オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

オーディロマン達成!夢のスピーカー落札!

2023年06月30日 20時48分00秒 | オーディオ



やった〜落札したぞ〜〜〜!




オーディオマニアの憧れ

特に古のオーディオマニアに憧れのスピーカーは何ですかと聞けば

多くの方からパラゴンですと、答えが返ってくると思います

特にJBL育ちには憧れのスピーカーです

音はともかく


今朝、目を覚ますと、友達からLINEが入っていて

おはよう。パラゴンの…がオークションに出ているよ。


とのこと

値段も手頃

よし!15秒ぐらいで購入を決めて、即支払い手続き完了


誰も止める人がいないからやる事が素早いね〜、


これで憧れのパラゴン・・・、を我が物に^_^

594 VS 597ツイーターの実力

2023年06月30日 12時40分00秒 | オーディオ




ツイーター二つあっても仕方ないだろう

WE597Aは要らないんじゃない?

 

 

とのお声を頂きましたが

この二つがあって我がサウンドは成り立っています

 

二つのWEを代表するツイーターですが開発された用途が違います

 

WE597Aは(私のはラボ597Aでほぼ同じ)1929年に開発され、その目的は

フルレンジの555が時代の中で、高域が不足との声が多くなり

その高域捕捉用に作られたもので、「フルレンジの高域捕捉用」に付け足す目的で作られたもの


磁気回路の構造も555と同じで、L2に+信号が入り、磁界の外へコイルが押し出されると

前に音が出るタイプです


違いは湾曲した振動板ドームの外側で作る597と、内側で作る555

お互いフェイズプラグも一体構造でシンプルなものです

フルレンジにツイーターを足してワイドレンジ・シリーズと言われていた



 



WE594A(私のはエルタス594Eでほぼ同様)は

1936年(開発は1933年フレッチャーシステム)で




WEの集大成ミラフォニック・サウンドシステムに使われたもので

ダイフォニック(2ウエイ)システムと言われての中高域専用に作られたものです



組み合わせる低域は1933年当初はジュラルミン振動板を使ったホーンの低域でしたが

1936年のダイフォニックでは紙の振動板の4151や4181と組み合わせて使われました



555のように湾曲した振動板の内側で音を作りますが、こちらはL2に+信号を入れて

磁界の外にボイスコイルが出ると、振動板は後ろに引かれて音が出ます


コーン型と反対に動きます、因みにほとんどのコンプレッションドライバーはこの動きです

JBL375もALTEC288も正相の信号を入れると振動板は音の出口とは反対側へ動きます




フレッチャシステムの低域振動板の動きはこれと同じだったと、構造を見るとわかります

 




 

そんな開発の目的が異なった二つのWEツイーターです




オリジナルWE597Aの推奨カットオフは2KHzで 12000Hzまで伸びているとの事

私のはレプリカですから、帯域はもう少し伸びています


振動板は1インチくらいかな?測ってないけど

ウエスタンラボが開発したアルミ合金(ジュラルミン系?)振動板を使っています

 

 

WE594Aは使用するホーンで帯域は変わりますが

WE25ホーンでもWE31ホーンでも300Hzぐらいから使えますがWE31は500Hzくらいかな

中域のWE22Aホーンに594を入れていたことも有りますが、

中低域の透明感のある量感は素晴らしいと、当初は思いましたが、結局これは

好みの低音ではありませんでした、思うにロールエッジの低域はキレが悪いです



WE22A+Lanshing287-Tの組み合わせは、594ほどの量感はありませんが

音は私好みです

WE22A+287-TとWE597Aツイーターの組み合わせはスカッとしていて気持ちいのですが

時々きつく感じられるところがありました、特にボリュームを上げて


甲高い女性の声できつさを感じました


そこで594にショートホーンを付けて帯域を欲張らずに使ってみったところ

流石、4インチ振動板は凄い(正確には10.16㎝径の)ヴォイスコイルです

注、JBL375の振動板は10.2と言われていますが、実際に375の振動板を594に入れてみましたが入りません、375のほうが大きいと思いましたが実際は594のほうがヴォイスコイルは大きいです、それとアールの大きさが全く違います、375のほうが平べったいです




キツく感じていた女性ボーカルが一変しました

厚みを持ってとても魅力的に歌います



 

やったー

 

597Aは2μか2.2μのコンデンサーで低域カットだけで取り付けています

594は16.2μのコンデンサーで低域カットしています


かなり満足なサウンドですが

でもなんか似合わないような気もします


秘儀、低音、音色コントロール

2023年06月27日 09時03分10秒 | オーディオ


オーディ最大の難関「低音コントロール」

自然界の音楽で聴く低音は「弾んでリズミカル」

 

 

だがオーディオ機器が再生する低音で

「弾んだ低音を殆ど聴く事は無い」

 

音楽を聴いて「心が弾む」「心が躍る」「わくわくする」興奮する音は躍動感が伴うと思う

音楽を再生し楽しむオーディオ、その最大の難関は

 

「この躍動感を演じる事だと思う」

 

躍動感を感じる音で大切なのはやはり低音を弾ませる事だと思う

 

簡単に低音を弾ませには

超低域、「重低音」のカット

膨らむ「量」をカット

帯域と量をカットすれば、心地よいヌケの良い低音をある程度奏でるが

 

カットすればするほど、今度は物足りなさも出てしまう

 

特に反応の良い高能率スピーカーでこれに拘ると

尚更、低音のコントローは難しい

 

 

我が対策としては、まずは物足りなさが出ないように、ある程度の量を出してから

滲み、淀を無くす方式です、これって結構難しんですよ

 

低域ユニットは、

フロントホーン型のバッフルで、BOXではないので後面開放となっている

これをコーナーに設置して、両サイドの壁を使って量感を出している

 


 

昔のクリプッシュコーナーホーンの原理です

 

それに加えて後面開放の後方から出る音を、横や上から出る板をねじ止めして塞ぎ

下方からのみ後面の逆位相の音を出している

 

背圧の逆相の音を四方に出さないのは、音の濁りを出さない為です

出来るだけ音が濁らないように、背圧はバッフルの下方からのみから前に出ます

バスレフともバックロードとも違いますが

 

 

結果としてこのバッフル下部の音の通り道は

低音のコントロールにはとても大切になりました

 



何も置かないでフローリングの板だけだと反射が強く、

音も強くなり、賑やかで音の濁りも出てしまいました

 

これを弱めるために、グラスウールや、タオル、凸凹の反射材など試しましたが

最も効果が有ったのがこの吸音材でした

 

これは素晴らしかったです、

 

スポンジ系の吸音材は、吸音効果は高いのですが「肝心の音が死んでしまう」と思います

音が死なない乱反射板が好きなのですが、このスピーカーの下の狭い空間では音を濁します

 

音を殺さず上手く吸音してくれるものを探していましたがこれは良いですね

以前から乱反射版の中に入れたりして使っていましたが

 

試しに200円分買ってきてスピーカーの下に置いたら効果覿面

 

中低域の音がスッキリした、これは良いと

 

 

翌日、三軒ある百均やホームセンターから全て買占め、我が街から金たわしが消えた


我が家に集まったのです

 

お店に補充されるとまた買って、知らぬ間に随分沢山入れていたようだ

 

 

気が付くとかなり音が重くなってしまったので

 

いったんすべて取り出してみたら、一体何袋買ったのやら

ほんとにすごい量が入っていました

 

 

改めて、金たわし無しで聴くと「音が軽く、賑やか」です

これもでもいいかと思うが・・・、音の重さが足りない、物足りない

 

音に比重の重さは無いと云われるかもしれないが

私は低音には重さが有ると思います

 

