オーディオ再開!レコードで音楽を楽しもう

オーディオ、シアター、ゴルフ、etcみんな中途半端な趣味だった、もう一度このブログと共にオーディオを再開!

最高の賛辞、クロスいくつですか?クロスがわからない

2020年08月29日 17時34分20秒 | オーディオ



長年オーディオを楽しんできて、様々な友が訪ねてきてくれます


一緒に音楽を楽しんで、共に自らのオーディオ感を語りながら


楽しいひと時を過ごし、



捨て台詞をはいて帰られる方


また来るね〜、と言いながらも

「二度とと聞きたくない!」感たっぷりの方、等々


様々です^_^

 

でも、ほんとに褒めて下さる方もたまにはいらっしゃいます

 

しかも今回頂いたコメントは、

長年オーディオやってこられた大先輩で

元プロでもあった方から出た言葉です


正直これほど嬉しかった言葉は今までありませんでしたね

マルチスピーカー愛用者にとって最高の褒め言葉です

 

ウーハーとドライバーのクロスが分からない

 

 

 

様々なお客様方が訪れ、共に音楽を楽しみひと時を過ごしますが


実は聞き手の警戒レベルも、もてなすのに必要な事なんです

 


注、某横須賀の大先生のFBでは、来るゲストのレベルで真空管を差し替えるとありました

そこそこマニアレベル、チャイナ300B(持ってないな、そこらの300B)

生意気マニアレベル、レプリカ300B

いっちょまえレベル、70年代300B

ハイレベル、刻印300B

超ハイレベル、300Aマグネシュウムゲッター

自分が聴きに行ったときな何が刺さっているかよーく見たほうが良いですよ、

たぶん私は、そこらに転がっている300Bレベルだと思いますが




注、冗談で〜す

 

 


でもまあ、聞く曲でその方の警戒レベルがだいたい分かります

 

お好きな曲かけますが、何聴きますか?

 

 「女性ジャズボーカル」

 

と言われる方は多く、まあ女性ボーカルだと割と簡単

一安心できる方です

 

だいたい雰囲気で聞かれる方が多いですね

口がでかいとか言い出す方もいらっしゃいますが、


それは大型スピーカーを使ったことがない方だなーと、思ってしまいます

スタジオ録音のボーカル・オンマイクで撮ったレコードは、


音が大きくなれば当然口もでかくなります

 

 

女性ボーカルでも、LIVEのオペラ、などと言われる方は、

ちょっと慎重になります

 

 

 弦楽器と言われると


 中高域を重視され、音の響きにもうるさい方が多いですね

 

 

迫力のあるものなら何でもいい、と言われれば、

まかしてください、得意なド迫力サウンドでお迎えします

 


でも、「ピアノの曲をかけて下さい」

 

と言われる方は要注意!です

 

なんと言っても音階が一番わかりやすい楽器です

単にピアノの曲が好きだったら問題ないのですが

 

オーディオ・マニアをにおわす風体で、

 

ソロのあるピアノの曲をかけてくれ!

 

という奴はちょっとヤバイお方、

 

 

目的は、そのスピーカーシステムの構成を見抜き

的確にコメントを残そうとする方です

 

 

ちょっとした気のきいたオーディオ販売店のスタッフならやりそうなことです

 



このスタッフさんすげー

的確で信用できるコメントだ

この人なら信用できる

この人の勧めるものは信頼できる


 

と、

思わせることが、オーディオ販売業界の鉄則なんです

 




注、うっそで~す

 

 

 

 


 

先日のとある会合の後、久々に我が家に寄って頂いたオーディオの大先輩の方

 

使っている機器も皆さん似た様な機器の方

 

ウオーミングアップに女性ボーカルをかけ

 

 

 

ウオーミングアップ完了、何聴かれます?

と聞くと

 

一人の方、S氏が「ピアノが入った曲をお願いします」

  

 

えっつ、きた〜、ヤバイ、本気だ

 

確かにS氏は同じようなユニット構成のシステム

 

15インチ励磁ダブルウーハーにコンプレッションホーンと22Aホーン

ほとんど同じだが、

 

 

選んだ低域ホーンが違う、

私はミラフォニックホーンを選んだが、氏はシャラーホーンを選んだ

 

たぶんその違いに興味ががあるのだろうと直感した

 

 

 

緊張しながらピアノのジャズをかけた

難しそうな表情だ

 

 

クラシックも掛けてみました

無言

 

 

他の方々は、良いですね〜、リアルですね〜

とのコメント、

 

ありがとうございま~す、^_^冥利に尽きます

 

 

だが一人S氏だけは、ノーコメント

 

遅いからまたね、一組の方々が帰っていった

送り出し

 

 

じゃあ僕も帰るよとの事、コメントなしか~、残念と思っていたが

 

帰り際に立ち上がってやっと呟いた言葉が、

 

「これ、クロスはいくつなんですか?わからない」

 

「一体感があって、ウーハーの紙の音がしないですね」

 

「何処でクロスしているのか判断できませんでした」

 

 

 

やった〜、(もちろん声には出しませんが)

嬉しい!、これぞマルチスピーカーの最大の賛辞です

 

 

正直、紙の音がしないウーハーは無いと思います

 

コーン紙なんだから「紙の」の音は出てると思いますが

それを聴かせない工夫

 

それがわかってもらえた様です

 

高域、金属振動板、金属ホーン

 

中域、金属振動板、金属ホーン

 

低域、紙振動板、木製ホーン

この三つの帯域を合わせて聴く、マルチスピーカーシステム

 

 

合わせるものは何か

 

今まで何度も書かせて頂きましたが

ようやくその成果が出ていたように思えます

 

 

 

 

翌日電話が入って

うちのはやっぱりクロスが分かります、私もネットワーク等も作り直してもう一度一からやり直してみます

との連絡が入りました、近いうちに聞きに来いとの連絡が入るものと思っています

 

オーディオは仲間がいて、また良きライバルがいて、様々な個性的な音を奏であい

 

お互いを高めあえる楽しい趣味ですね

 

連絡が入るのが楽しみです


古のWE綿巻き単線ワイヤー

2020年08月26日 08時54分00秒 | オーディオ

 


オーディオマニアは様々な固有の拘りを持っています

 

設計者は回路に拘ります

技術者は部品に拘ります
 
デザイナーは配置やその効率、勿論見た目にもに拘ります
 
 
皆さん知識の豊富な得意分野を持ち、そこに拘りを強く持ちます
 
先日も書きましたがその拘りの強さで、オーディオマニアランクの「称号」が変わります
 
 
 
知識が無いと拘りが持てないのも事実です、アンプ設計に於いて
 
「あっそこのコンデンサーはそれじゃあ小さすぎるよ、それにそこに入れたら力が出ないよ」
 
・・・・・・、
 
「このコイルはパーマロイだから静か、銀線はいいけど鉄や銅はダメだね」
・・・・・、
「低域に量感出すならここにコイルを入れれば出るよ・・・」
・・・・、
 
 
知識のある方々はその知識をフルに活用して音を作ります
 
 
 
そんな技術的な拘りが何一つ持てない私の拘りは
 

「オーディオ・ロマン」かな?
 
