オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

流石天下のCG25D、バリレラ如きは敵ではない

2015年04月25日 21時22分37秒 | オーディオ

やはり前回のMonoとstereoの聴き比べには問題があった



比べるならやはりMonoカートリッジ

アメリカ~~ンな、ターンテーブルとの相性が悪いので

チョット聴き比べには躊躇いがあるが



ここはやはりこれしかない、CG25Dグリーン



まさかこのCG25DグリーンとオリジナルRMG309

昇圧はWE618Bの30Ω入力でWE141改のフォノイコが



鋼鉄のアームに支えられたバリレラとJC2の太古の機器ごときに、



負けるわけにはいかない



でも、いちおうここはせこく、勝ち目のありそうなレコードからまずは聴き比べ


アルフィーフの明るい音色の室内楽で聴き比べ


低く重い鋼鉄のアームは渋い響、


絶対に勝つ


・・・・

やった~



ざまあみろ、ってな感じで、これはレースにならない


華やかさの次元が違う


明るく、独特な音色のアルフィーフサウンド

役者が違う、RCAバリレラは響がない


燻んだとは言わないが、全く華やかさがない


響を抑えたようなアームの働きだ


声楽に変えてみる

このレコードもCG25Dはやはり響が良い

が少し音が賑やか、ボロターンテーブルのゴロも盛大に出る


華やかな歌声でピアノの響も良い

弾む響く伸びる、がノイズが多いせいか少し歪みっぽくもある




今度はRCAバリレラを聴いてみる

ノイズが少ないのが幸いしたのか、

非常にに聴き易い、


声は、かなり低い声になるが、なんとも言えず淑やかに伸びている

視聴位置は10列以上後ろに下がった



そのせいかピアノはイマイチ弾ま無いちょっと遠すぎる

全体に彫りの深さ、奥行き感は有るが

同じ曲が、しんみりと、しなやかに何か違う曲になる


だがこれはこれで、否定はできない良い感じでもある

いよいよ真打のレコード

何度聴いても、リタシュトライヒのこの歌曲集は素晴らしい!


stereo盤もあるが私のはmono盤である


シュトライヒの名は、魔笛の夜の女王で強烈な声を聴いたのだが

魔笛、これも後で聴き比べたみたいと思っている



しかし、このレコードはホントに良い


シュトライヒの歌声がホントに素晴らしい



詳しくはないのだが、ほかのソプラノ歌手の多くが何か

冷たく硬い響がに思えるが、

シュトライヒは明るく暖かく力ず良い



まるで真空管のアンプAC点火のような歌声なのだ

それがこのレコードではよく出てると思う

聞いていると


華やかな、心がウキウキしてくるような歌声だ

どこまでも伸びる歌声、そして声が裏返った時の、脳天突き破るような官能的な歌声


素晴らしい、鳥肌が立ちそうだ

私はダンスはできないが思わず踊り出しそうである


押し寄せるような目の前で歌われる歌声に圧倒される


楽器の多い曲でも全く不満はない、楽器の音も素晴らしい

踊り出したくなる活力のあるCG25Dに比べて



二階席に移ったバリレラ、


踊り出しそうな歌声ではない


二階席独特の、華やかさはまったくないが、

しんみり聴くには良いかもしれない


ノイズは少なく、やはり静かだ

ゆったりと椅子に座って、疲れを癒す、心落ち着かせる歌声だ

俺はやはりこの手の心が華やぐレコードは、華やかに鳴らしたい



その華やかさをだすのは、やはりオルトフォンCG25Dの方が圧倒的に、いい!

そしてWe618Bの華やかさ、WE141改のフォノイコの力と響


へッヘンーン




バリレラ


ざま~

なんかホントに悔しい、憎っくきバリレラめ~~

2015年04月21日 17時47分24秒 | オーディオ

バ・バリレラに負けた~~

ぐうの音も出無いほどに完璧に叩き潰された



最強の組み合わせだと思っていたオ、オリジナルのオルトフォン309アームと

EMT XSD15にこれまた、オリジナルのWE618Bで昇圧し




オリジナルのWE141LINEランプを改良したフォノイコを使って


つい先日までは最高のステレオサウンドだと確信していたのに


情熱も金額も半端じゃない針だって高級品、アームは貴重品、トランスは高芸品?


