オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

あんな新しいワイヤーで古のワイヤリングなんて言うなよ

2020年07月28日 23時18分00秒 | オーディオ


連休を使ってやっと仕上がった我がWE 120A擬きのラインアンプ

古のNassauハンダとWEワイヤーを使って
古のワイヤリングとハーネスレーシングが終了


かっこいい〜

その数日前に仕上がったWE 91B擬きアンプも同様の処理が施され





共に所詮WE擬きのアンプで


オリジナルを所有している方から見れば貧相なアンプだろうが



私にとっては夢が叶った、最高のWE真空管を使ったアンプ




出てきたサウンドに超感動しました


まず何と言っても静けさが格段に良くなりました

そしてその静けさから力強く響くサウンド


これぞWEサウンドだ



やった〜!、と叫んだのも束の間の事でひた〜





わりと近くの30年来のオーディオ仲間の


Oさんのとこ所に自慢げに見せびらかしに行ったのですが



氏の店の事務所で


私:みてみて、このワイヤリング、かっこいいでしょ〜

  音もバッチリなんです、そうだOさんの大好きなチャイコフスキー

  アイフォンで録音してきたんだ、聴いて

  どう?良いでしょう〜


O:いいね〜、携帯から音楽が溢れてるよ、よくやったねー・・・

私:ありがとうございます、古のナッソーハンダが手に入って、思い切って

  手持ちの古いWEワイヤーで古のWEワイヤリングやったんですよ〜
  
  いや、全然違いましたよハンダとワイヤーは大切ですね、

  静かでしかも力強い音に変わったんですよ、激変です


O:・・・・、

O:でも、・・、お前さー、こんな新しいワイヤー使って

  古のWEワイヤリングなんて他行って言いまくるなよ、SNSも載せるなよ

  ・・・・、


  恥ずかしいから



私:なななんてこと言うの〜、

  いくら大先輩でも言っていい事と悪い事があるんだよ

  喧嘩売る気!


O:ちょうどいいや、ちょっと久々に二階にあがって来て

私:行ったろうじゃない、この喧嘩買ったろうじゃない

  え!、俺のアンプのどこに文句があるの


O:あのさ〜、お前「古のワイヤー」を語るならこのくらいの使えよ


ガサゴソ紙袋から出るは出るは、古の香りと共に、古のWEワイヤーが



私:え〜何でWEの宝物のワイヤーをこんなに持ってるんですか〜?

  だって長い付き合いでこんなワイヤー持ってるって、言ってました?

  今まで聞いたことありませんでしたよ〜〜〜

O:そうね、誰にも言った事が無かったからね




私:えっ、Oさんも隠れWEマニアだったんですか

O:違うよ僕はタンノイ一辺倒だよ、知ってるだろ?

私:それは知ってますが、何でWEのワイヤーをこんなに持ってるんですか

O:WEのアンプもスピーカーも真空管もコンデンサーも

  何ひとつ持たなかったけど、当時ワイヤーだけはどうにもならなかったね

  いろいろ使ったけど、他に使い物になるワイヤーは無かったので

  拘ればこだわるほどどんどん深みにハマってしまってね、

  どんどん古いものに手を出してしまったんだよ



  まあ当時は若気の至りでね、結局こんなに貯まっちゃったんだよ


  ちょっと訳あってちょうど久々に引っ張り出したんだよ、

  ちょっと待ってね、お茶持ってくるから



すげ〜、こんなにあるなら数本ちょろまかしても大丈夫かな〜

失敗したなー、リュックでも背負ってくれば良かった

ポケットじゃ入りきらない、ちくしょー、


あ戻ってきた




O氏:でもT君も良くやるね、感心するよ・・・、

   いいよ、俺も自分のはほとんど替えて、使い終わったし
   
   使いたいのがあれば持ってって、使って


私:え〜〜〜〜、まだ何も言ってないのに

  そんなに欲しいって顔に書いてありました〜



O氏:但し、条件がある

私:何なりと、
  心の中で(先日申請した例のお金はまだ使って無い、いざとなれば何とかなる)


O氏:僕のCG 25Dまたダンパーがダメになってさ、
  
   ほら以前、お前「ちょっと聞かせて」って言って持っていった

   古いCG 25Dあれ返して


私:え!、あっあれねそうだちょっと2、3日お借りするつもりが長々と

  二年くらい借りてましたか?

O氏:いや、三年になるよ、


私:いや〜、ちょうどお返ししようと思っていた所だったんです〜

  明日お持ちいたします!


O:太さは?年代は何年代がいいの、好きな香りはあるの

  どれだけ使いたいの?


