オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

ダブルウーハーに憧れて

2014年05月29日 19時10分01秒 | オーディオ

ダブルウハ―は一般的には、鳴らすのが大変なスピーカー


大変と言うか、音がまとまらないスピーカーと言うべきか



一般家庭ならば15インチ1本で十分だとは思うが、やはり大音量オーディオマニアは



ダブルウーハーに拘る


また昔話になるが、始めて聞いたダブルウーハーはJBLオリンパス

オーナーの話では強烈なダブルウーハーの音を聴かせてやるよ、みたいな話だったけど


意外に大したことは無かった、そんなに迫力のある低音では無かった



あの見た目の迫力はなかなかのものだったが



音は大迫力とは言えない音だったきがする、そこそこ量は出ていたが


スドーンとかの重低音では無かった




たぶんあの時点では彼のオリンパスはS7だったんだと思う


オリンパスには様々なバリエーションがあり、どのオリンパスに出会うかで


印象はかなり変わるだろうが






始めてダブルウーハーの凄さを思い知らされたのが

やっぱりJBL4350

このスピーカーは凄まじかった


マルチウエイ専用のスピーカーでで、フロアー型として床の近くに置くと大迫力


恐竜が歩くような重低音、(まあ恐竜の足音を聴いた事は無いが・・)


床を強烈にゆさぶり、ズボンのすそがひらひらと空気で動くのがわかる




ただ音が重すぎるとも思えるが、この迫力はなかなか他のスピーカーでは味わえない




スピーカーを床から上にあげるとこれがまた良い音するんですよ


1メートルは無かったが、7~80センチ上にあげた台の上で聴いたのだが



これはキレも迫力も申し分ない、しかも当たり前だがシステムとしてのまとまりが素晴らしい



これが本当のダブルウーハースピーカーか!


