Rhythm Technique Fightingspirits

藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

選手権予選2013 2次リーグ@静清G

2013年10月19日 16時04分13秒 | 高校サッカー・クラブユース
静清グランドにて選手権予選2次リーグを観戦。
なお静清グランドは学校ではなく、新東名の藤枝IC出口の側にある。
父兄の方で「間違って学校に行っちゃって遅れた」と言ってる人がおり、間違えやすいので注意。


加藤暁秀 1-2 袋井

得点
前半40分 (加)9光原のミドルシュート
前半40分 (袋)6和田のエリア内シュートをDFがブロックするがPK判定、6和田がPK決める
後半30分 (袋)縦パスを受けた13西村が前線へスルーパス、裏へ抜け出した8伊藤がドリブルでGKをかわしシュート


暁秀スタメン
      1杉村
15白砂 3岩渕 4世古 2西尾
      7川口
10伴仲 11平山 6藤原 8竹内
      9光原
交代
後半17分 平山→12島(島が光原と2トップ)
後半17分 伴仲→13鈴木
後半34分 竹内→16工藤


袋井スタメン
      1井口
5大澤 4岩瀬 2朝比奈3深田
    
9山本 13西村 14本多 6和田
 
    11佐久間12山口
交代
後半26分 山口→8伊藤
後半?分 和田→18大長(戸塚が左SB、大長が2列目左)
後半35分 深田→7戸塚


感想
袋井が逆転勝利。決勝トーナメント進出に向けて大きく前進した。
試合は前半は暁秀ペース。決定機も2回作ったが決めきれなかった。0-0のまま前半終了かと思われたが9光原がミドルシュートを決めて先制。ようやく暁秀が先制したと思いきや、その直後に袋井がPKですぐに同点に追いついた。
後半は五分五分の展開から袋井が代わって入った8伊藤が決めて勝ち越し。袋井が勝ち越しを決めた後は暁秀が攻め込むがこれと言った決定機を作ることは出来ず、袋井が勝利した。
袋井は長身FWの12山口にボールを集める戦術。ハイボールを12山口に当ててそこから展開するシーンが目立っていた。鳥栖の豊田にボールを集める戦術をイメージに近い。このままずっと12山口の高さを活かしていくのかと思っていたら、後半26分に12山口から8伊藤にスパッと交代。結果的にはこの交代の采配が的中した。高さが特徴の山口から小柄で技術のある8伊藤という全く対照的な選手を投入してきて、攻撃の形をそれまでとガラッと変えて勝ち越し点を奪った。
暁秀は一昔前のキック&ラッシュは全く見られなくなった。今の暁秀がやっているのは俗に言う今どきのよくあるサッカー。今日は前半の決定機を決めたかったが決めきれず。後半はほとんど攻撃の形を作ることが出来なかった。

A代表 欧州遠征2試合

2013年10月15日 22時52分27秒 | A代表
選手もサポーターもフラストレーションがたまった2試合。
チームは、煮詰まった状態での空焚きを続けている。

選手は完全に固定。既に煮詰まっているのだからこれ以上固定してもチームは醗酵しかしない。
3バックはいつも通り中途半端。ホントに3バックをW杯でやるつもりなら、1度90分間通してやらないといつまでもこんな感じ。
そもそも今の日本人に3バックの文化は無いので慣れるには相当な時間が必要。

4年前の雰囲気に似てきた。チーム力は4年前より高いが、内容は4年前より悪い。
スタメンの大半を欧州組がしめているので年末年始に選手のコンディションが落ちてふがいない試合をして、サポーターを失望させる4年前の再現は無いと思うけれど、それだけに最後はザックが誤魔化した状態のチームで本大会に臨むんじゃないかと不安に感じている。


