まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『黄金色の私の人生(原題)』3話まで

2018-01-17 23:32:06 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                    

レビュー一覧は、こちらから。

 

「ジアンよーっ

と叫んだミジョン。

 

テスとミジョンがジアンを見つけたのは、双子の娘のうち、一人を失くした直後でした。

交通事故でした。ミジョンがちょっと目を離した隙に、バイクにはねられてしまったのです。

お墓に行った帰り、ジアンが一人うずくまるように座り込んでいたのです。派出所に聞いても迷子の届け出は出ていなかったし、死亡届も出して無い状況での出会いでした。

捨て子だと思いました。山奥にたった一人でいたのですから。

そして、死んだ娘と背恰好が似ていたため、二日後ドバイ転勤連れて行ったのです。

 

ミョンヒはミジョンを責めました。

でも、ミョンヒも過失があったのかもしれません。彼女が気付かないうちに、連れ出されてしまっていたのです。

 

ミョンヒは、すぐにでも娘を取り戻したい気持ちでした。だから、ミジョンからジアンに話しなさいと言いました。

チキン店でアルバイトに励むジアンを見たら、可哀相でならなかったのでしょう。こんな貧しい暮らしをしていることも。

 

テスは、ジアンが会社を辞めた後、全然休まずにアルバイトをしていると聞き、心配になりました。

で、ジスからアルバイト先を聞き、こっそりと会いに行きました。

用事で来たから・・・と嘘を言い、美味しいモノを食べさせ、お小遣いをあげようとしました。

でもね、ジアンには、父の言葉が嘘だとすぐに分かりました。自分を励ますために来たのだと察せられたのです。

有難いと思いました。

でも、父にまだこんな心配をかけてしまう事を恥ずかしく心苦しく思ってもいました。

駅の階段を降りて行く父の後ろ姿を見送ったジアン。

歩きだしてふと振り返ると、父が自分を見つめている事に気が付きました。一旦降りた階段をもう一度上って来て、娘を見守っていたのです。

こういうシーン、じ~ん・・・とします。

きっと誰もが経験したことがあるでしょうね。親が子を、子が親を案じながらいつまでも見送るというシーン。細かいことだけど、心が何とも言えない温かさとか切なさで一杯になります。

 

ジスは、電話番号を教えたにも関わらず、ヒョクから何の連絡も無い事が気になって仕方がありませんでした。

あまりにもあからさまなジスの態度なので、周囲の人にヒョクへの片思いがばればれです。

つい、不安な気持ちをジアンにぶつけたんですが、ジアンは自分の事だけで精いっぱい。冷静に話を聞いてあげる余裕などありませんでした。

珍しくジスに苛立つジアンでした。

 

ミョンヒは、夫ジェソンにウンソクの事を報告しようとしました。

ところが、丁度親戚の法事に出かけていたジェソンは、それほど大事な用事だとは思わず、翌日に帰ると言って電話を切ったのです。

ジェソンとミョンヒの夫婦の間には、何やら冷たい空気があります。

ウンソクを早々に諦めたことがミョンヒには許せなかったのでしょうか。

 

翌日、アルバイトに行くと、店長から突然解雇通知が。

前日に何も知らされていなかったジアンは怒りました。

でも、店長から、補償として1週間分のお給料が渡されたので、受け入れました。

ここでジアンの正直さが出ました。

お給料をチェックして、半分を店長に返したのです。正統な分しか受け取らなかったのです。

これはミョンヒが手を回したことでした。勿論、お金も・・・。

 

ハジョンから、治療費と示談金の催促が入りました。

その時、ジアンはドギョンとの約束を思い出したのです。このところの騒動で、すっかり忘れてしまっていました。

慌てて連絡を取り、謝りました。

既にジスから事情を聞いているドギョンは、ジアンの悲惨な境遇に同情していて、500万Wも辞退しようかと考えたりしてました。でも、一応約束は守らせようと考えました。

丁度その時、参加しているイベントで通訳兼司会の補助を必要としていたのです。

語学ができるとジアンから聞き、高額なアルバイトだと呼び寄せたのです。その報酬を500万Wと相殺し、残りを払ってくれればよいと言いました。

ジアンには願っても無いことです。

 

イベントでジアンは能力を発揮し、立派に務めました。

 

イベント終了後、報酬を支払う約束だったのに、ドギョンの姿が見えません。

既に帰っていたのです。

と言うのは、妹のソヒョンから、ウンソクが見つかったと言う連絡が入ったからなのです。

帰宅したジェソンに、ウンソクを見つけたと報告したミョンヒ。

流石に驚き、自分に何も相談せずに一人で事を進めようとしていた事をなじりました。

喜ばしい事なのに、両親は喧嘩してて、挙句の果てに母が倒れたと言うんじゃ、帰らざるを得ませんよね。

 

バスも無く、雨も降ってきたと言うのに、ドギョンと連絡が取れないジアン。

携帯のバッテリーも切れそうになり、途方に暮れて田舎道を一人とぼとぼと歩きました。

そこにヒョクから電話が。

ヒョクも、ジアンから何の連絡も入らないのを不安に思っていたのです。ジスと同じ状況にあったってことですね。

意を決して電話をかけたら、ジアンの震える声が聞こえて来たわけです。慌てて飛び出して行ったのも当然です。

 

同じころ、ドギョンもやっとジアンから何度も連絡が入っていたことに気づいていました。

ドギョンも、ウンソクの事で頭が一杯で、ジアンとの約束をすっかり忘れてしまっていたのです。おまけに車に携帯を置きっぱなしにしていたので、ジアンからの連絡にも気付かなかったってわけ。

