もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

130502 現行憲法は世界遺産! 姑息過ぎる96条改正に断固反対する。9条を守るためなら命を懸ける!

2013年05月03日 00時09分25秒 | <憲法の危機>は「戦後最大の危機」
5月2日(木):

いつかきちんと見解を整理したいと思うが、とりあえず憲法をめぐる現在の最悪な状況について思いつくことを、酔っ払いながらではあるが、とりとめなく書いておく。

衆参両院の過半数で憲法改正の国会発議ができるのであれば、政権交代が起こる度に、憲法が変えられて、取り返しのつかない<改悪のスパイラル>を転げ落ちていくのは明白だ。「国を縛る憲法」と「国民を縛る法律」を混同している“自民党の憲法改正草案”を見ていて、<地獄への片道特急券>を見る思いがする。お頭の弱い安倍世襲総理の拙い歴史認識と国際感覚を合わせて考えると、絶望的な気分になり背筋が寒くなる。

安倍総理が、戦後レジームからの脱却を言うのであれば、それは先ず沖縄の米軍基地と東京の横田基地の撤去だろう。それをせずに、抽象的に「美しい国」「戦後レジーム」など言葉遊びをするのは許されない。

日本の国民・市民は、1931年~1945年「15年戦争」の生んだ国内外の筆舌に尽くせぬ惨禍の代償としてようやく手にできた<平和憲法>を、アベノミクスでわずかなこずかいをもらって、どぶに捨ててしまうのだろうか。

肝心の9条に正面から取り組まず、96条という搦め手から取り組むのは、あまりにも姑息であり、その結果がもたらす影響は、あまりに甚大で取り返しがつかない。原発を廃止できず、最大の宝とも言える現行憲法を喪失するとすれば、絶望しかない。まさに、およそ亡国の基、これにすぐべからずだ。


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