最高の文章

2013年10月15日 20時23分26秒 | その他
良い文章とは簡潔明瞭であることに尽きると思う。
過去に見聞きした文章の中で、特に印象に残っているものがある。
それは「探偵ナイトスクープ」というTV番組で紹介されたある依頼文。
探偵ナイトスクープは、様々な悩みを抱える視聴者がTV番組へ依頼文を出し、依頼を受けた番組の探偵がその悩みを解決するという大阪の人気番組。

その番組で紹介された依頼文があまりにも簡潔明瞭で未だに忘れられない。
以下依頼文。※当時の記憶を元にした再現文章のため正確ではない。


先日世界の中心で愛を叫ぶという映画を見てとても感動しました。
僕も世界の中心で愛を叫びたいと思いました。
しかし、僕にはオーストラリアまで行くお金がありません。
だから、世界の中心ではなく地元の堺の中心で愛を叫びたいと思います。
ただ、堺の中心がどこだかわかりません。
お願いします。僕に堺の中心を教えてください。

天皇杯2013 3回戦 @アイスタ日本平

2013年10月14日 17時57分39秒 | Jリーグ
アイスタにて天皇杯を観戦

清水エスパルス 3-2 ツェーゲン金沢

得点
前半20分 (金)26佐藤のグラウンダーCKを2阿渡がダイレクトシュート
前半45分 (清)20竹内のスルーパスに抜け出した50大前のシュート
後半45分 (清)39ラドンチッチのパスを受けた13高木のミドルシュート
後半45分 (金)7清原からパスを受けた26佐藤のシュート
後半45分 (清)38本田の縦パスを受けた13高木のシュート

清水スタメン
      21櫛引
8石毛 3平岡 4ヨンアピン10河井
      5村松
   20竹内   6杉山
 7八反田      50大前
      39ラドンチッチ
交代
後半16分 八反田→13高木(高木が左で大前が右)
後半16分 村松→38本田

金沢スタメン
        21大橋
2阿渡 5吉川 30チェ 22菅原 25大石

      24大槻 19越智 
  7清原         26佐藤
        8菅原
交代
後半17分 大石→15斉藤
後半27分 大槻→29チェ


感想
1-1のまま延長戦にもつれ込むかと思われた試合だったが、後半ロスタイムに試合が大きく動き、結局清水が3-2で金沢を何とか退けた。
金沢は5バックでしっかり守ってカウンターという戦術。選手個々の能力を比べたら清水に大きく部がある試合だったが、金沢は5バックと勢いで誤魔化して試合に臨んできた。
試合序盤、清水は金沢の5バックをなかなか崩せず悪戦苦闘。ここで我慢強く戦っていれば問題なかったが、清水が前半途中から集中の切れたミスが出るようになり、金沢の思うつぼという試合展開になっていき、金沢がセットプレーから先制。勢いに乗った金沢がその直後8菅原がGKと1対1になる決定機を作ったが、ここは21櫛引がビックセーブ。金沢の理想的な展開となったが、前半ロスタイムに、ここまで周りと全く合っていなかった20竹内のパスに50大前が抜け出し同点。1-1で前半を終える。
後半は清水がペースを握るも決定機を決めきれず、このまま延長戦かと思われた後半ロスタイム、13高木が悶々とした雰囲気のチームに喝を入れるかのような起死回生の魂のこもったミドルシュートを突き刺し清水が勝ち越し。これで試合は終わったと思い帰り支度を始めた直後に、金沢がシンプルに縦につないだところから26佐藤(磐田Y出身)が決めてすぐに同点。やっぱり延長戦かと思ったまたその直後、38本田のフィードに13高木が抜け出し2度目の勝ち越し点。勝ち越し点を奪った直後に試合終了の笛が鳴った。
全体的に見たら金沢の選手たちが良く戦っていた。あまりなじみのある選手は少ないが、磐田Y出身の26佐藤は今日1G1Aの活躍。鹿島学園を選手権ベスト4に導いた2阿渡もセットプレーからのゴール以外にも、20竹内の決定的なシュートをスーパークリアするなど活躍が目立っていた。
清水は試合運びの悪さが目立っていた。5バックで我慢比べを挑んできた相手に、簡単に集中が切れてしまっては先制点を取られても仕方がない。後半25大石に代えて攻撃的な15齋藤を入れて、5バックの左サイドが薄くなっていたのに、清水の右WGの50大前は得点欲しさ?に中に中に入ってしまい相手の作った隙を突くことは出来なかった。
5バックで中を固める相手に、7八反田のWG起用は悪手だった。八反田は中央でパスを出してこその選手、今日の八反田の位置には、サイドをスピードで突破するタイプの高木か村田をスタートから起用すべきだった。
20竹内は残念な位前半空回りしていた。ボールにたくさん触ってチームにリズムを作る選手だが、その持ち味をもっと磨くことを考えたら、清水でベンチに座ってるよりもう1年J2で修業してきた方が良いと思った。
スピードでサイドを突くような選手が少なく、足元でゲームを作る選手を起用している清水にとって、今日のように中をガッチリ固められるチームは崩しずらく、今日はその典型的な試合となった。