罪悪感に駆られて、イベント会場に向かったドギョン。

ジアンを見つけた時は、既にヒョクが駆け付けてジアンの傍にいました。

ほっとしたような、少々寂しいような、感情だったみたいですね。

 

この間、ミジョンは何度もジアンに事情を打ち明けようとしていました。

でも、余裕の無いジアンに話すタイミングが無くてね。

結局、何も言わずにジアンをジェソンとミョンヒの待つホテルに連れて行くことになってしまいました。

 

目の前に現れたジアンを、ジェソンとミョンヒは食い入るように見つめました。

ジアンは事の次第がまるでわからず、戸惑うばかりでした。

とりあえず食事を・・・となったのですが、前日から殆ど何も食べて無かったジアンは、がつがつと食べちゃって・・・。

それをミョンヒたちは驚きの目、そして憐みのこもった目で見つめていました。

事情を知らないので、ここまで貧しい家庭だったのかと勘違いしたでしょうね。

 

ある程度食べて空腹じゃ無くなった時、ジアンは目の前の上品な二人の正体に気付きました。雑誌で見かけたことがあったからです。

驚き慌てたジアン。まさか、そんなお偉い人たちと母親が知り合いだったなんて、思いもよりませんから。

「なんで知ってるの?」

と、小さな声でミジョンに聞きました。

「お前の事で知り合ったの。」

そして、ミジョンは一気に言いました。

「お前の実の親なの。」

 

大混乱なジアンです。

嬉しいとか悲しいとか言う感情はまだこの時は、無かったようです。

ただただ驚いて夢の様な気分だったのでしょう。

 

ミジョンが、ジアンをウンソクだと言ったのは、もしかしたら、これまで人一倍苦労してきたジアンを、少しでも幸せにしてあげたいと言う思いが過ぎった所為かも知れません。

ジスを渡したくないと言う気持ちや、ミョンヒに対する反感もあったかもしれません。

でも、ジアンの苦労に報いたいという思いの方が強かったんじゃないかと、私はこの時思いました。

韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『黄金色の私の人生(原題)』2話まで

2018-01-17 18:12:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                 

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジアンとジスの父ソ・テスは、以前は会社を経営していましたが、倒産してしまい、現在は肉体労働をしています。

でも、仕事の内容は、家族には話していないようです。心配をかけたくないからでしょう。

少しでも稼ぎの良い仕事を・・・と頑張っています。

彼らの家族は、とても仲が良いです。

長男のジテは会社員で4年も付き合ってる恋人がいます。恋人のスアはそろそろ結婚を切り出して貰いたいそぶりを見せていますが、ジテはまだまだ・・・と言う感じ。考えているのかもしれませんが、家族に打ち明けるまでの決心は出来ていないようですね。口数は少なく、表情も豊かではありませんが、長男としての意識は強く、妹や弟のことを彼なりに心配しているのです。

二男のジホは、浪人中ということですが、実はデパートで働いています。ジテと違って愛想が良く、客受けも良いみたいです。一見すると、ちゃらい感じはしますが、彼も家族の事を大切に考えているのはジテと同じです。

母のヤン・ミジョンもまた、いたって普通の母親です。夫の身体の事を心配しながらも、もう少し稼ぎの良い仕事があればと思っているし、子供たちの結婚や就職についてもあれこれ心配しているのです。

ジアンとジスも、正反対の性格ですが、お互いの事を一番分かり合ってて、良き理解者でもあるのです。

父のテスが1カ月地方で仕事をするためにバスで出かけるのを、兄妹たち4人が見送るシーンがあるのですが、温かくてね。そんな4人の子供たちを、テスが嬉しそうに愛しそうに見つめるのです。

貧しいながらも、真面目に正直に生きている家族です。

 

ジアンは、上司からも、次は必ず正社員になれると言われていました。

で、期待をしながら発表を待っていたのですが、なんと、部長が紹介したのは、新入社員。

1名という正社員の枠に、契約社員では無く、外から入社してきた人物を宛てたのです。皆驚きました。ジアンはそれ以上にショックでした。

なぜなら、紹介された人物と言うのが、前日会ったばかりの友人ハジョンだったからです。

 

前日には決まっていた筈なのに、一切打ち明けてはくれませんでした。

そして、今日いきなりの出現ですよ。

怒りがこみ上げてくるのは当たり前。

すぐにハジョンの後を追ったジアン。

言わなかった理由を聞きました。

そしたらなんと、ジアンの顔が見たかったからだと言うじゃありませんか。

大学時代から、貧しいのに、全然ひねくれていないし、人に縋る事もしなかったジアンの事が、気に入らなかったというのです。ハジョン自身は、裕福な家庭に育っていました。だから、友人は自分に媚びへつらったりするのに、ジアンは全くそう言う事が無くて、いつも堂々としていたわけで。

だから、今回、ジアンが正社員に決まりそうだと言う事が分かってて、敢えて父親のコネを使って座を奪い取ったってわけです。それを知った時のジアンの劣等感溢れる表情を見たかったのです。

これで激怒しない人はいないでしょう。

ジアンは、怒りのあまり、ハジョンを殴りました。

一切手加減無く、殴りつけました。会社の前で掴みあいの大げんかになってしまった二人は、そのまま警察に通報されてしまったのです。

 