EMT 927Dstを夢見て、とんでもない情熱と手間暇がかかっている

そんな我が愛する装置が



Mono針に負けた


ebayでイギリスから、4千円で買った本体に、2500円の針

SP専用の他には使い物にならない、鋼鉄アームを安価な器具で締めて仮止めしたもの



そしてオールドレビンソンの古~い、せま~いレンジのフォノイコの

捨ててあるものを組み合わせたような組み合わせ




主要なものゼロ、高額なものゼロ、愛情感情全くゼロの組み合わせ

そんな価値のない組み合わせのくせに


stereoレコードの勝負で


負けた

Monoレコードでは無くstereoレコードで



このショックは大きい




しかも大迫力のJAZZレコードでもなく


ブルックナーや、チャイコフスキーの交響曲でもない





なんとマリアシュターダの、季節外れのクリスマスミサ曲集


シンプルな構成の音楽なれど


シュターダの声が違う、声の力が違う、声の太さが違う、声の伸びが違う

バックコーラスの人数が違う、距離が違う、楽しそうな表情が違う(見えないけど)



オルガンが全く違う、これはもうどうにもならないほど決定的な違いがある

家庭用の足踏みオルガンと、教会のパイプオルガンの違い!


音色が、量が、低さが全く違う

これだけの違いで、全く音楽が違う


最強のステレオレコード再生装置なのに~




いやいや

そんは筈は無い



我がオーディオで一番頼りにならないのは、俺の耳

もう一度聞き直してみよう



高額な主要機器の組み合わせは、やはり音がいい

シュターダの声も品良くかなり細身の声である、声の伸びもキレも問題無い

だが、 チョットだけ、ほんのちょっとだけだが、薄い



それ以外は不満は無い?

いや、やはりあのオルガンの 響を聞いた後では流石に物足りない

それとレコードが少し騒がしい


オリジナルの高価なレコードのスクラッチノイズなのか、

感度が良すぎるのか、針が合わ無いのか

何か雰囲気が騒がしい


価値の無い組み合わせは

高域のレンジは多少狭く感じるが



この声の太さは丁度いい


細すぎず、ゆとりのある、聴きやすいふくよかさである

ボリューム量ではなく、聴いてる位置がオンマイクに近くなったような、より声はクリアーになる


やはりバックコーラスの距離が違う、それに歌っている人数が明らかに多く感じる

まるでオーディオチェックレコードのような、地を揺さぶるオルガンの響が本当に素晴らしい



ノイズも少なくとても聴きやすい


この組み合わせはとにかく何でこんなに聴き易いのか

ノイズ、キツさ、ふくよかさ、余分な音を出さない音の響


出さないのか、出せ無いのか定かでは無いが


とても聞き手の欲求に入り込んでくる


ちょっとだけ不足気味にも、物足りなさを少しだけ感じさせるが、充分伸びている高域


分厚い、満足感が充分な中域、この厚さ量を伴った説得力

どこまでも伸びる重低音




音は新しいか古いかと言われれば古い

鮮明でクリアかと問われれば、透明感は無いかもしれない、


圧倒的なSNの良さや静けさを持っているかと問われれば、

心地よいノイズのさざ波の上の音楽だと思う




じゃあ、何がいいの?と問われれば

圧倒的に聴いてる時の心地よさ、楽しさ、安堵感

聴いた後の満足感、充実感


我が愛するstereo装置では歯が立た無い




旗が立つが仕方ない


くっそ~~

こんな捨ててあったような組み合わせに、我が情熱が~~

負けた~~~~~~


だがこれは所詮、Monoレコードをstereoにした

オリジナルの高価なレコードとはいえ、擬似ステ


本物のstereoレコードなら絶対に負け無い!













と思う・・・


ゴッツン、がっつん、ドッスンが得意なRCAアーム?

2015年04月19日 13時42分17秒 | オーディオ

JAZZレコードの大迫力はよくわかった


だが迫力だけのJAZZレコードだけで音決めをすると危険である


前回の励磁電圧でもそうだったが、


楽器の音色はやはりクラシックのレコードを基準に


それと声かな




まずは楽器の構成が少ない弦楽器を聞いてみると




どっヒェ~~



すんごい音!