趣味で楽しむ「オーディオ」かつて、アメリカンドリームを夢見て製品を作った人もいたであろう
 
研究の成果として、世間を驚かすために製品を作った人もいたであろう
 
巨大組織に脅され命をかけて製品を作った人もいたであろう
 
 
巨大映画産業を支えた、古の音響機器、そんな製品の生い立ちを思いはせながら音を楽しむのも
 
「妄想オーディオ」
 
 
違った
 
 
「WE乱心愚オーディオロマン」
 
 

縁あって入手したWEワイヤーを・・・、
 
すみません違いました・・・、
 
 
 
音違いを検証するために、お借りしてきた様々なWEワイヤーに拘ってみました


注、
縁あってたまたま手元きたWEワイヤーの持ち主は、オーディオマニアではありません
オーディオマニアの宿敵ともいえる、音楽マニアのかた(笑) 
自分の理想の音楽を奏でるために、結果オーディオ機器を揃える羽目になった方で
 
理想の音楽(注、音ではありません)を奏でるために様々なオーディオ機器を使いこんできて 
結論、「俺はこれだけのオーディオ機器があれば、あとは何でもいい」

と選び抜いた、キーとなるオーディオ製品の一つ、 
彼の音楽ロマンは 
以前聞いた忘れられない、思い出のカーネギーホール〇列目〇番の音楽を再現すること
それを叶えるには「オーディオ機器はこれだけあれば」十分 
と、選び抜いた製品、私が見る限りですがそれは
  
GRF・SPU・WE単線
 
この三つであろう、勿論すべて選び抜いたオリジナル製品であることは言うまでもない

簡単に言ったが、そこにたどり着くまでの情熱の拘りは半端ではなかったようである
 
 
SPUとGRFの入り口出口を結び、氏の思う音楽を奏でたワイヤーが
「WE単線」なんだと思います
 
 
 
私のWEワイヤーなら何でもい~や~!
 
とは違います
 
 
 
O氏はWE信者ではない、理想の音楽を奏でるためのWEワイヤー
 


更に至高の音楽ロマンを叶えるべく、様々なWEワイヤーを探しだし入手していったようである
 
この情熱には、オーディオマニアであったならば最高位の「称号」が与えられるであろう・・・・、
 
 
 
その拘りの選び抜いた単線を張り巡らせ、夢を叶えた音楽ライフを楽しんでいたようだ
 
自分の音楽を聴くための必要な「物」は揃えた、
 
 
 
であれば、残りは不要な物?
 
実際にビニール被覆のWE単線はすべて廃棄したようですが
 
廃棄しようにも、たかが単線に大金を投じたであろう、古のWE単線
 
ロウの粘り具合、におい、被覆の丁寧さなどから察するに1920年代から30年代の物のようである
 
ストック物ではなく、何かの機器から切り取って取り出したもの、
 



だからあまり長いものは無い、最長でも2メートルくらい(それでも私の知る限り最長です)
 
想像するに、かなりの情熱と大金を投じた事は間違いない
 
 
 
WE信者から見れば宝物だが、音楽マニアの氏から見れば、夢を叶えるのに使った残りもの「廃線?」
 
 
 
O氏のお宅で様々なワイヤーを見せられ、その違いを尋ねる私に
 
 
 
 
自分で聞いてみれば、と、全て渡してくれたO氏の思いは


製品ではなく、製品をつなぐ為に張り巡らすワイヤーなんだから
(注、ワイヤーは不要な物でオーディオ製品と認めないと言われる方もいらっしゃいますが、)
 

 
使う製品によってその評価は違う、だから自分で聞いてみろ
 
という意味だと思う、(注、勿論私の勝手な思い込みですが)
 
 
 
 
 
 
まあそんな縁あって、音楽マニアのO氏から「お借りしてきた古のWEワイヤー」
 
決して盗んできたのでも、だまして持ってきたのでもありませんよ
 
 
勿論、借りたものはちゃんと返します!
 
三年前にちょっと数日間借りたオルトフォンCG25Dも、先日ちゃんとお返しました
 
 
 
そんなわけで手に入れた「100年前の貴重なケーブル」


注、100年前の、ただ単に古いケーブだけではないんですよ、
 
 
何度も書きましたがこの時代のWE製品はとんでもないコスト度外視で作られたものばかりです
 
 
今でいうなら、火星探査機や着陸船、ロケットのそれぞれの内部配線材と同じかもしれませんね
 
 
信じられないほどの手間をかけたワイヤーです
 
 


 
WEケーブルの聞き比べ、こんな機会自力ではではとても持てません
 
せっかく「自分で聞き比べろ」とO氏から貸して頂いたもの、
 
 
 
遠慮なくこの機会に目いっぱい努力して拘ってみました
 
 
 
音の違いを確認するのに一番手っ取り早いのが、
 
スピーカーケーブルとして使ってみる事だと思います
 
 
で、様々なワイヤーをスピーカーで使ってみて、多少傾向は分かってきました
 
 
 
 
まず、WE単線の魅力は一言で言うと「静寂」
 
だと思います、
 
 
 
交流点火の300B、わざとリップルを残した励磁電源等が発する「心地よいノイズ」は消えませんが
 
 
音と音の間の溝が深くなり、音が浮き上がる
 
音の粒子が乱れず、暴れず、沈まず、整ったまま伝送され、音に現れる
 
それがWE単線ワイヤーの魅力だと思います
 
 
 
その魅力をどこでどう引き出すか
 
信号線で使った場合と、電源系で使った場合
 
信号線では、どの帯域に使ったらいいのか
 
 
 
魅力の引き出し方は、適材適所、やってみるしかありません
 


まあ、知識も根拠も私は何もありませんが、とにかくこれらのビニール被覆のコードは音が悪いですね、
 
音が濁り情報が確実に減ります
 
 
 
でも、その音の悪いケーブルも元気は良いので多少残ってないと静かになりすぎて比較できないので
 
あえてビニール被覆は現在のところ多少残してあります
 
 
 
付けたり外したり、床はロウが敷き詰められ、つるっつるのスケートリンクの状態です
 
滑って励磁電源を蹴飛ばしながらの聞き比べの日々でした
 
 
音の傾向は結び合わせるオーディオ機器で違うと思います、
 
何の参考にもならないかもしれませんが、私のシステムでの傾向を書かせて頂きますね
 
なおコメントは殆ど初期の感想ではなく、ある程度時間をかけてからの感想です
 
聞き始めは、どれも音がふん詰まりで評価できないものが多く
 
失敗したかな~、と思いながらとりあえずレコード一枚くらい聞いた後の評価です
 
 
 
 
 
 
まず、最初にお借りしてきた
 
18AWG紙巻・反対紙巻・布巻ブラックエナメル、ロウべったり、においキツ、1.5メートル長
 
ほつれ防止に黒の収縮チューブが付いています
 
これはツーイーター・ドライバーには不向きですね、特に高域には癖があり、音がきつく感じます
 
結構長い時間試してみましたが、きつさは取れませんでした金属振動板との相性が悪いのでしょうか?
 
 
 
低域ウーハーに使ってみましたが、紙のウーハとは相性が良く、張りがあり
 
立ち上がりもよくとても良かったですので、結局このまま低域に使用しています
 
 
 
アンプからネットワークまでの配線に使うと、
 
やはり高域がぎらつき気になりますのでやめました
 
低域には良いのかな?との勝手な思い込みで、
 
 
3B22キセノンガス励磁電源に使用してみました
 
 
深みのある安定したとてもいい音でほっとしています
 
 


3B22のガスの揺れが明らかに少なくなりましたが
 
これはどこかハンダ付けの不良があったのかもしれません、(笑)
 
 
 
音も安定してぐいぐい力強くなりました
 
低域が太らず膨らまずに量感が増した感じです
 
 
帯域が更に下がって、弾ける感じも物凄くいいです
 
 
 
う~ん、感動的ですね
 
 
 


勿論最後は全てのワイヤーを変えて、ちゃんとレーシングもを施しました
 
 
 
 
 
 
 
20AWG綿巻き布巻ブラックエナメル、ロウべとべと、臭い
 


これはピークディップの癖はありませんが、何というかおしとやか
 
ツイーター・ドライバーには少し物足りな感がするが、これがまともなんだと思います
 
低域にはめんどくさくて試せませんでした
 
 
 
 
この音はタンガーバルブ電源にいいのではと、何も根拠のない選択ですが
 



使用してみましたが、


ビニール被覆と違い物凄い静かです


今回のワイヤー変更では最も違いが大きかったかもしれません、
 
 
 