この金たわしは、その音の比重も上手くコントロールできます

 

最終的に低域のフローリング面には、重ねてすいてあった金たわしを

重ねずにちょっと隙間がある程度に敷き詰めました

 
このちょっと余裕がある程度の敷き詰め方のほうが、良い感じで音に張りが出ました
 
低音コントロールは大変ですが、美味くコントロールすると
 
 
音全体に躍動感が出ます
 
 
 
私は、まず量を出すことを考えてから絞りましたが
 
他にも沢山アイデアはあると思いますので、また機会があったらやってみます
 
 
 
そんな訳で、だいぶ吸音材が余りましたが、また使う事も有るかと思いますので取っておきます
 
何事も、過ぎたるは及ばざるがごとしですね
 
 
 

魅惑の「励磁」の世界へようこそ、第二回オフ会

2023年06月22日 09時54分01秒 | オーディオ


Facebookには、マニアックなグループが沢山あるが

 

その中でも超マニアックなオーディオグループ

 

 

魅惑の「励磁」の世界にようこそ、と唱い

 

オーディオマニアを黄泉の世界へ誘うかの様なグループが存在する

 

 

4年ほど前に作られ、メンバー200人を記念して第一回オフ会が開催れたが

 

その後、コロナ流行となり、

感染すれば、即・・・の方々ばかりの、ご年齢の方が多い会だった為

 

なかなか二回目が開催出来なかったが、メンバーも600人近くなりようやく第二回目が開催


前回と同じJazz Bar T にて皆さんと久しぶりにお会いする事ができました

 

このグループ管理人の弁によれば、

「俺の好きな励磁の良さは言葉ではなかなか伝わらない」

 

 

との事で聴く機会を多く設けて、仲間を増やして、普及させるのが主旨のようだ

なかなか立派な管理人だと思わないですか~笑

 

 

第二回の趣旨は、「身近な励磁」、「励磁の更なる発展」と題して行った

(誰にも言わなかったがそんなつもり

スピーカーの上に乗せられたWE16μコンデンサーと

黒テープで巻かれた乾電池も今回の主役です

 

 

 

素晴らしいサウンドを奏でる励磁が、何故か今ひとつ普及しない理由は・・・、

励磁を使ってるユーザーが因業者ばかり!

 

 

違った

励磁ユニットは値段が高い

お金持ちしか使えない、との声をよく聞く

 

 

確かに、古のWEは馬鹿高い

私もあんな骨董品によく高額を払って買う奴がいるものだと感心するばかり

出て来た音は、大きな声では言えないが、ボワーンと優しく広がった音

 

 

全く励磁の良さを奏でていないWE・・・の方々

そんな音を聞く度に

 

 

「やめてくれ〜励磁が誤解される〜」と心で叫び

 

「上品なサウンドですね〜」と語る、二重人格のグループ管理人

 

 

 

 

そんなお金持ちしか使わない、励磁では無く

今回は誰でも手が出せる最もリーズナブルな励磁スピーカー

 

TV CMの「部長のお小遣い程度ですよ~」の

 

ダイヤトーンP610の励磁改良モデルを紹介しました

いつもは我が、キャンピングカーに取り付けられている、カーオーディの

励磁スピーカーだが、その実力はなかなかのものですよ

 

制作はいつものTオーディオ製

このP 610の励磁改良は素晴らしいと思う

 

というか、元々D62励磁ユニットがアルニコになってP610となったのだから

 

P610を励磁に戻せば良くなるに決まっている、これはALTEC 288や515も同じ事が言える

 

 

励磁だった287や415が簡易型のパーマネントになり288や515となったのと同じです

 

ちなみにこの進化は、音の進化では無く、コストと使い易さの進化でしかないです

残念がら確実に音は退化しています

 

 

この話題に触れると一晩中書くことになるので止めるが、P610の励磁は良いです

 

 

何が良いのかと言われれば「紙の音がしない」

 

パーマネントの歪み、特にP610の紙臭い歪は

アルニコマグネットで紙臭い異臭を放つ

 

これが励磁にすると、見事に無くなる

元々の設計が励磁であったのが良くわかります

 

 

オーディオで難解なのがこの紙の異臭音の除去フルレンジよりもマルチユニットの方が

その異臭を感じられる、かといって、重く鈍くるると音楽性が奪われる

紙臭さをどう処理するかでコーン型の良さは発揮されると思います

 

 

そんな、P 610を本気で鳴らすには大きなBOXが必要なのだが

カーステレオ用なので、にそんな大きなBOXは積めないので

JBLの4350のミニチュアBOXに入れている

空気抜き程度のバスレフだが、ちょっとしたフロントロードも掛かりなかなかのもの

熱を持つ励磁だが、結構な量の吸音材を入れて調整している

 

私はコンプレッションドライバーが好きだがこのBOXに入れると、ユニットより穴が小さいので

強制的にコンプレッションが掛かり、私好みの音になる

 

昔のP610の説明書では後ろから取り付けるのを前提としており

エッジ部分は隠すように、小さめの穴が指示されています

 

そんな励磁P610コンプレッション・フロントロードBOXを使った今回のオフ会だが

大きな声では言えないが、友達甲斐のないメンバーばかりで残念ながら写真が殆ど無い

一枚だけ撮ってくれたEさんありがと~

 

MJ誌でも写真と記事を送ってくれれば、と言って頂けたが

私は酒もそんなに飲まないで一人で延々と喋っているのに

 

誰もメモを取らないし写真もないので、結局投稿もできなかった

仕方がないのでこんなブログに綴っている

 

 

試聴まずは、励磁P610は「真空管アンプが似合」うのか

「デジタルアンプの方が音が良い」のか聴き比べ

 

真空管アンプはキャンカー搭載のWE300BシングルのEKジャパン

 

WE 91型といきたいが、持ち出すのが大変なので、普通のシングルアンプだが

出力トランスをタンゴに変えたり多少は手を入れてある、音のいいアンプ

 

 

対するデジタルアンプは160Wの激安アンプと

デジタルアンプの最高峰、幻のFOB SD05アンプ

(今回初参加のPSD大山さんの提供)

クッキリすっきりの激安デジタルアンプは、ちょっと煩く感じるが、

まあこれはこれで値段相応で良いと思う

 

SD05の音はちょっとヤバイ、デジタル正確な音の表現の良さがよく出ていて、かなり良い感じ

 

300Bの方が音が悪い、といえば悪いが、音は楽しいと思う、

やっぱり音楽を聴くにはこっちかな〜

 

皆さんの表情も、ビミョー

 

 

 

どちらが良いかの答えは各自で出してもらう事にしてさて、

お次は励磁コイルにコンデンサーを入れてみる

WEの16μのコンデンサーを励磁コイルと並列に入れてみる

 

おっ、良い低域の量感が良い感じで伸びて出て来た

 

 

私:これ良いでしょ〜

M氏:ちょっと待てこのコンデンサー今いくらすると思ってんだ、ユニットよりコンデンサーの方が高いだろ!

私:・・・・・・

 

 

 

じゃ次の実験、

今度は励磁電源は、定電流か、定電圧のどちらが音が良いか聴き比べましょう

CVとCCの二つの電源の聴き比べ

 

これぞ励磁の会ならではの聞き比べ、励磁の会らしくなってきたぞー

ワイワイ・ガヤガヤ・・・・・・・、おーいみんな聴いてるか〜

お酒が入って、ほとんど皆さん聴いてない

 

 

 

誰かの、「どっちも変わらないよ〜」の一言で

 

私:ぶつッ!、じゃあいいよ!

