22日、J2第34節、コンサドーレ札幌は上位のV・ファーレン長崎を厚別公園競技場に迎えて対戦。前半ベトナム人 レ・コン・ビン選手のJ初ゴールで歓喜に沸いたものの、その後イエロー2枚レッド退場で前半からチームは10人の戦いとなるが、劣勢ながら一丸となって奮闘し、試合はこのまま1-0で勝利。いやあ、長い時間ほんとによく守ったものだ!!これで順位も7位へ。
8位のコンサが4位の長崎にどこまで戦えるかという試合だったが、レ・コン・ビン選手が前半15分、上原選手のクロスにダイビングヘッドで先制。これがベトナム選手としてはじめてのJリーグゴールということで「興奮しすぎて頭が真っ白に」なり、ユニフォームを脱いでスタンドの駆け寄って喜びを爆発…
ところが、ユニフォームを脱ぐことはルール違反でイエローカード。これだけで終わらず、36分、相手選手との接触プレーでファールを取られ再びイエローが出され、2枚目のイエローはレッドカードに変わり退場。まあねえ、うれしい気持ちはよくわかるだけに…、審判は”鬼”か…なんてねえ。
今日コンビニで買ってきた北海道新聞によれば…「ハーフタイムにはチームメートに謝罪」「申し訳ない気持でいっぱい。(後半は)神様に『チームを勝たせて』と祈った」。MF深井選手の話では「今にも泣きそうだった。でもコン・ビンのために勝とうとチームが一層まとまった」。
「試合後には、道内外在住のベトナム人と交流を深め、元気を取り戻した」「チームはいい状態。もっと貢献したい」と意気込んだ…という。気を取り直してよかったよかった。審判以外は!?鬼じゃないからねえ。次の試合には出られないけど、また元気な姿を見せてがんばって。母国でもきっとご家族がハラハラしながら応援しているよ。
次節は29日ロアッソ熊本戦。アウェイでも粘り強い守備を忘れず連勝と行こう。がんばれ!!