JAZZレコードのような馬力と音の切れでだけでは無い

充分に聴かせる音色、華やか過ぎず、腰のしっかりしたシブい輝きのある音楽である



このレコードはCG25Dで聞くと、張りのある艶やかな音だが


ちょっとヒステリックな音もするのだが



RCAトーンアーム+バリレラの組み合わせは


全くヒステリックにはならない、ぶっとく聴かせる、激しく聴かせるのではなく

ぶっとく、厚い中域が心に響くように聴かせる



多少バイオリンが大きくなったような、太くなった気もするが・・・,

チェロに化けたわけではなので問題ない


でもそんな感じです、


がツン、ごつん、の音は鳴りを潜めて、ぶっとく低い説得力のある響きに酔わされる



これは、本当に説得力がある。


楽器の大きさ、太さは変わっても、まったく問題では無い、

これ以上望むものは無いかもしれないほど堪能できる


人の声はどうであろう

シンプルなピアノと声楽


すげ~~、


凄みのある音では無く、シュワルツコップの低くちょっと鼻にかかる声が


オンマイクなのかピアノも声も強烈な録音である

ピアノと声楽ならばやはりこっちかな?


これはまた酔わせる~~


響きのいいホールでの録音なのか、天井の高さが伝わって来るようだ

突き抜けるような歌声は流石シュトライヒ

脳天突き抜ける歌声が響く


CG25Dだと突き刺すような声のところもあったが、このアームは

突き刺さない、


刺激が取れ、あのクリスタルな透き通った声が、どこまでも響き渡る、

酔わせる、これはいい、このアームは響きがとんでもなくいいではないか、

いや~~このレコードはまた別格!



余りにもリアルで、素敵な歌声に


鳥肌立ちそう!



このRCA超重量級アームと、バリレラの組み合わせは

迫力だけではない、ポイントを押さえた


実に心に響く音楽を聴かせるアームを手にすることができた


感謝、感謝

最強の脇役、強烈な個性を持ったRCAトーンアーム

2015年04月16日 20時33分38秒 | オーディオ

以前このレコードを、か細く鳴り始めると書いたが


とんでもなかった

ぶっとく、力強いsoundで始まった



アームでこれ程、レコード音楽が変わるものだとは思わなかった






繊細な響きのアルミアーム、


力強く明るい音色のステンレスアーム


豪快で渋い響きの真鍮アーム


素直だが響きの少ないマグネシュウ合金



いろいろな素材のアームを使ってきたが




あくまでもアームは脇役で、主役のカートリッジを支えるもの?


アームは料理で言えば、味噌汁かな?






主役は、ご飯?その良さ(レコード)を損ねず


オカズ(フォノイコ)で味を引き立たせ


料理を完成させる(オーディオシステム)



ご飯やおかずの味ではなく、わきやくの味噌汁がこれ程主張する料理は初めてかもしれない


それでいてそこそこ料理としては文句が言えな程の完成度

出汁がどうの、香りがどうのではない


そんなものは関係ない程の、ものすっご~く濃い味付けの味噌汁



オカズ要らず!





そう、これ程とんでもなく自己主張の強いアームの存在を初めて知りました


レコード一枚聞くのも体力が必要な程



ゴッツん、ガッツん、ドッカン、ドッス~ン!初めての体験の強烈な音


わかりやすく言えば、音楽を聴いているのに

ボクシングをしてるよう、この音楽にはジャブは無い!



強烈なジョーのクロスカウンターパンチと

力石のアッパーパンチの応酬



ニュートラルコーナーでは(片面で針をあげると)、すでにバンチドランカー気味

試合終了(レコードを聴き終わると)真っ白に・・・・・



まあそれは冗談だが、レコード一枚聴き終えるには気力と体力は必要



バリレラの力強い音


91Bの弾けるような飛び出す音


励磁電圧基準以下の23V駆動の凄みのある音


アメリカ~~ンターンテーブルの、鳴き止まない響きに乗せて



この馬鹿長く、重いアーム(アーム重量1.8Kg)がとんでもない仕事をしている




オフセットゼロ角のストレートRCA純正アーム


一体何の目的で、どんな音を目指して、メーカーはこんな自己主張の強いアームを製作し、

しかも純正としてターンテーブルに備え付け販売したのだろう、恐るべしRCA!



とんでもない世界に足を踏み入れてしまったようだ


こんな夜は、新しい世界に乾杯


バリレラ・ロングアーム完成、あまりの迫力に衝撃

2015年04月15日 10時58分36秒 | オーディオ

っ遂に完成したRCAロングアーム



知人のKIMさんからお借りしたゴッツイRCAロングアーム


このアームにバリレラを取り付けようと計画し



その制作をいつもの、ご近所のS氏にお願いした

改良すると、元に戻らないかもしれないので


購入したのなら思い切って改良できるけど、


借物で元に戻すなら、それなりの改良になるよ




そうですよねでは売ってくれるように「KIM」氏にお願いしてみます



:お借りしたRCAのアームにバリレラを付けてみたいのですが

KIM:つけていいよ~


:売って頂けますか?