警察でも、ジアンは家族に連絡をしませんでした。示談にも応じるつもりはありませんでした。

ハジョンが告訴すると言うのなら、自分は出るところに出て、ハジョンの卑劣なやり方を公にしてやると言いました。

そこまでになると、分が悪いのはハジョンですわ。

駆け付けて来たハジョンの父は、ジアンに謝りました。娘のやり方は酷いと公平に判断したのです。ただ、ジアンの暴力も度が過ぎてると注意する事も忘れませんでした。出来た人物で良かったです。

 

事は落着しましたが、ジアンは落ち込みました。

呆然としました。

正社員になれると意気込んでいた気持ちが一度にぺしゃんこに押しつぶされてしまったのです。

それでも、家族に心配かけたくないと、傷だらけの顔をマスクで隠し、家に帰りました。

詳細を聞かなくても、家族は皆察していました。

電話が無いということは、正社員に成れなかったんだと皆分かっていました。だから、ジテは何もしてあげられないけど、ジアンの愚痴を聞いてあげようと早く帰宅し、ジホもまた、友達の誘いを断って帰って来たのです。

 

ジスはその日、ヒョクに告白しようとしていました。朝、お気に入りのパン屋に就職させてもらえることになり、幸先良いとうきうきしていました。

ヒョクが携わっていたカフェの工事も終わり、その日カフェがオープンするので、もう会えなくなる可能性が高いからと、その日をD-dayと決めていたのです。

実はその店のオーナーはヒョクの姉なんです。

ジスは、何杯もコーヒーをお代りしながら、告白のチャンスを探していました。

ヒョクの姉は、ジスの気持ちに気づいたようですが、彼女も引っ込み思案な性格のようで、特にアシストする事も無く、見守っているだけでした。

しかし、とうとう夜遅くなってしまい、その時ジスはジアンから何の連絡も入っていないことに気付き、急いで家に帰るしかありませんでした。勇気を振り絞って、ヒョクの携帯を取りあげ、自分の番号をインプットするのが精いっぱいでした。

 

ヒョクも、ジアンからの連絡を待っていました。

ランチを一緒にした時、カフェのオープンの事を話し、誘っていたのです。

何度連絡を入れても、電源が入っていなくて通じません。不安でした。

 

一方、ドギョンの母ミョンヒは、DNA鑑定の結果を見て、立ちすくんでいました。

親子だという結果が出たからです。

お金と引き換えにこの情報を送ってきた女はジアンとジスのどちらかが、ミョンヒの娘だと知らせて来ました。

ミョンヒはそれで終わる様な女性じゃありません。

ちゃんと情報提供者の居場所を特定させ、直接事情を聞きだしたのです。半ば脅して。

ジアンとジス、そしてその家族についての詳細な情報を手に入れたミョンヒ。

テスとミジョンの間には、確かに双子の女の子が生まれたようです。でも、一人が亡くなってしまったんだとか。なのに、今現在、双子がいるわけで・・・。

 

すぐに顔を見に行きました。

どちらが娘のウンソクなのか、判断は出来ませんでした。

でも、ジアンがつい最近まで自社の契約社員だったと知ると、何か因縁を感じたようです。

 

ドギョンは、ジアンからその後何の連絡も無いし、修理費の500万Wも振り込まれて無い事を知ると、ムカついて来ました。

何度電話しても電源が切られたままなので、逃げる気かと思いました。

イライラしながら待っていると、ジアンからメールが届きました。直接会うと言う内容です。

 

で、出向いてみると、現れたのはジス。

携帯に入っていたドギョンのメッセージを聞いて、てっきりジアンが脅されていると勘違いしちゃってね。代わりに自分が何とかしようと出向いてきたってわけ。

ま、ドギョンが事情を話したので、誤解はすぐに解けましたけどね。

この二人、本当は兄妹なんですよね?なんだか、ちょいと抜けてるところが似てる気がする。

 

ミョンヒは、直接出向いて行きました。

ミジョンに会い、真っ直ぐに聞きました。ジアンとジスのどちらが、私の娘なのか?・・・と。

 

突然の事に驚き、混乱したミジョンは、どちらも自分の娘だと言い張りました。

でも、ミョンヒは25年もの間、我が娘を探し続けてきた哀れな母親だと言う事を察したのか、とうとう叫びました。

「ジアンよ

ジスなのに

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『黄金色の私の人生(原題)』視聴開始

2018-01-17 15:50:26 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                   

レビュー一覧は、こちらから。

 

ソ・ジアン=シン・へソンさんは、へソングループの契約社員。

日々、上司の命令に一切逆らわず、言われたことは公的私的関係無く何でもやりこなしています。そうすることが、正社員への道だと考えているのです。

実際、能力もあるジアンは、皆に重宝がられていました。

同じ契約社員仲間からは、プライドを捨ててそこまでやるかと、少々呆れられていますが・・・。

でも、ジアンにとってはプライドなんてこと言ってられないのです。

 

チェ・ドギョン=パク・シフssiは、そのへソングループの御曹司。

海外留学から帰国し、戦略企画チームのチーム長として働いています。創業者を祖父に持ち、母はその娘。父は婿養子として現在グループの副会長を務めているというバリバリの財閥一家です。

見た目も洗練されているのですが、ノブレス・オブリージュ(財産、権力、社会的地位の保持には社会的責任を伴う)の実践を心がけています。

当然、プライドも相当高いようですね。

 

ジアンの二卵性双生児の妹がジス=ソ・ウンスさん。

歯科衛生士の専門学校を卒業後、近所の食堂でアルバイトをしています。

で、配達先で出会ったソヌ・ヒョク=イ・テファンssiに片思いしています。告白のタイミングを見つけようとしてはいますが、まだそのチャンスは訪れていません。

彼女自身は大のパン好きで、お気に入りのパン屋に入り浸り、製法を教えてもらおうとしていますが、今はまだうざがられているだけです。

 

