある

 

AシェルをGシェルに入れて、GシェルをAシェルにぶち込んだ時だ

 

Gシェルの短い足をうまい具合に強引に曲げて、Aシェルに押し込み試したことがある

 

 

 

その後、これではフェアじゃない、やはりGシェルはリード線が無いと評価できない

 

かわいそうに残骸があった

 

 

そうだよ、更に強引に足を曲げて無理やりリード線をハンダでAシェルに付けて試した事があった

 

 

 

思い出した、その後、このSPUの足は要らないとか言って足を抜いて、

 

リード線に直にハンダ付けして・・・・・・、もちろんSPUをダメにしたんだけど

 

 

 

懐かしい思い出だ

 

そうか・・・リード線をハンダ付けしたくらいは、当たり前だった

 

 

 

人の事めんどくさいオーディオマニアだな~、なんて言えない自分が恥ずかしい

 

 

 

 

とにかく、本体も、Aシェルもハンダを剥がして取り除き、綺麗に掃除して組み上げました

 

 

オーディオマニアの皆さんカートリッジは改造しないでそのまま使いましょうね

 

 

 

こんなアンダーカバーは要らない、これも要らない、

 

こんなゴムのダストカバーを被せてあるから音が抜けないんだ・・・、

 

 

 

 

 

 

いえ、カートリッジに不要な物は付いていないんですよ、そのまま使いましょうね~(笑)

 

 

 

いじったものはみんな、「ジャンク」ですよ〜〜

 

 

 

 

 

私がこんな事言えるようになったとは・・・・・、大人になったものだ^_^


私には「異質な低音」だが、音楽を楽しむには

2019年05月20日 19時16分07秒 | オーディオ
まさか我が「なんちゃってWE」励磁スピーカーシステムに
 
 
 
 
超低域スパーウーハーを付け足す日が来るなんて思いもしませんでした
 
 
 
冗談半分で付けてみたヤマハのスーパーウーハーが、なかなかいい風と振動を送ってくれる
 
 
 
 
 
 
まあ、真剣に好きなジャズなどの音楽を聴こうと思ったら、
 
正直まだ、「邪魔・いらない?」、そんなレベルのYSTの低音だが
 
 
 
大編成音楽やクラシック、とくに交響曲などの音楽を楽しもうと思ったら
 
意外だったが、かなりいい雰囲気を醸し出すウーハー
 
 
 
 
40~45ヘルツ以上をカットして音量もかなり絞っていますので、単体で鳴らすと
 
 
殆ど音にはなりません
 
 
 
 
 
音にならない音に意味があるのか?・・・・・、
 
なんて思ったこともあります
 
 
 
 
所詮オーディオは自然界から切り取った一部の帯域を、あーだ・こーだと楽しむだけのもの
 
 
 
 
 
 
自然界における本来の音は凄まじいですよね、地震の地鳴りや、落雷の音、空っ風が吹き付ける音
 
 
海鳴り・風の音・鳥のささやき・・・、、様々な音がありますが
 
 
 
 
 
 
多分果てしないほどの音の帯域が本来存在すると思います
 
 
実際イルカなどのように人間には全く聞き取れない帯域で会話する動物も多く存在するらしいが
 
 
 
 
 
 
幸か不幸か我々では聞き取ることはできない
 
我々が聞き取れるのは20Hzから20Khzの周波数の音波と言われている
 
 
 
 
 
勝手な持論だが、存在する自然界の発する音の中で、
 
我々人間が不快だと思われる音は聞こえないように人間は進化してきたのではないだろうか
 
 
 
気持ちが悪くなる
 
重低音
 
 
 
頭が痛くなる
 
超高音
 
 
 
そんな不快と思われる超音波や超低周波音は聞こえない構造の人間の身体、
 
都合のいい話だと思う、
 
 
 
 
 
基本的な人間の体が、不快な音を聞き入れない構造に進化したのだから
 
個人的に音楽を楽しむのも、不快な音を発しないオーディオ機器でいいのではないかと思う
 
 
 
 
我々が聞き取れる範囲内での「良い音」を奏でればとうことになる
 
 
 
 
 
当然ながら人間の作った楽器も、この帯域の中で音楽を奏でる
 
 
 
 
 
人間の心地良く聞こえる範囲内で、演奏される音楽の再生?
 