KIM:うらないよ~


:元に戻らないかもしれませんよ

KIM:いいよ~


:もし良い音が出たら、どうします?回収ですか?

KIM:・・・・・・


:二本もあるんだから、一本売って下さい!お願いします

KIM:ダメ~


:じゃあください!

KIM:やだ~


:泣くぞ!

KIM:泣いて~


:そうですか、わかりましたよ・・・・・・・




Sさん、KIMさんは絶対に売らないようなので

返せるように改良をお願いします~


てなわけで、僅か二日で仕上げられたRCA18インチアーム

頭の部分をくりぬいてはめ込もうと思ったが


借物なので頭を取り外して、シェルを削ってアームにはめ込んで頂いた



色まで塗っていそれなりに仕上げて頂いたが

あの頭の大きなごつさが、スマートになり、若干違和感が残るが仕方ない



かなり無骨なアームの出来上がりである

借物なので、簡易的な取り付け方だが

ターンテーブル内には納まらないのでターンテーブルの外に


ステーを使って簡易的に取り付けた


水平をちゃんと取ったはずだが、ゼロバラでアームが外に流れる



なんだこの無骨で動きの悪いアームのくせに


こんな所が神経質に動きやがる

上下方向の動きは、鉄の棒一本でベアリングも何も入っていない



針圧を測っても、置き方で1グラムくらい変わってしまう



なんじゃこの鈍いアームは


そうかもともと10グラム以上かけていたであろうこのアーム

バリレラ程度は眼中にない軽針圧針になるのであろう



初めて見る、オフセットゼロの、本当にストレートなとんでもないアーム


オーバーハングも何ミリ取ったら良いかも分からない

とりあえず

SMEのオーバーハングゲージで、ゼロセットで合わせてみる


横方向はそれでも比較的感度良く動いている



感度良くと言ってもオルトフォント比べれば雲泥の差、当然高性能アームから見れば


動きが鈍い


見たくれのゴツさと、動きの鈍さからは、考えられない微調整が必要であった



頭の部分を取り替えて付けたため

オリジナルの18インチよりさらに長くなってしまい、

何と全長は46センチ


もしかしたら最長のロング、アームかもしれない


そう言えばRM309Gの箱には、ライトウエイト・ピックアップアームと、記されていたが



このアームを見れば、確かにオルトフォンは、ライトウエイトだ


このRCAの重さまでは測らなかったが



とんでもない重さだ、ほとんど鉄の棒、凶器にもなりそうなアームだ

さあセッティングも完了!

なっなっな・な・ななんだ~この音は~

アメリカ~ンなターンテーブルにオルトフォンは似合わない

2015年04月11日 14時08分45秒 | オーディオ

完ぺきな整備が終わったマイクロトラック17インチターンテーブル


プーリーの偏芯のUFO呼ぶ呪文も無くなって、かなり静かになってきた




このターンテーブルにオルトフォンのRM309Gオリジナルアーム


このアーム錆だらけのジャンク状態で、オークションにかけられたものだが





磨いてみたら何とほとんど新品状態、垂れや、傷など無縁の極上品であった


しかもオークションにはシェルとしか記載されていなかったものになんと


これも新品状態のCG25Dスプリンリード線の極上モノがおまけで付いてきた




このアメリカンなターンテーブルに儲けもんのアームとカートリッジを


付けて楽しんでいたのだが、



どうも相性がいまいちのような気がしてきた


あっけらカーン!のターンテーブルと、緻密で高精度のアームとカートリッジが

相性が悪いような気がしてきた



CG25Dは、ガラードのターンテーブルとRS212のほうが圧倒的にいい

このアームもマイクロトラックには合わない気がしてきた



アメリカンなターンテーブルには、やはりアメリカンなアームが似合う気がしてきた頃





先日知人のKIMさんのcafeでお祝い



パーティーの主役はあのレプリカWE91Bを、購入したWE212氏

そう、あの310メッシュと、274A刻印が使われている


高精度の、我がなんチャッテより・・・・・が・・・・な,あんぷ





その91Bの新たなオーナーWE212氏は、


そう、あのWE212大型真空管を使った超大型アンプの主


今度はWE91Bレプリカで、555+WE16Aホーンを鳴らスことになるようだ


WEファンにとっては、かなりうらやましい御方である


そんなWE212氏がWE91Bを購入したお祝い会を行っていた時




ゴッツイアームが使ってみたいよなー、との話になり


cafeのオーナーKIM氏が、良いのがあるよとあるアームを持ってきてくれた

なに?この金属の棒のようなものは?