タンガーは何か不安定な音にもときより感じていましたが、
 
これはビニール被覆撚線ワイヤーが暴れていたようにも感じます


これらのビニール被覆のコードは音を濁すだけ

あってはならぬ存在の、まさにゴミコード



こんなゴミ線でワイヤリングしては

どんな素晴らしい回路も

どんな素晴らしい部品も

その力を発揮する事はないと思います






替えて大正解
 
内部を全て単線に変えてとても安定しました、
 
 
 
とても静な励磁電源の完成となりました


関係ないでしょうがなんだか発光も安定したような、
 
 
 
 
 
 
 
22AWG綿巻き布ブラックエナメルロウ少な目、良い香り、1メートルが最長、長さバラバラ



これは中高域にピタリはまりました、
 
 
締まりが良い、響きが良い、表現力豊かです
 
 
中高域のスピーカー配線はこれに決めました、
 
 
ただ288の内部配線もいつか試しましたが
 


22AWGで信号をワイヤリングした場合は、
 
 
この内部配線は20AWGにしたほうが聴きやすかったです
 
 
 
 
 
まだまだテスト中ですが、感じたのは
 


 
このWEワイヤーはそれぞれ明らかに用途を持って、
 
その用途ように作られたような気がします
 
たぶん音の用途だと思いますが、同じブラックエエナメルでも、太さの違い以外に
 
 
紙で巻いて反対から布で巻いて、被覆を布で巻いたもの
 
紙で巻いて反対から紙で巻いて、被覆を布
 
綿で巻いて反対から布で巻いて、被覆を布にしたものと三種類あるようです
 
 
 
これが電話線と言われるものか、音信号用なのか、
 
電源等に使うための物なのか私にはわかりませんが、
 
外見は同じようですが
 
 
 
明らかに音は意図的に違います
 
 
 
それから、長さでも音が違います
 


 
ワイヤーは不要な物だから、短くすれば「音が良い」
 
なんて理論は無いようです、繋ぎ合わせてでも長いほうが音が良い、
 
というかそのケーブルの特性が聞こえてきます
 
 
 
ついでに、太いコードを束ねるのに付いてきたおまけの紐が、24AWGでしたが
 
これをつなぎ合わせて聴いてみたら音が良-い!
 
 
 
 
古のWE単線ケーブル音の懐も深いですが
 
 
奥が深いです
 
 
 
 
因みに
 


新しいブラックエナメルWE単線のほうがスピード感、レンジ感はあります
 
ALTECでよく聞かれる、賑やかな音がすっ飛んでくる感じが好きな方は、この被覆もアリですね
 
現代的といえば現代的な音なのかもしれません
 
新しいワイヤーは拡大してみると線も荒く、単なる手抜きにも見受けられますが
 
50年代以降のステレオワイドレンジに対応し、音造りしたものなのかもしれません
 
ビニール被覆やこれらのワイヤーは手抜きと言わず、現代的な音に合わせたチューニング
 
おおらかな気持ちで、そんな気もしてきました^_^
 
 
 

新説、励磁の音はハイレベル

2020年08月21日 11時55分00秒 | オーディオ
 


以前からよく質問されましたが
その問いになかなか明確な答えが出せませんでした

励磁は「透磁率の良い素材」を使えるから特性が良く音が良いの?、
とか

励磁は物理的にコイルが速く動いて「制動が掛かり正確に動く」つまり「運動性能が良い」から音が良いの?、
 
とか

励磁はその磁気回路の性能や特性が良いと「何故音が良い」の?、
とか聞かれる事がありますが


電気信号で振動板を動かし、空気を揺らして音に変えるスピーカーの心臓部磁気回路の音の違いですが
 
 


そもそも私の持論は、
「オーディオは特性より感性です!」
 

特性もまぁ多少は重要だと思うけど、
 
 

特性を追求し、それを追った方が奏でるオーディオサウンドで


良い音だなぁ〜
 
と思っい感動した事は殆どないんです
感心した事は有ります、
 
 
へ〜良いんじゃない・・・、

程度は有りますが、
 
 
 
 
 
性能の劣った製品でも、無駄の多い機器でも、長年その愛機を使いこなし

惚れ込んだ機器を使い熟し、感性を頼りにオーディオをやっている人の方が
 

素晴らしく、感動的なサウンドを奏でている事が多いです


いや〜素晴らしい演奏ですね〜
リアルですね〜そこで歌ってる気がします

などなどのコメントがでます
 


これも私の勝手な持論で
「音の良さは、効率や特性と比例しない」
ですね


むしろちょっと極端ですが、反比例な気もします

効率の悪いものの方が、音が良い事って沢山ありますよね
 


何のストレスも無いものより、ある程度負荷をかけた方が
音が良い事ってことありますよね、


だからといって全てに於いて「非効率がいい」なんてことは言いません、
効率も必要だと思いますが


効率や特性の良さが音の良さには直結しないと思っています
 
 
 


では本題の何故励磁スピーカーの音が良いのか

制動がかかり運動特性が良いから

透磁率の良い素材を使うから

古の方式で、使い方が議論されつされてきたから

etc、様々な理論が講じられてきましたが
 
 
 
新説が発表されましたので、まずその説をご紹介させて下さい
 




「魅惑の励磁の世界へようこそ」第一回オフ会を、
 
埼玉のジャズバーTでコロナ対策万全で開催し

そのメインイベントでM教授のご講演を頂き、
励磁の音の良さの新説を、M教授が詳しくご説明されました

その中から抜粋してご報告させて頂きます

注1、M教授は「情熱のオーディオ・Western Electric 病棟」等のホームページで有名な方です
注2、ジャズバーTは励磁スピーカー使用の、音の良いジャズバーです




 
結論から言うと励磁は、選んで使う人も含めて
 
 
「ハイレベルなサウンド」だから
 
 
だそうです
 


スピーカー方式としては遥か50年以上前に終焉を迎え

今や励磁を使う人はおろか、知る人も乏しくなってしまった古の駆動方式

その古の、手間もコストも莫大にかかる「励磁」方式を復活させて音楽を聴く人は


「ハイレベルな人々」なんだそうです、


M教授によれば、「理論や数式で音の良さ」を理解するのは

「ローレベル」のオーディオなんだそうです



ハイレベル、その最たるものは「女の直感」だそうである
 


 
例えば、夫の浮気発覚に関して
 
「理由」無し、
「証拠」無し、
「理論」無し、

でも、ズバリとよく当たる!

注、実感のこもったご説明でした



これが高度な脳(ハイレベル)だと言う事だそうである
 
 

励磁を使われる方々は、ほとんどがこの「ハイレベルな感性」を持っている方々との事です

なるほどそういえば以前そんな論文を読んだことがあります
 


結論、励磁とマグネットの音の違いは

励磁は性能も多少良いが、
 
性能よりも大きく違うのは「音質」の違い
 

その音質の違いは「感性に響くハイレベルな音を奏でる」

との事です
 


あくまでもM教授の理論です
 
 
私の持論を後押しして頂いたようで嬉しかったですが
 
 
注、いちいち、「理論を何も知らなくても」とか
「詳しい知識が何もなくても」とか、「数式で計算しなくても」などと私の事言わなくてもいいじゃないですか〜
私も多少の理論や知識はあるんですよ、奥ゆかしいからそれを見せないだけで(笑)
 
まあ、楽しい漫談講演でした
 


その講演では励磁のメリット、デメリットも、お話頂きました

最大のデメリットは「電源」が必要な事


励磁スピーカーの力強さも、精度の高い透明力も
 
それを生かすも殺すも「電源次第」
 

適正な電圧と電流の働きで、制動力がきまり、「音色」が決まってしまうとのこと

タンガー・セレン・ダイオード等々個々の整流器の違いも
 


励磁電源に重要なのは「電力か、電圧か」これも熱のこもった面白いお話でした

原理と効果を実感しながら、最高の励磁電源をの理論を理解させて頂きました



また、一般的な家庭の交流は外部のノイズが多くそれを拾ってそれも一緒に増幅してしまうことも励磁のデメリットとの事
 

ノイズカットトランス等の活用が有効なのも理解致しました



密接したヴォイスコイルと、励磁コイル、アンプの出力による逆起電力と励磁電力の力関係、アンプの出力インピーダンスと制動力の力関係等々、専門的なご説明は分かったような分からないような(笑)



そのほかメリットとしては、整流素子の違いによる制動力や音色の違いを使って最適な音色を楽しめる、
電圧を可変して、磁力調整を行い最適な磁束特性で最適な音色を楽しめる等の説明も
 

そうですね大きな楽しみの一つですよね、電圧調整により励磁制動力調整
 
 

磁力を自由に変え最適な音色を楽しむことができるのも大きなメリットですよね


約一時間半のM教授の励磁講演ありがとうございました


このイベントはフェイスブックの「魅惑の励磁の世界にようこそ」のオフ会でした
 

DEERスピーカーさんもデモスピーカー持参で参加頂き
その素晴らしい音色を披露して頂きました、

ありがとうございました、
 
この場を借りてご協力頂いた皆様に御礼申し上げます
 
 
 
感謝!