 
 
 
 
 
自然界からみれば切り取られた、ほんのわずかな聞き取れる帯域での作られた再生音を
 
 
 
 
 
原音として再生するだけ?
 
まあ確かに楽器は聞こえる帯域でしか作られていないのだから、原音再生で良いのかな?
 
 
 
 
 
人の身体だって不快な聞きたくない音を排除してきたのだから
 
 
 
 
 
 
 
私が使う趣味のオーディオスピーカーは試聴可能範囲内で十分
 
 
私の嫌いな突き刺さるような超高域や、うごめく低音を排除したスピーカーであってもいいと思いましたが
 
 
 
 
 
 
うーん、聴こえない重低音もやってみると意外にいい!
 
 
ホール感のある音楽も楽しいものだ
 
 
 
 
 
リモコン一つで入り切りができて、メインボリュームと音量は連動しているし
 
 
 
風を感じられる超低域
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
オーディオマニアとしてこれで良いのか?
 
 
と自問自答していますが
 
 
 
 
 
でも
 
クラシックを聴くにはこの「異質な超低域」を足したほうが圧倒的に雰囲気が出る
 
 
 
 
 
 
でも
 
こんなもの繋いで、簡単に低音出していいのだろうか?
 
 
 
 
 
 
そんな馬鹿なことを悶々と考えながら音調整を行っています

オーディオは人格、穏やかにおおらかに奏でるには

2019年05月18日 12時21分28秒 | オーディオ


さて、実際に我がシステムを「おおらかに」鳴らすためには





足りない人格を何とかしなければならないのは、わかっている
 


 人格をおおらかにするのは難しいが、音をおおらかにするのはできる気がする

 

 


 
いくつかの要素を試してみることにしました



まず入り口、いつものSPU -Aを、Gシェルに変えてみる


今までもおおらかに鳴らそうとした時はだいたいSPU -Gシェル




中身は同じだが、シャルの形状だけでこれだけ音が変わるのも面白い




☆注
ちなみに、ジャズ等のスタジオ録音で小編成演奏で私が好きないくつかのレコードがあるが

これらはGシェルでは我慢できない



交響曲はこの緩んだ音のSPUがいい雰囲気を出している、ちなみにトランスも618BからJS6600に変えている



ターンテーブルのセッティングでも、緩められるがこれはやめておこう、戻すのが大変だから

 


 
 
次はアンプ類、低音の出ないWE91Bを変えれば良いのだろうが・・・、


これはこのままで(笑)



スピーカーのワイアヤリングを単線からより線に変えれば、音は緩む

だがこれもいじりたくはない



あとはネットワークの高域を絞る、



これはかなり効果がありますね、広域を絞れば低域が出てくるし

全体の音も、穏やかになってくる




この音の悪そうな抵抗の抵抗値を変えて、高域をかなり思い切って下げてみました


☆注、この最終増幅後の減衰をどう防ぐかが最大の要素の信号に、抵抗を入れてわざわざ減衰、確かにとんでもない行為です。
これを嫌ってマルチ方式、よくわかります。
でも私は音の良いマルチより、ネットワーク方式を現段階では選択しています、それは、全体のバランスの問題です

 


 
 
おお〜、聴きやすい、

何故だろう、なんだかホッとするような優しい音になってきた




ツイターは入力信号をそのままコンデンサーでカットしているだけなのでレベル調整はできない、

カットする帯域を変えることしかできないが、容量を小さくして少しクロス帯域をあげてみた、だいたい7000位だろうか?



なんか少し音が小さくなったような気がする







なんだ、我がシステムも捨てたもんじゃない、交響曲がそれなりに聴けるじゃないか



・・・・、




それなりには聴けるが、やはり先日の傳七茶屋さんのような、圧倒的な豊かな低域とは言い難い




傳七茶屋さんは15インチ一発でそれを叶えている







我が家はそれをダブルで使っているにもかかわらず、量は出てきたが、タイトな低音



それは前面を塞ぎ、



更に後方も平行面を無くしたBOXで塞いで




量を減らし、速さと圧を増やしたセッティング





淡白な低音セッティング

これが決定的にクラシックや交響曲には似合わないらしい





フロント絞りを外そうか



裏蓋を外そうか、でも





交響曲が鳴るようになっても、我がシステムの看板と言って

キレの良い、音圧が奏でる音楽



これを捨ててしまっては意味が無い、難しい選択だ






もっと簡単に





交響曲だけ豊かな低音を足すことが出来ればそれで良いのだが・・・・、














おや?