RCAのアームだよ、ゴッツイアームと言えばこれしか無いでしょう



は?これがアーム?

そうだよRCAのターンテブルに付いてきたアーム、針もついてるからこのまま鳴らせるよ




そう”KIM”さんもかなりのオーディオマニアで、TYPE 70-Dと言うギアドライブの、

とんでもないでかい重いターンテーブルを、2台も持っている




KIMさんも555+WE15Aを鳴らしている
だが、
WE212氏の555+16Aとは型番一つ違いながら


その音の傾向は全くの別物、機会があったら後で書かせて頂こう




そんなKIMさんが持ってきた、カートリッジ付きRCA純正トーンアーム


使っていないとのことで借りてきたが

お世辞にも


良い音がしそうにはない




KIMさん自身もご自分のブログで書かれているが


たいした音はしないとのこと


時代背景はSP用であろうが、我が家にはSPレコードは無い

申し訳ないがこのカートリッジでは良い音しそうも無い


でもこいつに、バリレラ付かないだろうか?



感度の鈍い超重量級、超ロングアーム


使ってみる価値はあるのだろうか?



ALTEC-515FC、電圧が低い方が音色がいい

2015年04月10日 09時30分45秒 | オーディオ

オーディオやっていて一番いいかげんのは、



俺の耳かもしれない?