プリンスリーグ東海2013最終結果及びプレミア参入戦

2013年10月13日 18時39分23秒 | 高校サッカー・クラブユース
【プリンスリーグ東海2013最終順位】

      勝点勝分負
1 ジュビロ    44 14 2 2
2 藤枝東     33 10 3 5
3 浜松開誠館  31 10 1 7
4 中京大附属  30 9 3 6
5 清水桜が丘  27 8 3 7
6 藤枝明誠   22 6 4 8
7 帝京大可児 20 5 5 8
8 四中工     19 5 4 9
9 三重      19 5 4 9
10 清水東   8 1 5 12

感想
開誠館があと1勝すれば良い状態だったにもかかわらず、4連敗で3位フィニッシュ。昨年同様あと1歩のところで勝ちきれなかった。
ふがいない開誠館の恩恵を受けたのが藤枝東。2位に滑り込み参入戦出場権を獲得した。

1位磐田Y:順当な結果。今年こそはプレミア参入戦に勝利したい。
2位藤枝東:最終節で厳しい2位争いを制して滑り込みで参入戦出場権獲得。最後に勝負強さを見せた。
3位開誠館:最後はあと1勝すれば良い状態からの4連敗。開誠館の勝負弱さが際立った結果となった。
4位中京 :強力攻撃陣で躍進したが守備の甘さで勝ちきれない試合が多かった。
5位桜が丘:序盤はリーグ首位に立つも、夏場以降は例年通りテストの場として戦っていた。
6位明誠 :春先はメンバー揃わず戦い方が固まらず苦戦したが、メンバーが固まるにしたがって徐々にチーム力を上げた。
7位可児 :世代別代表を2人抱えながら残留争いに巻き込まれた。総体以降に勝点を伸ばし残留を決めた。
8位四中工:主力が抜けた今年は通じて苦戦を強いられ何とか8位フィニッシュ。
9位三重 :当初は降格候補の筆頭と思っていたが、このチームが最後まで残留争いを盛り上げた。四中工と遜色ないチーム力を見せた。
10位清水東:序盤は全く勝てずダントツの最下位。夏場以降は調子を上げリーグ中位のチームと互角に渡り合った。


プレミア参入戦出場チーム
磐田Y・藤枝東

降格チーム
※降格チームはプレミアへの昇格とプレミアからの降格チーム数によって数が変わる。
県リーグから昇格してくるのは2チーム。プレミア参入するチームが無く、プレミアからの降格チームが無ければ、降格するのは清水東と三重の2チーム。
磐田Yと藤枝東がプレミアに昇格し、プレミアからの降格が無ければ、県リーグに降格するチームは0(?)



