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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

天皇杯2013 3回戦 @アイスタ日本平

2013年10月14日 17時57分39秒 | Jリーグ
アイスタにて天皇杯を観戦

清水エスパルス 3-2 ツェーゲン金沢

得点
前半20分 (金)26佐藤のグラウンダーCKを2阿渡がダイレクトシュート
前半45分 (清)20竹内のスルーパスに抜け出した50大前のシュート
後半45分 (清)39ラドンチッチのパスを受けた13高木のミドルシュート
後半45分 (金)7清原からパスを受けた26佐藤のシュート
後半45分 (清)38本田の縦パスを受けた13高木のシュート

清水スタメン
      21櫛引
8石毛 3平岡 4ヨンアピン10河井
      5村松
   20竹内   6杉山
 7八反田      50大前
      39ラドンチッチ
交代
後半16分 八反田→13高木(高木が左で大前が右)
後半16分 村松→38本田

金沢スタメン
        21大橋
2阿渡 5吉川 30チェ 22菅原 25大石

      24大槻 19越智 
  7清原         26佐藤
        8菅原
交代
後半17分 大石→15斉藤
後半27分 大槻→29チェ


感想
1-1のまま延長戦にもつれ込むかと思われた試合だったが、後半ロスタイムに試合が大きく動き、結局清水が3-2で金沢を何とか退けた。
金沢は5バックでしっかり守ってカウンターという戦術。選手個々の能力を比べたら清水に大きく部がある試合だったが、金沢は5バックと勢いで誤魔化して試合に臨んできた。
試合序盤、清水は金沢の5バックをなかなか崩せず悪戦苦闘。ここで我慢強く戦っていれば問題なかったが、清水が前半途中から集中の切れたミスが出るようになり、金沢の思うつぼという試合展開になっていき、金沢がセットプレーから先制。勢いに乗った金沢がその直後8菅原がGKと1対1になる決定機を作ったが、ここは21櫛引がビックセーブ。金沢の理想的な展開となったが、前半ロスタイムに、ここまで周りと全く合っていなかった20竹内のパスに50大前が抜け出し同点。1-1で前半を終える。
後半は清水がペースを握るも決定機を決めきれず、このまま延長戦かと思われた後半ロスタイム、13高木が悶々とした雰囲気のチームに喝を入れるかのような起死回生の魂のこもったミドルシュートを突き刺し清水が勝ち越し。これで試合は終わったと思い帰り支度を始めた直後に、金沢がシンプルに縦につないだところから26佐藤(磐田Y出身)が決めてすぐに同点。やっぱり延長戦かと思ったまたその直後、38本田のフィードに13高木が抜け出し2度目の勝ち越し点。勝ち越し点を奪った直後に試合終了の笛が鳴った。
全体的に見たら金沢の選手たちが良く戦っていた。あまりなじみのある選手は少ないが、磐田Y出身の26佐藤は今日1G1Aの活躍。鹿島学園を選手権ベスト4に導いた2阿渡もセットプレーからのゴール以外にも、20竹内の決定的なシュートをスーパークリアするなど活躍が目立っていた。
清水は試合運びの悪さが目立っていた。5バックで我慢比べを挑んできた相手に、簡単に集中が切れてしまっては先制点を取られても仕方がない。後半25大石に代えて攻撃的な15齋藤を入れて、5バックの左サイドが薄くなっていたのに、清水の右WGの50大前は得点欲しさ?に中に中に入ってしまい相手の作った隙を突くことは出来なかった。
5バックで中を固める相手に、7八反田のWG起用は悪手だった。八反田は中央でパスを出してこその選手、今日の八反田の位置には、サイドをスピードで突破するタイプの高木か村田をスタートから起用すべきだった。
20竹内は残念な位前半空回りしていた。ボールにたくさん触ってチームにリズムを作る選手だが、その持ち味をもっと磨くことを考えたら、清水でベンチに座ってるよりもう1年J2で修業してきた方が良いと思った。
スピードでサイドを突くような選手が少なく、足元でゲームを作る選手を起用している清水にとって、今日のように中をガッチリ固められるチームは崩しずらく、今日はその典型的な試合となった。

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