昨年はただ単に園芸雑誌を見て、「緑のカーテン」を作ってみたかった。風船かずらの種を2袋取り寄せ、試験的に一か所の窓に作ってみた。今年はその時とれたたくさんの種とホップの苗を加えて、三つの窓を緑を覆っている。このまま行くと、つるがどんどん伸びて成功しそうだ。
今年の目的は節電。なんとしてもクーラーを使いたくないという。(昨日今日には新潟のほうに豪雨の被害が報じられているが)、3月11日の東日本大震災、いまだに収束しない福島第一原発事故と続く恐ろしい映像は胸にこたえた。今までの生活を考え直す機会にもなった。有り余る電力を使い放題という生活が、原発の存続を許したのではないかという反省もある。
新聞を読むと、菅内閣が29日に公表した新しいエネルギー政策の中間整理案の基本姿勢は、「脱原発」ではなく「減原発」と出ていたのにはがっかりした。取り巻く官僚もそれに取り込まれた閣僚も、原発維持守り隊の財界も後ろ向き。先に進まないのは菅さんの個人的な資質のせいばかりじゃない。これだけの抵抗勢力があるのだから、簡単にはいかない。