私:元来、謙虚が服着て歩いてると言われるわたしですが、

  どれがいいと言われれば、少々迷いますが



  適度な太さで一番長そうなのが揃ってるこの束と

  細いが一番古そうなこの束を使い分けたいですね〜


遠慮なしに




O氏:・・・、いいよ持ってきなよ


O氏:実は先日の連休で聞かなくなったレコード数百枚処分したんだよ、CD もかなり
  偶然だけど、その時このワイヤーも沢山出てきてね、それでここにあるんだよ

  さっきの写真のワイヤリングに使った様な、新しいのは全部処分したんだけど

  これは捨てるに捨てられずにいたんだよ


私:仰る通り私が使ったワイヤーはゴミ同然です〜




まさに、灯台下暗し、そういえばWEの単線の話題をしたこともあったような気がしますが、
そんなに食いついてこなかったのは、

彼は既にあの時知り尽くしていたので、気を使ったのかな

今までずいぶんWEのワイヤーを使って来ましたが、音が良いもので

長いものはほとんどありませんでした

ロールで売ってる本物なんて有り得ない、

最高でも1.5メートルくらいの長さしか有りませんでした

切られていたのは古い製品から取り外したものか、ハーネス用に束ねて切られたのか

分かりませんが、何故かその長さに刻まれているものが殆どでした



私のアンプもせっかく全てのワイヤリングが終了した所ですが

また一からやり直しです



でも、今はもう少しこのサウンドを楽しみます

貧乏人のインシュレーター

2020年07月27日 14時21分31秒 | オーディオ
 


アナログオーディオは振動との戦いです

 

振動を消すのか、防ぐのか、上手く処理する工夫は大問題なんです

 

 

 

アナログはカートリッジが振動し発電した信号を、イコライジング・増幅を経て

 

スピーカーが振動し、空気を振動させて「心を振動させる」

 

「心」奮わす音楽、それがアナログオーディオだと思っています

 

 

 

 

上手く震わさなければならないから、

 

振動への対策は重要な問題なんだと思います

 

 

 

今までも様々な振動対策を行ってきました、特にプレーヤー、真空管アンプ、励磁電源

 

 

これらの機器を、

完全フロートで、振動から逃げるか

ゴムや鉛サンドなど、違った材質で振動を変えるか

ピンポイントスパイクなどで、最小限に抑えるか

 

 

完全に非接触でフロートして逃げるのが手っ取り早いと思われますが

 

何かを得れば失うものも必ずあります

 

 

 

完全に浮かした場合、私の大好きな力感が薄れてしまいます

音の芯が薄れてしまうとも言えます

 

 

 

完全フロートでは無く、バネを使ったものもいいと思います

 

プレーヤーでは、トーレンスをはじめオラクルやジャイロデックでも

バネフロートの物は、割と同じような鳴り方をしました

 

バネフロートはかなり効果的な方法だと思いますが


正直言って少し情報量が少ない様な、消えちゃう様な

 

 

 

響きは良いのですが

 

それにアタック音がどうしても弱まります

 

 

 やはりプレイヤーもアンプも


リジッドにがっしり設置したほうが、私の好きなアタック音が出ますが

 

プレーヤーは床の振動を受けハウリングが起きてしまいますし

 

真空管などは振動で音が、濁る気がします

 

 

 

 

ガッシリとある程度リジッドに固定され

床からの振動を受けないインシュレーターを求めて

 

ピンスパイク、ネオジュウムマグネットフロート、ゴムフロート、バネフロート

 

様々なインシュレーターを試してきましたが

 

 



 

 

やっと満足のできるインシュレーターが出来ました

 

しかも、とてもとても安価に、超簡単に

 


使う主要部品はこれだけ

 

ホームセンターで見つけた、金具で簡単に安価に作ったインシュレーターですが

 

笑っちゃうほど効果的でした

 

 

 

使うのはJ型金具20ミリ幅の金具

 

 

完全なコの字型でもいいのですが、この形のほうが設置後のバランスが良かったです

 



 

J字金具を写真のように二つ組み合わせて、

短いほうの外側の穴にを合わせてワイヤーを通し





ワイヤーをクリップで止めるだけ

 

 

ワイヤーは0.8ミリのステンレスワイヤーの長さを

 

 

全長5.2cm前後になるように両端に輪っかを作ったものを作ります、

 



長さは乗せる物の重さで調整してください、

 

慣れればすぐできます

 

 

なんと、これだけで出来上がり

 

 

インシュレーターですからボードもいりませんので、

このまま機器の足に使ってください

 

勝手にバランスは取ります、

 

 

ワイヤー二本で吊っていますので

揺れる方向は同じ方向で前後のみです、左右にはほとんど揺れません

 

 

これを三個から四個作って、インシュレーターを置く向きを調整してください

向きによって上に置く製品の揺れも変わります

 

バランスをとって設置してくださいね

 

 

 

私はガラードの下には四個入れてあります、

ハウリングは全くしません

 

タンガー等の励磁電源は三個です

濁りが無くなりました

 

 

でもこれは、貧乏人のインシュレーターです

 




 

豊かなオーディオライフを送られている皆様がは

 

100倍音の良いワイヤーフロートの製品がちゃんと売られていますから、

 

それをちゃんと購入して使ってくださいね

 

 製品名はウエ〇フロートです、それをちゃんと買って下さい

これはほんとに音が良く振動を回避しています

 

 

紹介したものは、

あくまでも貧乏人の

製品が買えない悲しい輩の

ワイヤーフロート方式です

 

 

それから私の方式は、めちゃくちゃ音悪いですからね

真似しないほうが良いです

 

ついでに金具ですが、全く同じものですが

なんと256円から450円の違いがあります

 

ホームセンターの名前は出せませんが

貧乏人にとってはとんでもない違いです。

 

 

 下院Zホームさんが安かったです

 

何度見ても全く同じものでしたが、値段は大きく違います

 

 

吊り下げはネジでもやりましたが、細いワイヤーのほうがハウリングには良かったです

これはステンレスの高級品で290円だったかな?