その音の迫力に大感動であった




もちろんJBLのあの重いえげつない低音が嫌いな方は無理であろうが


私には衝撃的なオーディオスピーカーであった




その後同じような条件下でウーレイ815にも出会った

ウーレイは初期モデルはALTEC社のユニットを使っていましたが

その後JBLのユニットとなり、音の鮮度が上がったように思えたのですが




この815もかなり衝撃的でした、4350と同じようなユニット構成だったともいますが


こちらは流石にモニタースピーカーを印象ずける音像定位だった気がします



JBL4350とはまた違う世界で音量ではなく音圧を感じるスピーカーでした




この後のJBLのスピーカーはダブルウーハーであってもそれを


誇張しない、おとなしいいダブルウーハーが多かったような気がする





自作の方々のダブルウーハーも聴かせて頂いたが、問題はバランス


低音だけが、どわんどわんでてみたり、どよんどよんと淀んだり


バランスの取れてるダブルウーハーにはなかなか出合えなかった




そういった意味でも我がダブルウーハーシステムはどうだろう

私の中ではあまり良い音を出しいる記憶が無いALTEC817システム



色々な事があって巡り合えたスピーカーだ



ダブルウーハーと言ってもこの817システムでは重低音が出ない


JBLの4350のような重低音とは別世界


全く下がで無かった




しかし、スピード感のある音切れや、リアリティー


視聴上心地よい中低域の音の厚みこの辺が強みだあろう


この重低音ではなく中低域の厚み



厚みによる満足感がこのシステムの魅力



励磁のメリットとして磁束を弱めて低域の余韻を演出しているが、



もっと空気感を出すなら後面を開放してやるのも手だろう



そうフロントのダクトをふさいで後ろの板をはずせばもっと空気感は出るだろう



ダブルウーハーらしく鳴らすか



それともダブルウーハーを感じさせない厚みのある音を目指すか




ダブルウーハーを使う原点に立ち返ってもう一度考えて・・・・・・


真空管アンプ全てフローティングボードへ

2014年05月28日 08時23分45秒 | オーディオ

ゴールデンウイークのお題として取り組んでいた


フローティングボードが今頃になって完成した


もとはと言えば厚手の合板がホームセンターの切れ端コーナーに


大量にしかも1枚150円にて販売されていた


これを6:4に切断してカット料50円、板1台分合計200円、4台分で800円


マグネットは以前Tオーディオで大量に仕入れてあったもの


これで、ちょー安価なマグネットボードの制作に取り掛かった




フローティングボードの始まりは、借りてきたマグネットフロートボードに


空芯コイルを使った、WEオイルコンネットワークを乗せた際に、


ふわっと、声が浮き立ったのがきっかけ


これは良いと作成を始めたのだが



最初に製作したのは一番効果がありそうな

プレヤー台

ガラード301のプレーヤーをマグネットでフローティングしてみたが


失敗とは言わないが、失礼ながらトーレンスみたいな音になってしまった

ガラードの持つ、響き、エネルギー、キレ、音の芯、等のガラードの良さが


半減してしまった

もちろん音が悪くなったわけではない


ただ私のガラードのイメージの中での良さが半減してしまった


結局がラードはフローティングした状態では使わずに、スペーサーを挟んでリジッドにて使用している





フローティングの魅力は

雑音が消える?濁りが無くなるのか

SN比が上がったように感じ、声が浮き立つ

高域が伸びたように感じる


様々なメリットはあるが



我が家の一番の問題は、軟弱な床で床を足でドンドンと叩くと


いろんな音がスピーカーから出てくる、この雑音を無くすのが最大の目的






だが当然フローティングのデメリットもある


最大の難点は


低音の量感が無くなる、ズッドーンとか


の迫力が無くなってしまう


ズッド-ンの、エゲツないこれが良いか悪いかの議論はまた別に



とにかく低域の量感が無くなる



これらを踏まえたうえで今回のフローティングボードの導入を決めた





同時に作成した4台のマグネットフロートボード


一番効果があったのは最初に載せたプリアンプ


なんちゃってWE120Aラインアンプ

音のにぎやかさが失せた、


かなり静かなアンプになった気がする


その分ガサツとも言える迫力は多少色を薄めたかな





ボードは全て三点支持のフローティング


なぜ4点支持にしなかったのと言えばマグネットの数が足りなかった事と



ほとんどの真空管アンプはトランスが後方に積んであるので



前方が軽く、後方が重いので前方一組、後方二組の


三点支持で設計、置く場所でバランスを取った


これは意外にバランス良かった


左右を支えるのはボールベアリングにて支持


支柱がボード本体にあたり、当初動きがぎこちなかったボードもあったが、

全てこのボールベアリングと支柱の微調整にて解消、

かなりの重量の重りを載せても


ギシギシいわずにスムースなベアリングの動きで解消、我ながら良い出来だ

このボールベアリング1個350円を1台につき4個使用、出来の悪い2台はもう一個追加して5個使用した


このベアリングの部分が接触しているので、
完璧なフローティングでは無いと言われればそれまでだが



上下の動きを支持するところは無い


左右にこのベアリンがあるだけなので、90%のフローティングシステムと言っていいのかな


でも効果はかなりある


パワーアンプ91Bも完ぺきにフローティングした


配置も多少変更して放熱空間を広げた

パワーアンプのフローティングは音そのものよりも


へたくそな配線ワイヤリングからだと思うが


片方のアンプのパネルを叩くとスピーカーから音が出ていたのだ


ソルボセインゴムを挟んで、二重の板で対策していたが


それでも床をドンドンとやるとスピーカから音が出ていた



これがフローティングボードの設置で全く無くなった、
どんなに床を蹴りつけてもスピーカーから


音が出ない、これは当たり前の事だが、すばらしい



もちろん

タンガー電源も行った

一番効果は薄かったが無論効果はある




ほとんどの真空管アンプをフローティングして


静粛さを手に入れたが、




失ったものは、エネルギーと量感


もう一度セッティングをに詰めよう!


思い起こせば青天の霹靂 ALTEC 515 Field Coil

2014年05月26日 18時09分57秒 | オーディオ

いや寝耳に水?、不意打ち?

普通ならばメインシステムのユニット4本交換は大事だ



念入りに吟味し考えてから、予算を立てて購入を決断するのが本来だろう


それが、「いつかはほしいなー」と一言
発してしまっただけで



T氏の策にはまり(パラゴンさん情報では)なんの準備の無いまま突然の



メインスピーカーの交換



ALTEC515C改、515FieldCoilの納品



朝家を出た時は、
まさか午後にはメインスピーカが交換になるなんて



考えてもみなかった

だから当然何の準備もしていなかったが


手伝って頂ける方々に恵まれ短時間で交換が出来た


悔やまれるのは、あまりに慌ただしくて、その様子を自分で写真に撮れなかった



残念に思っていたら、



流石パラゴンさん「俺のブログにアップしたよ」とのこと



パラゴンさんのブログから写真をお借りしようと


ブログに入ってみると、ずいぶんジャンルが多い流石



標準書庫 オーディオ
書庫 自転車
書庫 SUPER SEVEN
書庫 薪ストーブ
書庫 珈琲
書庫 飲食店
書庫 ミニチュア
書庫 その他
書庫 レコード
書庫 パラゴン情報
書庫 オタク


当然、オーディオのジャンルを探したが

無い?


その他?・・・・でもない

レコード?・・・違う

パラゴン情報?・・・無い



まさか、もしかして



オ・タ・ク?


あった~・・・・・ッよっよくも人の事を、オタク何ぞと呼べるもんだ



俺がオタクなら、パラゴンさんなんかチョーちょー超~オ・タ・ク



はぁハァ・・・・・気を静めよう



パラゴンさんお宅の写真借りてます!













納品されて1週間ほどしてから



我が515FCの詳細が分かってきた



まず使われた

元となったALTEC515ユニットは515Eだそうである

フェライトマグネットを搭載している機種で


これは515シリーズでも最も軽いコーン紙で出来ている



T氏の考えでは、様々なユニットを励磁に改良して


元々反応の良い励磁回路にに一番適しているのが515Eであったとのこと



アルニコユニットを改造すると放熱の問題もあるので



フェライトマグネットの515Eが値段的にも性能的にも最適であったようである


適正電圧は知らなかったが、パラゴンさんの写真にはちゃんとあった

そうなんだ~

24V~26Vが515FCの適正電圧なんだ


知らなかった~



でもいいやおれは音聴きながら調整して23Vにしたんだから



でも不安だからもう一度調整してみようかな~







なにはともあれ、皆さんのあの時の奮闘の様子をカメラに収めて頂き


ありがとうございました。


感謝、感謝





お手伝い頂いたおふた方がそれぞれのブログでご紹介頂いています。


パラゴンさんのは、お・た・くのジャンルで
http://blogs.yahoo.co.jp/sakiy7/folder/1277770.html





さすが紳士KIMさんはちゃんと「オーディオ」のジャンルに

「お手伝い」の欄に載っています

http://kim333366.exblog.jp/i2

やっぱりKIMさんは良い人だなー、人をみる目がある、すばらしい方だ。





パラゴンさん、オタクだけなら良いが


我が家に行くには山岳地区なので装甲車で行くしかないとありますが



まあ確かに超ドでかい装甲車ハマーでおいで頂きましたが


軽自動車でも来れますし


スーパーセブンでも我が家に辿り着けますからよろしく~・・・・


いつかは使ってみたい夢の大型送信管

2014年05月25日 18時53分12秒 | オーディオ

我がシステムもオール励磁に鳴って


かなりの音量が入るようになった


音量を上げても上げても歪まないのでついつい上げすぎてしまう


かわいそうな我がなんちゃってWE91B



最近WE300Bが音をあげ始めてきた



考えたくないが8ワットの91Bの限界か?




簡単に考えればプッシュプルにすればパワーは上がるが


プッシュプルはいまいち好きになれない



音がぼけて切れとか音色とか色々な面で不満が出る



シングルアンプで大出力となればやはり


大型送信管



ただ大型送信管は素人にはなかなか手が出せない



なんたって800Vとか1000Vとかの世界


おれには無理・・・・・





店を辞めちゃった宣言から


早や半年が経つだろうか、いつものTオーディオで



以前も紹介したが大型送信管を、なにやらするプロジェクトが進行中のようだ


Tオーディオの常連の方々に聞くと、以前より仕事してるとのこと



ショップを辞めて暇なので趣味でアンプを作っているのか、リハビリなのか、ぼけ防止なのか


真意は分からないが、やたらと集中力を持って何やらを作っている


我がLCRイコライザーアンプも2日、


515の励磁は3日はかかっていないと思う


また何かこもってやってると思ったら

あっという間に3台も

4P55を使った大型送信管アンプが出来あがった


この東芝の4P55送信管


昔は値段は比較的安かったらしいが



今となってはかなり高額に成ってきているとの事



そうだろ、音も大型送信管ならではのパリんとした力のある音



この音、この出で立ち、なかなかのものである


普通この真空管は鬼の角のように真空管を向けて配置されることが多いのだが



流石T氏はセンスが違う特徴の鬼の角を見せない

これらのアンプは行先は決まっているのであろうか



余っているなら譲ってほしいが


買えもしないのに値段を聞くのもおこがましいので、聞けない


私のとこには回ってきそうもないしね




このアンプもほしいが


なんと、まだ例の515FC4本の代金は、

自慢じゃないが一銭も払っていない!