こんなに違うのに・・・・・、

俺も飲も〜

 



てなわけで、私が飲みだしたので店の立派な励磁スピーカーに切り替えられた

 

 

 

 

 

そうだ、忘れてたもう一つ実験があったんだ

 

かのJBLの最高峰スピーカーエベレストで行っている

「チャージカップル・リニアディフィニッシュ方式」

知ってる?

 

励磁とは関係ないけど、

昨日徹夜して作って来たから聴かせてやるよ

 
何のことは無い中高域ドライバーの低域カットのコンデンサーに、
乾電池でバイアスをかけて見ると
(注、JBLでは最新コンデンサーなので9Vで行っていますが、この回のメンバーと同じご高齢のコンデンサーだと、活性化させるのに9Vでは足りないだろうと18V強力タイプと、27VのAEDタイプを用意)(笑)

 

 

酔っ払い:あれ?何したの?

私:だから~、JBLのエベレストでやってるチャージカップル・リニアディフィニッシュやってみたの

私:変わった?

 

酔っ払い:変わったよ、なんで変わるの?どんな理論なの?

 

・・・・・・・、

私:そんなこと聞かれても、私にわかるはずがないでしょ~!

 

酔っ払い:お前は理論も解らないでやってるのか

 

私:ぶちッ!理論で音が良くなるのかよ~?、オーディオは実践やってみなきゃ解らないよ

皆:・・・・・・・・・

 

 

 

そんな、事をみんなで楽しく論議した励磁の会第二回オフ会でした~

 

 

因みに第三回オフ会は、

9月か10月に山形のGIP本社に殴り込みをかける事になりました

最高峰の励磁サウンドの体験して

そのあとは上ノ山温泉で宴会かな?、楽しみで〜す

 

 

追伸、P610励磁に興味のある方は

https://saneimusen.wixsite.com

三栄無線ファンクラブへ連絡してみてください

昭和の気合の入ったオーディオ猛者が待ち受けています

制作の指導も行っているようです

恐がらずに連絡してみてください、


WE Lanshing サウンドシステム

2023年06月16日 21時37分34秒 | オーディオ
 

お前のは「WE乱心愚」ろ~

 

と、ある教授に命名されたが

 

 

いいえ、「なんちゃってWE」もカッコ悪いし、ヤッパリ

WE Lanshing スピーカーシステム

 

このほうがかっこいいでしょ~

 

 

 

思い起こせば中二でJBLと出会い、新聞配達でLE-8Tを購入して以来、JBLとの長い付き合いが始まり

そして、JBLの歴史を学び、そのルーツであったWestern Electricとの出会い

 

使用しているユニットはLanshing設計のユニットを使ったシャラーホーンシステムで使われた

 

低域ウーハーLanshing-415 中域ドライバーLanshing287-T

そのLanshingのユニットが取り付けられた低域、中域のホーンはWE製(のコピー)

 

低域はWEのTA-7396バッフル、中域はWE-22Aホーン、高域はWE597Aツイーター

 

 

 

ユニットはLanshingで、ホーンがWEの

 

当時ではありえない組み合わせのWEとLanshingのコラボ・スピーカーシステム

 

低域ホーンはミラフォニックもシャラーも同じようだが、何故だかミラフォニックのほうが弾むように聞こえた

 

中域ホーンは家庭でセッティングした場合マルチセルホーンはピントが合いずらい、というか合わない

そんな出会いもあって選んだホーンはWE、ユニットはLanshingのコラボシステム

 

 

 

この度、WE594Aをコピーした、594Eドライバーに我が家では初となるJBLのホーンが取り付けられた

この理由は、他に手ごろなのがなっから(笑)、でも結果は良かったですよ

 

WEとLanshingのみのフォーウエイ・励磁ホーン型システムとなった

まさにWE乱心愚!だと思ってきました(笑)

 

 

今までと逆にWEユニットに、初のLanshingホーンの採用となりましたが

 

 

 

やはり、我がオーディオにはJBLの存在は欠かせないですね

 

私がダブルウーハーに憧れたのも、もともとはJBL4350のサウンドを聴いて

ウーレイ815にも衝撃を受けたが、あれもJBLユニットだったと思う

 

JBLがやることは、意味も分からずいぶんそれを真似してきました

プロジェクトK2のバーチカルツインを真似た

バーかヤロウ重くてしかたないツイン

 

なんと515励磁ユニットを4個も使ったラスカラBoxシステム

 

 

これも当然ながら失敗チェレンジとなりました(笑)

 

ALTEC515を励磁に改良したときも、ダブルウーハー専用にネットワークを作り

上下の515で帯域を変えてバーチャル・フォーウエイを行った事が有りますが

 

これもJBLが行ったダブルウーハーの帯域を変える

 

「スタガー動作」を真似たものでした

JBLは横に並んでいたが、私は上下に並んでいたので、

 

気分的にも素直に変更は出来ましたが

 

もともと400Hzのネットワークだったので、もう一つを800Hzくらいにしたのですが

スリーウエイネットワークですがLOW1とLOW2に分かれたネットワークです

 

 

結果は残念ながら、上手く鳴りませんでした

JBLのように下を100か200Hzでやればよかったと後悔しています

 

 

その後ユニットをLanshing415に変更してからは、帯域を変えるのではなく

励磁の電圧を変えて「スタガー動作」と同じような効果を行っています

 

 

上下でユニットで帯域は同じですが、

 

電圧を220Vと200Vで変えています

上ユニットの方の電源は一旦350Vを出力して

 

コイルを連ねて220Vに下げています

 

 

下ユニットは220Vを出力して、コイル一個だけ付けて200Vに下げています

私はこの方式のほうが好きです、

 

 

音の出る帯域を変えた「JBLスタガー動作」は、

ユニット間の音の繋がりはよくなりスムーズになるように感じましたが

 

逆にエネルギーが失われた気がしました

 

ウーハーの僅かなズレが、音のピントを緩くするのかのような気がし

 

 

 

音の良さよりも、エネルギーや

大切な躍動感を生むトランジェントを重視する私は

 

この同一ユニットで、ユニットの再生帯域を変える「スタガー動作」ではなく

 

 

 

 

磁束密度の強さでユニットの動きを変える

「励磁スタガー駆動」方式という聞きなれない方式です

注、私が思い付きで作った駆動方式です(笑)

 

 

ユニット毎に磁束密度の違う「励磁スタガー駆動」はピントのズレが起きませんから

 

力強いサウンドを奏でます

 

 

お気に入りの駆動方式です

 

コイルの数を増やしたり減らしたりで電圧は変えられますし

電圧のを変えて、双方同じ磁束密度で変えれば多少の音の変化も楽しめます

 

「励磁スタガー駆動」これは面白味が有りますよ〜

 

 

 

 

他にもJBLをリスペクトして真似ているのは

チャージ・カップルド・ネットワークシステムなる謎も真似しています

 

難しい言い方ですね、簡単に言えばネットワークの

ローカットのコンデンサーに乾電池でバイアスをかけ

 

歪を低減させる方式です

ちょっと前までのJBL製品にはよく使われていた方式です

 

 

最新のエベレストでは乾電池を使わないでこの方式を行っているとの事

ネットワークに006P電池が付いているのを目にした事が有ると思いますが、

 

それがこれです

 

最新のコンデンサーを使ったJBLオリジナルでは006P一個の9Vですが、

 

 

 

なんと言っても我がシステムは全てが古

 

60年以上前のコンデンサーですから9Vぐらいでは歪が取れない(変化がない(笑))

二個連ねたり三個連ねたりしています

 

ただこれも歪は取れ音は綺麗になるのですが

 