 

 

一組600円ぐらいで仕上がりました

三個で1800円の激安インシュレーター

 

 

何度も言いますが、音悪いから作らないほうが良いですよ~

真似しないで下さいね~

 

 

それから私は人が苦労して考えた方式を、真似する奴が嫌いです

苦労に苦労を重ねて改良を続け、それをやっと製品化して世に出すには相当の苦労があったと思います

 

 

金属のしなりと、金属のワイヤーを使い、吊るすことで

振動を上手コントロールする理想的なインシュレーター

 

マグネットフロートの腰の無さを解消し

バネフロートの音逃げを解消し

 

リジッドのメリットを生かし振動を上手く回避した

画期的なインシュレーター、ワイヤーフロート

 

 

 

適当な金具を見つけて、それをちょこっと組み合わせて

ワイヤーを入れて、クリップで止める

そんなことで代用する奴許せないですね!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

いいですね、

くれぐれも真似なんかしないで

ちゃんとした製品を買ってくださいね

 

これは「貧乏人の、ゆらゆらリジッド・インシュレーターです」

 

だから

 

これを使うと貧乏人!の烙印を押されて

貧乏人オーディオと呼ばれてしまいますよ


飲んだら使うなハンダゴテ^_^

2020年07月23日 23時03分00秒 | オーディオ


パワーアンプ91bのナッソーハンダと
古のワイヤリングが終わり

LINEアンプWE 120Aの古ワイヤリングに取り掛かりました


WE 348とWE 349を使ったちょっとしたパワーアンプ波のラインアンプです





ほんとにパワーアンプ並みの出力があります


CDを聞かれる方々の中にはLINEアンプは不要

と言われる方々もいるようですが



とんでもないことです、

音の力はラインアンプで作られると思っています





この120Aラインアンプを使うと

音の濃さ、音の力、音の圧力

説得力ある音とはLINEアンプがあってこそ為せる音だと思っています



我がアンプ120Aは、今は亡き高崎アーデンの押川氏が作り上げたアンプ

亡き友に敬意を払いながら、20数年楽しんできました


量産して大儲けしようと目論見ましたが




結局このシリアル000番から、次が作られたのかどうかは私は知りません


ともにウェスタンエレクトリックサウンドに惚れ込み


それを再現しようと思った楽しい頃でしたね



故押川さんへ

またオーディオロマンを追ってみますね

単線ワイヤリングとナッソーハンダ





私はまだまだオーディオロマンを追いかけたいと思います




そんな思い出に浸りながらいっぱい飲んで


ワイヤリングをやり直していたら




また、はんだごてで大火傷です




痛いー


これからも見守っていてくださいね


大音量でも、歪まないWE伝説

2020年07月22日 22時22分00秒 | オーディオ



Nassauハンダは

その歪まないWE伝説に大きく貢献していたのですね




以前のハンダを吸い取り、すべての接点を

ナッソーハンダに変えて、


WE91Bアンプが仕上がり

その音の違いを数人に聞かれましたが




なかなかコメントをかけませんでした



音の違いが出ない訳ではありません

音の変化は「激変」と言っても過言ではない位、音は変わりますした


ネットワークのセッティングは、一からやり直したほどの変化です





一言で言えば歳とった?円熟味を増した

なんというか、お淑やかな貴婦人の様なサウンドです




今までがピチピチピチで元気な

ちょっとケバい化粧のキャンキャンギャルだった様に感じる違いです








人も歳を取れば

若さを失う




音も、良くなる・聴きやすくなるとき

必ず失うものがあります





288や515をアルニコから励磁に変えた時

滑らかさ、艶やかさを得たとき


荒々さを失いました



こんかいも同じ様な事を感じました




というか、今までもオーディオ機器の変更は、これの繰り返しであった気がします


まあ、手放しで音が良くなった〜


と、
思た機器は、だいたい飽きが早かったです^_^




Nassau処理の91Bは、名料理人と言えば良いのだろうか




如何なる過激な信号が入ろうとも、慌てず騒がす



左様でございますか


では、お気に召します様に


この様な音に

お料理させて頂きました



如何でしょう、
お気に召しましたでしょうか?



的な、音の円熟



角、尖り、過激、過剰、けばい(笑)

そう言った言葉が消えてしまいました


当然、鮮度や質が悪なった訳では無く


音造の違い




勿論、ピッチピチギャルの、はちきれんばかりの若々しさを楽しんできた私としては


少々物足りなく感じたのは

事実です


組み上がり、まずは良い音が出る様に、祈りの儀式!を終え


いよいよ音出し





聴き始めて、あれ?

あのスカッとしたキレがない

あれ?