いばれないか



何とか工面しなきゃ、515の代金



お金持ちのパラゴンさに相談して貸してもらおうかな?



・・・・







いずれにせよ、この次狙うは大型送信管


T氏はまだ二階に隠し持っているのが結構あるはず

こんなのや

こんな、すごいのもあるはず


夢の大型送信管、どれかいずれは私も使ってみたものだ

夢のまた夢だが・・・・








励磁スピーカーはジャズ向き?クラシック向き?

2014年05月22日 18時55分34秒 | オーディオ

最近、交響曲を大音量で聴いているのだが


スピーカーのセッティングも当然、交響曲を聴きながらのセッティング



515FCはキレが良くて余分な音がしないので歪とも言える余韻が足りない

電圧を下げてアルニコマグネットの時より磁束密度を落として、

余韻を演出している


励磁ならではの特性変更による音色調整を行っている





よく、この音の響きはクラシック向きだとか


この音の切れはジャズ向きだとか



言われるが、

我がシステムの音はクラシック向きになっているのだろうか



ジャズも聞いてみよう




先日、ジャズの音楽ファンのK氏のお宅へお邪魔して



聴かせて頂いたレコードがあったはずなのでそれを聴いてみよう



まだ記憶に残っているあの音を再現?

まずはこの超高級レコード、なんと十数万位するらしい


ん?あれ俺の持ってるのは似ているけど色が違う

悲しいかな、なんちゃってウエスタンで聴く音楽は、レコードまでもなんちゃって


俺のは勿論レプリカ、K氏のオリジナルレコードの1/100位で買える

1/100は大袈裟かな?



音も1/100なのか



いやいやなかなかなもので、どうしてどうして、そこそこいいでないかい


よくわからない表現だ



クラシック向きの余韻、響き、重視のセッティングだが



元々切れの良い励磁スピーカー



ジャズが鳴らないわけが無い



ただ、切れが甘い?



K氏がアルテックは好きになれない


と言っていたが意味がわかる気がする


確かにJBL-D130に比べるとガッツが無い


ガサツなマグネットの音とも言えるかもしれないが


何れにせよ、K氏の機材とオリジナルレコードは力がある


レプリカとオリジナルレコードと比べるのも恥ずかしい



オリジナルは音の彫の深さがまるで違う


音の張り、ピント、切れ、力


どうにもならない




でもその分聴き易い?

それは負け惜しみに聞こえるからよそう





気分を変えてもう一枚

K氏宅で聴かせて頂いたアートペッパーはMONO盤だったが

我がレコードはもちろんSTEREOレコードのレプリカ

なんか私のレコードのほうがアートペッパーが若いような気がするが

そんなことはないか、ジャケットだけは同じ



計算してみるとオリジナルは、我がレコードの25倍から30倍くらいする


音もそのくらいの差があるのか?



実はあるんです、

オリジナルレコードとレプリカレコードでは


はっきり言うと


まるで別物、音楽が違う


いや、もちろん同じ曲で同じ演奏、同じ録音で全て同じ


でも違う演奏になっちゃうんですよ


オリジナル

一版

二版

国内プレス

廉価版


国内プレスも白レーベル

初版

再プレス

廉価版

となるのかな?あまり詳しくは無い




だから

俺のレコードはオリジナルとは全く違う

全く別物なんだと自分に言い聞かせてから聴くと




オっ、これはこれで、それはそれで良いではないか、


オリジナルのようなガツンといった音は出ないので


角が取れてまろやか、ある意味いい勝負?



また、ばかこくでねえ!

と言われそうだ



分かっています、やはりレプリカはレプリカ


オリジナルの音とは世界が違います。



所詮レプリカはものまねの世界





ん?




俺のやってるなんちゃってWEサウンドもほとんどが


レプリカ




本物でしか、本物の音楽は奏でられないんだろううか


だったら俺のサウンドなんて・・・・・




なんか悲しい気分になってきた



あ~だんだん気分と共に、
音が悪くなってきた気がする~



電源落そうかな

レコードでしか味わえない異次元の世界

2014年05月21日 08時40分29秒 | オーディオ


元々レコードであれば曲のジャンルはあまり問わない


フォークでもジャズでも歌謡曲でもクラシックでも何でもOKだ




でもやっぱり好きなのは大音量で交響曲を聴くことかな?


交響曲を大音量でこれが最高!




普段、生の演奏で一番良い位置で大迫力で聴いているのは


指揮者だろう、




演奏者はお客の方向は向いているが、正対してるのは指揮者



指揮者はさぞいい音で交響曲を聴いているんだろう、あの席がうらやましいが


我々では縁が無い場所、




いや、また嫌な思い出が蘇った


小学生1,2年のころ一度だけ指揮者をやったことがあるような気がする


クラスのコーラス演奏会でやったことがあるが、


そう言えば歌が下手だったので、下手で先生に怒られて


下手だから指揮者をやらされ


その指揮者もちゃんとやらなかったのかまた怒られたような・・



またまた幼心の傷跡を思い出してしまった・・・・


思い出すのはあの女の先生の怒った顔ばかり・・・





まあいい、とにかく指揮者の場所が一番良い音だと思うが


我々ではその場所では聞けないので


レコードでその場世を想定しながら再生するわけだが




やはり指揮者が聴くであろう以上の音で再生したい


これがレコードの愉しみ




指揮者から遠い人たちのティンパニの迫力や


トランペットなどの管楽器等の音がリズミカルに


響き良く奏でなければならないのだが



この「響き良く」がなかなか難しい事は今まで書いたとおり



良くも悪くも励磁のスピーカーは淡白だ


切れは良いが余韻は無い



これが交響曲では物足りない音に感じてしまう



そのため電圧を下げて、磁束密度を緩めて


その余韻を演出した


こんな調整が出来るのも励磁だから



各々聞く状況により磁束密度を変える調整はするべきだと思う


がマグネットでは絶対に不可能


高さや距離や向きや置くもので調整するしかない


この磁束密度の調整は「スピーカーの特性」を変更するもので


今まで経験できなかった音の調整方法だ!




音の調整は私は大好きで長年チェロの

オーディオパレットを愛用してきた


これは我々はレコード演奏家であり


レコードを自分の好きな音質のスピーカーで


好きな音に変換して聞く、こう思っていたからだ


この思いは今も変わらない




この最強の音彩り調整機パレットでも出来なかった


音色変化調整が行える、励磁システムは素晴らしい!