そのソヌ・ヒョクは、ジアンに片思いしているようです。

高校の同級生のようですね。

その後、ジアンとは会えなくなっていたのですが、忘れてはいなかったようです。ひょんなことから再会したのを、運命だと感じています。

勿論、ジアンとジスが双子だなんてことは、まだ知りません。

ヒョクの姉がカフェを開く準備をしているところに、お弁当を配達に来たのがジスで、一目ぼれしたというわけですが、今のところ、ジスを変な子・・・くらいの見方しかしていません。

 

ある日、ジアンは、いつものように部長からプライベートな用事を頼まれて出かけていました。

部長の車を使って部長の娘を塾に送って行ったのです。

車は翌朝会社まで乗ってくれば良いと言われたので、ジアンは以前から約束していた友達との食事会に出かけました。

ところが、歓談の最中に部長から急用の連絡が入り、急遽車を部長の自宅まで持って行かなくてはいけなくなったのです。

急かされて慌てて猛スピードで飛ばしていたジアン。

途中で、接触しそうになった車があったことにも気付きませんでした。

 

その車を運転していたのが、ドギョン。

乱暴な運転のジアンの車を避けるためにハンドルを切ったので、道端の標識にミラーをぶつけてしまいましたよ。

怒ったドギョンは、ジアンの車をこちらも猛スピードで追いかけ、すぐ前に割り込んだのです。

その所為で、ジアンは追突しちゃった・・・。

 

車を降りて、話し合う事態になったんだけど、何せ急いでいるジアンは、ドギョンとの交渉も落ち着いて出来ません。

で、偶然そこに行き合わせたのが、ヒョク。

あまりにも嬉しい偶然に、嬉しくなったヒョクが、お構いなしに話しに割り込んで来たため、事はさらに混乱しちゃいました。

ま、ヒョクも急ぎの用事があったので、その時はそのまま別れました。

 

ジアンは部長から、保険を使わず、現金で処理しろと命令されました。

で、ドギョンにその旨を話しました。自分の立場も正直に話しました。契約社員だということ、上司の命令でプライベートな用事をしていたこと・・・等々。

修理には、2000万Wくらいかかるとドギョンが言うと、ジアンはあまりの高額に驚いて手が震えました。

その様子を見たドギョンは、哀れに思いましてね。ジアンの出せる金額500万Wで良いと言ってあげたのです。

優しいんですよ、ドギョンは。

 

実は、ドギョンには、25年前に行方不明になった妹ウンソクがいます。

ドギョン母の元に、その娘の居所を知っていると言う匿名の手紙が届きました。

次に証拠も送る・・・とありました。

 

そして次に送られてきたのは、歯ブラシ。

DNA鑑定を・・・というメモも入っていました。

メールで写真も届きました。

ジアンとジスが写っている写真と、ヘアピンの写真。

ヘアピンは、ドギョン母とおそろいのモノでした。娘のウンソクの髪を留めたものだと、すぐにドギョン母は分かりました。

二人のうち、どちらかが、ウンソクだと匿名の主は言っています。

 

それは、ジアンの家に、化粧品のセールスだと偽って入り込んだ女が、こっそりと洗面所から盗んだモノでした。

この女は、何故、知っているのでしょう。

韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「黄金色の私の人生(原題)」あらすじ

2018-01-17 14:22:09 |   ★「あ」行

                                 

パク・シフssi、シン・へソンさん、イ・テファンssi、ソ・ウンスさん出演で、高視聴率を継続している作品。

久々の長編です。完観できるか、心配になってます・・・

脇役が多かったシン・へソンさんですが、このところ、たくさんの作品でお目にかかるようになったなぁと思っていたら、とうとうこの作品で主演を。

ちょいとふっくらした感があるパク・シフssiとの共演、どんな雰囲気になるでしょう。楽しみです。

 

 

    1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで  9話まで  10話まで

    11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話まで  17話まで  18話まで  19話まで  20話まで

    21話まで  22話まで  23話まで  24話まで  25話まで  26話まで  27話まで  28話まで  29話まで  30話まで

    31話まで  32話まで  33話まで  34話まで  35話まで  36話まで  37話まで  38話まで  39話まで  40話まで

    41話まで  42話まで  43話まで  44話まで  45話まで  46話まで  47話まで  48話まで  49話まで  50話まで

    51話まで  52話(最終話)まで

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『むやみに切なく』完観

2018-01-17 12:53:12 | 韓国ドラマのエトセトラ
むやみに切なく DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュニョンは、ノ・ウルを病院に担ぎ込みました。

ウルの携帯を預かったジュニョンは、中におさめられていたウルの動画を見ました。ジュニョンには見せないけど、ジュニョンの体調を死ぬほど心配し、悲しんでいることを知りました。

ウルは急性腸炎で、大事には至りませんでした。

 

帰り道で、一人ふてくされたように先に歩くウル。

ジュニョンはマフラーを巻いてあげたり、コートを着せかけたりして優しくしますが、ウルの気分は最悪のまま。

その時、ジュニョンが海に向かって叫びました。

ウルの本音を知ったジュニョンは、自分も本心をぶちまけたのです。

 

助けてください!

死にたく無い、助けてください!

俺が死んだら、母さんはどうなる?