WE機器を使わずともWEサウンドは奏でられる

2020年08月19日 15時33分07秒 | オーディオ

皆さんはWE soundと言われてイメージする音は、どんなサウンドを奏でますか?

 

その音のイメージは様々だと思いますが、

 

 


WEサウンド=古い音?


高域も低域も伸びない中域主体の音?


ボワ〜ンと締まりなく歪まない音?


エアーボリュームたっぷりの音?


柔らかい刺激の無い音?

 



まあそんな音を想像する方が多いいかと思います

よくYouTubeで聴くサウンドや、実際鳴らしていたショップでも

歪まない豊かなエアーボリューム、そんな音が多かったですしね

 

 

WEを聞いたことが無い方々も、印象としては所謂古臭い

古のサウンドと感じる方が多いのでは無いでしょうか?

 

 

 

現代的なワイドレンジで鋭い描写力や音像定位の良さ繊細さ

そんなモノは持ち合わせていない、


古っ臭いナローレンジサウンド

 

 

確かにWEの劇場用サウンドの全盛期は1920年代から1930年代までだと思いますから、

古い音と言われればその通りです 、が

 



今では考えられないくらいの巨額が投じられ、

 

とんでもない人員と技術と物量で制作された

火星探査機並みの技術の集大成で作った、


今世紀最高の音響機器だと言ったら信じます?

 

 

 

 

その頃の音響機器の用途は、映画俳優さんの「拡声」

 

でも、

たかが映画の拡声機器とはいえ、

 

当時の映画は今では考えられないくらいの「最大の娯楽産業」だったそうで

 

 

巨額の富を生み出すその産業に、

 

世界中の先進国が、各国の威信もかけてその技術を争っていた時代だったそうです

今でいう大国の宇宙開発競争並みの力の入れようだったのだと思います

 

 

そんな各大国が総力を挙げて映画産業に技術を投じた時代の

 

集大成ともいえる拡声機器ですから半端な物量・技術ではなかったと思います

(注、WEの「音」を未だに超えられないと言われる方も多くいます、私もその一人ですが、その理由は、この時期以降技術と物量を「音響」に投じる必要が無くなったからだと思います、音よりも画、白黒よりカラー、技術への投資ははそちらに向いて行って、以降音には巨額を投じる価値がなくなってしまったのだと思います。)

(注2、当時、技術者・科学者・演奏家・その他、様々な人によって造られたコスト度外視で作られた最高音質の音響機器だったようですが、その後の音響機器は、コスト最優先・性能等が優先され制作され、音質は低下していったとも聞いています)

 (注3、私は断言しますが、私は決してWE信者ではありません、彼らは偏屈者の因業集団だと思っています)




精一杯演じる俳優さんの、「声を」

更に拡声装置でも「演出」する音響装置

時代の流れの中で最高に輝いていた花がた産業の映画

それを支えた音響産業の主人公達



巨額を投じても、更なる巨益を生んだであろう音響機器

 

コスト度外視で産業を支えた時代の、


WE等の音響装置が優れているのは

当たり前といえば当たりまえですよね

 

それは神話では無く


時には「生声よりも艶やか」に

時には生声よりも「力強く」

音声で聴衆に感動を与えた音響システムだと思っています

 


注4、いいんです~、間違っていても、呑んで自分の文章に酔ってるんです

それが私の想いのこもった「WEサウンドシステム・ロマン」なんですよ

 



WEロマンは100年近く前の、古臭い紙臭いカサカサかな

ナローレンジ・サウンドを聴きたい訳ではありません




 

音で感動を演じる音響機器


でも演じると言っても基本は 原音を忠実にだと思います

 

代表的なシステム、WEミラフォニック・サウンドシステム M5

最も小さな劇場用システムですが、その名前からも想像出来ます

鏡の様に原音を映し出すサウンドシステムを目指したのだと思います

 

原音を忠実に拡声するのだったら「演じてはいない」だろ、


と、思われるかもしれませんが 


いえいえ、忠実に拡声しながらも

さらに魅力を加味する と、いえば良いのだろうか

 

別なものに変えるのでは無く、 掛けているものを補い

魅力的なものは、更に魅力を増して演じるといえばいいのだろうか

 


生声よりも聴きやすく、魅力的に拡声する音響機器

 


そのオリジナルサウンドを楽しんだ人は、

ほとんどいないであろう100年前の幻のWEサウンド



もう本物を知る人はいないのだから、何でもOK?

それぞれの想いのこもった感動を呼び起こすオーディオ機器、それが


WEオーディオ・ロマンの装置とも言えますよね

 

 


 

我がWE乱心愚システムのロマンは、拡声だけでは無く

様々な音楽を再生します

 

 

だから100年前のオリジナル装置では無理だと思います

(注、「買えない」現実はさておきの話です)

 


100年前の魅力はそのままに、

不足を補ったシステムを目指した、と、言えばカッコいい?

 



100年前の高域は今の中域程度だと思います


100年前の大音量は今の大きめな音程度だと思います

 

量や帯域の感じ方は100年前とはだいぶ違うと思います

注、食べ物だと、辛さ、甘さ、しょっぱさ等の味の帯域等の違いかな?

 



でもね、質感や感性、

心を揺らす本質のモノは、

もしかしたら昔も今も同じなのかもしれないですね

 


1800年代作られたストラディバリウスなどの名器は

昔も今も変わらず「素晴らしい音色」を奏でているのだと思います

声優、俳優さんの名台詞は今も昔も「感動的な名台詞」ですよね

 


かつての古の名機に現代では不足な「帯域と量」を加味すれば

 

現代的なWEサウンドになる・・・ 

そんな想いも込めて作り上げたWE乱心愚システムでもあります

 



まぁ量に関しては、当時500人規模の音量を

一人で楽しんでいるのだから これでちょうどいい気がします(笑)


注、T型フォードの後継として、1927年に発売されたフォード モデルAは、3288cc 直列4気筒Lヘッドエンジンで40馬力だったそうである、昨年まで私の愛車だった某F430は、4300ccV8、490馬力、そう考えるとクルマの進歩もちょうどいい?

注、今は心改め大阪発動機の「どいて」に乗っています

8Wアンプ、フルパワーで楽しんでいます

 

希望的観測値含む能率は110DB以上

超高能率ですから、これで大音量が可能なんです

 

 

 

 

高域は基本、古の当時と同じのWE597Aのレプリカです

高域の帯域はそんなに変わらないと思っていますが


ネットワーク改良や、当時の劇場より短距離配線ですから

多少はレンジは伸びてはいると思います

 


 

100Khzまで伸ばせるツイーターも装着できますが、

殆ど使う必要はありません

 


当時は、雑音発生器と呼ばれていて、WEに突っ返された597Aですが

心地良く聴こえて、よく伸びています

 


 

中域は、あえて?ALTEC 288Fcです、

本人は287気分ですが

 

注、現状WE594Aと同じ24Vですが、Lansing-287と同じ220Vコイルも計画中です

注、金属製ダイアフラムリンングがカッコいいでしょう?

