当たり前ですが、人工的に作られたオーディオ機器
ですが
音に直接影響が出るスピーカー等で使う素材はできる限り
「天然素材を使った方が、違和感を生まない」サウンドを奏でる気がします
音の影響が大きい振動版には
天然素材の紙を使った「コーン紙」が自然だと思います
まあコンプレッションドライバーでは紙って訳にはいかないですが
金属でも自然界に存在する金属のほうが良いと思います
スピーカーBOXも天然素材を使った「木製の響き」が
一番自然だとお思います
それは、自然界に存在し人の手の施しようがない「空気」
その超天然素材の「空気を振動させ音に変換する」のがスピーカーの役目
振動する素材は自然界の天然素材のほうが違和感を感じません
オーディオ機器で、特にスピーカーで大切なのが
「バランス」だと思います
バランスがとれた音とは
「違和感のない」サウンドを奏でることだと思います
では、違和感のあるサウンドとはどういったものだろうか
「違和感とは」ハッキリした定義ではなく、
感性が不自然に感じることだと思う
自然にない音、作り上げられた音、創作された音、似せられた音
造られたモノでも本物に近ければ、違和感は生じない・・・・
本物か偽物化は別の問題と云う事で
(エルタスではWEサウンドは奏でない)
そんな議論になってしまうので、一応エルタスでも違和感のないサウンドを奏でていますので
ではどんな音が違和感を感じるのだろう?
聴きなれていない音だろうか?
そもそも、自分の声を録音して聴くと違和感を感じますが、
録音した声が本来の声で、自分の声は、発した空気を伝わる音と同時に
体を伝わる音も聞こえてしまうので
本当の自分の声は聴くことはできないのだそうですね
自分の声にですら違和感を感じるのですから、
「違和感」は人それぞれかも知れませんが
やはり聴きなれない不自然な音に違和感を感じるのだとおもいます
勿論人体が受け付けない不快に感じる超高域、超低域も違和感を感じますが
聴きなれない「素材の音に違和感を感じ」ますよね
聴きなれない素材の音、
それは自然界には無い素材の音だとおもいます
まあ、不自然な素材の音に慣れてしまうと、それが自然に聞こえるかもしれませんが
不自然に感じるサウンドを奏でるもの
私はポリプロやケブラーなどの素材を使ったユニットで
プラスチック製のBOXに入ったものがやはり違和感を感じますね
違和感を強く感じるときは、機器の鳴らし方に問題が多いのも確かです
どんな素材を使っても、「上手く鳴らす人は」違和感を奏でません
機器は道具で、
その使いこなすオーナーの感性次第なのかもしれませんね
そんな意味でも、良質な音と私の感じる違和感の因果関係は私的な感覚かもしれません
が
594のダストカバーと称するディフェーザーで様々な素材を試してみた結果
金属や硬い樹脂の方が「音の分解能は高い」ですし、力のある音です
ある意味、化学繊維も音で言えば
悪い音ではないのかもしれませんが
私には「違和感」を感じる音にしか聞こえませんでした
天然素材の
シルクや麻のほうが段違いに「自然で違和感の無い」バランスの良い音で奏でます
不思議なもので、触った感じがそのまま音に出る気がします、
シルクのほうが少し音が奇麗です
麻は、肌触りがいい優しい音ですが、少しボケるようにも聞こえます
が、この強烈なドライバーにはこのほうが、女性ボーカルを聴くにはちょうどいい(笑)
今回は、いわゆるダストリングでの天然素材と人口素材の音の違いを確認しましたが
この違いはほとんどのオーディオ機器に言える音の違いだと思います
でも不思議なのは、CDではこの違いがあまり感じられない事がありますね
アナログのほうがこの天然素材の音の違いを表現します
だからプレーヤー周りにも使う物は、出来るだけ天然素材のほうが
自然で、違和感を覚えない音の鳴り方をすると思います、
あくまでも私の私感ですのでご参考までに