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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

U-17W杯 ロシア戦

2013年10月19日 18時30分30秒 | ユース代表
U-17W杯初戦のロシア戦をTV観戦
CS放送のフジテレビONEで放送していた。

日本 1-0 ロシア

得点
前半15分 三竿のパスカットから瓜生のロングシュート

日本スタメン
      1白岡
2石田 5茂木 3宮原 20坂井
      13三竿
   12三好   17瓜生
      14永島
 9小川       15会津
交代
58分 三好 → 16斎藤
68分 石田 → 10水谷(宮原が右SB、三竿がCB、水谷がフロントボランチ、斎藤がアンカー)
84分 瓜生 → 8杉本


感想
ボール支配率は日本が62%。日本が圧倒的にボールを支配してロシアに付け入る隙を与えず1-0で勝利した。
良い言い方をすると、完勝。圧倒的内容。
悪い言い方をすると、1点しか取れなかった。ボールは支配したが相手DFを崩したシーンは少なかった。
前半15分まではバタバタするシーンがあったが、それ以降は圧倒的にボールを支配していた。
世界大会の初戦とは思えないくらい、ビックリするくらい選手たちは落ち着いてボールをキープしてパス回しをしていた。
さすが「全員ボランチのチーム本領発揮」と言った感じだった。
スタメンに8杉本や4鈴木といった中心選手の名前が無かった。たぶん次の試合もスタメンを何人も入れ替えてくると思う。吉武ジャパンのスタメン予想は本当に難しい。
今日の日本が見せた試合は、日本が慢性的に抱える高さ不足という課題の解決策の1つを示した試合だったと言って良いと思う。
「どうせ高さでは勝てないのだから、高さ勝負になるようなシーンを作らなければよい」これが基本的な考え方。
つまり圧倒的にボールを支配して、相手を押し込んでしまうこと。そしてボールを奪われた後のチェックを早くして相手にフリーで蹴らせない事。これが徹底できれば相手チームは高さ勝負を挑みたくても、間延びした状態になってしまうのでフォローが少なく淡白な攻撃しかできず、より日本ペースの試合になっていくというもの。
この試合の日本はそれが良くできていた。
ただ、ボールは支配するものの、なかなか流れの中からシュートを打つことが出来なかった。前半の早い時間に瓜生のゴールで先制したことで無理に攻めなくても良くなった為、リスクをかけず(相手の高さ対策の為)ポゼッションすることに重きをおいたことによる結果だが、次の試合ではもっと流れの中からシュートを打つシーンが増えることを期待したい。

選手権予選2013 2次リーグ@静清G

2013年10月19日 16時04分13秒 | 高校サッカー・クラブユース
静清グランドにて選手権予選2次リーグを観戦。
なお静清グランドは学校ではなく、新東名の藤枝IC出口の側にある。
父兄の方で「間違って学校に行っちゃって遅れた」と言ってる人がおり、間違えやすいので注意。


加藤暁秀 1-2 袋井

得点
前半40分 (加)9光原のミドルシュート
前半40分 (袋)6和田のエリア内シュートをDFがブロックするがPK判定、6和田がPK決める
後半30分 (袋)縦パスを受けた13西村が前線へスルーパス、裏へ抜け出した8伊藤がドリブルでGKをかわしシュート


暁秀スタメン
      1杉村
15白砂 3岩渕 4世古 2西尾
      7川口
10伴仲 11平山 6藤原 8竹内
      9光原
交代
後半17分 平山→12島(島が光原と2トップ)
後半17分 伴仲→13鈴木
後半34分 竹内→16工藤


袋井スタメン
      1井口
5大澤 4岩瀬 2朝比奈3深田
    
9山本 13西村 14本多 6和田
 
    11佐久間12山口
交代
後半26分 山口→8伊藤
後半?分 和田→18大長(戸塚が左SB、大長が2列目左)
後半35分 深田→7戸塚


感想
袋井が逆転勝利。決勝トーナメント進出に向けて大きく前進した。
試合は前半は暁秀ペース。決定機も2回作ったが決めきれなかった。0-0のまま前半終了かと思われたが9光原がミドルシュートを決めて先制。ようやく暁秀が先制したと思いきや、その直後に袋井がPKですぐに同点に追いついた。
後半は五分五分の展開から袋井が代わって入った8伊藤が決めて勝ち越し。袋井が勝ち越しを決めた後は暁秀が攻め込むがこれと言った決定機を作ることは出来ず、袋井が勝利した。
袋井は長身FWの12山口にボールを集める戦術。ハイボールを12山口に当ててそこから展開するシーンが目立っていた。鳥栖の豊田にボールを集める戦術をイメージに近い。このままずっと12山口の高さを活かしていくのかと思っていたら、後半26分に12山口から8伊藤にスパッと交代。結果的にはこの交代の采配が的中した。高さが特徴の山口から小柄で技術のある8伊藤という全く対照的な選手を投入してきて、攻撃の形をそれまでとガラッと変えて勝ち越し点を奪った。
暁秀は一昔前のキック&ラッシュは全く見られなくなった。今の暁秀がやっているのは俗に言う今どきのよくあるサッカー。今日は前半の決定機を決めたかったが決めきれず。後半はほとんど攻撃の形を作ることが出来なかった。