WEに比べて少し音彩は薄いですが、


そのぶん、耐入力はあります5〇5のようにすぐ切れたりしません!

でかい音でも全然大丈夫です

 

 

 

低域もコンプレッション&ディフェーザー装着ダブルウーハですから、

そこそこの帯域まで伸びています

 



 

現代ではだれもオリジナルサウンドを聴いたことがないであろう

幻のWEサウンド

 

 

怒らないでくださいね

もしかしたらですが、全てWEオリジナルの製品で、WEサウンドを奏でたら

・・・・・、で○○○○な▽▽▽い音を奏でるのかもしれません

 

多くを敵に回すので

 

 

私の楽しむWEサウンドとは

WE機器を揃えたサウンドではなく

 

 

音楽でも映画でも聞き手の心揺さぶる、心に刻まれる

記憶に残る、感動再生装置

 

そのために必要なところはWEの機器を

WE技術を真似て似せて模範にして奏でる

 


WEオリジナルの機器が奏でるのではない


WEロマンを語る者たちが、その夢を奏でる





それが私が勝手に思うWEサウンドロマンです


投稿忘ブログ、トランス聞き比べ

2020年08月18日 11時03分00秒 | オーディオ

MC入力トランスの聞き比べを行った時のブログの投稿忘れていました

 

SPUでMCトランスを聞き比べる事になりましたが

 

 

実はこれは大変に難しい事でした

よく雑誌などでも聞き比べを行っているがあれって実に凄いことです

 

二つを聞き比べて、どっちがいい?これは割と簡単ですが

 

今回集まったトランスは数が多く

 しかもそれぞれとても個性的で、魅力あるトランスばかりでした

 

 

今回の評価は、カートリッジを変えたり曲を変えたりすれば

全然違う順に並んだと思います

 

 

 

そもそも事の始まりは、アライ・トランスの新井さんからの電話

大病されたとの事だったが、何とか復帰されたようで良かったです

 

マッチング用のトランスで良いのが出来たので聞いてみてよ

とのこと、ラインアンプとパワーアンプの間に入れるマッチングトランス

 

私の600Ω出しの、600Ω受けですよそれでも変わりますか?

「変わります、激変します」

との事で聞かせて頂くことになりました

聞き比べなら新井さんも一緒に聞こうよ、と誘うと

大病でもう自動車の運転できなくなったから行けないとのこと

 

じゃあそんなに遠くないから迎えに行きますよ

と久しぶりに新井さんと聞き比べを楽しみました

 

このライントランスは優秀です、荒々しさが取れて、細やかなサウンドを奏でます

 

 

帰り際にもう少し聞き比べてよと、

いくつかのトランスを置いて行かれたのが始まり

 

「これなんか是非618Bと聞き比べてみてよ」といくつか置いて行かれました

 

618Bとの聞き比べ?

SPUと618Bは合わないと思うのだが・・・・、まあいい

 

 

実は知る人ぞ知る新井さんのトランスは非常に優秀なんです

真面目に巻かれたであろう、非常に音のいいトランス

 

でも我がシステムは、音のいいトランスは、困るんですよね〜

 

理由は、何故か我がシステムは

音のいい製品は体質的に受け付けない傾向があるのです

困ったシステムです、アンプなのかスピーカーなのか部屋なのか

 

オーナーの人間性・・・・・、

 

へそ曲がりの原因が何処にあるのかはわからないが、

音のいい製品を持ち込むと、その良さを全く奏でない、だから難しい

 

 

音のいいトランスはそもそも歪まない、濁らない、静かで乱れないですよね

 

いい音を出すハイレベルサウンドシステムなら、その良さを評価できるサウンドを奏でるのだろうが

 

 

我がWE乱心愚システムが追求しているのは、良い音ではなく「楽しく個性的なサウンド」

 

繰り返しますが、私が、楽しいサウンドです

 

無色透明な音のいいサウンドの評価は大変難しく苦手です

 

 

そんな意味で新井さんのトランスはとても音がいいです

が、我がシステムではその評価が表せられないのが残念です

多分普通のHIFiシステムでは高評価だと思います^_^

 

 

そんなことから始まったMCトランスの聴き比べです

一曲聴いてその演奏の魅力で聴き比べというか楽しもうと思います

 

 

SPUでキョンファちゃんのバイオリンの曲での評価です

 

 

SPUとインピーダンスが合わないWE618BやSTX-20などのハイインピーダンス受けの物は当然、その真価は発揮できませんでした

やっぱりWE618BはEMT用ですね

 

 

①SPUで聴いた感想は、個性的で華やかなWE-285Lが一番好きな演奏でした

注、私基準の評価ですから余り参考にはならないと思います

注2、所有はWE16AのI氏、見つからないようにこっそり持ってきたが、「返せ」とのメールでした

個性的で、美しく煌びやかなキョンファちゃんです

但しチョット押し付けがましい色付けでもあります、

 

618BとXSD-15でも感じられますがWEは一つ間違える、とてもケバいサウンドですがそれが魅力的でもあります

 

 

②次がなんと銀線巻きトランス、Tオーディオ製品

これはおかしい、こんな物がなぜ?

いや、失礼本音が出ちゃった

 

詳細は聞かされていないが、オーディオノートと同じ銀線を巻いたものらしい

トランスの聞き比べをすると言ったら、割と自信ありげに出してきたトランスです

 

華やかさ?、ケバさはない、静かさもあるが、何やら透明度が高いと言うか音の沸点も高い

う〜ん、でもどちらかというと、さすが銀線、音が良いトランス

 

 

③にはjs6600かなー、力強くとてもしっかりとしている

素直で質実剛健とでも言おうか、派手さは無いが音のバランスが非常にいい

流石純正品と称されるMCトランスです

 

js type41 も聞いたことはあるがあのスケール感はすごいが、タイトな力強いサウンドは6600のほうが好きかな

type41は今回はそろわなかったが何というか、あれはハーマンSPUでニックスSPUのサウンドを奏でることができる凄いトランスだと思う

私はハーマンSUPで十分なので6600でいいんです(笑)

 

 

 

次は、そのハーマン時代のSPU-GTトランス

このトランスは不思議で、ここに入っていてこそ評価できるトランスなんですね

 

以前知人がこんな素晴らしいトランスを取り出して、他のカートリッジでも聞き比べようと

シェルから取り出して単品で使ったのを聞いたことがあります

結構数人の方々が行っていましたが、私が聴く限り全滅

 

あのトランスは、あのシェルの中でしかその真価を発揮しません

 

外へだすとたちまち二流以下のつまらないトランスになってしまいますのでご用心

 

それからSPU GTはクラシックには良いですが、ジャズではいまいち


シェルの共振がどうしても私は好きになれず、アタック音が膨らむのが好きになりません




 

いよいよ真打登場コッターMK2

ほんとはもっと評価が高いが今回はこの一に留まってもらいました

美しく凛々しいキョンファちゃん

 

力強くキレもいい

曲が合えばこいつが、トップになると間違いなしの圧巻のサウンド

やっぱ手放さなければよかったなー

 

 

そしてアライトランス

一糸乱れぬ誠実なサウンド、音作りは抜群です

ただ音の沸点は低く大音量ではチョット苦手かな

 

この音の良さは大雑把な我がシステムでは難しい、特徴的なトランスのほうがその評価が出やすい

 

特徴は音が良い、これが一番我がシステムで難しいんです

 

 

WE618BはSUPではインピーダンスが合わないのか

最近はあまり聞かなかうなってしまいました

上ずったような、ケバイ高域が耳付くのが気になって

 

新たな入力の600Ω受けで、CG25Dで聞く専用になってきました

 

EMTで聞き比べればまた評価も随分違うと思います

 

 