この素晴らしい電圧調整による磁束密度調整を


我がシステムと、私の好みに合わせて


後は


ウーハーにも音創のコンデンサー装着で

さらに音作りを行った



これはとんでもない迫力になってきた




前にも書いたが励磁のスピーカーにコンデンサーをかませると

色付けが変わる

音が変わる



良くなるかどうかは疑問だが音が変わる


先ほども書いたが励磁方はとにかく音はいいが

迫力が物足りない、その迫力を出すのに簡単なのが歪ませること


歪まないスピーカーを歪ませるのは大変なことだ


何か今までやってきた事の反対の事をすればいいのかな?


コンデンサーを噛ませると歪むわけではないのだが




エネルギーが集約される、


だから「ドーン」だった音が「ズドン」と力のある音が出る



励磁の大迫力これは未体験の世界




今はパラゴンさんに借りてきたWEの16マイクロファラットのコンデンサーが


一番好みに合っている



チャイコの6番や、幻想交響曲、新世界などを


聞いた事のない異次元の音で再生してみたい



でも他人に聴いて頂くと、また言われるんだろうな~


耳から血が出る


胃が痛くなる


心臓に悪い


etc・・・



ALL 励磁システム 電圧調整

2014年05月20日 08時42分39秒 | オーディオ

鳴らしこみに悩んでいるオール励磁システム


まあ、ツイーターはマグネットだから突っ込まれるかもしれないが


ツイーターはほとんど音出していないので


2ウエイシステムではALL励磁システムとなる


前回も同じように鳴らしこみとして


電圧調整にて音創りを行ったがその続きで



ALTEC288Cのオリジナルの磁束密度は16,000gauss

それを励磁にした288FCでは


オリジナルのアルニコ515Cのペアで使っていたときは少し上げて、25V18,280ガウスで使っていた



励磁に改良した515FCを使用時は24V18,120Gauss

それにシルバーマイカコンデンサーを0.8μつなげて繋いでいる



こちらのほうが彩りが良い


25Vでこのマイカを使うと少し音がキツくなる傾向になる



0.8μfは視聴の結果のベスト数値なわけではない



このシルバーマイカコンデンサーの音の良さを教えて頂いた


パラゴンさん宅にあった物をかき集めてきてやっと集まったのが


約0.8μしかなかった、以前の視聴で1μはほしい所である


が無いものは仕方ない






ドライバーの調整としては、アッテネーターの量と共に電圧とコンデンサー



量と、張り硬さと、彩りが調整できる


コンデンサーを入れると彩りと共にまとまり


いや、塊?


悪く言えば音がダンゴになる




励磁スピーカーは音やリアリティーは勿論良いのだが、こと


エネルギー感、我々が聴きなれた歪み感と言えば良いのかな


これが足りない



コンデンサーの追加により、このエネルギー感も加わる気がする







今度は低域

ALTEC515Cアルニコのオリジナルの

磁束密度は 14,750gauss



我が515FCの磁束密度を測って頂いたが

28Vで15.270
27Vで14.950
26Vで14.680
25Vで14.540
24Vで14.220
23Vで14.080

もっと下まで測れば良かったが測ったのはここまで


前回も書いたが、いまの使用状態はオリジナルの磁束を下回る

23Vの14.080Gaussにて使用している

マグネットでのメーカー公称値の14750は26Vにすれば出るのだが、

音が硬い

下げて下げて下げてこの数値に今は収まっている



高域の288FCでは少し上げて使用し


低域の515FCでは逆に少し下げて使用している




おもしろいものである何がベストなのかまだわからない




オリジナルの数値は無視できないと思うが



数値や特性がそのまま音に反映されるわけではない



整流電源も数値的は全く無駄が多く特性の優れていない



タンガーバルブ電源が音が良い


特性や数値だけではない音創りの愉しみ




今はインターネットで色々な情報が溢れていて


スピーカーの鳴らしこみでも、様々な鳴らし込みの


テクニックが公開されていて参考になるが




残念ながら15インチダブルウーハーの励磁はあまり行っている人がいない


大音量、大迫力の鳴らし込みの情報があまり入手できない


そういう馬鹿げたオーディオやる人は


励磁の世界に入ってこないのかもしれない

だがオリジナルと言えば怒られるかもしれないが
更に大きなTA-4181Aの18インチをダブルウーハーでフロントロードをかけたシステムが存在する

多分私は聞くことは出来ないだろうが

先人たちの情報を頼りに手探りで何とかしてみるしかない









なんちゃってWestern Electric Sound全開バリバリ

2014年05月16日 09時15分02秒 | オーディオ

Western Electric のオリジナルがほしくても買えなくて


せめてWEの雰囲気でも味わえたらと始めた




「なんちゃってウエスタンサウンド」のシステムだが



なんだかいつの間にか、ここまで来た





TA-4181Aの替わりにALTEC515Field Coil


ダブルウーハー使用で、歪なく大音量を奏でてきた


TA-4181Aは18インチ515は15インチ



二周りほど小さいが、家庭用に縮小したと思えばなかなかいける気がする



WE-594Aの替わりにALTEC-288Field Coil

艶やか、滑らかで力強くなんといってもリアルな表現力が魅力


これも594Aより一回り小さくなったが音色は結構似ている”きがする”


WEから見下ろせば非なるものでも


ALTECから見上げれば、似ている気がする・・・



288FCの電源もWEのメーターを使ったWEタンガーバルブ電源


電圧調整で音創りも可能な優れもの


この電源を使うと我がシステムにエンジェルがたびたび舞い降りてくる・・・(笑い)




ネットワークもWEのコンデンサーを使ったスペシャルネットワーク


低域を鉄心コアで制作したがトランジェントの問題で


空芯コアに変更して低域は軽やかに


高域は歯切れよく、鉄心と空芯をいいとこ取りで使ったWEオイルコンネットワーク



MCカートリッジの昇圧には、泣く子も黙るWE618B


こいつはなんと本物、オリジナルだぜ!