今まで親孝行出来なかった。母さんを傷つけてばかりだった。母さんにたくさん親孝行したいのに。死ぬなんて・・・。

俺は生きたい。死にたく無い。生きたい。

愛する人たちは皆ここにいるのに、ウルとやっと幸せになれるのに俺だけ死ぬなんて。

死にたく無い。生きたいです。助けてください。

怖いんです。すごく怖い。

 

泣きながら叫ぶジュニョン。

ウルは駆け戻り、ジュニョンを抱きしめました。

「私が悪かった。ごめんなさい。」

ジュニョンの方が、もっともっと苦しんでる・・・。ウルは痛いほど分かりました。

 

ジョンウンの告白テープが公開されました。ヒョンジュンです。

ヒョンジュンは出頭し、真実を述べました。一切、隠すことなく、これまであった事実を全て供述したのです。

取り調べに当たった刑事が頭を抱えるほど大きな、検察を巻き込んだ事件が発覚しました。

 

ジョンウンは海外に逃げようとしたところを逮捕されました。

ウル父の事件はこれで落着です。

これが私が信じてる世の中よ・・・とウルはジュニョンに言いました。

 

ジュニョンにヒョンジュンからメールが届きました。

『シン・ジュニョンの父親だったことを、死ぬまで誇りに思い幸せな記憶として大切にする』

 

ジテ母は必死に夫を救い出そうとしました。

でも、ヒョンジュンはそれを一切拒否しました。

ジテ母は激怒し、家から出て行ってと叫びました。

そのヒステリックで罪悪感が一切感じられない姿を見て、ジテはショックを受けました。まるで反省が見られないからです。

おまけに、夫を守るために実の息子まで事故に遭わせたと知り、もう言葉も出ませんでした。

以前、絶対に母から離れないでくれとヒョンジュンに約束させたジテですが、もう、その約束を守らなくて良いとヒョンジュンに言いました。捨てられても仕方が無い母の醜態だと思ったのです。

ヒョンジュンは罪を自覚し、怪物にならないよう努力してるけど、母はそれすら分かっていない怪物だ・・・と。

でも、ヒョンジュンはジテ母を捨てたりしないと言いました。傍にいると。

ジテ・・・泣きました。

やはり、尊敬に値する父だと思いました。

 

ジテがジュニョンに会いに来ました。

初めて、記憶障害が進んでいる事を知りました。既にウルのことも分からない時があるのです。ジテを初対面の人のように見ました。

ジュニョンの散歩について行ったジテ。

もしかしたら、俺の事知ってる?・・・とジュニョンが聞きました。

俺はどんな人間?・・・とジュニョン。

「とてもうぬぼれてて、生意気で口は悪いし、人を傷つけて自分だけ正しいと思ってる。でも的を得てる。しなくていい余計な行動をして僕みたいな卑怯者は凄く惨めな思いにさせられる。」

褒めてるのか?・・・褒めてる。

 

俺たち親しかったみたいですね・・・とジュニョン。

いいや、凄く嫌いだった・・・とジテ。

「だから、また会おう。その時は優しくする。実の兄の様に可愛がる。愛してやる。」

何なんだ・・・とジュニョン。

ジテは泣きました。

 

ここに至っても、ヨンオクは、ジュニョンに会いに行っていませんでした。

ジョンシクがヨンオクの指に指輪をはめました。それをしてジュニョンに会いに行って来いと言いました。

ジュニョンから母を頼むと言われたから・・・と。

ヨンオクは、息子が死のうとしている今、自分の幸せなど、考えられません。激怒しました。

でもね、ジュニョンの願いを聞いたのです。自分亡きあと、幸せにしてくれとジョンシクに頼んだことを。

 

ヨンオクが、ジュニョンの元を訪ねました。

でも、ジュニョンは母だと分かりません。

一瞬凍りついたヨンオクですが、すぐにウルの知り合いだと言い、家に入りました。ウルは出かけていたのです。

直後に帰宅したウルですが、二人の姿を見て、そっと家を離れました。二人だけの時間を持たせてあげたかったのです。

 

ヨンオクは、料理を作りました。

食べたジュニョンは感動しました。

「美味しい。最高。」

そして、思い出したのです。母の味だと。目の前の人が母だと・・・。

 

顔を上げられませんでした。泣いていました。

「母さん。ごめん、忘れてて。」

二人はやっと正直な気持ちで向きあう事が出来ました。これまで口に出来なかった事、したくても意地が邪魔して話せなかった思いを話しました。

俺は親不幸だった、胸が痛む・・・あなたも親孝行したわ。幼い頃、とても私を幸せにしてくれた。

「母さん、最善を尽くさなかったと思わないでほしい。俺は懸命に生きた。これ以上頑張れる自信はない。でも母さんに謝りたい。ごめん。本当にごめん。」

うんうん・・・とヨンオクは頷きました。分かってる・・・と。

「ドアを開けておくから。母さんに会いたくなったらいつでも来なさい。花が咲いても、あなたが来たと思う。風が吹いてもあなたを感じる。雨が降ってもあなたの気配を感じる。雪が降ってもあなたが来たと思う。ありがとう、ジュニョン。私の息子に生まれてくれて。」

「俺も。母さんが俺の母さんで本当に良かった。」

号泣ですわ

 