音のいいMCトランス、静かなMCトランス、個性的な音色のMCトランス

そのトランの評価は様々ですね、システム聴く曲によっても随分違うと思います

 

まだまだ知らぬトランスが沢山あるかもしれません

新たな出会いを求めて、オーディオマニア宅へ訪問しよう

 

 

 

 

 

 

いえ、

決してポケットに入れて持ち帰ったりはしませんからご心配・・・・、


やっちまった、JB -TEC Fcスピーカー完成

2020年08月15日 00時49分00秒 | オーディオ




長年連れ添ったJBL L220のエッジ交換時期が来て、普通にエッジを交換しようと思ったが、寿命を迎えたのは


15インチのパッシブラジエーターの方、LE 14Aウーハーはまだ使えそう

で、


LE 14Aをパッシブラジエーターで使って、余っている励磁515で駆動して


励磁ドロンコンーンシステムを作ろうと思います




励磁515ウーハーでドロンコーン、これはなかなか無いシステムです



昨夜強引にはめ込んだ515を無事取り外し



配線を施して再度セット、励磁の電源コードはドリルで穴を空けて



ACコンセントで代用、電源はセレン電源を使います



配線を終えて、木槌で打ち込んでセット完了、




取り敢えずLE 14Aの端子はショートさせずに揺れるようにして、音出し



力強い低音、



今までの14インチウーハーで15インチのパッシブラジエーターを動かしていたのとは



全く別の世界、励磁15インチで 14インチパッシブラジエーター動かすのは



音のキレがいい、ガツン、ゴツンと力強く締まった低音です




ドロンコーンで締まりがいい低音?



そんな音あるわけない


と、思われるのも当然だと思います、


私もそう思っていました、が


結論、励磁とドロンコーンは、有りですね




JBLALTECのコラボというより


励磁とパーマネントのハイブリッド



これも、有りです



そういえばハイエンドスピーカーのフランスのFOCALもウーハーは励磁型です



中高域の励磁で、ウーハーがパーマネントははっきり言って気持ち悪い



早い中高域と、遅い低域がなんとも奇妙なズレを生みます


タイムアライメントが取れていないシステムではこの違いはわからないかもしれませんが



かなり気持ちの悪いズレが生じました、が



低域が励磁で中高域がパーマネントはなかなかいけますね



と言うか、中高域が明らかに役不足




中域コーンスピーカーLE5-9は全然足りない


量も圧もエネルギーも全てが足りない、当然全開


高域076も全然静か




とても静かな中高域と、力強い低域



これはなかなか楽しいかもしれません、もう少し追い込んでみます^_^


JBLとALTEC、相交わらぬ音の個性

2020年08月14日 10時39分00秒 | オーディオ




オーディオマニアが絶対に行ってはならない改造があると思っていました

それはJBL&ALTEC=JB-TEC

 

オーディオマニアと称される者たちは、普通に音楽を楽しむ方々と同じ・・・・、

 

まあ、だいたい同じ?、違いは「拘り」がある

 

その拘りの「多さ」・「強さ」でオーディオマニアのランキングが付けられている

 

ちょっとマニア・マニア・なかなかのマニア・超マニア・スパーマニア・大バカ者

 

大体このように区分されている

 

 

このマニアレベルの他に、区分というか、好みと称していい音で出会った音の傾向による派閥があります

 

 

その大きな傾向はスピーカーによって作られると思います

 

 

今はわりと各社、音の傾向は同じようになってきたが、

 

昔のスピーカーは各会社毎に個性的だった

 

代表的なところでJBL・ALTEC・TANNOY・

 



TANNOYを私が語ると、何故か敵が増えるので、

今回は書きませんが

 


JBLとALTECは同じDNAを持つのですが

JBランシングが於かれた状況や時代の歴史の中で敢えて音が作為的に違いますよね

 

共に明るい明朗なサウンドこれは似たようなものがありますが、

 

代表的なJBLスタジオモニター、ALTEC A7等で比較すると

JBLのほうが音が奇麗というか緻密で、力強い低音で、至近距離用

 

ALTECは野放図なあっけらカーンで、低域の力が無い、音が軽い、至近距離はキツイ

 

野外用でも、PAのALTEC、SRのJBL、そんな風にも感じます

 

昔からこのJBLとALTECはその生い立ちを巡ってなのか、対立が激しくありました

 

これはランボとフェラーリ―のような関係にも思えますね

 

まあ、長い説明でしたがそんなわけで、オーディオマニアたるものはJBL派とALTEC派に分かれるのです

 

俺は両方好きだよタンノイもB&Wもと言って節操も無く所有される方もいらっしゃいますが

 

昔からのくらーいオーディオマニア、

違った、なかなかなのマニアのクラスだとこの拘りが強い

 

私のその一人かな、

 

時々JBLのエッジを張り替えるのがめんどくさいのと理由でJBLにALTECのウーハーを押し込む方々がいたが

 

私は、奴はJBLを使う価値が無い男!、決めつけていました

 

 

 

私も年をとったので、ここは柔軟に

 

L220との付き合いは長い、もう何度もエッジを交換して楽しんできた

 




また張り替えようと思ったのだが、実は邪魔になっていた物があった

 

高額を投じた改造品なので売るに売れず部屋の中に転がっていた

 

励磁改良515

 



これをL220のウーハーとして使い、本来のLE-14Aウーハーをパッシブラジエーターとして使うことにした

 

 

L220はEL14A、14インチのウーハーで、15インチのパッシブラジエーターを動かすドロンコーンシステム

 

 

量感はあるが締まりのない低音が自慢のスピーカー

 

さてこのJBL15インチ用の穴にALTECの15インチが入るか

 




 計ってみると残念、穴が小さい、なんとかならないかな~と、取り合えず入れてみる

 

やっぱり入らない、浮き上がってしまう、

 

懲りずにビール片手にやっていて

つい木槌で叩いてみたら、

 



ハマった(笑)

 



あれ?計算では直径二センチは小さいはずなのに、


まあいいはいれば問題ない

 

 

取り合えず、ハマったが、今度は取れない、


かなりがっちりとはまった様だ

 

ウハーLE14Aを外して後ろから叩くしかないが

 

暫し考えて、今日は飲んでいる、ここで焦っては、


泣きを見るのは目に見えている

 

ドライバーを落として穴を開ける

手を突っ込むか

もしくはよろけて踏み潰すか


何度も繰り返したのでよくわかっている

 

 

 

今日は寝ます


何事もいっぽいっぽ歩む事が大切・・、わかってはいるのだが

2020年08月12日 23時59分00秒 | オーディオ



突然手に入れた・・・、

違った、使うことを許された100年前の貴重な

本物のWEワイヤーの数々



何事もそうだと思うが、一気に変えてしまってはいけない

一つ一つ、一歩一歩、確実に前進してこそ身を結ぶものだと思う

わかってはいるのだが・・・・



またやってしまった



嬉しくって、つい

スピーカーケーブル、励磁電源コード、ドライバー内部配線等




気がつけば、様々なケーブルを一気に、

借りて来た、WEワイヤーで配線してしまった



やり過ぎたかな〜



と思いつつ、レコードをかけてみると

案の定



しまった〜〜


静か過ぎて音が死んでしまった〜



・・・・





そうだよな〜、


俺のは、全てオリジナルのWE製品とは訳が違う


まがい物と、なんちゃっての偽物で揃えたWEサウンド




そこへ持って来て本物の古WEケーブルでワイヤリングを行なえば


本物の音を奏でるどころか





全くバランスを崩してしまう

静かに音は良くなったのはいいが




音が死んでしまい、音が飛んでこない、活力が無い


心に音が届かない、心が動かない



聞きたくも無い音楽になってしまった



そう、楽しくない音楽は聴きたくない

どうしよう、元に戻そうか




捨てようと思っていた、ビニール被覆のWE単線




ブラックエナメルメッキでも、錫メッキでもない、

勿論綿巻なんて代物ではない


そこらでフツーに売っていたビニール被覆のWE単線



まあ一応これでもWE単線ではあるが




仕方ない

とりあえず597ツイーターと、288ドライバーの信号の配線を

このビニール被覆の単線に戻してみる




うるせ〜〜



弦楽器は、きいーき〜、声はとんがる


あら〜、でもちょっと前まではこれで満足していたのにどうして?