昨日あれほど調整して26Vがサイコー~なんてい言っておきながら


一晩も持たない





昨日はジャズのレコードばかりを聴きながらの


調整であった



ほんとに昨日は26Vが良かったんですよ・・・

音の締まり


アメリカンターンテーブルで、膨らんだ低域の締めつけ具合


音の張りほんとによかった




だが
今日は朝から気分を替えて、なんとなくクラシックレコードのバイオリン


久々にキョンファちゃんでも聴こうとレコードを掛けてみた

なっなんあだ~、このひきつったようなバイオリンの音色は



まるで我が母校あたりの中学生が演奏しているような


硬~い、きつーい、こわばった音色




昨日は「電圧をあげても硬く聞こえなくなった」

と、書いたが

とんでもない話



一晩たったら、とても聴いていられない


アンプの電源を入れたばかりの影響もあるのだろうが


それにしてもひどい





昨日あげた電圧を下げてみる、



下げてみる


下げて



さげ・・・


ふ~!、やっと落ちついた


キョンファのバイオリンはこうでなくっちゃいけない




結局今まで聞いていた標準の25Vより、さらに低い23V


25Vでだいたいオリジナルの磁束密度と同じある





ターンテーブルが中低域を膨らませ気味なので、それを絞るように


電圧を上げたのだが



それでは楽器の音色が変わってしまうことに、




豪快なジャズレコードでは気がつかなかった



低域の電圧を調整して、なぜ高域のバイオリンの音色が変わるのか分からないが





現実に大きく違う




今回は高域ドライバー288FCの電圧は、24Vのまま何もしていない




あくまでもジャズドラムの迫力と、アタック音、張り


それを調整しようと、515FCの電圧を調整しただけだったのに



なんで高域の音色がこんなにも変わるんだろう




まだまだ分からないことだらけのオーディオである



うん、でも楽しい



オリジナルの515よりもかなり磁束密度を下げたが、このほうが高域の響きが良い


やはり弦楽器の音色はこうでなくちゃいけない



信頼のおけない、全く信用が出来ない


わが耳と共に



楽しんでいくしかない




改めて、励磁ユニットの電圧による磁束密度調整

2015年04月09日 16時19分30秒 | オーディオ

我がALTEC 817システムがほんとにいい音で鳴っている

無論全てのシステム機器が、ある一定のレベルで

BESTマッチングしてくれている結果であろう



このバランスを崩したくは無い

音楽マニアであれば、間違いなくこのままお気に入りのレコードを掛け続けるであろう




だが

オーディオマニアはそうはいかない




迷うだけ、崩すだけ、壊れるだけ、そんな言葉が頭を過ぎっても、進むだけ




この力強い大迫力の音が、更にキレがあって、パンチが効いたなら


量、とキレ




この同居は難しい、これを調整できるのは

励磁スピーカーだけであろう



そう、電圧調整による磁束密度調整により

量と張り、



それに伴う硬さと柔らかさが調整可能



そういえば288Cを励磁に改良した時、



その余りの音の良さに


ついつい低域の515まで励磁にしてしまい


歪み感の全く無い、その余りの音の品の良さに、量感の不足を感じて

戸惑っていた時期もあったほどであった



4本の515FCを、上下のユニットで別々の電圧で調整したりして、

歪み感を出して、迫力を出そうとしたがやはり違和感が残った



結局4本とも24Vに落ち着いていたが


それを今回また、懲りもせず調整しだしたのだ

ドライバーやウーハ、ネットワーク

いろんなところに彩りコンデンサーを入れているが


全て外して、再度調整



やはりウーハーは

2本ずつ合わせるより、4本全て合わせたほうが、ピントが合う



結局4本の515FCの電圧26V

こいつは大迫力だ、キレと、量が同居した



最初の頃は硬いと感じた音も、今は硬さを感じない


とんでもない楽しい音になってきたぜ、



・・・





追記

そういえば久々にTオーディオへ出かけたら


こんな名器も励磁に改良していた

こいつはまた素晴らしい出来ではないか


おれのWE755Aもやろうかなー?

夢はEMT-927Dst・・・・・

2015年04月08日 11時05分50秒 | オーディオ

何時かは927Dstを夢見つつ


現実はマイクロトラックが遂に修理を終えて戻ってきた


プロが制作したプーリーは、当たり前だがガタも偏心も全くない


かなり静かなプレーヤーが出来あがった




オルトフォンRM309Gとのバランスも良く見えるが問題は似合うカートリッジ



CG25Dのレッドキャップを付けてみるがイマイチの感じである



ガラードに付けているRS212とCG25Dのグリーン、のほうがはるかに響きが良い



ターンテブルの問題なのか?

アームの問題なのか?

カートリッジの問題なのか?

組み合わせの問題なのか?



分からないが、出てくる音はガラードのショートアームのほうが良い



この問題は後で究明することにして、取り合えずいま楽しく鳴らすには



バリレラなら良くなるのは分かっている



なんとなく冒頭タイトルに出たEMT、そうだここで久々にEMT-XSD15の登場を願おう


個人的にだが、我が主要機器のWE-618B昇圧トランスに最も似合うカートリッジは




SPUでもCG-25Dでも無く、EMTだと思っている


他のトランスなどでEMTを昇圧した場合、ざらつくと言うか、サラつくと言うか


きめが粗くなる場合がある



これがWE618Bだと全くザラつかない、艶が増す



さっそく交換

交換の時はこれからは台座からはずして交換することに決めた


何と言っても、たか~い、オリジナルアーム


ベアリングを傷めてしまうと取り返しのつかない事になる




ベアリングが劣化したアームは、


全く使いものにならないことは、前回のブログでも書いたとうりである




めんどくさいがどうせ高さ調整をしなければならないのであるから同じこと



慎重に慎重にカートリッジの交換を行う




カートリッジ自体の重さをCG-25Dで合わせているので当然重さが全く違う


予め重さを測り、足りない分は鉛で調整済みとなっている


我ながら完ぺきである

久々にステレオのレコード


いい!



力もある!



艶もある!



ステレオレコードも馬鹿にしたもんじゃない



流石WE618BとEMT-XSD15の組み合わせ




サックスの響き


ドラムのアタック!気持ちいい~



なんだかEMT-927Dstを使ってる気分になってきたが




やっぱり、おおらかな、アメリカンターンテーブル



響きが・・・・・・おおざっぱ


繊細さが・・・・・・もとめてもしかたないか


締まりが・・・・・・・・BIGアメリカーン





まあ良い、これで音楽を楽しむには充分である



オルトフォントはまた一味違った、



豪快でありながら、音がすっ飛んでくる爽快なサウンドである





きもちい~~~!

RS-212ベアリング交換完了

2015年04月07日 16時57分22秒 | オーディオ

楽しいオーディオライフを続ける秘訣は


自分の手にしたオーディオ機器が「世界一」


そう思っていなければいけない




WE91Bのレプリカは数々あれど我がなんちゃって91Bが一番良い!