この部屋は元はHIVIでも紹介されたシアタールーム


音楽を聴く部屋ではなく、映画を見るために作った部屋、だから半分はダークサイド





オーディオマニアは絶対使わない品々が今も残っていた




ヤマハ アクティブサブウーファー YST-SW1000 、アンプ内蔵のスーパーウーファーが残っていた


20年くらい使っていないが音が出るのだろうか?




リモコンに電池を入れて電源を入れると、左右二台とも大丈夫なようだ




幸いラインアンプは出力がバランスとアンバランスの二種類用意していたので信号は送れる





試しに、あくまでも試しにつないでみた




☆注、このヤマハのウーハー、賛否はあるが私は良く出来たウーハーだと思っている、
実はオーディオマニアの当時マーチンローガンCLSを使っていて、その低域を求めて様々なウーハーを使ってきました
JBL136A、ボーズ、EV30W、リニアテクノロジー試作品、エンテック、Altec、あとなんだっけな?
とにかく色々試してみて、最後に残ったのがこのヤマハを50hz以下でほんのわずかの音量で継ぎ足すのが一番良かったです。
その後マーチンローガンから切り離されAvルームのボディーソニック用に使われたものです




笑っちゃう




はっきり言って低音なんざこの程度で十分だ





我がシステムでは絶対に出ない45hzにクロスを合わせて、かなり控えめに風を送ってみると

(注、ほとんど音は出ていません)



あ〜ら不思議、交響曲のホール感が見事に再生されました




なかなかいいじゃん





あれ?、この曲もなかなか、あれ?これもこの方がいいじゃん


あれ〜〜?





豊かな低音て、いいもんなんですね〜〜


聴き慣れたレコードが別物に聴こえます






SPU -Gシェルでネットワークで高域絞って、スーパーウーハーで低域を補うと




爺さんの私が言うのもなんだか、大人の雰囲気




・・・・・、






穏やかに、おおらかに、心休まる音楽もいいですね〜


俺もやっと大人の音楽を奏でられるようになった


そうだよな〜〜、人間進歩しなきゃ、




今までの

耳から血が出る〜とか


胃薬が欲しい〜とか


握りしめた拳から汗が垂れてきた〜



なんて、馬鹿げたオーディオからは卒業しなきゃ・・・、ね












































































なんて自分に言い聞かせて


聞いていたが、せいぜい持って一日だった



やっぱり我慢できない(笑)








この緩んで膨らんだ低音聴いて何が楽しいの?

興奮しない音楽聴いても意味がないでしょう?



パンチドランカーじゃ無いけど、

ガツンとバチんと音に叩かれなきゃ音楽じゃ無い!






穏やかに心休まる?そんな音は俺の音じゃ無い!





オーディオは人格が音を作ります


はすっ飛んでくる攻撃的な音と闘いながらオーディオを続けます



やはり我が家に来られる方々へご忠告が必要ですね、

耳栓・胃薬はご持参下さい








昨夜、過激なオーディオへ戻したら、今日は心安らぎ幸せな気分です^_^

アナログオーディオフェアに向かう電車にて書いたブログです

今日は誰と会えるか楽しみです


音楽をそれら・し・く・鳴らす

2019年05月17日 19時35分07秒 | オーディオ
 
対照的なのはジャズとクラシックの低音の違い?
 
 
当然ながら楽器にはジャズ用楽器もクラシック用楽器も無い
 
 
 
 
 
だから当然それを再生するスピーカーにも
 
クラシック用ジャズ用スピーカーなど存在するはずがない
 
 
 
 
私もその意見には賛成の上で、一言申し上げさせていただきます
 
 
確かに専用等はありませんが、
 
 
 
ら・し・く、鳴らすと言い換えれば
 
 
 
 
ジャズをよりジャズらしく鳴らすスピカーと、
 
クラシックをよりクラシックが似合うように鳴らすスピーカーがあると思います
 
 
 
 
 
単にクラシックが似合うタンノイや、ジャズが似合うJBLといった分類ではありません
 
 
先日、古いタンノイ、モニターブラックで聴くジャズは軽快で生々しい演奏でした
 
 
 
 
 
 
 