あのカッキーンの鋭さはどこ言ったの




ボリュームが上がる上がる


どんなに上がっても無いものは、ない

得たものは歪まない大音量







そもそも、良い音とは何か、またこの疑問に戻る



優れた拡声器とは

優れた再生音楽機器とは、何が優れているのか


いつも考えさせられる、良い音とはの答え



検聴用スピーカーと

観劇用スピーカー



は違う、



嫌な音もそのまま出す装置と

人が嫌う嫌な音は出さない装置




どちらが優れた装置であるか、


それはユーザーが選ぶもの




何にせよ今まで聞かせて頂いたWEサウンドを奏でる方々のお宅では、

決して音は歪まない



歪まないWEサウンドの理由一つは言わずと知れた

「励磁」

そして物量を投じたコンデンサー・コイル・真空管などの高音色パーツ



そしてそれらを組み合わせる、

Nassauハンダにも秘密がある様だ






ビキニ姿のピチピチギャルのサウンドを卒業して

これからは、和傘と浴衣姿の似合う淑やかな女性のサウンドを楽しもう


俺も大人になったな〜

































さ・さ・さ 寂しくなんかないよ〜〜

WE91B配線術、オリジナル配線に異議申す

2020年07月20日 12時31分42秒 | オーディオ

思い起こせば20数年前に、友達がA4を鳴らすべく、ML2Lやジェフローランドなど様々なアンプを使ってみて

トランジスターではだめだ、となり

 

真空管しかないと、ALTEC等々様々なアンプを使いこんできて

悩んだ末最終結論として、やはりWEしかない

 

よし!WSIのWE86を買おう、となり

 

 

購入時、私もお供について行って、

 

殆ど知識もないのに勢いで買ってしまったモノ

 

 

20年前にそんな経緯でレプリカのキットを手に入れましたが


正直その当時は無理すればまだオリジナルも手にすることは出来た時期でした

 


オリジナル91Bは確か球無しで190万円程度だった気がします、でもやはり高額でしたね、


あの時私はMLASからチェロパフォーマンス・パレット等に変えて私のオーディオ絶頂期でもあった時期でした

当時のサブシステム的な存在での91B購入でしたので、

オリジナルも一応は検討はしましたが、延々と続くチェロのローンの事を考えると、

とてもオリジナル91bには手が出ませんでした

 

でもキットとはいえ、

標準の物とは違い、とても高額なスペシャルモデルになってしまいました

 



購入したのはこの管球王国の記事の前だった気がします、

この記事があればもっと綺麗にできたのに―と悔やんだ記憶があります、

このスペシャルモデルの更に抵抗がWE板抵抗になったのが我がモデル

 



実は20年前もワイヤリングには悩みました、

当時このキットは忠実にオリジナルを復元した91Bというのが最大の売りでした

 

オリジナル配線は信号も、ACも、アースも、同一ハーネスに束ねていましたが、

 

リアルに再現された筈のWSI91Bなのに、アース線は短く効率的に



ACラインは信号から分けて、ネジって配線を勧められて当時組み上げました

 

当時の説明では、アース線で音質は変わりませんよ、無駄に引き回すより効率的ですよ

 

等々の説明があり、付属の立体配線図に従い、当時は組み上げました

 

その後付属の撚線から、古の撚線、古の単線へとワイヤーを何度も変えてきました

 

付属の新しい撚線は論外、

でも俺はワインはボージョレ―ヌーボーじゃないと飲まない!

と言われる方はいいかもしれませんね

古の撚線と古の単線の違いは「エネルギー感」

 

撚線だと膨らんで出る低音「どわーん」

単線だと一塊になって一気に出る「ドカン」

 



そんな違いです、勿論ほかの帯域も単線のほうが引き締まっていいというより

 

WE91Bの良さ「エネルギー感・躍動感」は単線じゃないと出ない、

と言っても良いくらい違いました

 

 

何度も部品を変えたりしながら20年楽しんできましたが



いよいよ最後の仕上げ、古のナッソーハンダと

 

古のオリジナルワイヤリングと、

レーシングを行うことにしました

でも、どうしてもオリジナル部品が手に入らないものもあり

 

完全にオリジナル通りとはいかなかったです

 

入力トランスもオリジナルは285E、WSIのスペシャルは618C、私は618Bです

 

入力信号の位置もオリジナルは正面右端から入り、内部でシールドされて反対側の左端のトランスに入ります

 

最近のレプリカも同じように右から入ってシールドパイプを通って左側にもっていっていますが

これはどう見ても左側に入力信号が入ったほうが良いのではないかと・・・・・、

 

まあ穴を開けなおすのもシールドパイプで引き回すのも面倒なのでここはオリジナを省力ってことでがまん

 

 

 

それともう一つ、どうしてもオリジナルで許せない配置があるんです

 

オリジナルの通りに配置すると、

 

 

WE300Bの文字が後ろを向いちゃうんです

 

 

これって重要なことだと思いませんか?

 

まあ当然オリジナルはWEの真空管を使うのが当たり前だからいいのですが

 

 

なんちゃってコピーの91Bであれば、これ見よがしにWE300Bの文字が正面を向かなくてはダメですよね

 

独自の理論でワイヤリングを変更しようとは思いませんが

 

ここだけはオリジナルワイヤリングに異議申すとこです・・・・、

 

 

 