WE310Aのメッシュを4本と、WE274Aの刻印を手に入れれば良いだけのこと・・・・・


いつか・・・必ず・・




まあ我が91Bとはまた違った91Bの音が聴けてよかったと思う・・・・・そう思おう


だがあらためて聴くと我が91Bもほんとにたいしたものだと思う


何と言っても作ったのは、ずぶの素人の私である、プロが作った物とは違いがあって当たり前


わがなんちゃってWE91Bは何と言っても楽しい!

我が91Bが一番!・・・・


ベアリング交換が終わったオルトフォン RS212


このアームもお約束でアーム内のワイヤリングはWE618Bの単線に交換してある


当時無知だったので、強引に外したのでネックには痛々しい傷がある


傷つけてからプロに頼めば良かった・・・



と後悔したが、後のまつり・・・ついた傷は消えない


プロは熱処理で綺麗に外すらしい、そう言えばゴルフクラブもそうやって外した気がする


なぜ強引な手段に出たのか忘れたが、痛々しいネックの傷である





苦労の甲斐あってか、このアームも音が良い!



音の伸びがやはり良くなっている!



アッセンブリーのボールベアリングがシャフトに上下に二個使われており





両方交換した



二個あるベアリングの下の方がやはりガタがきていた



RF297もそうであったが、上のベアリングよりも下のベアリングのほうが負荷がかかる物らしいい




下のベアリングは回してみるとゴロゴロの感触がある


上のベアリングもスムーズとは言えない



NSKの誇る最高級のベアリングに交換


まわしてみると、あのRM308Gのスムーズさとはちょっと違う


もっとシャッキーンとした感じ、でもこれはこれで精度の高さを感じさせる



音はRF297の時と同じく伸びと切れが良い、濁りのないかなりいい音である


付けているカートリッジはCG25Dグリーンだが



すっきり音が伸びていてレンジが狭いカートリッジとは、全く感じられない





RS212はオーバーホール前は、外して手で回して見えも、特に異常は感じられなかった


RF297があまりにも音が良くなったので、ついついオーバーホールに出してみたものだが



やはりやるだけの意味はあった。



オルトフォンのアームは定期的にベアリング交換が必要なようで


アッセンブリーのベアリングであれば交換で済むが


オリジナルはただ、ボールがベアリングとして入っているだけ


これにガタがくると、本体の研磨が必要とのこと



オリジナルは大切に使いたい

RS212とCG25Dグリーン

この音はガッツと響きが素晴らしい


聴かせてくれる組み合わせである・・・


WE91Bレプリカ VS なんちゃって91B

2015年04月06日 17時43分46秒 | オーディオ

知人がどこの店で、WE91Bのレプリカを借りてきた


我がなんちゃってWE91Bと対戦して、勝ては購入の価値ありとの判断のようだ



ここは負けるわけにはいかない・・・・・・



がんばれ我がなんちゃってWE91B


だが、外見からみてもメーター付き、B電源の他にヒタースイッチが付いている本格的なもの



出力トランスはレプリカのようだが、その他内部配線はもちろんWEの単線


部品もかなり良質なものが、抵抗もオリジナルのような基盤を使わず短距離にて配線


かなりシンプルなワイヤリングである




使われている真空管は、初段のWE310は2本ともなんとメッシュ!


素晴らしい、いまどきはなかなか手に入らない逸品だ、整流管もなんと



刻印の274A、ぎょえ~




真空管だけでも勝ち目が無いではないか!


