もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

6 050 植松努「NASAより宇宙に近い町工場」(ディスカブァー:2009)感想3+

2017年04月16日 00時38分16秒 | 一日一冊読書開始
4月15日(土):    副題:「僕らのロケットが飛んだ」

199ページ    所要時間3:15     アマゾン592円(335+257)

著者43歳(1966生まれ)。北海道芦別市生まれ。北見工業大学卒業後、航空宇宙関連企業に就職。1994年、父が経営する植松電機に入社。1999年よりリサイクルに使うマグネットを開発。2004年、北海道大学大学院の永田晴紀教授とともにロケット開発を開始。2006年、株式会社カムイスペースワークスを設立、ロケットや人工衛星の研究開発を行う。2009年、「ARCプロジェクト」を始動させる。

以前に著者の「思うは招く」講演を聴いたことがある。この人の本業は何だろう???と思わされるほど、笑いとハート(熱意)のある素晴らしい内容の講演(満足度5)だった。プレゼンテーション能力のすごく高い人だった。講演の感動を思い出したくなったので原点というべき本書を取り寄せた。アマゾンのブックレビュー4.8の高評価にも期待していた。

取り寄せた本書は2013年で第13刷でした。でも、本書の読者の皆さん、ごめんなさい。感想3+でした。俺の読書力が足りないのか、ご本人の講演を聴いた時ほどの感動には至れませんでしたm(_ _)m。本書が書かれたときには、まだ著者のメッセージが整理され切っていなかったのかな…?。読んでいてまとまり切っていない感じを受けたのだ。あと、講演での語りはとても良かったのだが、文章になるとバラバラ感があって少し読みにくかった。

今度は、著者の近著を図書館で借りて読んでみようと思います。

【目次】第1章 僕たちの宇宙開発/第2章 「よりよく」を求める社会をつくろう/第3章 「夢」って何だろう?/第4章 教えてくれる人がいないなら、自分で学べばいい/第5章 楽をしないで努力を楽しもう/第6章 他のどこにもない経営方針/第7章 あきらめないで世界を変えよう/第8章 未来の社会をつくるために

【内容情報】北海道赤平市という小さな町で小さな工場を営みつつ、宇宙ロケット開発に情熱を注ぐ著者が、本業もロケット開発も成功させている自らの体験を通して「みんなが夢を持ち、工夫をして『よりよく』を求める社会をつくること」を提唱します。感動と勇気を与えてくれる一冊です。誰もが工夫をして「よりよく」を目指すようになれば、社会はよくなる!本業の町工場でもクリエイティブな経営方針で売上を伸ばしつつ、宇宙ロケット開発の夢を追い続ける著者が、自らの体験から「夢をかなえるには?」「仕事を楽しむには?」「明るい未来をつくるには?」を熱く語る。
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