あとは、ほぼオリジナル通りのワイヤリングになりました

素人のキット製作の91Bとしてはなかなかのものと思っていま〜す、^_^


闘いには武器が必要です

2020年07月18日 23時50分00秒 | オーディオ



新型感線病、ワイヤリング病と闘っています

古のWE91Bアンプをなんちゃって復元すべく、最後の足掻きとも言える領域に突入しました

古のWE再現には、古のナッソーハンダと古のWE単線を使った古のワイヤリング方式への変更が必要


そのためにはんだ除去が必要であり、ハンダと戦っているのです




闘いには武器は必須ですよね

何故か、我がオーディオには敵が多いんですよ



男である以上、敵は倒さねばならないです

我がオーディオに難癖つける憎っくき輩は倒す事にしています


我が家に訪れてくる敵を倒す基本装備として

懐には、肌身離さず頼りになる奴



S&W M29、強力な44マグナム弾で脳天直撃、


大体これで一撃必殺ですね、ざまみろー

でも大体こういう輩は、子分を引き連れて来ますので、

親分倒したら子分も一緒に倒す必要があります、その為に

更に右の足下にはデリンジャー

左の足下にはPPK

この基本装備でだいたい手強いオーディオマニアも撃沈できます




我が家を離れて時々遠征するのですが

隣接の埼◯に辺りのオーディオマニは非常に理屈っぽくて手強い

音も理論も結構まともで、精度の高いオーディオに対するには

こちらも命中精度を高めてここは



コルト パイソンで勝負

357マグナム弾で強力かつ正確に倒す!


更に危険な奥地オーディオマニアの巣窟、大東京へ行く時は大変です


奴ら都会はモノや情報が氾濫して、大音量が出せない質を問う輩が多い


わが愛する大音量オーディオで見れば精度は低い

ならば銃も精度が低くても大丈夫、でも敵の数は多いから、かすっただけで相手がぶっ倒れるどんぐり玉の

強力なコルト・ガバメントが最高



また、多くの敵を相手するには装弾数の多いベレッタも有効かと思う


それぞれの戦いに応じて、


それに対応したGunが必要になってくるのです





いいですか

わがオーディに難癖つける時は気おつけてくださいね


あっ、俺に後ろから声をかける時はご注意くださいね








話は現実に戻っていま戦っている敵は

ハンダです^_^



ハンダとの戦いに有効なGunを入手しました




無知は罪です、

相手の戦力を知らずに戦いに挑めば勝てるわけがありませんでし

スッポンを押し込む親指が疲れ、


反対側の手でやったら持っていたコテが指にあたり大騒ぎ


戦いに疲れ敗北感を味わっていると

FBを見た友人から




電動ハンダ取り機貸してあげるよ、と連絡が入ったのです


どんなものか見たことがないので想像も出来ず、

それどんな形なの?、大きいの?

「拳銃みたいなもんだよ」との事だった

ので拳銃しか頭に浮かびませんでしたが


使ってみると優れもの、見る見るにっくきハンダを吸い取ります


これを使って出来るだけハンダを吸い取り付け直そうと思います


最初からやったのと同じなる訳ではありませんが、


なんちゃってでも、出来ることは手をぬかずやってみようと思います


夢がまた一つ叶いました

2020年07月11日 18時12分00秒 | オーディオ




我がWE91Bレプリカの

 

オリジナル風ハーネス、ワイヤリングとレーシングを楽しんでいますが

 
オリジナル風に拘り
 
アルミシャーシ、WEの部品、WEの単線、等々、オリジナルが買えない虚しさをばねに
 
様々なお楽しみ改良をもう20年近く行ってきました、それもいよいよ大詰めです
 
 
 
オリジナルを真似たワイヤリング、
 
拘ってやり直すなら、どうしてもオリジナルに準じたもう一つの物を使いたかったのです



「Nassau」のビンテージハンダ
 
 
・・・・・、
 
 
 
 
 
なんと今日、突然その夢が叶いました~!
 
 
 
 
「たかがハンダ」と思うかもしれませんが、とても、とても大切なんですよ
 
 
 
昔は沢山あったこのハンダも、今は作ることができない貴重品
 
ネットでは25㎝で数千円で販売されてる高級品となってきました


しかも使えばどんどん無くなる消耗品
 
 
 
このハンダの音の良さを知ってる方々は
 
修理でも、「吸い取って、もう一度使う」との伝説があるハンダです
 
 
 
今まで何度も何度も部品交換、線材の交換等でハンダをやり直していたので
 
今までそんなに良いものは使っていませんでした
 
 
それでも最近はKESTERのヴィンテージを使っていました


これも今や貴重品、作っていないハンダです
 
 
 
 
ちょっと逸れますが
 
WEを楽しもうとすると問題なのが、
 
今は作っていない部品が多すぎる事なんです
 
何故作っていないかというと・・・、大きな声では言えませんが
 
体に悪いのです〜
 
WEコンデンサー、真空管のフィラメント、単線の素材・・・、
 
等々今では手に入らない、なぜ手に入らないかというと
 
作ってはいけないからです、なぜ作ってはいけないかというと
 
害のある成分が多用されていたからです!
 
そうなんです健康上とても問題のある部品のオンパレード、

それがWE製品なんです

オリジナルを使えば使うほど、健康を害すのが、WE製品


大きな声じゃ言えないけど、WEのオリジナルを使ってる人は


皆んな病気です!、それも重症患者ばかりです


あの方々の自慢のリスニングルームは「通称ICU」と呼び

一般の方々は、感染予防の観点から立ち入りが固く禁じられています。
(I am crazy user)


理由を一番良く知っている奥様方は「絶対にICUには入ってきません」


・・・・、



立ち入り禁止の理由が分かりましたか、


WEで、聴きやすく、心に響く、音がいい~~、などと言っている方々のシステムほど、


実は健康に悪いシステムです!