古の綿巻単線の深みと静けさ、を味わってしまうと、

もうビニール被覆のWE単線には戻れない




じゃあどうやって、静けさのサウンドに、喝、を入れて

生き生きとしたサウンドを奏でようか




288+22Aの信号線を18AWGではなく、24AWGに変えてみる




おっなかなか良い感じ


我が家では細い24AWGの方が、音が綺麗に伸びて活力がある


18AWGは響きが良くない、原因はここかも



597Aツイーターのワイヤーも同じものに変えてみる

かなり落ち着いて来た、ほっとする



でもまだあの活力のある、これが俺の音だ!

と言い切れない





結局、多少音を歪ませるというか、

尖らせるというか、元気良くする為に



288の励磁タンガー電源のワイヤーを、




不本意ながらビニール被覆単線に変えて、

やっと楽しめるサウンドを奏で始めました




悲しい


まがい物を入れた方が音がいいなんて




本来なら本物のパーツで構成して、本物のサウンドを奏でるはずが


まがい物のワイヤーを一部に入れないと、音が生きてこない





なってこった〜




いや、まだ古のワイヤーが復活していないのかもしれない


徐々に徐々に、やってみます、




いずれは全て本物の古のWEワイヤーで

自分のサウンドが鳴るようにしたいです^_^



夢のWEケーブルを大量入手

2020年08月11日 12時53分00秒 | オーディオ



たたた大変な事になってきました



先日、ひょんな事から、WEマニアでも無い知人が

大量の古のWEケーブルを所有していることを知り


謙虚で遠慮深いことが自慢の私でしたが、頼み込んでその宝の山から


とりあえず2種類のWEケーブルを知人から譲り受けることができ



その太さの違う単線18と22AWGだと思いますが、聴き比べをおこないました



細い22AWGのワイヤーの奥行感、伸びの良さ、

立ち上がりの良さ等々の素晴らしさを語り


紙巻18AWGの癖のある、締まってはいるがちょっとうるさい音の癖

等々をひと通り語って、

 

他のWEワイヤーはどんな音なんでしょうね~

全て個性的で音が違うんでしょうね~

中高域、低域、適材適所で合うのがあるのでしょうね~

やっぱり励磁スピーカーには単線が相性いいですよね〜



と、

喉が渇くほど語って、一息つくと



O氏から

結局・・・・・、わかったよ全部持って行っていいよ

好きなだけ聴き比べてみればいいがね


え〜〜〜〜


本当に〜

なんで俺の気持ちが分かったの~~

 

流石―





先程も書きましたが、本来私は遠慮が服着て歩いてるとか

謙虚が似合う男とか呼ばれてい○○〇が



じゃあ遠慮無く全部

あれ?まだ他に、何かのパイプに入った真っ直ぐのがありましたよね



あれも・・・





すみません〜、じゃあお言葉に甘えて、ちょっとお借りしますね


お気遣いなく、大丈夫です、ロウでべとべとで



臭くて触るのもちょっと気が引ける状態でも気にしません

そうですか新しい単線は大量に処分されて、残っているのは1920年代から1930年代のワイヤーですか~流石

スピーカーケーブル用に18AWGの太さを中心に集められたのですね



コーティング・内巻き線・外巻き線・保護巻き線の違い等があり、だいぶ種類ががあるようですね

分かりました紙巻・綿巻き・絹巻その音の違いを、



ちゃんとOさんが遊びに来たら聴き比べできるように準備してしておきます

 

色々聞き比べて結果をご連絡さえて頂きます

 

大丈夫・ご安心ください

 

 

 

 

 

 

てなわけで、結局全部持ってきちゃいました

 




100年前のWE単線、ばらばらの物から、二メートルの束が最長のようですね

 

 

床に置いておいて作業していたら、大変

 

 

ロウが剥がれ落ちて床が滑る滑る

 

 

 

 

誤解の無いように、私は

 

盗んできたわけでも

 

奪ってきたわけでも

 

脅迫もしていません

 

 

友情でお借りしてきたんです

 

あくまでも借り物

 

すーっと使っている間は、借り物

 

所有権は無し、使用権だけ与えて頂きました

 

 

使用権とは、まずその音の違いを種類ごとに明確にし

 

必要に応じ長く繋げたり、切ったりしても大丈夫

 

スピーカーコードだけではその違いが判らないので

 

励磁電源コードや、ACコードにも使ってみる

 

各種ライン信号の配線や

 

パワーアンプやラインアンプ、励磁電源等の内部配線にも使ってみなければわからない

 

うーん使用権ってどこまで使っていい物やら・・・

 




 

(笑)


適材適所のWEワイヤーを探る

2020年08月05日 08時53分00秒 | オーディオ



AWG20か21か22?いや19かも
 
高精度なノギスで太さが「だいたいの太さ」しかわかりません
 
 



今回は二種類のワイヤーを入手し比較してみます
 
細いのと太いの・・・・・
 



何事も精度は大切だと日頃から思っています 



元来神経質で几帳面なA型ですから、正確に測るのは大好きなんです
 


・・・・、

シッカリと計り、ピン迄の距離はわかった


2ヤード打ち下ろしで、風は微風のアゲインスト


よし、得意な七番でフルショットでちょうどいい・・・はず

ボール位置を確認し、向きを微調整

力みすぎないように力加減をイメージして素振りを二回


よ〜〜し!


ふん!





あ〜〜〜ー

・・・・、
 
 
 
 
 
 
 

距離を正確に測る事は無駄じゃない!

と思いますが



問題なのは、なぜか正確に測っても測っても、そこにボールが行かないんですよ

測り方が悪いのか、何か別の要素があるのかはっきり分かりませんが

ボールは測ったピンの位置にはなかなか止まりません


何故なんだろう?(笑)



今年はコロナの関係でほとんどの競技が中止となり



もっぱらレジャーゴルフ

だいたいあの辺でいいや〜

で楽しんでいますが、この測り方の方がスコアがいいです


だいたいの距離の方が、距離があいやすい
 
失敗したとしても、大体だから仕方がないよな〜、と
 
言い訳にもなります
 
 

測るのは大体でいいや

 
だいたいで

てなわけでノギスはダイソー製品になりました^_^

そんな百均のノギスで測っていますので正確な太さは分かりません
 
 
 
音質チェックはまずは288FC-WE22Aホーンで音質をチェックします
 
 


細いのは1ミリ以下

だいたい22の太さだと思います
 
 
錫メッキ-絹-布巻の、今回入手したワイヤーの中では一番古そうなワイヤーです


細くて、長さも不揃いで真っ黒な塊、おまけに臭いも強烈でした





そんな塊を解して、比較的長そうなのを選んで、
 
スピーカーケーブルとして音質をチェック
 
 
長いといってもせいぜい1.3メートル
 
 
 
つなぎ合わせるのは邪道だ、つなぎ合わせたものは使い物にならない
 
と仰られる方、ごもっともです、
 
 
ロールで売られているつなぎ目のないものをお使いください
 
試してみるとこれが素晴らしく良い静けさと力強さ
 
 
音も伸びる、静けさも最高~
 
 
 
 
もう一つのワイヤー
 



ブラックエナメル-油紙-布巻の18AWG
 
 
これも試してみると、これはちょっと「高域に癖があります」ね
 
 
ちょっとピーキーで騒がしい感じ
 
 
 
う~んこれは声が少し尖る感じ
 
 
数時間聞いて、高域に癖のある紙巻を低域ウーハーにもっていき
 
 
細い22AWGを繋ぎわせた結合部分をカットして短くして、最短距離で空中配線で中域に装着
 
 
何ともアンバランスな音だが、しばらく我慢して聴いていると馴染んできたが
注、今回のワイヤーはデッドストックの新品ではなく、何かに使われていたのを取り外したもので、エージングはそれほど必要はないが、それでも数時間は音が悪いです
 
 
低域はハマったような気がする、キレも力もありいい感じ
 
でも中高域は何か棘っぽい気がする、何だろう
 
 
 
結局また繋ぎ合わせて長いケーブルにしてみたら
 
音が落ち着いた
 
 
 
え~なんで?
 