【プレミア参入戦について】
日程:12月14日(土)16日(月)
会場:未定 ※例年通りなら埼スタ第2及び第3、ただし今年は14日に8試合を行う為、会場が変わる(追加する)可能性もある。
レギュレーション
各地区代表の計16チームが4つのグループに分かれて4チームでトーナメント戦を行う。
各グループのトーナメントで1位になったチームが来年のプレミアリーグの出場権を獲得する。
つまり2回勝てばプレミア参入決定。


各地区別のプレミア参入戦出場枠と出場チーム(決定チームのみ記載)は以下のとおり
北海道 1 帯広北
東北  2 仙台Y・盛岡商業
関東  3 
東海  2 磐田Y・藤枝東
北信越 2 星稜・新潟Y
関西  3 大阪桐蔭・京都橘・東山
中国  1
四国  1 愛媛Y
九州  1 

出場チーム未決定地域状況

関東 残り3試合
1位 前橋育英 31
2位 柏Y   27
3位 大宮Y  24
4位 市船   22
5位 FC東京Y22
6位 横浜FMY19


中国 残り3試合
1位 作陽   37
2位 瀬戸内  35


九州 残り3試合
1位 神村学園 33
2位 大分Y  31
3位 九国大附 30
4位 鹿児島城西27
5位 筑陽学園 26


関東は前橋育英がほぼ決定。のこり2枠の非常にハイレベルな争いとなっている。
中国は作陽が決めてきそうな気配。
九州もハイレベルな争いが続いている。上位3チームのどこが来てもおかしくない。
中国と九州の1枠は非常に気の毒、東北と北信越を1枠にして中国と九州の2枠が妥当だと思う。
あと北海道は0.5枠でも良いと思う。
因みに、プリンス東北の盛岡商業はリーグ3位のチーム。1位が仙台Yで2位は青森山田2nd… がんばろう東北。

仮に今現在の順位のチームがプレミア参入戦に出場してくるとして、各出場チームのチーム力を概算で並べてみると以下のようになる。
横綱:前橋育英・柏Y・磐田Y
大関:大宮Y・星稜・作陽・神村
関脇:藤枝東・大阪桐蔭・仙台Y・新潟Y
小結:京都橘・東山
前頭:愛媛Y・帯広北・盛岡商業

名門クラブユースを高体連名門校が追いかける格好。そして組合せと高体連勢の出来によって結果が左右されてきそうな気がする。
高体連勢を「我が道を行く」タイプと「勤労者」タイプ、「くせ者」タイプに分けてみると、
我が道は、前橋育英・藤枝東・神村・帯広北
勤労者は、大阪桐蔭・東山
くせ者は、星稜・作陽・京都橘・盛岡商業
以上のような感じになる。(個人の独断と偏見による判断)
この中で問題が「くせ者」グループ。
一発勝負のトーナメントなので、何を仕掛けてくるかわからないし、そういうことをするのが好きなチームでもある。
そういうチームの術中にはまりやすいのが、我が道を行くタイプのチーム。自ら進んで敵の仕掛けた罠にはまりに行くタイプで、こういうチームはリーグ戦は強いけれど、ここ一番で勝てない勝負弱いチームでもある。

U-20代表 東アジア大会 中国戦

2013年10月13日 18時34分42秒 | オリンピック代表
U-20日本代表 2-0(前半 2-0、後半 0-0)U-20中国代表

得点者
42分 浅野拓磨(日本)
43分 鈴木武蔵(日本)

スターティングメンバー
GK:杉本大地
DF:高橋祐治、植田直通、鈴木隆雅、櫛引一紀
MF:喜田拓也、鈴木武蔵、原川力、矢島慎也、野津田岳人
FW:浅野拓磨

サブメンバー
GK:福島春樹
DF:三鬼海、新井一耀、佐藤和樹、山越康平
MF:田鍋亮太、榊翔太、長谷川竜也、秋野央樹、和泉竜司

交代
68分 矢島慎也  →  和泉竜司
81分 浅野拓磨  →  田鍋陵太
90分 原川力  →  秋野央樹


感想
中1日での4試合目。
選手を入れ替えながら戦ってきたU-20代表今大会の最終戦。
日本の3位以内は確定。他4チームの残り1試合の結果で日本の最終順位が決まるが、2位になりそうな雰囲気。