 

何かビミョーに消える音が有るようにも感じ

現在は高域の597ツイーターと新たに付け足した中高域の594にだけ付けています

 

中域のLanshing287-Tには付けていません

 

その代わりに287ーTの励磁コイルには大型チョークコイルが

 

プラス側とマイナス側に其々で二個も付いています

 

 

このチョークコイルは力が出ます

 

時々外して16μのコンデンサーを並列に入れることも有ります

 

 

コンデンサーは低域の量が出て華やかにもなります

 

ですがこのチョークコイルと並列コンデンサーを同時に入れると「音が悪くなります」(笑)

 

結局オーディオは謎だらけ、分からい事ばかりですが

 

良さそうな事は取り合えず真似をする

 

 

理論を考えても私に分かるはずがない

 

 

 

 

私のオーディオは「考える前に行動します」


贅沢な594ツイーター追加

2023年06月15日 10時37分28秒 | オーディオ


我がシステムのほとんどの帯域を賄うWE22Aホーンを使った中域

 

本来のWE555Wを使えば問題は無いのかもしれないが・・・

 

 

私の中では555はフルレンジで鳴らした時が一番好きなんです

 

マルチユニットとして使った場合、どうしてもバランス的に不満が残り、使っていません

 



使う機会は正直何度かあったのですが、見送ってきました、代わりに使って来たのが

 

ALTEC 288Cを励磁に改良し、ダイヤフラムリングも金属製に交換したりして

 

当時の287を再現し、オリジナルのロールエッジでは無く、タンジャンシャルエッジの

287-Tを使って楽しんできましたが

 

 

縁あって最高のコンプレッションドライバーと云われる、夢のドライバーWE594A

 

コピーした、エルタスバージョンの、594Eを購入し

当時WEの組み合わせでは行われなかった、中域WE22Aホーンと組み合わせました

 

 

WE594Aは孤高のドライバーと言われていてその理由は、あまりの高性能なため

 

紙の低域(コーン型ウーハー)を使った場合、音が合わないと言われていました

 

 

WE594は、当時WEがリアルな立体音像を描こうと90年近く前の実験で作られたものです

 

それまでの555のフルレンジと違い、ツーウエイ専用で、最初の高域専用ツイーターとして作られ

 

その低域にはジュラルミン製振動板の専用ウーハーが採用されました

この組み合わせは最高音質を奏でるスピーカーだったと聞いています

 

 

しかし、スピーカーシステムとしては高域と低域のホーン長の違いから

タイムアライメントがずれて音の滲みが激しく、タップダンスが二度聴こえる程だったそうです

 

 

結局試作で終わってしまい、実用化はされませんでした

 

この時の高域ユニットWE594を製品化したものが、WE594Aですが

 

 

合わせる低域のジュラルミン振動板の、高域用に作られたユニットですから

 

タイムアライメントを合わせられる、4181等の「紙の振動板のウーハー」とは

 

音色が合うはずもなく、594Aは名器と讃えられながら

 

スピーカーシステムとしては音色が合う低域が無く、594Aが活躍した記録は余り残っていません

 

 

 

私が聴いた限りは、高域用に狭い帯域で使っている(31Aホーン等)方は上手く鳴っていますが

広帯域使用(24A)では、あまりいい音でなっているものに出会いませんでした

 

 

 

・・・・・、

そこで、低域コンプレッションホーンを使う私なら、繋がりもよく594を上手く鳴らせるような気がして・・・・

 

挑戦の意味もあって594Eを手にした次第です

防塵ネットや、チョークコイル、タンガーやセレン電源、勿論最新のダイオード電源も

 

 

様々な調整を行い、次第にバランスは上手く鳴らせるようになったのですが

正直もの「すごくいい音だが、楽しくない」

 

 

 

とにかく、594Eは良い音です

乱れなくしっかり低域まで伸びます、量も申し分ありません

 

 

音が良いのです(笑)

 

私には何か物足りない

 

 

でも、この音の良さが正しいのだ、と自分に言い聞かせました

 

 

 

日に日にレコードを聴く時間が減り

アンプにも灯を入れなくなってしまいました

 

 

 

そんなある日、我が家を久々に訪れたいと言ってきた方がいらして

 

その方をお迎えするにあたり

このまま不本意ながら、良い音でお迎えするか

 

 

音はイマイチかもしれないが、「私が一番楽しく好きな音で」お迎えするか

 

 

悩んで、結果594Eを外して、287-Tに戻した瞬間

 

あっ!、これだ

 

俺はこの音が好きなんだ、中低域はこのスッパとキレがないとつまらない

 

華やかな歌声の中高域も好きだ、

 

何よりこの心躍る躍動感がなくちゃ

 

綺麗に重く低く響く低音よりも、軽快に力強く弾む低音のほうが、ヤッパリ好きだ

 

 

この中低域の音の違いはドライバーの振動板のエッジ形状かもしれないと思います

 

 

594のロールエッジの奏でる滑らかな低域と

 

287-Tのタンジェンシャルの奏でるキレのある低域

 

 

 

この違いも大きいと思うが、音色の違いも大きい

 

きめ細かく良い音のWEより

 

明るいLanshingサウンドのほうが好きだ!

 

ALTEC 287ーTとは実際にあった型番ではありません、私の妄想の型番です

 

私の妄想の中で多分ランシングが作りたかったであろう

 

 

理想のコンプレッションドライバーを再現した物です

 

 

 


そんな訳で、ALTEC 287ーTに負けた「594 E」ですが

 

使わないと言っても、売る気にはならずに



暫くゴロゴロと邪魔にされながら放置されていましたが、

 

WE594Aはもともとツイーター、高域の音は綺麗で素晴らしいが

 

低域はちょっと苦手、ツイーターとしていつか使いたいなー、と思っていた矢先

 

 

いつものTオーディオへ、珈琲を頂きに上がった際に

 

あら?なにやら良い音になっている

 

よく見ると、何やら小さなホーンが一つ増えていた

 

中高域を足したんだよ、やっぱりここが無いと声に厚みが出ないんだよ

 

なるほど~、やっぱり俺もほしいなー

 

 

てなわけで、800Hzくらいで使えるホーンを探したが、なかなか良いものが無い

カーオーディオ用に出てるよ、とT氏が見つけてくれてそれを購入したのが今回の白いホーンです

 

さてさて、フォーウエイはどうなのでしょうか・・・・


低脳率スピーカーがオーディオ文化を崩壊させた!

2023年06月10日 21時05分42秒 | オーディオ

このタイトルで友達を何人か失うだろうが

書くことにしました

(私のブログには真実は何も書かれていません全て私の妄想です)

 

 

オーディオ創成期から70年代までは、スピーカーや音響機器は

 

その音響機器の本質の「音楽を奏で楽しみを伝えてきた」

ユーザーの共感や喜びと共に、スピーカーも進化を続けて来たが

80年代に入り、諸悪の根源デジタルの出現により

オーディオは大きく変わっていった気がする

 

天然素材調味料のアナログから

化学調味料のデジタルになり、振動伝達から数値伝達へかわった

 

その後は様々な機器が「メーカーの技術力の理論重視の製品」が主流となり

製品は小型で簡素化されていった

 

誰でも気軽に使えるようにするには、低コストで小型化は

やむを得ない事だったのかもしれませんが

オーディオ機器本来の、「楽しく音を聴く楽しみから」の追求から

 

メーカーの特性を重視理論からか「特性の優れた製品の音が良い音」との風潮となってきて

 

 

良い音とは、正しい数値で音を表すスピーカー「乱れない音、余分な音がしない、正しい音」

 