詳しい方に言わせると、後期のモデルで、前期モデルはもっと音が良いよ


と言われたが


大きなお世話、もう買えっこない、自分の持ってるこれが一番!と思っている


前にも書いたが、こいつは麻薬


一度使えば人生破局、


一度聴いてしまえば、618Bを使わなければ音楽が聴けなくなる禁断症状に苦しむ事になる

618Bを聴いた事が無い人は、絶対に聞かないほうが良い

聴くと後悔するよ



パワーアンプはこれまた、なんちゃってのWE91Bレプリカ


W・S・Iでキットで販売されたものを、オプションで抵抗やコンデンサーを変更して


入力にはレプリながらWE618Bでバランス入力に変更したもの



真空管もオールWEで、刻印とまではいかないが、それなりに本物が揃ってきた



WE91Bのコンデンサーも、内部配線も古い単線で何度もやり直して、かなりこだわって作った





ラインアンプもなんちゃってWE120Aレプリカ


真空管は328Aと329Aを使った骨太のWEサウンドが楽しめる


このアンプの他に類を見ない説得力のある力強い音は大変気に入っている



イコライザーアンプも当然WEのコンデンサーを使ったLCRフォノイコライザー


イコライザー用の初段ラインアンプもWE141を部品取りにしたラインアンプ


部品はWEの白い抵抗やらコンデンサーが使われている








なんちゃってWestern Electric Sound全開バリバリだぜ




とうとうここまで来てしまった、



なんちゃってウエスタンサウンド山脈8合目付近到達



といった感じだろうか?まだ5合目くらいかな?





改めて眺めてみるとよくやったものだと



我ながら感心する






これも仲間のおかげ


いろいろな方々に支えれれここまでこれました


ありがとうございました



・・・・・・・・


感謝・感謝!









ブログが終わっちゃうわけでも、死んじゃうわけでもありませんよ


でもやっとこれで機材が揃ったところ、ここからが



なんちゃってウエスタンサウンド物語の始まり



”本物が買えない悲しさ”をバネに更なる


オリジナルとは違った世界の


なんちゃってウエスタンサウンドを追い込みます

ALTEC 515Field Coil ウーハーWで使用

2014年05月15日 08時48分47秒 | オーディオ

ALTEC 515FCがやっと馴染んできた気がする



前回も書いたがこのスピーカーの問題点は


音が良い事、切れが良い事、歪みが無い事



これが問題点




バカこくでねえ!


と言われそうだが、私にはほんとに問題点なのだ



耳から血が出るとか、胃が痛くなるとかそう言われるオーディオをやってきた人間が


いきなりこの高音質は、気持ちの整理が出来ない



音で言うと


ズド~ン、の音が


ズドンッ、に鳴ってしまう


ボヨヨーンが、ボヨンッに鳴ってしまう



コンサートホールで聞いてるホールの余韻みたいなものが全く無い


そういう音が好きな人もいるであろうが、私はせめてもう少しゆったり鳴ってほしい



ここは励磁にしか出来ない音造りで電圧調整

288の時もいろいろ試したが結果は25Vで落ち着いた


この電圧288FCでは25Vを中心に上2ステップ、下も2ステップ

変えられるようになっている



上げればきつく硬く細くなってゆく


下げれば太くゆるくなってゆく


おもしろいものである


この調整を515FCでも行ってみた


基本は25V、ドライバーは25Vが好きだが

ウーハーでは硬すぎる



LIVE盤のレコードで聴き比べたが


ホールの空気感が硬いのが気になる


電圧を上げる気にはならないので、下げてみる



何処まで下げようか、少しだけ下げても違いがわからないので



目一杯下げてみた、21Vで駆動



お~


ずいぶん違う


でも緩み過ぎ、私のお腹みたいに緩んでいる


おもしろいもので音は緩むのだが


図太くは鳴らない


一応一楽章聞いてみるが、やっぱり頂けないね



次は23Vにあげてみる

おっこれは良い


なんだかピッタンコ


オリジナルマグネットのあの迫力で、歪み感が無くなったみたいな


そんな感じになった


トランジェントは素晴らしいし、音の余韻もある


どーん、がちゃんとドーン、に鳴っている


288FCとの音のつながりも良いようだ




今度は24Vに上げてみる


これもいいが


最初の出だしの音が出る前の空気感が違うのがわかる


音が出る前に「硬くなった」と感じさせられる


へ~


こう感じたからもしれないが僅か1Vの違いで


音が硬い


音楽的には良いんだけど、ちょっと硬い




今度は22Vに下げてみる


これはやはり緩み過ぎのか


音に締まりが無い


おもしろいものである


テンポもリズムも同じだが、電圧によって別の指揮者にもなってしまう気がする


もうちょっと0.Vで調整すると良いのだろうが


そんな細かい性格ではないのでだいたい23Vで良いだろう



288も同様にもう一度調整を行ったが288FCは25V


がやはりちょうど良いようだ



今度はコンデンサーで色創りしようっと


淘汰され消滅した励磁方式にはやはり欠点がある?

2014年05月14日 09時01分57秒 | オーディオ

ALTEC288Cを励磁に改良した288FC

288の時はそれまで使っていたものを改良したので振動板や他の部分は

今まで使っていたものをそのまま使い、マグネットからフィールドに変わったので

その音の違いがよくわかった


今回は同じALTEC-515Cではあるが別の個体である

個体差で音が違う可能性もあるのだが


今回の515Cフィールドの音の違いは288以上であった



288FCでは前にも書いたが


音の透明度、艶やかさ、滑らかさ、リアリティー


音のレベルが格段に向上しその効果は絶大であった

もちろんなんの不満も無かった


だが、515FCの音の違いは大きいのだが、多少不安と言うか


疑問が残った


もしかしたらこれが励磁衰退の原因?



オーディオで音が良いとは何か?



以前も書いたが定義は、

SN比が良とノイズが少ない、

歪みが少ないと、音に癖が無く自然に聞こえる

ダイナミックレンジが広い事、分解能が高い事、等々を

瀬川冬樹氏の良い音の条件として書かせて頂いたが



用はこの歪み



音のくせと言えば良いのか



もっと言えばスピーカーの個性



これは難しい問題だと思う




515FCに交換した時にすぐに感じたが

上の音とのつながりもよく、

音の一体感もあり

透明感のある


良い音になったが・・・・・




「俺はこんな癖のない良い音で本当に我慢できるのか?」






おかしな言い方だと俺も思うが、そんな事を自問自答した

素直な癖のない、良い音が励磁の個性?


香りでいいかえれば匂いの無い無味無臭な香り?

どんな匂いだ?、余計わからない例えだった





今までの経験でも



聞いた一瞬「音が良い」と感じたときは結果として二つあった



本当に音が良かった場合は問題は勿論ない、そのまま進めばよい





だが問題は音が良いのだが




聞き終わった後に感動が無い、「良い音」



意味が伝わるだろうか

音楽を聴いた後の充実感、満足感の不足


マニアは本当にいい音だけを求めているのだろうか?