収監されているジョンウンに、ジテが面会に行きました。

そういう状態にあっても、ジョンウンは恨みつらみをジテにぶつけました。出所したら、復讐してやる!・・・と。

でもそこで、ジテから意外な言葉を聞いたのです。

昔、初めて会った時、ジテはジョンウンに好意を持ったってことです。

決してジョンウンを嫌ってはいなかったのです。罪を犯す前までは・・・。

卑怯な姿を知った時、気持ちが冷めたのでしょう。

でも、ジョンウンだけが卑怯と言うのではなく、自分も同じ面があることを、知ったジテ。嫌な面も含めてジョンウンだと言う事に気付いたのです。人は誰でもいろんな面を持っているのだから。

散々悪態をつくジョンウンに、静かに言いました。

「君に惹かれていたというの、信じる?」

そして、続けました。

「君がもってる力を使えば、ここを出られるだろう。だが、罪を償って出るんだ。待ってる。また話し合おう。君が永遠に再起不能か、それでもわずかな希望があるのか、希望があるのなら、僕が傍にいるから。」

 

ジテは、会社の様々な不正や経営悪化に関して、母と自分の責任を公表しました。

そして、母も自分も責任をとって経営から退くと発表しました。

 

ノ・ウルとジュニョンは二人で静かな時間を過ごしました。

そして、ジュニョンは疲れた・・・と言ってウルの肩に寄りかかり、そのまま息を引き取ったのです。

 

残されたウルや他の皆は、ジュニョンの思い出を大切にしながら、自分の人生を生きています。

 

やっぱり、現実のキム・ウビンssiと姿がかぶってしまって、余計に泣けました。

とにかく、一刻も早い回復を祈っています

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『むやみに切なく』19話まで

2018-01-17 04:51:37 | 韓国ドラマのエトセトラ
むやみに切なく OST Vol. 1 (KBS特別企画ドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

泣けた~っ 流石に泣けた~っ

 

ジュニョンの記憶は過去に戻ったり現在に戻ったりを繰り返していました。

それを知ってるのは、ノ・ウルだけのようです。

ウルは、ジュニョンが今どの時間にいるかを推定し、話を合わせました。

 

結局、ヒョンジュンはジュニョンの麻薬容疑を上手く処理したようです。

大きな権力って、何でも思い通りにできるのね。それが怖いですわ。

 

ジテは重傷を負いましたが、命は取りとめ、快方に向かっています。

この事故、単なるジテの交通違反が原因じゃ無さそうです。ジテ母がヒョンジュンを守るために、ジテの行動を止めようと動いたのです。

尾行させ、記者会見を邪魔しようとしたんですね。まさか、ここまで酷い状況になるとは考えてなかったでしょう。

それを、偶然かかってきた妻への電話で、ヒョンジュンは知りました。

流石に、ショックでした。自分たちを守るためには、ここまでするようになってしまったのかと、愕然としたでしょう。

ジテは血のつながりは無いけど、心からヒョンジュンの事を慕っていました。立派な検事である父を誇りに思い、だからこそ、嫌われたくない、捨てられたくないという思いから、父の言うとおりに人生を生きて来たのです。

ヒョンジュンもそれを知っていました。

だから、ジテが哀れでした。

 

ジュニョンは、ジョンウンの自白ビデオを必ず放送しろとウルに言いました。

邪魔が入ることは充分考えられるけど、それでも放送しろと。それがウルの仕事だろう・・・と。

「俺は逝くけど、お前は生き続ける。お前が信じられる世界を自分で作れ。」

ウルも、ジュニョンに言いました。

「あんたは悪く無い、ジュニョン。何千回も考えたの。認めたく無かったけど、あんたは悪く無い。ただ、運が悪かっただけ。そこにあんたがいて、私がいただけ。自分を責めないで。」

ジュニョンの目から涙がこぼれました。

 

ジュニョンの病気のニュースは、ヨンオクを打ちのめしました。

勿論、周囲の者たちもショックで、ジュニョンの顔をまともに見れません。

たまねぎの所為だと見え見えの嘘を言いながら号泣する母を見ると、流石にジュニョンも冷静ではいられません。

一番辛かったでしょうね、母に知られたことは。

 

ノ・ウルがジョンウンの自白テープを持っていることは、ジョンウンの口からユン議員に伝わりました。

勿論、どんな手を使ってでも奪おうと考えているでしょうし、少なくとも、放送だけは阻もうと思っていました。

で、ウルを呼ぼうとしたんですが、ヒョンジュンが割り込んだ形でウルを連れて行きました。

ヒョンジュンは、証拠というのが何なのか、内容までは知らなかったようです。ウルに、自白テープだと聞き、流石に固まりました。

ウルはUSBをヒョンジュンに渡しました。

「原本です。確認してください。明後日が放送なので、その前に返してください。それが唯一の証拠なので、必ず返してください。」

ヒョンジュンの正義への挑戦でしょうか。

 

テープの内容を確認したヒョンジュンは、泣きました。

父親の自分のようになりたいと検事を一生懸命目指していたことを、改めて聞き、泣けない筈はありません。

 

ヨンオクが、ヒョンジュンを訪ねて来ました。

ヒョンジュンに何か出来るとは思ってなかったでしょう。でも、一縷の望みがあるかもしれないと考えたのです。

力を持つヒョンジュンなら、病気を治せる医者を知っているかもしれないと、無駄だと分かっていても縋るしか出来なかったのです。

チェ検事のようになれと私が言ったの。父親のように生きろと言ったの。私の所為で、ジュニョンが病気になったんだ。私たちの罰をあの子が代わりに受けてくれてるのよ、そうすれば良いの?・・・。

ヒョンジュンの胸にその言葉が突き刺さりました。

何も言えませんでした。何も出来ないことは彼が一番分かっています。

 