優れたオーディオ機器だと位置づけられ

 

 

音そのものの、楽しさ、美しさ、明るさ、気持ちよさよりも

フラットな周波数特性やS/N比などの、音色とは何ら関係ない

数値の特性が重要視された時代となって来た

アンプの技術の進歩で簡単に大出力を得られるようになったので

 

スピーカーは余分な音を奏でないように、乱れの音が出ないように

コストを掛けず数値を良くするために、音の良い反応の良い素材は使われなくなり

特性が良く出る「重く・鈍い素材」を使い、その鈍い音の粗隠しするため

反応を鈍くして、能率もどんどん下がっていった

(801Fでは50W以上のアンプ推奨と書かれていた、これ以下だと重い振動板が動かない)

 

こうして見せかけの特性重視のデーター信号変換機器の象徴として

低能率スピーカーが誕生したと思う、

 

低能率スピーは良く言えば大吟醸スピーカー、余分なものを削り落として消し去り

音の芯だけを残し、大パワーアンプで補う

 

低コストで作った素材で大音量を奏でると粗がモロに出るが、この方式であれば粗が出ない

ただ、当然ながらそぎ落とされて消された情報の音は、どんなに大音量にしても、もう音には出ない

 

要らない情報と言えばそれまでだが、感性の中では大切なニアンスとも云える大事なものを失ってしまう

 

 

古来の素晴らしい心に響くような音楽を奏でるユニットは

 

微細な信号でも鋭く反応できるように「軽く早く動く」ように造られていた

高度な技術と、職人技で作られた、手の込んだスピーカーだったが

 

繊細な音を奏でるユニットは造りが悪いと、余分な音も盛大に奏でるので

それが出ないように鈍い素材で、ドンドンと重く鈍い素材が使われるようになった

 

 

それを大パワーアンプが補うという図式が出来上がっていった

 

デジタルの信号の情報を拡大するには、これが一番簡単だったのだと思う

この風潮に私も乗って

時代の流れで80年代以降は90db以下のスピーカーをたくさん使って来たが

 

その低脳率スピーカーを聞いて、「良い音で満足を得ら」れたが

今思えば音楽が楽しいと思った事は、今ほどなかった気がする

 

 

楽しくなくなったから

あの時、金がかかるHIFIと云われるオーディオを辞めてしまったのだと思う

90dbを下回る低脳率はスピーカーは、その名の通り音楽を再生する能力が低く

 

次から次へと、果てしなく鈍い新素材の新製品が出てきたが

どれも今思えば似たような音で、チョットだけ音色を変えてどんどん高額化していき

 

聴く人から聴く喜びを奪い、オーディオマニアから感性や財産を失わせたとのだと思っている

 

聞き手の感性を失わせ、喜びも無く、財産も無くなった結果

 

 

 

オーディオ産業は今の衰退となってしまったと思っている

 

 

それと低脳率スピーカーの正体は、科学的な音の添加物まみれ

まやかしの優れた特性のスピーカーが多かった

 

メーカーのローコストで利益を出すために作り出した「良い音の理論」で感心し

素晴らしい、良い音だと満足していたがそこには

 

 

感性が震えるような「音楽を聴いた感動」は無かったのだと思う

やはり、オーディ機器にとって最も大切なテーマは、性能や特性ではなく

 

「音を聴く喜び」に主をおくべきだったと思っている

 

 

低脳率のスピーカーのもっともよくない点は音の沸点が低すぎる

大音量にすればするほどボロが出る

 

まあ、小音量で質の良い音楽が、品があって大人のオーディオだよ

大音量は邪道だよ!

 

と言われ方には分かって頂けない話だ

 

 

低脳率スピーカーで打楽器を聴くと、とんでもない酷い音を奏でる

生演奏では絶対に聴くことが出来ない、「鈍く重く濁った」まさに低能率な低音が出てくる

 

これを、きめ細やかな低音とか

お品の高い低音とか

滑らかな低音とかいってごまかしているが

 

私にはちょっと気持ち悪くなる低音にしか聞こえない、

音を支える大切な低音が「明るく楽しく弾まなければ音は楽しくない」

 

 

まさに「暗い低音は好きじゃない!」と云われる大先輩がいらっしゃるが

まさにその通りだと思う

 

 

楽器が奏でる低音は、どれもキレがあって

躍動感がある低音しか存在しない

 

たとえそれがパイプオルガンでもです

 

低能率スピーカーで大音量を奏でると

ユニットは触ると突き指するくらい大きく動いているが

 

それが全く音にならない、空気を上手く動かす能力が無いからです

 

まさに空気を動かす能力の無い

低能力スピーカー

 

上手く空気を動かすユニットは殆ど肉眼では確認できない程度の動きですが

多くの空気を信号の通りに乱れなく動かし、音楽信号を素晴らしい空気振動に替えます

 

勿論大出力の余分な回路を使わず、小出力の純度の高い信号で十分ですので

 

意味なく余分に動くことも有りません、大パワーアンプは余分な音も送ってきます

そして低脳力なスピーカーは

空気を上手く動かす力が無いから、打楽器が全く鳴らないのだと思います

 

ボリュームを上げれば、空気を上手く動かせないから、

音になる前に歪む

 

 

それと低脳率は他のアンプやレコード、カートリッジ、トランス、ケーブルの持つ

 

魅力的な「微細な音色の違い」を奏でられない

 

いやすみません、奏でるのが難しい

 

 

 

何故そんな低能率が主流になったのか、ユーザーの使用環境なのか

メーカーの利益主義なのか、時代の流れなのか、私には答えは出せませんが

 

オーディオの歴史で様々なモノが進化してきましたが

 

逆に

100年ものスピーカーの歴史で最も退化したのが、肝心要な

「能率」だと思います

 

 

スピーカーの能率とは、

信号を音に変化する変換率の「効率」の良さと比例します

能率のいいスピーカーは、「音の変換効率」がいいのです

 

 

変換効率がいいスピーカーは当然ながらロスが少なく

上手に空気を効率よく動かすので

 

「結果として音が良い」のです

 

だから高能率なスピーカーなんです

 

 

電気信号を空気振動に変換する、そのロスは大きく最もロスが少ないのが

ヘッドフォンやイヤフォンです、動かす空気の量が少ないですからあたりまえ

 

良い音は、より多くの空気を乱れなく、沸騰せず振動させることだと思います

 

その変換ロスの少なさを表した基準が

「能率」だと思って良いと思います

 

 

私のスピーカーは測っていませんが、多分、希望的観測だと110db以上はあると思います

 

当時のオリジナルWEは115dbと聞いています、私のはなんちゃってだから110dbぐらいとしても

我がWE 91Bアンプは300Bシングルで出力七ワットですが、とんでもない大音量が楽しめます

 

90~80年ほど前はこのシステムで500人程度の劇様を、音で満たしたと聞いています

 

 

10W未満の出力のアンプは回路がシンプルですし増幅素子が少なく音の純度が高いので

 

余分な音を増幅しないので、結果として小出力アンプは音が良いのです

 

仮に90dbのスピーカーでこの大音量を出すのには、換算すると800W程度のアンプが必要になると思います

 

 

まあ高能率スピーカーを作るより、

大出力アンプを作る方が簡単で安上がりですが出てくる音は比較になりません

 

難点と言えば高能率スピーカーは、粗を隠せません

作りが悪いとボロが出て、それがすぐ音に出てしまいます

 

手抜きの粗悪なスピーカーで高能率これが一番音が悪いのも事実です

といか現代の高能率スピーカは殆ど・・・・・

 