趣味として求めるもの、これは本当に難しいと思う





車もそうだが

メーカーが苦労して一般ユーザーにアピールするのは


乗り心地ちと低燃費


その、ゆったりとした乗り心地と低燃費を求める人は


フェラーリやランボを買わない



ましてや間違ってもロータスセブンなどのらない

雨が降ったらのれない

長距離行けば、お尻が痛くなる、腰が痛くなる、全身が筋肉痛になる

ドライブ言った次の日は、

リラクゼーションでマッサージが必要だ

だが、高燃費、高騒音、低乗り心地そんな実用性ゼロの車も趣味としては成り立つ


そう、車にも趣味として求めるものは様々だ


人を惹きつけるのはやはり強烈な個性






オーディオも趣味である以上何を求めるのか


一瞬の音の良さなのか、聞き終わった感動なのか



音の良さもあって、聞き終わった後も感動があれば申し分ないのだが



残念ながら両立するのが理想だが、現実は難しいかもしれない





だが明らかに音の悪いマグネット方式に戻すことはもうできない



ならばどこで歪ませるか、


もとい色付けするか


個性を出すか


コンデンサーで行うか


いやまずは励磁のメリットを生かした、励磁にしかできない方法で


音創りをしてみようか・・・・・



フィールド型 VS マグネット型

2014年05月13日 10時52分11秒 | オーディオ

フィールド型スピーカーとマグネット型スピーカー


比べる必要はないが


あえて、いくつか比べてみよう



①時代背景

励磁が古く、マグネットが新しい



新しい物のほうが良いのが一般的だが、残念ながらオーディオの世界においては


そうとは言い切れない物がある、古くても良い物は沢山ある


ダメなものは淘汰されて、良いものだけが残っているとも言える


今は良い時代である、残っている古いものは、だいたい良いものが多い



では励磁型は残っている古いものとしては音が良い、言わば懐古的な音の良さなんだろうか


世代でいえば励磁はSP盤が蓄音器の最終形態とするならその次の世代のもの


蓄音機と同等か、もうちょっと良いだけ?

昭和初期の電気製品が良いなんてあり得ないかな?、一般的な見方だと80年も前の懐古的な音?




私は違うと思うのだが



だが、メーカーも売れるものは必ず作るのに

なぜ励磁型スピーカーは姿を消してしまったのだろう


現在のほぼ全てのスピーカーがマグネット型であることからも

磁極方式としては励磁型は世間から淘汰され、消滅した方式の物であることは間違いない


最近になって一部のオーディオマニア用に僅かながら生産されているが、ほとんど無いに等しい数である


売れないものはメーカーは作らない、励磁型の音はなぜ売れないのだろうか?


なぜこの音が売れないのが不思議であるがこれが現実




ともかく時代背景としては古いもので


1930年当時からは劇場用から、ラジオのスピーカーなども含めて、多くの励磁スピーカーが制作されていたが


その20年後には永久磁石に変わり、励磁型はその後全く製造されず、

忘れ去られた駆動方式だ





②磁極方式コスト

コイルと磁石


作るのが面倒なのは?


磁石の製造方法は良くわからないが、その精度は日本製が良いらしく

JBLの永久磁石は日本の日立で作られていると以前聞いたことがあるが

真実かどうかは私は分からないが、
今の日本の技術なら大量生産は簡単なのではないだろうか

対してコイルは巻くのが大変なのだと思うが
部材はたかだか銅線だけ

T氏のように手巻きをすれば大変だが、機械だったら簡単に巻けそうだ

このコイルを巻く手間も衰退した原因の一つなのかな


③動力、電源
フィールドは電源が必要

電源を必要とする事これも衰退した原因の一つであろう

一方マグネットも半永久と言いながらも先日、手持ちの288C四本の磁束を測ったところ

1本はカタログの公称値を一割程度下回っていた

公称値をかなり上回る物もありその差は1000ガウスもあった

千ガウスの違いは音にも出ると思うが、まあ基本的にはメンテナンスは不要とされている


励磁では電源を使うので発熱の問題も生じる


当然故障の原因も増える

事故のリスクも増える

・・・・


コイルを巻く必要
電気を使う
重量が増す
熱が出る
故障が増える
メンテナンスが必要

そんな理由で無くなってしまったのか?






ALTEC288FC、515FCユニットで音楽を聴いていると

私にはまだフィールド型スピーカーの衰退理由がわからない


今まで聴いたことのない、本当に良い音だと思う

良い物なら必ず残るのではないのか


もしかしたら良くないもの?


ん?

あれ?

もしかしたら・・



実は催眠術にかけられていてそう思わされているだけなのか?


それとも知らぬ間にWE新興宗教の新しい励磁宗派が出来てそこに入信させられて
入神したので今の音がよく聞こえるのか



あ、そうかもしれない



催眠術師だか教祖、だとか言われる人はだいたい怪しい

TV番組いってQに出て来る魔術師は誰が見てもかなり怪しい


我がT教祖も怪しさなら負けていない気がするが・・・・


T教祖に催眠術をかけられてるのかもしれない




いや、

うるさい、鳴らない、でも持ちたい、

そんなオーディオが実用ではなく、趣味の世界であることを物語っているスピーカーの代名詞

あの悪名高きJBLーPARGONを

なんと、良い音で鳴らしている方がいる、
タンガーバルブ6個も使って整流して、オール励磁で奏でてる人は私が知る限り一人だけ(たぶん世界中で)



あの人がWE宗教教団の励磁宗派の教祖か?


わからないが


強烈な信者と教祖ばかりが近くにいるような気がする・・・




今聴いている


この鮮度、透明度、空気感、リアリティー


この非現実な驚異の励磁サウンドが、「夢」でなく、現実の世界でも良い音だと祈るだけだ

とっ、とっ、突然ですが「夢」のALTEC 515FC

2014年05月12日 09時05分22秒 | オーディオ

使用前の写真



使用後の写真


お分かりになるだろうか?




分からないだろうなー



違いがわかるように

ウイングの内側の下にフィンのついた小さな電源を上げてみた


違いはこれだけ、電源が2個増えただけ



だが音は激変




確かに、いつかは私も励磁のウーハーを使ってみたいと「夢」を見たことはあった


ALTEC 288FCの励磁の音に感動して、このクオリティーで低音を出したい


だがやっと288の支払いが終わったところ、

515FCを4本は大変だし、あくまで「夢」であったはずなのに・・・・




その日が突然来るなんて・・・






ある日のこと

パラゴンさんより「新人」歓迎会開くから場所を決めなさいと連絡があり

急遽、歓迎会を開いて頂いた

T社長、パラゴンさん、KIMさんで乾杯


この席でT社長が、今うちの店のALTECのフィールドが良い音してんだよなー


515Cを励磁に改良した515Field Coilを使ってるんだけど「良いんだよこれが!」

聞いてみてよ



そうですか、なるほどねALTECが良い音してるなら聞かねばなるまい


288CのField Coilで十分なのに515までFCに、恐るべき音への探求心


この時はただ感心するばかりであった




翌日店に行くと

4本出来てるよ

は?