 
 
短いほうが音が良いはずなのに
 
 
 
繋ぎ合わせて長くしたほうが落ち着いたいい音
 
 
う~ん、まあまだ音出し始めたばかり
 
 
 

 
これからが楽しみです
 
 
 
 

力強い音、それは静寂さが創り出す音の世界

2020年08月01日 16時11分00秒 | オーディオ

深海の静寂のような静けさの中から、
 
力強く響くサウンドが鳴り響いています
 
 
 
やったー
 
 
 
 


1950年代ですが「中途半端に古のWEワイヤー」と

同じく1950代だと思われる「中途半端に古なNassauハンダ」で仕上がった


WE 91Bもどきパワーアンプと、WE120Aふうのラインアンプ



先日も気分よくブログに書いたら、
 
 
 
早速

いつもどおりWEオリジナルを使う方々からの強烈なクレームがありました
 
 

:お前のはWE 91Bじゃ無いだろ、
 
  91型のアンプだろ
 


:WE120Aと書いたら誤解するだろう、
 
  120A型のアンプだろ



今までも何度も書かれてクレームですが
 

あらためまして
 
 
 

う ・ る ・ せ〜ーー      よ!
 
 
 
大きなお世話、偽物でも、俺にとっては大事な宝物のアンプなんだよ
 
 
 
型なんてつけてもつけなくてもいいだろうが
 
自分でそうやって区別しろよ、俺がなんて書こうが
 
 
お お き な お 世 話 だね



そうですか、あんたはオリジナルの 91Bや120Aを持ってるんですか

そりゃ〜すげーですね〜、拍手👏〜



そんな凄い、お偉い方々は、ここら先は読まないでください、
 
私のブログは、偽物と嘘ものとコピーしか出てきませんので

読んでも、つまらないですよ、
 
 


わざわざコメントに、書き込んでこないでください、私の本物の音がしないのは、わかってますから

貴方のWEが世界一です

貴方のWE以上のサウンドはありません

私のはなんちゃっての偽のWEふうサウンドですから、もう気に留めないでほっといてください



 
 
 
 


気分が物凄く悪かったですが、これですっきりしました
 
 
気にしすぎるとまた、ブログが書けなくなっちゃうので

これで気分直して本文に入ります
 
 


今回のWE120A風アンプのワイヤリングに使ったのは

WEでは割と新しめの、約七十年くらい前の単線でした
 
綿巻きのブラックエナメルの単線、
 
匂い無しです
 
 
 
かなり外側の綿がぼぐれてしまったので、
 
収縮チューブを被せて使ってのですが
 
ちょっとカッコ悪かったですね
 
それでも好きなだけどうぞとロールで売っているものより、かなり音が良いんですよ
 
 
 
 
それとNassauハンダで仕上げた

我が、 愛器91Bふうアンプと120A擬きアンプが、WE乱心愚励磁スピーカーで奏でるサウンド
 
 
 
 
俺も遂に、こんなWEサウンドが奏でられるようになったのか~
 
 
と、想い耽りながら、
 
次から次えと出てくるレコードを聴きまくっています
 
 
 
 
 
 
 
 
・・・・・・、
 
実は
 

最初に91Bふうアンプを仕上げ、音を聞いた時は正直言って少し

失敗だったかな〜、って気もしたのです
 
 


スパッと切れた、タイトな音が魅力だったのですが


ワイヤリングを施した、少しおしとやかな雰囲気になり
 
 
それまでの荒々しくも、スパッと切れキレのだったのが
 
まろやかに、円熟を増したサウンドになり
 
 
若々しさの魅力的が無くなったように感じたのが
 
最初の印象でした

 
 
 
これは以前ALTEC 515を励磁改良したときにも
 
「あっ迫力が無くなった」
 
と感じたのを思い出します
 
 
 
確かに荒々しい迫力は失せましたが、
 
新たに得た、滑らかさや、心地よい重で響く低音
 
 
これらが分かったのは数日後でした
 
 
 
 
今回も同じように、失ったものがあるのか
 
もしかしたら失敗だったのか、とも思いました
 
 
 
 
オーディオマニアの音の進化は、オーナーの経験値の蓄積
 
 
 
オーディオ感性の向上、いや、人間性の向上かな(笑)、俺は永遠に発展途上です
 
 
結局、装置の進歩とは、オーナーの進化なん、だと思います
 
 
 
「そうだよな~、あんな過激な音はもう卒業しなきゃ」
 
とは思っていたんですよ
 
 
 
過激なサウンドを、聴きに来る方々には「耳栓・胃薬はご持参ください」
 
何てこと書いていたほど、過激な大音量を誇った我がシステムであったが
 
 
それを卒業しようと思いました!
 
 
※おれ卒業ってあんまり好きな言葉ではないんですよね、
昔っから、卒業の前に、先生に、「やっと」とか、「なんとか」とか「もうそつぎょうでいいや」とか
なんか「達成感の無い卒業」ばかりを味わって来た気がするのですが・・・・、
 
 
 
 
今回も、もう戻れない、
 
進むしかない、
 
 
卒業するしかない・・・・
 
 
そんな葬送行進曲が響く卒業式を終え
 
記念品の授与も終了したので
 
 
 
 
 
卒業したなら仕方ない
 
 
 
次の一歩を踏み出そうと
 
 
始めたのが、今回のWE12A風アンプのワイヤリングでした
 
 
 
1999年4月に高崎アーデンでWE120Aをコピーして作られたアンプ
ビニールの線を取り除き、アースもすべて古のワイヤーで配線を行ってみました
 
 
 
 
このWE120A風アンプのワイヤリングを終え、
 
WE91B擬きと一緒に奏でた音は
 
 
 
・・・・・・、
 
 
 
電源を入れ真空管に灯が入るのを感じて、次に来るはずの
 
「いつものざわめきを待ちましたが、ざわめきが来ない」
 
 
あれ?流石俺、
配線コード替えただけで、壊したかな?
 
 
 
と、思ってレコードをかけたたら、仰天
 
 
静けさの中から、重く響くサウンドが鳴り響きだした
 
 
 
それはまるで静寂の深海から、ジョーズが飛び出してくる・・・・・
 
違った、深海の静けさから、心地よい音が飛び出してくるかのようでした
 
 
 
 
なんだ~、この静かで力強いサウンドは~
 
 
低く重くなって、それでいて軽快に響く低音
 
厚く太く勢いよく押し出される中音
 
渋い輝きを伴った鮮やかな高音
 
 
何も本物は一つもないですが、
 
申し訳ございませんが今まで聴いてきたWEサウンドの中では
 
 
最〇〇なWEサウンド
 
 
 
本気で〇〇を書くと、また文句の嵐が来るので想像に任せます
 
 
 
なるほど、歪まず、尖らない力強い音を得るには、
 
静けさのある、力強いラインアンプ無ければ奏でられないんだ
 
 
 
WE120Aの回路を使ったラインアンプに
 
WEのワイヤリングとNassauハンダはドンピシャ
 
 
 
いや~、卒業してよかった!
 
 
 
我が家に遊びに、冷やかしに、文句言いに等々
 
各用事で来られる皆様型へ、もう耳栓や胃薬は要りません
 
 
 
今まで我が家で音を聞かれた皆様へ
 
あんな音は、本気で卒業しましたから
 
 
 
本物の機材は何一つも、欠片すらもありませんが、鳴り響いてるのは紛れもない
 
 
 
 
心揺さぶるWEサウンドです!