時々あんな手抜きの高能率スピーカーの音が良いわけないだろう

と私も思いますが、確かにそんな製品が多いのも事実です

 

だからそんな粗悪なスピーカーを聴いて

高能率スピーカーを誤解している方も多いと思います

 

 

確かにかなり努力も必要で、能率スピーカーを上手く使うにはかなりの時間がかかりました

私も多くの方々からアドバイスを頂いて作り上げました

 

マルチユニットで奏でる場合は、ネットワークかチャンネルディバイダ―でマルチにするしかありませんが

私はネットワーク方式を選んでいます

 

このネットワークもほんとに苦労します、私は音圧を奪う抵抗は殆ど使っていません

 

微細な信号をロス無くスピーカーに伝えてスピーカーも乱れなくそれを空気振動に変換する

 

その為には様々な工夫が必要ですが

それをクリアーした本当の高能率スピーカーは

 

「結果として音が素晴らし」のです

 

本物の100dbを超える高性能な高能率スピーカーが奏でるサウンドは

 

聴き手の心を揺さ振り、心にそのサウンドを刻みます

 

良い音を聞く満足感と

良い音楽を聴いて感動する楽しみ

 

低脳率と高能率の奏でる音の違い

もっと早く気が付くべきでしたが気が付いてほんとによかった

 

今は毎日楽しく音楽を聴いています


スピーカーは拡声機、原音をより大きく聴き易く

2023年06月07日 18時00分54秒 | オーディオ

スピーカーとは、電気的振動の信号を、物理的空気振動に変える

 

電気信号音響振動変換器と言えばいいのだろうか?

 

 

ラジオやTV では、信号を空気振動の音に変え

聴く相手に伝えるのが目的だから

 

本来音の大きさの対比では、原音1:再生1の同じ大きさで伝えるのが

再生としては理想の音の大きさなのだろうか

 

だが、現代は様々な諸要件があるのだろうが、殆どが原音以下での小音量

小音量で質を高めれば、原音以上に楽しめる、なんてコメントも目にしますが

 

小さな音でも、高品質できめ細かく奏でるのが現代のスピーカーの特徴かもしれません

・・・・・・、

 

 

時代に反するかもしれませんが、前回のブログで書いた通り

私は、大音量は感性を揺さぶり、心に刻まれ「感動がより多く得られる」と思います

 

 

そんな拘りの大音量での、極めて私的な想いのコメントを書くと

 

スピーカーを日本語では「覚醒器」と呼ぶ

 

覚醒とは、目をさますこと。目がさめること。

迷いから覚める事とも云いますね~

 

そんな「偽りのスピーカーの音の世界から眼をさます」のが、

本当の覚醒器スピーカーなんです!

 

・・・・・

 

 

あれ?

 

違った、心の叫びを書いちゃった

 

漢字で書くと「拡声機」ですよね(笑)

声を、原音より大きくして、多くの聴衆に声を届け、意思を伝える事を目的としたものが

 

本来の拡声器スピーカーの役目だと思います

 

原音と同じ大きさで再生するのが

本来の目的では無いと「私は」思います

 

ましてや、音を小さくする為のスピーカーなんて・・・・

 

常に原音以上の量で奏で、最も大切なのが

量だけでなく、気持ちも伝わるように大きくするのが

 

「本来のスピーカーの役目」だと思っています



では、原音以上とは何を基準か?と、問われると

なかなか難しい問題ですが

 

一般的な人の話し声は60dbと言われていますどんなに大声上げても

80db未満です、dbで本来評価するべきでは無いと思いますが

 

相手が聴きやすい基準も数値にするのは難しいですが

 

 

私はスピーカーの基準は「100dbを標準」と思っています

無論、何~の根拠も無く、私の想いです!

 

 

でも、100というのは様々な標準点だと思いませんか?

 

子供の頃からいつもテストは「この点数」で見慣れた数字でしたし!

何をやっても周りの人からは、よく出来た!100点満点だ!

と言われては、頭を撫でられて育ってきた「私」です

 

遠慮なく撫でられたので、おかげで頭がボコボコでした

 

 

まあ冗談はさておき、(笑)

100は、そんな意味で基準点になると思っています

 

私的な思いでは「100db以上の高性能な能率」を持ったスピーカーは

「拡声機」だと思っています

 

 

100dbを超えるスピーカは電気信号を空気振動に変える

 

変換効率が「高能率」なだけでなく、反応が極めて繊細で、素早い反応をします

 

ですから高能率スピーカーはリアルで明朗な、「聴き手が聞き取りやすい」

 

という特徴を持った、素晴らしい音を奏でます

 



代表格がこれらのスピーカーだと思います
 
 

巷で、「高能率SPは低音が出ない」「かまぼこで特性が悪い」とかいう方がいます

その方のお使いの装置を聞くと

 

パワーアンプが出力300Wもあって余裕で鳴らせるはず

とか訳のわからない事を言う方が多いですね

 

これは当たり前、まともの音が出るはずがありません

高能率スピーカーは、10W程度の増幅素子で済むので

結果として高音質を奏でるアンプでないと鳴らないですね

 

300Wもあるアンプは、90dbを切った「拡声機ではない信号変換装置」に向いています

因みにこのようなスピーカーを能力の低い「低脳率」スピーカーと呼びますが

 

 

低脳率変換器の奏でる音は、活力はなく、表現力も乏しく、音質も濁っています

音に表情が無いから聴き手に伝わらない、まさに低脳率ですが

現在は残念ながら、これが主力となっています

 

低脳率スピーカーの何が優れていて、主力になっているのかと言われれば

「周波数等の特性」が優れています

 

もともと能力は低いのですが、大パワーアンプを使えば、その低能力のおかげもあって

優れた特性を描くことができるのです

 

余分な音はだしませんが、残念ながら、オーディオで一番大切な音も出せません

これによって失う物は「感性」なのだと思います

 

書き出したらキリがないので、低脳率SPの話はまたあとで書きます

 

 

そんなわけで拡声器と言える高能率スピーカーは、勿論大音量が得意なんです

拡声して大音量を奏で、さらに聴く相手に良く伝わり

聴き手が喜びを得るために作られたスピーカーだからです

 

 

小さい音で、良い特性で質を高めて、音楽信号を空気信号に変換するような覚醒するべきスピーカーとは

根本的に違っていると思っています

 

 

私は大音量を前提とした、拡声の為の音響スピーカーが好きです

 


五感で感じる音楽、複数の感性をより多く喜ばせると大きな感動となる

2023年06月06日 18時01分42秒 | オーディオ


 

音楽は感性で聴いて「感動を得る」もの、だと思っています

と、

前にも書いたことがありますが”感動を得る” ”心が震える”には

 

 

五感のうち「複数の感性が素晴らしいと感じる」

記憶や心に残り、感動が得られるのだと思っています

 

 

五感のうち一つの感性で「心に残る感動を得る」のは大変な事だと思います

 

視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)の5種類の感性

複数以上で喜びを得ると、意外なものでも感動に繋がると思います

 

 

そういう意味では、食べるものが一番感動しやすいのかもしれません、

味や香りだけでなく見た目の良さや、時にはグツグツ煮える音や、ジュージュー焼ける音の聴覚

 

熱いや辛いなどの触覚、食べた触感のど越しの良さ等、多くの感性を喜ばせる素晴らしい食べ物と出会えば

日常的な食べ物であっても、感動は大きく味わえると思います

 

喜ぶ五感の数が増えれば増えるほど、心に刻まれる感動は大きく深く残ると思っています

 

 

 

音楽を聴いて感動するには、生演奏がいちばん五感が働き感動が得やすいと思います

演奏者を見る目、現場の熱気は匂も触覚も、味覚以外は喜びがが得られるので

 