U-18代表 アジア1次予選 対中国

2013年10月13日 18時18分34秒 | ユース代表
U-18日本代表 1-1(前半 0-0、後半 1-1)U-18中国代表

得点者
53分 小屋松 知哉(日本)
67分 失点(中国)

スターティングメンバー
GK:田口潤人
DF:広瀬陸斗、三浦弦太、内山裕貴、内田裕斗
MF:小屋松知哉、望月嶺臣、川辺駿、南野拓実、金子翔太
FW:越智大和

サブメンバー
GK:阿波加俊太、高木和徹
DF:ハーフナー・ニッキ、鴨池陽希、畠中槙之輔
MF:大山啓輔、高木大輔、谷村憲一、田村翔太、小川直毅
FW:宮市剛、北川柊斗


<最終順位>
1位
日本 勝点7(+10)
2位
中国 勝点7(+5)
3位
マレーシア 勝点3(-1)
4位
マカオ 勝点0(-14)


感想
日本がグループ1位で来年のアジア最終予選進出決定。
最終戦はアウェーでの中国戦。
日本は大一番となった今日の試合のメンバーがメインメンバーと考えて良いと思う。松本(大分)が外れた代役は川辺が務めた。
中国は最後は攻めてこず、引き分け狙いだった様子。(グループ2位の勝点7で確実に1次予選を突破するため?)

天皇杯2013 3回戦 @ヤマハスタジアム

2013年10月13日 16時46分51秒 | Jリーグ
ヤマハスタジアムにて天皇杯を観戦

ジュビロ磐田 0-1 コンサドーレ札幌

得点
後半21分 スローインから11前田からのパスを受けた28神田のシュート

磐田スタメン
      17八田
5駒野 24チェ 2菅沼 16金沢
    33藤田 22チョン
 23山本       7小林
    18前田 30阿部
交代
後半13分 チョン→50カルリーニョス
後半27分 藤田→8ペク
後半36分 金沢→15菅沼(菅沼が2列目、山本がSB)


札幌スタメン
      1曳地
14上原 23奈良 5チョ 27松本
    10宮澤 31堀米
 22三上       28神田
    11前田 24荒野
交代
後半22分 神田→8砂川
後半40分 三上→35フェホ(フェホがFW、荒野が2列目)
後半45分 堀米→2日高


感想
J2の札幌が磐田に勝利。シュート数、ボール支配率、内容と全てにおいて札幌が磐田を上まっていた試合だった。
前半から札幌ペースの試合内容。圧倒的な差ではないが、明らかに札幌が優位に試合を進めていた。
神田の得点の後は、磐田が攻め込むが結局決定的なシーンは、前半阿部がGKと1対1になった1度だけだった。

札幌は完全に育成型クラブになったなと感じた。スタメン11人中7人が札幌Y出身でしかも全体的に非常に若いメンバー構成。
高卒ルーキーが2人、高卒2年目が2人、高卒3年目が1人、大卒ルーキーが1人、最高齢が前田と上原の27歳。個人的にはなじみ深い選手が多く、見ていて感慨深い。
キャプテンマークは高卒ルーキーの31堀米、今期の札幌は主将が河合、副主将が高卒ルーキーの堀米となっている。
高卒ルーキーの31堀米と28神田は19歳とは思えない活躍ぶり。磐田の元日本代表選手達と堂々と渡り合っていた。
コンサドーレ札幌というクラブチームの色(育成型)をハッキリ感じた試合だった。