300Bはチャイナが付いていたので、我が91Bに付いている79年生の300Bを装着


電源を入れたときの、ボア~ンの音といい


AC点火ならではの温かみのあるノイズといい、音を出す前から期待させる



聞き出しは、ちょっと高域がピーキーかなーと思ったが




だんだん鳴り出した


なっなっなっなかなか~いい音ではないか・・・・・



ピーキーかと思った高域も、切れがよくなかなか張りのある音だ



低域が不足にも聞こえるので、若干高域のアッテネーターを絞る



いい



鳴る



響く



まいった・・・・・


・・・・・・・・



WE91Bならではの、明朗な音の張りのある力強い音


悔しいが

誰の耳にもわがアンプの敗北が明らか



数枚のレコードを聴き終え、


止めればいいのに



もういちどなんちゃって91Bに戻してみる



・・・・・



・・・・・・・・・・




このWE91Bレプリカ、買いですね


氏:そうだね、衝動買いだけど買っちゃおうか


・・・・よっよ良かったですね




・・・・・・。

ヒュン・ヒュン・ヒュン UFOを呼び寄せる呪文

2015年04月03日 12時56分26秒 | オーディオ

最近マイクロトラックが姿を消していたが

最終調整で手元を離れていた


かなり改善されたが、正直無音溝で変な音がしていた

「ヒュン・ヒュン・ヒュン・ヒュン」


以前テレビで、胡散臭いおじさんがUFOを呼び寄せるために


ヒュンヒュンヒュンヒュンヒュンと言っていたが



ほとんど同じような音が出てしまっていた



最内周でチョットうとうとしてしまうと、ずっとヒュンヒュンヒュンと音がしてしまう


音楽を聴きながらうとうとして目が覚めたら、

UFOに乗ってきた宇宙人が目の前にいたらどうしよう~~


そう思うと怖くなって音楽が聴けない、恐怖心から最終調整を行うことになったのだ






原因はわかっている

S氏の分解メンテナンスによりモーターは完璧

その他のも問題は無い、問題はただ一つ

60Hz用のプーリーを、50Hz用に作り変えたプーリー



このプーリーは神様とも言えるお方が削り出したもの

MJのほとんどの回路を記憶し、料理を作るよりも早くアンプを作ってしまう神様

以前も動きの悪いプレーヤーを、1分で輪ゴムで治したりしてしまう神様


その神様が削り出したプーリーに文句は言えないが・・・・



ようは、プーリーが偏心している


モーターを回すと目で見てもわかるようだ

だいたい円柱を削り出して偏心させてしまうなんて、なかなか出来るものではない、

いったいどやって削り出したのか・・・・

流石神様である。



オリジナルのマイクロトラックに付いていたプーリーは軽いベークライト製だった

神様が削り出し出したのは真鍮

重い素材で偏心していれば盛大に音にも出る



やはりプーリーは大切な部品、専門家にお願いして作っていただいた


真鍮製のプーリーを測ってみると、やはり0.2の偏心があった


やはりプロの仕事は凄い

軽いアルミで、偏心は無し



今度は期待できそうです








RF297ベアリング交換、やはり名器

2015年04月01日 12時31分01秒 | オーディオ

先日のステレオレコードと、monoレコードの聞き比べをした時


ステレオレコードはあまりにも音が悪かった

monoと比べたから、やはりステレオの音が悪いのかとも思ったが




それだけではなかったようだ


先日手に入れた本物の、RM309Gの音はホントに素晴らしい


それに比べて、同じようなアームのRF297の音が冴えない



原因はなんとなくわかっていた




アームを取り出して、手で回してみると、ベアリングがゴリゴリとぎこちない動きだ


RM309の気持ち良いほどの動きの良さに比べると雲泥の差であった




この動きの違いが音にも出るとは思っていたが


やはり大きな違いがあった

今まで使っていたのが、フランス製のベアリング

回してみると、一つはやはりゴリゴリしていて、もはやベアリングの役割りをしていない

もう一つも少しはマシな程度で、やはりもはや使いものにはならない




原因はカートリッジの交換をするときに、口がきついため、

ついつい力が入ってしまいまし、下手なカートリッジ交換の仕方で長年使っていると

この様な状態になってしまうとのこと




これからはアームを外して交換をしたほうがいいのかな?



交換を終えたRF297はまるで別物だ


音が繊細でクリアーになった


音の伸びもいい、上も下も伸びきっている



解像度、音像定位、文句無し、


びたっとリアルに実在感のある演奏


やはり名器、309と比べると同じようだがこちらの方が、音が華やか




以前も書いたが、このアームのワイヤーは、断線したWE618Bトランスをバラして


チューブに入れてインナーワイヤーとして使っている


当時銀線や、7Nなどの線も試したが、ダントツでWE単線が音が良かった

そのおかげで音はとんでもなく良かったのだが


最近は精彩を失っていた




下手なカートリッジ交換で酷使されたベアリングが

寿命を迎えていたのに早く気がつけば良かった



ベアリング交換で、これほど音が激変するとは思わなかった

RS212もお願いしよう

なんの問題もないが、プロにメンテナンスして頂こう


今回も整備して頂いたのは、自称プロのS氏


いゃあホントに素晴らしい、まさにプロの仕事です


ありがとございました

Monoのような音力や、音色の濃さは及びませんが、ステレオレコードも楽しいです