観たくれは奇怪なALTEC 515C Field Coil


515Cも288Cも実はマグネットのカバーは全く一緒なので


簡単に出来そうだがウーハーの場合は発熱量が大きく



密閉してしまうと、こもってしまいかなり熱くなってしまうとのことで


放熱を考えて、このようなコイルが見えている、開放的な外見となっている






4本出来てるってどういう事?




取り敢えず「聞いてみれば」



都合良く16Ωが4本、我が家はパラって使うので8Ωになり

ちょうどぴったり、これは偶然か?




いや、罠にはまった!



ハマりついでに、また、パラゴンさんと、KIMさんに連絡して


もう一人、近所のSさんに手伝って頂いて



515を4本交換!



取り敢えず「聞いてみるだけ」と言っても交換するだけで


流石、拘りのパラゴンさん、随所にパラゴンチェックが入った

大騒ぎ、4人で汗だくに鳴って交換完了


励磁の515は重い!、アルニコのオリジナル515Cは方手でポイって感じ

例の安い単線で電源をつないだ



今回は取り敢えずなので


タンガー電源ではなく、普通のスッチング電源で聴いてみる

電源一個でも515FC4本いけそうだが


拘って2個使用した




我が家に初めて訪れたパラゴンさんとKIMさん


お二人ともWE15Aホーンを使っていて勿論励磁


KIMさんは本物のWE555を使用している、なんちゃってではない本物のWEエンスーだ




そのお二人に、お恥ずかしながらまず515Cのオリジナルの状態で聞いて頂いて


励磁に交換後に同じレコードをかけて聞いて頂いた





これはまいった


素晴らしい!


ドライバーとウーハーの違和感が無くなった


上と下の繋がりがとんでもなく良い


あの288FCの滑らかさと艶やかさがそのまま515FCでも出ている



滑らかだが弾む、キレも良い、どう表現したらいいんだろう



上も下も歪まないのでドンドンボリュームが上がる


上がる


あがる・・



ボリュームが上がり続ければ、どうなるか

パワーアンプWE91Bが音を上げる

300Bが何とクリップしてしまった



そこまで音量を上げても歪まない


私は大音量を堪能し酔いしれているが


パラゴンさんとKIMさんはもう少し小さい音がお好みらしい


すみません調子に乗って音量上げすぎました




とにかく「取り敢えず」、聞いてみるのに繋いだだけの状態で



ここまで鳴ってくるともう後戻りは絶対無理!



このままここに置くしかない





だが問題は、いったい幾らするんだろうこの515FC



金額も聞いてない・・・・

最短距離配線は音が良い?

2014年05月10日 10時57分32秒 | オーディオ

なんかオーディオマニアっぽい配置になってきた


今までトーレンス150ABが置いてあった所が空いたので



気分を変えて配置替えをしてみた





我がシステムは残念ながら、非常にRCAプラグによる接点が多い



接点は出来るだけないほうが良いし、配線する線も短いほうが当然良い



トランス→ラインアンプ→LCRアンプ→ラインアンプ→パワーアンプ



実に多くのアンプを信号が通るので接点も多くなってくる


だからせめて配線だけは短くしようと今回の配置替えとなった

取り敢えず並べて、配線したところだが


まだ長い線があるので、これを短いWE単線に変えよう





パワーアンプのマグネットやっとフロー台も完成した


何も載せていない時は非常にスムーズだが

アンプを乗せると動きがぎこちない、当たりまえかな?

まあ無いよりましってことで良いかな


音は~


あんまり変化ない


この台にパワーアンプを乗せた後



ラインアンプの配置を変えたのだが



音の違いがよく把握できなかった





ラインアンプの最短距離配線もなんだかいまいち



前のほうがノイズが少なかった気がする



アンプの電源を近くに持ってきたせいなのかノイズが気になる



配線してすぐなので、まだ音がなじまないのか、いまいちバランスも良くない



もう少し聴きこんでからもう一度配置を考えよう

WE91B 振動対策 マグネットフロート

2014年05月09日 08時08分38秒 | オーディオ

我がWE91Bは、10数年前にキットを私が部品を変えて配線したもので


勿論なんちゃってWE91Bであるが


問題は創った人間の人間性、作者は変に拘りがあるが


不器用で、めんどくさがりな面がある


だから一番信用が置けない


そんな私が作った


91Bのフロントパネルを叩くと今でも1台だけ


音が載る、アンプを叩くとスピーカから音がでるのだ


何処かな配線がおかしいのか、理由がわからない

作者が作者だから

振動が気になるので、ネットワークが載っているマグネットフロートボードに乗せてみた



音的にはネットワークを載せたほど変わらなかった


が、床をドンドンと足で踏みつけると今までは多少スピーカーから音がしていたが


マグネットフロートボードの上では音がしない



やはりこれは優れもの、ゴールデンウイークに作ろうと


部材を確保しておいた

ホームセンターで分厚い合板が


切れ端コーナーで150円で売っていたこれは安い!