磐田は全く良くない試合内容。怪我人が多く満足なメンバーを組めない状況だが、それにしても20歳そこそこの小僧を揃えた札幌に主導権を握られ、最後はしっかり抑え込まれた試合内容は屈辱的と言っても過言ではない。
全体的に全く攻撃を組み立てられないし、ここぞのところでシュートが打てない。守備もお世辞にも迫力があったとは言えない札幌相手に0点で抑えられない。ハッキリ言ってダメダメな内容。
ダブルボランチは全く攻撃の起点になることが出来なかった。
藤田はボールを持ってからパスを出すところを探して攻撃をスピードダウンさせていた。チョンに至っては存在感ゼロ。
山本に関してはなにも良いところが無かった。U-18の頃は圧倒的な存在感があったが、プロになってから全く成長していない。
菅沼は何でもないロングボールを1バウンドさせてから処理しようとして、相手に詰められる凡ミスあり。J1レベルのCBじゃない。
前田は今日の試合シュート0本。自身の呪いでチームをJ2に連れて行くつもりのようだ。

プリンス東海2013最終節 @開誠館総合G

2013年10月12日 15時42分39秒 | 高校サッカー・クラブユース
開誠館総合Gにてプリンス東海最終節を観戦

藤枝東 2ー1 浜松開誠館

得点
前半15分位 (藤)7小谷が左サイドつっかけて9田口にパス、9田口のドリブルシュート
前半38分 (藤)13大場のロングシュート
後半14分 (開)クロスボールを藤枝東DFがハンドでPK、10土居がPK決める


藤枝東スタメン
      1長澤
  4大村 3安藤 12川本
      5原田
   10藤原   13大場
11櫻井         7小谷
    8片井 9田口
交代なし


開誠館スタメン
      1石田
7竹内 17小池 4榎木 13袴田
    5石田将3信賀
 15石川       20加藤
    14松原 10土居
交代
後半33分 加藤→6平山

最終節を残したプリンス東海上位順位 
   勝点 得失点
磐田Y  41 26
開誠館 31 7
藤枝東 30 16
中京大 30 6


感想
1位は磐田Yで決定している。プレミア参入戦出場権の残るイスはあと1つ。プリンス東海2位をかけた大一番。開誠館が勝点が1リードしているため開誠館が勝てば自動的に開誠館の2位が決定。それ以外の結果だと他会場の中京大中京と桜が丘の結果次第ということになる。
ここ数年、大一番の試合で負け続けてきた開誠館だが、この試合も開誠館の勝負弱さが出た試合となった。
今日の開誠館総合Gは風が非常に強く、前半は藤枝東の追い風で後半はその逆。
前半20分くらいまでは、ほぼ一方的な開誠館ペースだった。開誠館が完全にボールを支配し決定的なシュートも放ったが決めきれず、逆に藤枝東のカウンター気味の縦に速い攻撃から9田口が先制点を挙げた。
その後、流れは徐々に藤枝東。強烈な追い風を味方にペースを掴んだ。開誠館は前半途中から完全に失速。個人的には風の影響をモロに受けたと感じた。
後半に入り追い風となった開誠館が反撃を仕掛けるも、結局PKの1点のみ。ボールは支配するも流れの中から決定機を作ることは1度もなく、選手たちは焦りから自分たちの攻撃の形を全く作ることが出来なくなっていた。藤枝東は後半カウンターから何度も決定的なシーンを作っていた。
この試合で気になったのが開誠館の守備。たぶん「藤枝東の攻撃陣はすごく速い選手がそろっている、競争したら勝てないから、間合いを空けて縦に抜かれないようにしよう」という対応をしていた。だがこれは逆をいえば、間合いを空けて「どうぞ走ってスピードアップしてください」と言っているようなもの。ファーストコンタクトでしっかり体を当てることを全く意識しなくなったDFはズルズル後ろに下がるだけ、藤枝東の攻撃陣に自由を与え続けていた。2失点は共にDFがしっかり寄せず藤枝東のボールホルダーの前にスペースを与えたところからの失点だった。
藤枝東は13大場の前半終了間際の追加点が大きかった。13大場の今年1番のプレーが今季の大一番の試合で出た事、これが何よりも大きかった。