音楽を聴いて感動を得るには生演奏が最高だと思います

 

 

(注)そうか〜!、

ディナーショーは味覚も働くからあんなに値段が高いんだ

でも、味覚まで喜んで、感動するディナーショーは・・・・

 

 

そんな訳で複数の感性が喜びを感じると感動が得やすい

その点、絵や写真で人の心を感動させるのは大変な作品だと思います

 

 

再生音楽で最も音が良いのがヘッドフォンだと思います

 

電気信号を空気振動に変えるロスは大きく、動かす空気が大きければ大きほどロスも大きい

最小の空気振動で済むヘッドフォンは再生音楽の理想かも知れない

 

 

ヘッドフォンで感動を得るのは、なかなか難しいものがあると思います

音楽そのものが、感動させる力を持っている演奏ならば問題ないですが

 

 

五感のうち聴覚だけのヘッドフォンでは、感性を使って音楽を聴くというより

音楽の信号を正しく得る事が出来るのがヘッドフォンだと思うので

 

素晴らしい絵画と同じくらいの、名演奏が必要だと思う

 

 

スピーカーを使った大音量の再生音楽だと、そこそこの演奏でも

五感をフルに働かせられて、喜びを得られ

 

えっ!、この曲で感動しちゃった

 

なんてことも可能なのが、オーディオの楽しみだと思う

 

感性に、より多く喜びを与えるには

味覚は味の良さや、濃さも必要だと思う

 

香りも良さの他は、強さかな?、濃さかな?

触感も肌触りの良さ、心地よい食感、噛みごたえ

等々様な感覚が伴い喜びを得ると思う

 

 

聴覚でより多くの喜びを得るには、心地よさ、聴き易さ等の「音の質」の他に

 

「音量」という感覚も大切だと思う

 

 

「美味い!」と感じる食べ物は結構味が濃いものが多い、(化学調味料で味付け過多は論外)

「いい音だ!」と感じるには、良い音の質の他に

 

大きな音の量も大切だと思う

勿論、味付け過多の煩い爆音は論外だが

 

 

勝手な持論だが音量が大きくなると「聴覚では無く」

空気振動で「触覚が働く」と思う

 

空気振動で「触覚が喜ぶ」大音量

これが本当のオーディオの大音量だと思っている

意味がわからないかな?

 

簡単に言えば、どんなに大きな音でも会話ができるオーディオ再生音です

 

再生する音波の乱れが最小限なので、人の話す音波が届くのだと思っています

 

JAZZ喫茶ベイシーではどんなに大音量でも客が会話を楽しめる

と聴いていましたが、それを試す事は出来ませんでしたが

 

それが理解できるサウンドを少し聴かせて頂きました

 

歪みの多い再生音では、音が乱れていて、そこで会話しても、

音が打ち消しあって、消されてしまい会話が成り立ちません

 

所謂、煩い大音量

 

煩くない大音量は

歪みの無い、乱れの無い、大きな空気の動きだと、意外にそこで会話しても

会話が成り立ちます、相手の声が聞こえるんです

 

 

より感動を得るための

大音量オーディオロマンです!

 

大音量オーディは感性が楽しめます

 

 

 

 

 

 

違うよ~

大きな音を聴く為の「言い訳のブログ」じゃないよ!

 

 

 

 


死-ルドは最小限に

2023年06月02日 16時24分00秒 | オーディオ

静寂と賑わい

どちらが好きですか?
 
 
 
完璧にシールドされた「シ~ン」と静まり返った静寂の音楽
 
 
ノンシールドの、なにやらザワザワした賑わいの中から聞こえてくる
 
ちょっとワクワクした気分にさせる音楽
 
 
 
そんな違いを感じるシールドケーブルと
 
ノンシールドのWE単線ケーブル
 
 
 
 
当然ながら市販の、「オーディオ製品」であれば
 
静けさの中か「静寂の音楽」が流れなければ製品とはなりませんよね
 
ノイズが出ていれば、それは製品として失格です
 
 
 
CDで育ったオーディオファイルの方々は
 
レコードのスクラッチノイズが嫌いだともいわれます
 
 
 
 
アナログはノイズが多い、それはよく分るのですが・・・
 


 
私もノイズが好きか?、と言われれば好きではありません
 
ノイズが無いに越したことありません
 
 
 
 
 
 
ノイズ対策をしてシールドして、ノイズを消せば消すほど
 
一緒に「音の活力も消されていく」ように感じます
 
 
 
簡単に言うとノイズを消せば消すほど、音が悪くなります
 
 
 
ノイズが好きなわけではないのですが、ノイズと共存しています
 
 
 
 
真空管も極力ノイズ少ないDCで点火し、定電流とすれば
 
かなり静かにはなります
 


 
今回ラインアンプ120Aは今回定電流電源の20Aに替え、静かになりましたが
 
ちょっと力を失った感はあります
 
 
パワーアンプの300Bは勿論いまだにAC点火に拘っています
 
 
 
 
他にノイズの原因となるのは
 
 
信号が極めて低出力なトーンアームから、ラインアンプ迄ですが
 
我が環境で使っているケーブルを細かく分けると
 
 


 
アームケーブルからMCトランス
 
トランスからフォノイコ迄
 
フォノイコからラインアンプ迄
 
ラインアンプからパワーアンプ迄
 
 
 
ワイヤーケーブルが4本必要ですが、このケーブルもシールド箇所が増えれば増える程
 
 
音は濁り、活力を失います
 
 


MCトランスまでは仕方ないのでシールドを被せていますが
 
ケーブルにシールドを被せただけで、
 
 
アースするポイントは、その時々で変わります(笑)
 
 


その日の電源状況で一番ノイズの少ない処を探してシールドにアースを落としています
 
 
 
 
ジー君、ぶー君、ば~君、ビー君時にはチリチリ君と様々な音色の
 
ノイズとは友達です、敵にすると大変なのでね
 
あまり仲の良くない友達としてですが付き合っています
 
 
 
友達だから、お願いして小さな叫び声で、皆様我慢して頂いています
 
(笑)
 
 
 
そのお願いが通じているのか、MCトランス以降はノンシールドで問題無し
 
トランスからフォノイコ迄をシールドすると音が曇ります
 
 
 
それから、よく安い「何かに付属のRCAケーブル」が音が良い、何てこという方が居ますが
 
とんでもない事です
 
 
MCトランスからフォノイコまでに使えばそのケーブルの音が良くわかりますが
 
安いケーブルはカサカサの音で濁ってました
 
 
 
 
それからラインアンプやパワーアンプの
 
電力増幅の真空管にはアルミのシールド缶が被せてあります
 
 
我が家では6SN7、WE348、WE310Aなどですが
 


これらは一般的にシールドしたほうがノイズを拾わなくていい良いと言われていて
 
被せている方が多いですが
 
 
これも無くても我慢できるなら、無いほうが音が良いんです
 
 
 
 
勿論、ノイズがひどくて演奏を邪魔するようなら、しっかりとシールドしましょう
 
我慢できる範囲で外しましょう(笑)
 
 
 
真空管のシールドも、アルミ、鉛、真鍮などがあり、其々音が変わりますから
 
色々試すのも良いかもしれませんね
 
 
 
 
我がラインアンプ120AのWE348Aも本来はシールドするべき真空管ですが
 
私は我慢できる!
 