この、ら・し・く、
 
私は音楽再生に於いては重要なことだと思っています。
 
小編成の室内楽や歌曲等のクラシックはちょっと別問題として
(※注、ここで言うクラシック音楽とは交響曲を主とした、比較的大人数の演奏者が比較的大きなホールで演奏されるものをいいます)
 
 
らしくとは私の偏見もあると思いますが。
 
音楽再生のら・し・く、とは一言で言えば
 
 
 
ジャズはライブ感
 
 
クラシックはホール感
 
 
 
ではないでしょうか
 
 
もちろん例外もありますが、ジャズのSやSS席は一般的に最前列です
 
がオーケストラによるクラシックのコンサートのSやSS席はだいたいが数列後方サントリーホールなどは7列めからがS席
 
 
ジャズなどの小編成音楽は、楽器の音をダイレクトに楽しむほうが楽しい
 
大編成のオーケストラは少し離れて反射音を交えた音のほうが楽しい
 
と「私は」思っています
 
 
 
再生に於いて一概にこれを当てはめることは録音方法などの違いもありますしできませんが
 
 
この傾向にあると言っていいと思います。
 
 
 
 
 
ライブ感とホール感の一番の違いは「低音」だと思っています
 
 
勿論、高域の特性や音質も傾向はありますが、これは敢て問題にしません
 
 
低音の違いを言葉にすると
 
 
ライブ感を出すには
・切れよく
・張りが良く
 
 
ホール感を出すには
・ゆったり
・量感たっぷり
 
 
このブログの読者の方々は、「そんなの俺は両立出来ているよ」と言われる方が多いと思いますが
 
 
私は両立できず試行錯誤を繰り返していました
 
 
 
 
:今日は「血沸き肉躍る」ような強烈な音圧とライブ感を楽しもうとレコードを楽しみ
 
 
:翌日は、妻の好きなバッハの室内楽やシュッツで心休めよう・・・
(実はこのての音楽は同じセッティングでもわりと大丈夫なんです)
 
 
 
 
:よし今日は壮大なチャイコフスキー・ベートベン・ワーグナー・マーラー・・・・
 
はっきり言って、こういった曲が、いまいちなんです我がシステムは
 
 
 
励磁SPだから?
 
そんなことは絶対に無い
 
 
 
 
SPU-Aだから?
 
太ってチョット濁ったGにすれば多少はふくよかだが、それだけでは
 
 
 
 
パワーアンプがWE91Bだから?
 
これは、正直かなりいあると思います(笑)
 
 
言っていいのか少しためらいますが
 
今までもオリジナルや、オリジナルに忠実なWE91Bを聴いてきましたが
 
そのほとんどが重低音を奏でていません
 
 
 
 
いいや、怒られるの承知で言っちゃおう、
 
実はWE-91Bは、音は張りがあって生き生きと飛んできますが、
 
そのためにかなり捨てる物は捨てて、それなりの工夫もなされています。
 
 
 
 
家庭用にバランスよく「良い音」を奏でるアンプにするなら
 
 
入力を抑えて、増幅団を減らして、
 
コンデンサーを質の良いものに変えて、
 
NFBを減らして、
 
ちゃんとDCで点火して、
 
より線で内部ワイヤリングすれば
 
 
 
 
 
静かに重低音を奏でる良い音のアンプになるんですよ
 
 
 
 
あんな低域カットして、ケミコン使ってNFBたっぷりかけて劇場の隅々まで音を届かせるために作られたアンプで
 
家庭でゆったり音楽を聴こうと思ったら大間違い
 
 
 
WE使うなら、良い音質の86や、バランスの取れた124なんかのほうが家庭で使うには全然いいと思います
 
 
 
 
あんなガサツな91アンプで、しかもよりによってこれまた遠くへ「声」を綺麗に飛ばすために作られた、
 
低音とは無縁のvoice of the Theaterスピーカー
 
 
 
 
「低域なんざいらねーや」とはなから諦めていましたが
 
・・・・・・・
 
 
 
 
 
最近お邪魔した方々の、卓越したご自慢のサウンドを聞かせて頂くと
 
 
少々心が揺らいできた
 
 
 
 
 
私と同じ22Aホーンをお使いの「傳七茶屋」さんは
 
 
 
圧倒的な空間のエアーボリュームと、中に音を籠らせない工夫(天然)も素晴らしく
 
 
更に鳴り響く工夫の(天然)床とのマッチングが素晴らしく
 
 
 
 
奏でる音楽は、豊かな低域に支えられた、まるでコンサートホールの様な朗々と鳴る雰囲気のサウンド
(注、朗々と鳴るのは、様々な工夫では無く、お人柄だと思います)
 
 
私(心の中で)、:ああやっぱりクラシックは豊かで量感のある低音があったほうが良いなー
(決して口には出しませんでしたが)
 
 
 
 
どうしよう・・・・・
 
 
 
我がちょ〜〜、リジッドなサウンドを
 
少し緩めて、おおらかなサウンドを試してみようかな〜
 
 
 
 
 
 
 
全体の音を緩めようか?
 