ジュニョンがウルを郊外の可愛い家に連れて行きました。

二人で住もうと考えていた家です。

二人は新婚さんのように、幸せなひとときを過ごしました。

ところが、ヒョンジュンからの電話で、ジュニョンは記憶が過去に戻ってしまったのです。ウルが一緒にいると言う事をすっかり忘れて、待ち合わせの場所に飛び出して行ってしまいました。

 

ヒョンジュンがジュニョンに会いに行こうとした時、ユン議員が訪ねて来ました。

以前の言葉なんぞすっかり忘れたフリをして、すり寄って来ましたよ。

テープの件を、どーにか上手く対処してほしいと思っているのが見え見えです。

 

ジュニョンの様子を見たヒョンジュンは戸惑いました。様子がいつもと違うからです。

ジュニョンの話が随分昔のことだと気付いたヒョンジュンは、確認しました。

「最後に会ったのはいつだった?」

「高校生の時、傘をさしかけて・・・。」

素直に父親に声をかけてもらったことを喜ぶ大学生の姿です。

必ず国会議員になって、良い国にしてください・・・と純粋で曇りの無い目で言うジュニョン。

ヒョンジュンは涙を堪えることはできませんでした。

 

ノ・ウルは一人郊外の家でジュニョンが帰って来るのを待っていました。

ジュニョンは、記憶が現在に戻っていました。ウルと郊外に出かけた事を、すっかり忘れていました。

で、ジョンシクの誕生パーティをしていたのです。

願い事をしなよ・・・とジョンシクに言うジュニョン。

そして自分を願い事しても良いかな?・・・と聞きました。

「母さんを頼む。」

 

ヒョンジュンがウルに連絡して来ました。

「どうして私に映像を渡した?私がどんな人間か知ってるだろう?」

「ええ、ジュニョンの父親じゃないですか。」

ヒョンジュンは、泣けて来ました。何かを決心したようです。

 

ジクとナリがジュニョンを訪ねて来ました。

話の中で、ウルのことが出た時、ジュニョンは思い出したのです。ウルを郊外の家に残して来てる事を。

慌てて戻ったジュニョン。

ウルは膝を抱えてうずくまっていました。

体調が悪いのです。高熱がありました。

病院に行こうというジュニョンに、嫌だと言いました。

一緒に死にたいのか・・・と怒ったジュニョンに言いました。

「そうよ。ダメ?」

分かった、一緒に死のう・・・。

そう言って、ジュニョンはウルを抱き上げました。

 

いよいよ最終回です。

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『むやみに切なく』18話まで

2018-01-17 03:44:09 | 韓国ドラマのエトセトラ
むやみに切なく DVD-SET2
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

遅々としてストーリーが動かないと、少々じれったく思い始めていました。

今話でようやく進みました。

 

ジテから話を聞いたとジョンウンから言われても、驚く様子が見られなかったのには、理由がありました。

既にジテからジュニョンに報告が入っていたのです。復讐のために意図的に近付いたことをばらしたぞ・・・って。

流石に驚いたジュニョンでしたが、ジテの次の言葉に表情が落ち着きました。

「食事はしたか?薬は飲んでるか?」

罪悪感ゆえの問いかけだったかもしれません。

一旦切った電話に、すぐ折り返しジュニョンから電話が入りました。

ジョンウンに自白させるつもりだと言いました。ジテはこの時初めてジュニョンが事件の真犯人を知っていると分かったのです。

もし、自分の作戦が失敗したら、後はジテに任せたいとジュニョンは言いました。

以前、ジテが、ジュニョンとウルの復讐は自分がする・・・と言いましたからね。

ジョンウンが自白したら、ジテの両親はおしまいです。そうなると知ってて、ジテがジュニョンの頼みを聞くと思うのかとジテが問いました。

「他に思い浮かばなかった。とても辛い俺の気持ちを打ち明けられるのはあんただけだ。どう考えてもあんたしかいなかった。」

邪魔しても構わないとジュニョンは言いました。そうしたら、この世に失望して、未練なく死ねるから・・・と。

 

ジョンウンにプロポーズするシーンをウルに撮らせたのも、その日、真実を知らしめるためだったのです。

録画されたテープには、ウルが席を外した時のジュニョンとジョンウンの会話が入っていました。

ジュニョンの父親がヒョンジュンだとこの時点でウルは知りました。

そして、その後の監視カメラからの映像を、ジュニョンに渡されたPCで見たノ・ウル。

 

父の事件の真犯人がジョンウンだということを、カメラの前でジョンウン本人に突きつけたジュニョン。

そして、卑劣な父親を庇おうと愛するウルからUSBを奪った自分・・・。

ウルはPCの前で凍りつきました。

 

勿論、最初、ジョンウンは認めませんでした。

でも、ジュニョンの上手い誘導によって、カメラの前で自白してしまったのです。

証拠も証人も消されてしまってるけど、その瞬間、証拠ができたのです。

「これが最初で最後の願い事リストだ。」

ジュニョンがウルに言いました。

 

激怒してパニックになるジョンウン。

でも、どうすればこの危機を回避できるのか、分かりません。

 

ところが、その時、警察が。

ジュニョンを麻薬使用の疑いで逮捕しに来たのです。

証人も準備されていました。証拠もねつ造されていて、もう言い逃れは出来ない状況でした。

あまりにも揃った状況に、取り調べを受けながらも、ジュニョンは笑い出してしまいました。

この時は、ジョンウンの父ユン議員の仕業だと思っていたようです。

 