 
要らない
 
 
 
パワーアンプ91の初段二段増幅の初段のWE310A一本はやはり「ぶ~」さんが叫ぶ
 
この「ぶ~」さんは音全体を濁すので、ご退席頂くしかないのでシールドを被せるしかない
 


 
二段目は殆ど変化ないので、無くて大丈夫、ここは外しても音にはそれほど変化がないが
 
外せるものは外しておこう
 
 
結局我がシールドは
 
アンプはパワーアンプの一本だけシールド
 
ケーブルはアームケーブルだけシールド
 
 
 
あとの、多少賑わいを感じるノイズ君たちは、
 
友達だから仕方ない頭の中のノイズカットフィルターで処理
 
 
 
これで完璧です!
 
 
 
 
 
 
聴きに来た人は
スピーカーの裏に何か動物がいるのですか?音が聞こえますが
田舎だけど電気の状況悪いんですねー、マイ電柱のほうが
まるで都会の賑わいの中で音楽聞いているようですね~
 
 
 
お前らの言葉のほうが
うるせ~!

WEケーブルはホントに音が良いの?

2023年06月01日 10時18分25秒 | オーディオ

巷で未だに高値で取引されている「WEケーブル」ですが

ほんとにどんなスピーカーでも「音が良い」のでしょうか?

 

 

WEケーブルとはWesteren electric社のロゴマークでもわかるように

ケーブで世界を制覇しようとした会社です、勿論電話会社ですから電話線で世界を結ぼうとした会社です

会社と言っても、ちょっと大きなというか、当時の米国最大級の会社で多くの科学者が集まった会社でした

 

当時(1930年前後)に米国大統領の命で電話線で世界を結ぶことは、勿論国家プロジェクトでありその結果多くの技術者がWE社に集まり

 

科学的な技術だけでなく、心理的な研究(ホーソン実験等)まで様々な研究が行われ、

その最高の技術者らによってパーメンジュールや様々な金属やそれらを使った製品が造られ

 

加えて人の心理まで研究されて「最高の音」が生まれたのだと思います

 

 

その最高の音を使い、映画や電話でリアルな「声を届ける」という「WEサウンド」が確立されたと思っています

1920年代から1930年代それは「音」が大金を生んだ唯一の時代でした

そんな時代に生まれたWEケーブルですから音が悪いはずがありませんよね

 

WEでは様々な用途に応じて、かなりの種類のケーブルが造られたようです

勿論電話会社ですから、電話線として野外で使うケーブルはサビないように

 

ビニールの被覆で覆われたものもありますが

 

芯線のビニール被覆の電話線でも「WEケーブル」と言えるかもしれませんが

正直私はオーディオ用としては魅力に欠ける音しか聴いた事がありません

 

よく言えばフラットな音、かもしれませんが、

 

ビニール被覆の線は殆ど、WEの魅力的な音は・・・・

また

以前マーチンローガンやB&Wでも使いましたが、私はそれ程魅力を感じませんでした

単線では音がやせて聴こえて、撚線では物足りなかったです

 

現代の低能率でフラットでクセのないスピーカーを鳴らすなら、現代のスピーカーケーブルを使ったほうが良いと思います

私のB&W801Fは、WE単線よりも最新のLANケーブルの方が音のピントが合い、音色も合う気がしました

 

 

やはりWEケーブルが「魅力的なその実力を発揮」するのは、

高能率なスピーカーだと思います

端的にその魅力を言うと

WEケーブルの魅力は、「高域のちょっと華やかな響き」が魅力だと思います

 

依線ではあまりその魅力は奏でませんが、

単線は明らかに高域に「独特の音色が」載ります

 

これは励磁型スピーカーで聴くとよくわかります

 

WEのケーブルは先ほども言ったように様々な用途に応じたケーブルがあると思います

長距離引き延ばしても劣化しない電話線ケーブル

スタジオモニターや列車や様々な場所でのアナウンス等ので使う素直なサウンド

劇場で、演じる者を、音で支え更に「魅力的な音で演じる」WE劇場サウンド

 

 

私が魅力を感じるのは「この音を演ずる」WEサウンド

 

何度も書いてきましたが、WEは技術的にも最高の技術ですがそれに加えて、心理的な研究も多く行ってきました

 

たぶん、私の勝手な妄想ですがこの実験の中で、

人の心に「素直に入る音」

人から「拒絶されない音」

もしかしたら「人が嫌う音」や、「長く聴けない音」も研究されていたのではないかと思っています(妄想です)

 



 

技術的を使って、心理的に、人の心をつかむ音を作ったと思っています

1930年代には、立体音響電送実験も既に行われています、

 

現在の日本の最高の立体音響を既にWEでは90年も前に行っていたのですね

 

 

こうした実験を踏まえて「人の心をコントロールする電送方法」を研究していたのではないかとも思います

勿論、軍事的、政治的な背景があったと思いますが

 

音を、原音より更に魅力的に伝え拡声する「WEサウンド」

 

素晴らしいい製品を繋ぐケーブルの魅力

撚線の素直でフラットな魅力も分かりますが

 

 

私は、絹巻の単線に拘りました

最も「音色が美しかった」からです

音の魅力の虜になり様々なケーブルを買い込みました

 

外側布巻でもブラックエナメルの芯線の被覆に油紙というか紙で巻いてから絹で繰るんだケーブルがあります

このケーブルは、とても耳が痛くなるような音を出します、

 

もしかしたら長く聴かせない技術かも(笑)

 

この魅力的なサウンドを奏でるWEケーブルは、殆ど廃棄されたWE機器から取り出されたものと聞いています

長いもので2mくらいかな、あまり長いのは手に入りませんでした、まれに紙の筒に手巻きで巻かれたケーブルも手に入りましたが

ロールでありますから、お好きな長さで切りますよ、なんてケーブルは酷い音でした

 

殆ど振動防止のロウまみれで、触るとボロボロロウが落ちてくるような汚いケーブルですが

これが最高に音が良い、響きが奇麗!

更にスピーカーの響きで言うなら16G、18G、20G、24G等の線の太さの中で、20GAが太さの限界

22GA、24GAが最高の響きです

 

以前高級な18GAを一握り(何メールか分からない)のを買って、それを束ねる為にグルグル巻いてあった細いケーブルも単線だったので

そのケーブルを聴いてみたら、なんと買った18GAより好きな音でした(笑)

 

細い絹巻単線のロウで汚れたケーブルこれは宝物です

 

この伝染病にかかり目に映るところ全て単線でワイヤリング、勿論アンプや励磁電源も全て内部配線は単線です

実はアームの内部配線まで、昔618Bをばらしたケーブルだよとひと握の綿のようなケーブルを一握り高額で買って

それをRS212やRF297の内部配線で使っていますが、RS212が動きが悪くなって修理に出して、戻ってきたら

 

 

驚くほど力が無い、修理した人に聞いたところ

修理者:あんな動きが悪くなる単線使っちゃだめだよ、動きの良い線に替えといたから、今度は動きが良いはずだよ

 

私:え~、外したケーブルは?

修理者:捨てたよ

私:・・・・・

 

言わなかった俺が悪い、仕方ない・・

様々なドラマがあって、WEケーブルを使い続けていますが

 

正直「励磁スピーカー」で無いとその違いはよくわかりません

励磁スピーカーだと「撚線は音が滲むんです」単線じゃないと解像度の良い音は出ません

 

特に低域の解像度は全体の音に影響します、低域の解像度を上げて全体を引き締まったサウンドで奏でる

 

適材適所はどこなのか、何処にどのケーブルを使うのが最適なのか

果て無きWEケーブルの魅力を、夜な夜な楽しみながら探求しています

 

新しいケーブルが届くと

さてさて、お前は何を羽織っているのだいいひひ~

いちまい

に~まい

さ~~んまい

といって脱がすのが楽しい・・・・・