私の知る限りオーナーは殆ど手遅れの重症患者で、
 
社会復帰は不可能な方々ばかりです


健康を気にされる、健全なオーディオファイルの皆様

絶対にWEには手を出さないことを
 
お勧めします

いいですね
Western Erectric
の文字を見たら触らないこと、近づかない事が大切です




えっ
見たことあるんですか?

えっ!
その文字が書かれたサビた丸い筒や四角い箱がある?

えっ〜
爺さんの遺品にその文字が彫られた電球の様なものがある〜


そっそっ、そうですか
それはお気の毒に、きっと猛毒のPCBがたくさん含まれている部品かもしれませんね


アッ、だめだめ、そのまま捨てると、重罪ですよ、犯罪者になるかもしれませんよ
 
 
 
仕方ない・・・・、私が引き取りますので、ご連絡ください・・・・、
 
 
^_^
 
 
 
 
 
とにかく古の製品は危険がいっぱいなんです
 
 
 
 
 
話を戻して
 
 
今までもハンダには多少拘りがありましたが、
 



特に自作派でもないのでそんなにたくさんは必要とせず
 
 
超こだわりの、在庫豊富なマニアのT氏から、
 
必要な分だけ少量ずつ安価にて譲って頂いておりました
 
 



 
今回のオリジナル風ハーネスワイヤリングをやりながら、
 
どうせなら全部ハンダもやりたいなー
 
でも、全部やるとなるとかなり大量に使うことになる、
 
ナッソーは高いし、なかなか手に入らない・・・・
 
 
でも、身近に、使わないであろうナッソーを持っている人がいる・・・・・・
 
 
 
 
 
 
ダメもとで、夜な夜なLineを書き続けていました
 
 
:あのナッソーはかなりのビンテージなんでしょうねー
 
T:中身はAT&Tと同じですよ、こないだ譲ってあげたキースターもほとんど同じですよ
 
 
 
:でも、WEに拘る諸先輩方はやっぱり皆さんナッソーなんですよねー
 
:ハンダでどのくらい音が変わるんでしょうかねえ―
 
:ナッソーで91B作ったら最高なんでしょねー
 
:きっと最高の音を奏でるんでしょうね~
 
 
 
 
T:e-beiは取引できますよね、たぶん探せば見つかると思います、
 
T:あれは、私も以前かなり探して、高かったけどやっと買ったものです
 
 
 
:今ちょうど、ワイヤー外してあるのでモノがあれば直ぐできる状態だけど、海外から取り寄せると時間が随分かかんでしょうね~
 
 
 
T:あのね、あれは私ももったいなくて最近はなかなか使ってないハンダなんですよ、使えば終わっちゃうんですよ
 
 
 
 
:ナッソーはやっぱりWEに使うべきですよねー、WEに拘って使うといい音がするんでしょうね~
 
 
 
 
T:・・・・、
 
 
:そういえばT氏は最近ホーンスピーカーばかりで、もうアンプは作らないんですか?
 
 
 
T:
 
 
T:・・・・・、
 
 
 
 
T:・・・・・わかったよ、

T:そうだね拘りがある人が使うべきだね、そんなに拘って使いたいなら使っていいよ
 
 
:え~!ほ・ん・と・に~!
 
 
T:あのね、いいですか、ハンダは盛るんじゃないよ
 
T:綺麗に流すんだよ、スーッとだよ、「ごてっ」と盛っちゃだめだよ
 

 :大丈夫、了解了解!
 

T:おもちゃの低い温度のコテはダメね、出来れば60Wのちゃんとしたのを使って、

T:でもそのままじゃ温度が高すぎるから、先端を少し離して、

T:此処のねじを回して少し引っ張るのね、それで温度を調整して少し温度下げて使うんだよ、分かった?
 
 
 :了解了解!
 
 
T:ハンダは伝導率が低い、あくまで抵抗なんだからね、ちゃんとワイヤーを絡げておいて、それからいっきにスーッと奇麗に流すんだよ、

T:少しでいいんだよ、多く使えば使うほど音が良なるなんて、訳の分からないこと思っちゃだめだよ
 
 

 :了解了解~!
 
 

T:・・・・・・・



てなわけで、夜な夜な譲ってメール作戦成功!


T社長のおかげで、私の夢がまた一つかないました


感謝!感謝!

WE神話、ハーネス・レーシング

2020年07月10日 12時25分28秒 | オーディオ

様々なWE神話が残されていますが、

これもその一つですよね

 

91bワイヤリング

ハーネスケーブル・レーシング

 

 

 

驚いたことにケーブルレーシングを調べてみると、

単にWE神話では無かった

 

Wikipediaによると

ケーブルレーシングは、伝統的に電気通信 、海軍、および航空宇宙用途で使用されている、 ワイヤハーネスとケーブルルームを結ぶための方法。

電線保守専門技術者の世代に教えられたこの古いケーブル管理技術は、いくつかの現代のアプリケーションでまだ使用されている、ケーブルの長さに沿って障害物を作成せず結束する方法で、