これを4枚購入して、適当な大きさにカットして計8枚のボードを用意


かかった費用は千円未満激安



ほんとうはベアリングを使ってちゃんと作ろうとしたのだが


ベアリングが揃わなかったのと、以外にゴルフの誘いが多くて


時間が無くなってしまったので、取り敢えずなんちゃってマグネットフロートボードにした


後でちゃんと作り変えますから

三か所の穴を開けて支柱をはめ込みマグネットを


適当にドリルで穴をあけてその穴を中心に接着



実に簡単に作った、カップラーメンのようだ


3枚のマグネットボードの制作時間は構想から完成まで、半日足らずで出来た


やっぱり俺はいい加減な性格だもっと慎重に作ればよかったが


まあ仕方ない


他にもやる事はある、配線を全部WEの単線で行う事

今でもほとんどがWEの単線で配線してあるが、細い単線だったり


ところどころにイソラの線や銀線があるのでそれを取り替える



シールドが必要なところは、アンテナ用の同塾ケーブルをはがして


網のネットを取り出しシールドをかけるのだが



この作業もめんどくさい





マグネットの接着剤が固まるのに時間が架かるのでその間に


今度は痴呆症トーレンスTD150ABの配置を変更


今まではAVラックの上に置いておいたが


あまりにも音が悪いので、本来の台に戻した


置く所が無かったので仕方なくラック台の上に置いておいたが


ヤマハのスーパーウハーを鳴らしながらレコードを聴くことは無いので



ヤマハのスーパーウハーの前に設置、まるでハウリングテストのようだ


この台はTAOCのスピーカースタンドで後家さんものを買ってきたものを使ったプレーヤースタンド


細かく調整できて音の響きも適度に響いて良いものだ


それのガラス板を弾いて同じくTAOCのピンスパイクで4本で設置


短いWE単線シールドケーブルを以前の配置用に作ってしまったので


線が短すぎてトランスは置く所が無いので両面テープで足に張り付け


この、出たとこ勝負のいい加減さが音に出る

シールドのWE単線もノイズも無くなかなかいい雰囲気だ


このトランスから出ている線はMONOのTMD15専用の線で


MONO信号をステレオで再生するとき用の線である


いろいろな長さや種類の単線が出来た



こんなこと、いじくってるのが好きな私はやっぱりオーディオマニアだね

オーディオマニアと音楽マニア目指すものは同じ?

2014年05月07日 08時41分37秒 | オーディオ

連休中にパラゴンさんに友人の方の家へご一緒させて頂いた


モダンなお宅K氏宅へお連れ頂いた


JBLが力強く鳴っている

D130をダブルで

高域を175で、今回ホーンを変えたらしい


その取り替えたホーンの出来をパラゴンさんに聞かせたくて


連絡を取ったらしいい




K氏の目指す音は、ジャズ喫茶の雰囲気


言われている事は良くわかる



音の切れ、力、充分にある


この音の切れは難しい、音の角と言うか


立たせすぎると尖って、きつい音となってしまう


丸めると聞き易いが、音が繋がり、まとまると


その雰囲気が無くなってしまう



難しいものである




以前も言ったが、オーディオマニアもいろいろで


機械派のオーディオマニアと音楽派のオーディオマニア



何が違うのかと言えば実は簡単だ



オーディオ装置の音を聴くためのレコードなのか



レコードを聴くためのオーディオ装置なのか



これだけの違いだ




どっちが良いとか悪いとかではない、これは趣味だからどちらでもいい


以前、ウィキペディアで”オーディオマニア”を調べてみたが


下記の通り

概要
オーディオの目的は、第一義にはよい音で音楽を聴くことであるが、「よい音」の定義は一様でない。
下に述べるように客観的指標となるものは存在するが、あくまでも人間が耳で聴いて判断するために、数値がそのまま評価となるわけではない。
したがって、方法論も多様であり、歴史的な変遷から主流を外れ、一般には時代遅れとされる方式や機器類についても懐古趣味的な意味だけでなく音質面からなお支持する層がある。
また、音響機器自体が蒐集や自作の対象ともなっており、一方で美観やインテリア的なデザイン性を備えた製品群もあるなど、音質面に限らない趣味性を有する。

特に趣味が高じて熱狂的にこれらに邁進する者も見られる(後述)。





素晴らしいそのとおりだと思う

私が言ってるわけではないので


ついでに載っていた


「よい音」とは

『瀬川冬樹のステレオテクニック』[1]によれば、「よい音」の条件として、
・雑音がないこと(S/N比が影響)
・音にクセや不自然さがないこと(歪み、周波数特性、
・ダイナミックレンジが影響)、分解能が高いこと、
・ステレオ再生の場合はさらに、音像の定位、距離感、臨場感(クロストークや位相特性が影響)に優れていることが挙げられている。

基本的には生で聴く音楽の音の感じにどこまで近づけるか、言い換えれば「原音再生」が理想とされる。
音楽再生の方法論としては、録音された音をできるだけ損なわずに鳴らそうとする高忠実度再生=Hi-Fi(High Fidelityの略)を指す。
一方、1950年代ごろのイギリス音響界でハイ・フィデリティについて議論が繰り返されていたころに生まれたのが、グッドリプロダクションという考え方である。
これは、オーディオを通じて再生する以上、その音はあくまでも「生に似た感じ」であって、生の音そのものではあり得ないとする立場で、忠実度よりもむしろ耳に快い、美しく聴き心地のよい再生音を目ざそうとする方向である。

なお、どういった音が「生の音」かについては、それぞれの主観による見解の相違がある。
オーディオ評論家の長岡鉄男と江川三郎が、それぞれ自分の追求する音を生の音に近いとし、相手の追求する音を人工的に手を加えた音と評していたのは、その一例である。




パチパチパチ拍手~!


上記理論をもとに私なりに持論を言えば



指揮者は各演奏者をまとめて自分の拘りの演奏で、聞く者を感動させる



オーディオマニアはそこには絶対に入れない



結局我々はソフトの指揮者、

良く言えばレコード演奏家



指揮者は良い演奏家を求める


良い演奏家は良い楽器を求める



我々は何を求めるべき何だろうかと考えるが


結局両方



良いレコードと良い装置、欲張りだね



だが上記説明にもあったが、良くも悪くも我々オーディオマニアは



音を「良く」してしまう



時々私もこれには疑問を感じていた


聞き易く良い音にしてしまう



これが音楽マニアの方は違う



一瞬煩い音、




もとい耳触りのきつい音



これを音楽マニアの方はこのむ場合がある



そう聴き方が違うのだ


研ぎ澄まされた「頭」で聴く人


大らかな「心」で聴く人


聴き方も様々だ





またまた前置きが長すぎたが


久々のそう言った意味では力のある音楽マニアのオーディオ



求めている頂きが明確だから、誰が何と言ってもK氏はこの音を追求するんだろう



凄い音だ



カートリッジはシュアーの初期モデル


針先のみ年代を変えて楽しんでいる



オルトフォン、デッカ、エラック、この辺のカートリッジは


このシュアーも含めオリジナルが一番



良くも悪くも明確に主張するものがあありそれがわかる



後期型になるとその主張が薄れてくるのか、同じような音の成分が入ってくる気がする



まあ個性的な音は、聴き方の違う人にはなかなか受け入れられないものだ



レコード音楽マニアだけに出てくるレコードは凄い

鳴く子も黙る


レコードばかり



オリジナルでしか音楽は語れない

そう言われた事もあるが、仕方ない



こんなの買えない

我が家にも同じジャケットのレコードがあるが


残念がらSTREOって書いてある


貴重なオリジナルのMONO盤


貴重なレコードを堪能させて頂きました


ありがとうございました




本日の写真は全てパラゴンさんのブログより拝借いたしました

申し訳ございませんでした