 
 
膨らまそうか?
 
 
 
量を出そうか?
 
 
 
・・・・・・・・・
 

クリアーな電源の励磁型これはまた新しい世界です

2019年05月08日 15時15分00秒 | オーディオ
 
先日妻と御殿場でのゴルフの帰り道、お邪魔させて頂いたのが、
 
かの有名な「出川式電源」の出川氏宅
 
 
 
オーディオに全く興味のない妻が、
 
 
氏のリスニングルームに掛かっている特許申請や数々の受賞の賞状を眺めながら
 
 
 
 
 
妻:ねえ、電源て何?、何するものなの
 
私:え~~・・・・、電気には交流と直流があるんだよわかる?
 
妻:忘れた
 
私:乾電池は直流で、家庭用のコンセントは交流なんだよ
 
妻:ふ~ん
 
私:大人の事情で一般家庭のコンセントは交流が流れてるんだけど、交流では洗濯機は回るけど、TVやオーディオ機器は直流でなければ動かないから、家庭用の交流を直流に変換しなければならないんだよ、その機械を作ってる人なんだよ
 
妻:ふ~ん、で出川さんのは何が凄いの?
 
私:うーん、まあとにかくすごいんだよ!、聞けばわかるよ
 
 
 
 
なんてこそこそ話をしながら聴かせて頂きました(笑)
 
 
 
 
 
音が出た瞬間
 
妻:わ凄い!、綺麗ないいおとね~
 
 
 
 
 
出川氏は元はダイオードを開発した会社におられた方で、ダイオード開発から携わってきたダイオードのプロ
 
 
そんなプロだから、ダイオードの利点も欠点も熟知しているようで、
 
 
 
一言でいえば出川式電源とは、ショットキダイオードの欠点を克服した電源装置の様だ
 
 
CD・ラインアンプ・パワーアンプ・励磁電源各装置に搭載されているようで
 
 
 
出川式電源でリップルを減らし
 
徹底的にノイズを排除し、
 
情報量の欠落を防いだ、
 
 
 
氏のシステムから聞こえてきたのは
 
 
 
 
クリアーで超リアルな、まるで生演奏のようなサウンドが奏でられたいました
 
 
 
 
 
ボリュームを上げても楽器の音だけが大きくなる
 
 
音量をあげるとノイズも大きくなり、音のエッジが緩むような鳴り方になることがあるのだが
 
 
 
そんな気配は全くない、静けさの上に音のエッジが鮮やかに再生されている
 
 
これは快感
 
 
 
 
確かにここまでクリアーになると市販のソフトでは、その粗まで聞こえてくる
 
 
氏はそれが気になって、レコーディング迄行っておられるようだ、流石
 
 
出川式電源を使って録音された音はまた一段とリアルです
 
 
 
 またCDも確かに情報の欠落が感じられない、
今までの伸びない音のCDとは全く違うレベル
 
SACD並み?(持ってないのでわからないですが) 
 
 
アナログレコードとCDのと聴き比べさせて頂きましたが、
 
情報量はほぼ同じですが個人的には音の角が取れて聴きやすいレコードの音が好きです
 
 まあ、もちろんどちらもよい音です
 
 
 
 
 
そしてこのクリアーな電源の音を再生するのには、やはり励磁型が一番だと思います
 
 
 
 
妻の好きなバッハの無伴奏チェロでは
 
うっとりしながら聴き入っていました
 
 
  
 
氏の使われている励磁ユニットはフランスEMS社製のダブルコーンスピーカーユニットを、
 
独自の理論で作られた密閉型BOXに搭載している
 
 
流石励磁型ユニットです、透明感のある空間の上に、キレのある音が際立ちます
 
 
 
 
また一つ励磁の奥深さを知りました
 
ありがとうございました