伝統的には、ワックスをかけたリネンで作られた細いコードを使用して、ロックステッチ(lockstitch)を繰り返すことでケーブルを結合する。



へ~、なんと今でもNASAで使われているとの事


なるほど古のWE神話の一つが、今でもNASAで使われているのは、



すごいことだと思いませんか

そんなハーネスレーシング


前回も書きましたが

やってみて驚き、私は音が静かになった印象を受けました

 

それこそWE神話だよ、と言われればそれまでですが

 

 



何度か書きましたが、私はWE神話を再現しようとしてるのではありません

諸先輩方には失礼を承知で、


私はオリジナルWEサウンドを求めてはいません

 

 

 

 

すみませ~ん、


ハッキリ書きますね、

手に入れられません、買えません

値段的にも技術的にも無理です

 

でもね、WEの励磁技術や、今では作れない真空管などの製品を使って

最高に楽しいい音楽を奏でようと思ってるのが

WE乱心愚システムなんです

 

 

 

WEを色々学んできた中で、素直に真似るべきは真似ることが大切

 

殆ど知識や技術の無い私にとって、WEの魅力を楽しむには、

真似ることだと気が付きました

 

 

そんなことで始めた今回のワイヤリングレーシングでした

 

これまでもいくつかのWE91Bレプリカを聞かせて頂きましたが

 

音が良いのは例外なく、オリジナル回路をコピーして


Labo製


このハーネスレーシングが施されていました

 

前回の聞き比べでも、レプリカを作ってきた各社共に歴史ある販売店

が作ったものはこの複雑なハーネスレーシングが施されています

 

 

オリジナルハーネスの写真を眺めて、何がどこに繋がっているのか

 

「想像して」

 

優秀なレプリカ91Bのワイヤリングをたどって

いよいよ、我が91Bの最終仕上入ろうと思います

 

ショートカットで配線したものを、ぐるっと引き回し再度配線

 




勿論、今回もワイヤリングは、

 

かぐわしい香り漂うWE単線

外側の綿をほぐして、ブラックエナメルを剥がし、




 

さらにその下にもあるコーティングも剥がして

 

丁寧に大きく回して配線

 

短距離配線とかは考えない

 

効率の良いこのアース線も、やめて一本一本丁寧にワイヤリング

 




 

いいんです!非効率は分かっています。

私はこのWEワイヤリングを行うのが夢だったんです

 

WE神話

WEロマン

 

配線引き回しで、たとえ音が悪くなってもかまいません

 

WEロマンでハーネス・レーシングをやりたかったのです

 

 

でも、もう一つどうしてもやりたかったのですが

 

また次回かな?、もうできないかな?

最大のWEロマンはハンダです、

 

KESTERで処理していますがやっぱりオーディオロマンを叶えるなら

 

古のNASSAUハンダを使いたい

 

 

 

 

でもこれがなかなか手に入らないんです

 

 

Ebeiでまた探そうかなー

 

何時か叶えたい




夢の91Bロマンです

 

 

 

 


ブログのコメント

2020年07月08日 18時53分57秒 | 

オーディオを楽しんできて分かったことは

 

「音は人柄を表わす」という事でした

 

 

言葉でどんな素晴らしい理論を語っても

音を聞けば大体その人の人柄が分かりますよね

 

 

 

では

ブログのクオリティーは?

 

コメントでわかると思います

 

 

 

 

知り合いの「べんぷれ」様のブログや、他のブログを書かれる方のコメントを読むと

 

コメントの量や、コメントの内容で

書かれているべんぷれさんの人柄が分かる気がします

 

 

 

私のブログにも応援のブログを頂く事もあります

応援コメントを頂くとブログを書いてて良かったと思いますし、

また次を書く元気を頂けます

 

 

 

 

でも、公開していませんが

実は多くのコメントは

 

残念なコメントが綴られてきます

 

今まで否定的な残念なコメントは、削除してきました

 

 

 

残念なコメントが続くと

その都度

 

もう書くのはやめよう

恥を書くだけだし

 

読まれている方は、こんななふうにしか思ってないんだ

何の参考にもならないし、

俺の馬鹿さ加減をあざ笑っているだけかも

 

 

書かれてくるコメントを削除しながらいつも思っていました

 

 

でも、それもどうかと考えるようになりました

 

 

先日、べんぷれ様とお会いして、コメントの話をしたら

「私のブログに“残念なコメント”は書かれたことが一度もないですよ」

とのことでした

 

 

ブログのコメントはやはり、本文を書いた人の人柄を表しているのだと思います。

 

削除をすることをやめて

 

残念なコメントが書き込まれなくなるよう努力したいと思います。

 

感謝


違う!、プラシーボ効果じゃない!

2020年07月07日 14時57分00秒 | オーディオ



心酔わせる我が、WE乱心愚サウンドを、


「プラシーボ効果満載サウンド」と言ったそこのあなた


そう、あ・な・た・ですよ!
 
