もみさんの一日一冊遊書録( 2011年9月1日 スタート!: メメント・モリ ) ~たゆたえど沈まず~

年とともに人生はクロノロジー(年代記)からパースペクティブ(遠近法)になり、最後は一枚のピクチュア(絵)になる

109冊目 池上彰「その日本語伝わっていますか?」(講談社+α文庫;2011) 評価3

2011年12月26日 06時45分15秒 | 一日一冊読書開始
12月25日(日):

217ページ  所要時間3:00

「日本語の『大疑問』」(講談社+α新書;2000)改題・加筆修正)。池上さんの著書としては、凡作である。しかし、読み易くてストレスが全くかからないのは、池上さんの最大の長所の一つであり、いつも、読者の立場で書いている証拠だ。

本書は、日本語論としては、ごく初歩的で、切り貼りの内容で中途半端である。しかし、読者を退屈させない配慮が行き届いていて、読みやすく、何よりも日本語に関する様々なテーマ立てと話題の収集により「日本語論」の入門書としては十分に読むことができる。さすがである。今日は、読むのが楽で大変助かった。
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