 

絶対に違いますぞ、



このブログにも時々失礼なコメントを書いてくる輩がいますが



:貴殿の根拠の無いそのセッティング方法は、よく理解出来ません

とか



:オーディオは理論と技術です、貴殿も少し学ばれた方が宜しいのでは

とか
 



ば〜か〜〜タレ〜〜〜


実は溢れる理論と豊富な知識を基にし

私の生まれ持った高精度な技術に支えられて、

我がWE乱心愚は出来上がったのですが


謙虚な私はその有り余る実力を、

ひた隠にしながら、ブログに綴っているのです

 
 
よく、「奥ゆかしさが似合う男」だねって言われまs

 
 

・・・、
まぁいい

今までも音の良くなる秘訣を惜し気もなく披露してきましたが

今宵もWE乱心愚システムならではの、

ハイエンドセッティングを披露させて頂きます





余談、
ハイエンドで思い出した愚痴だから読まなくていいです。
あるコミュニティーで「ハイエンドオーディオ」を語るグループがあり
そこに、先日行った「WELab VS WEincのレプリカ91B対決」を投稿したら
ここはハイエンドオーディオのコミュニティーです、ハイエンドの定義はご存知無いのでしょうか?
投稿のウエスターンは骨董品ですから書き込みは他のそういったコミュニティーに書き込んで下さい

と、書き込まれました、
またその方は91Bより神楽と言うアンプの方が全然いいとの書き込みもありました。


ば〜か〜タレ〜〜〜

誰がなんと言おうと、わしゃWE91Bが躍動感No1だと思っとるっんじゃ〜

あの対決はハイエンドオーディオならではの楽しみじゃったわい^_^





あ〜スッキリ


 
では本題


WE乱心愚での更なるプラしー・・・・、

じゃ無かった

根拠と理論の塊の実践報告です。





WE 91Bは

紐で縛ると

音が静かになって、きめ細かくキレが良く、力も出てくるんです










 


いま、笑った貴方、

そう、そこのア・ナ・タ、

もう読まなくていいよ





確かに具体的になんで?

と言われるととても困るのだが

あえて根拠を挙げるなら、オリジナルがそうやってあるから
 



ご存じのように私はWEの知識も、歴史もそんなに詳しくありませんので、
詳しく理論的な理由は説明できませんが

とにかく、本当に音が良くなったんです



※これは本物のWE 91Bより線ハーネスです
 
 

このWE 91B ハーネスはとても重要な部品だったと聞きます
 

91Bは言わずと知れた業務用で、
 
故障しても音が出ない時間を最短にする為に
 
交換、補修が素早く出来る様にパーツのハンダの箇所は
 
ワイヤリングに余裕が有る、くるっと一回り配線方法も特徴的ですし

素早く交換できる様に、様々なパーツが存在したそうです、
 
 
このハーネスもそんな部品の一部だったそうです



聞いた話では単線の物も実際に存在したいたらしく、
 
その音の違いをホールで使い分けたのかもしれないね・・・・・、との話
 
 
 

勿論なんの根拠も記録も無い

オーディオロマン満載のお話です




でもね、でもね、


私は、自分の 91Bを組み上げる際に、
 
芳しい香り漂うWEの古のより線と

同じく芳しい単線を何んども変えてみました


より線の方がフラットでクセがなく、いい響きでした


今でも捨てずに残骸が残ってます
 


でも、私の求めた力と躍動感は単線で得られましたので今でも単線です
 

何の根拠も有りませんが私は 91Bは単線が似合うと思っています


 

今までもオリジナルを含め何台かの 91Bを聴かせて頂いて来ましたが

いいな〜と思った 91は、オリジナルは別として

・入力はトランス受け
・310は二段増幅
・NFBはしっかりかける
・300Bは交流点火、等々
 
 
ようは、「オリジナルを忠実に真似した」物が音が良かったです


ワイヤリングを最短距離配線や、部品を空中ワイヤリングを行ったもの、なんてもってのほか

部品配置、ワイヤリングもオリジナルを忠実に真似たもの方が
 
 
 


何故か音が静かで、あの力と躍動感があるのです

部品配置どころか、284などのコイルは位置や向きまで指定があるのです、
 
それを忠実に再現したものがWE91Bレプリカと名乗れると思っています

 
 
 

まあ私のはなんちゃってですから、入力トランスは618Bで種類も位置も向きも守っていませんが(笑)
 
とりあえずワイヤリングやその他は出来るだけ真似して作ったのが、我が愛機です

お戯で部品交換のお楽しみを行い、結局カソードはWE板抵抗を連ねて使っています
 
部品交換の都合でハーネスのワイヤリングは仮止めのままでしたが
 


ここへきて、様々な 91Bの対決を行い、その結果十分「にんまりの結果」に満足し


最終仕上げのワイヤリング・レーシングを行う事にしました




紐で縛り上げただけなのに本当に音がスッキリしました、

高級な蝋びき木綿糸でレーシングしようと思いましたが

百均に行ったたら、なんか手ごろな「ワックスコード」があったのでそれを使っちゃいました



 
WE91Bに百均のパーツが入ってしまった
 
やりたくなかったが、まあこれはそんなに悪いものではないように思えるので、良しとします
 
 
 
最初、ただ縛っただけなので音が変わるはずないと、

普通に聞き出したのですが
 


 
 
あれ?
 
今日はやけに静かで力があってキレもいい
 
あれ?気のせいかな?
 
 
 
いや、やっぱり違う
 
なんかしたっけな?
 
 
 
 
あっ、!紐で縛ったから?まさか?
 
 
 
 
以前のインシロックの仮に纏めたのと違って、
 
 
 
 
確かに違う、
 
 
 
 
 
う~んWEは奥が深い
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 







 
 
 
違う!プラシーボじゃない!