ジテは、これが母では無く父ヒョンジュンの仕業だと知り、愕然としました。

まさか、実の息子をこんなに酷い方法で切り捨てるなんて・・・。

ジョンウンが泣きついて来ましたが、電話を途中で切りました。救いの手を差し伸べるつもりはさらさらない気分でした。

 

ヒョンジュンは、妻に言いました。

自分がヨンオクを捨てた。妊娠も知った上で、自分が捨てた。君を選ぶために・・・。

全て妻がした事だと知ってて、自分が責任を負うという意志表示をしたのです。ジテ母は、罪悪感を感じながらも、感謝の思いの方が強いように見えました。

真っ直ぐで正義感の強かったヒョンジュンはどこに行ってしまったのでしょう。

そうやって犠牲を払って手に入れたモノを、今更捨てたくは無いと思っただけなのか。或いは、自分の所為で妻はヨンオクを切り捨て、自分がユン議員に逆らえなかったことが現在の混乱の原因だと、全て自分に原因があると考え、責任を背負う決心をしたのか・・・。

 

ウルは真実を知り、大きなショックを受けました。涙も出ません。

今はもう、そうまでしたジュニョンの気持ちを考える余裕もありません。ただ、何も考えたくない・・・、そんな感じでした。

ウルの前にジテが現れました。

きちんと状況を話しました。

今回の麻薬の件も説明しました。

「僕みたいに目をつむって知らないフリして生きたらいいのに。皆そうしてるのに。好きな女?良心と罪悪感が何だ。余命わずかなのになぜ戦う必要がある?卑怯な僕は恥ずかしくて立場がない。僕を憎んでも良いが、シン・ジュニョンは許せ。お願いだ。」

「嫌よ。」

そう言って、ウルはジテに背中を向けました。

 

ウルの弟ジクが全ての事情を知りました。ナリが話したのです。

ジクが付き合い出したハルがヒョンジュンの娘だと知り、黙ってはいられなくなったのです。

ジクは、ウルを責めました。何故黙っていたのかと。何故一人で苦しんでいたのかと。

「あんたが苦しむから。知った時点であんたの人生が終わる。毎日地獄のような苦しみを味わう。心から笑えないし、生きた心地がしない。たまに幸せを感じても、父さんは無念の死を遂げたのに幸せでいいのか、美味しいモノを食べていいのか、安らかに寝ていいのか、自分を責めて生きるのよ!私だけで充分。」

姉さん・・・。

もう話さなくていい・・・とジクは姉を抱きしめました。どれほど姉が苦しみ続けてきたかを初めて知りました。そして自分への愛情の深さも。

ジクは、ハルと別れました。

 

たくさんのマスコミ関係者が警察署の前で張り込んでいました。

既に、匿名の芸能人はジュニョンだと知れ渡っています。でも、事務所の代表は否定し続けていました。

 

ジュニョンにヒョンジュンが会いに来ました。

ヒョンジュンの仕業だと聞いたジュニョン。流石にこれは予想していなかったようです。

引退してヨンオクと海外に行け・・・とヒョンジュンは言いました。

「権力を得るために、母も捨てた?」

と、ジュニョンが言いました。驚いた表情を見せたヒョンジュン。父親が自分だとジュニョンは知らないと思ってたのかしら?

でも、何も答えませんでした。

「父さん・・・。今日だけだ。二度と呼ばない。あなたの息子だなんて、屈辱的で恥に思う。死ぬまで忘れないよ。」

そう言って出て行こうとしたジュニョン。

倒れちゃったーっ

 

これで、ジュニョンの病気が一気に公になってしまいました。

余命がもうあまり残されていない事まで・・・。

 

ジョンウンがウルを呼び出しました。

今度は堂々と会いに行ったウル。

ひき逃げ犯の顔を思い出した・・・とウルは言いました。

「今まで幸せに暮らしていましたか?」

と、ウル。

ジョンウンはお金の入った封筒を差し出しました。慰労金だと言いました。認めたわけじゃない・・・と。

封筒を受け取ったウルを見て、ジョンウンは蔑んだ表情を見せました。やっぱりお金につられた・・・と思ったのでしょう。

「映像は一切編集せずに放送局に渡します。このお金は証拠として警察に提出します。」

一瞬、怯んだジョンウンですが、ウルのような力の無いフリーのPDなんかに、何ができる?・・・と言いました。

「やってみます。力のある者が勝つとは限りませんから。」

ジュニョンssiもただじゃ済まないわよ・・・と脅すようにジョンウンが言いましたが、

「罪は償わないと。誰であろうと。」

と、ウルは平然と言いました。

そして、テーブルクロスを引っ張って、料理をジョンウンにぶちまけました。以前、彼女がされた様に。

 

ジテは、マスコミを集めて両親の不正を公表すると言いました。

そしてその会場に向かおうとしたのですが。

追っ手を振り切ったと思った瞬間、トラックがジテの車に突っ込んだーっ

 

どのくらい時間が経ったのか・・・。

ジュニョンが元気な様子でウルの前に現れました。

‘せん妄と言って幻覚症状が起ることも。一時的に過去と現在を混同します。驚かず温かく見守ってください’

と言う医師のセリフが。

ウルの膝に頭を乗せて眠るジュニョン。人生で一番懐かしく戻りたかった学生時代のジュニョンです。

韓国ドラマランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『むやみに切なく』17話まで

2018-01-17 01:16:03 | 韓国ドラマのエトセトラ
むやみに切なく DVD-SET1
クリエーター情報なし
NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュニョンは、状況がつかめなかったようです。だから、ぼ~っとした感じで立ち尽くしてしまいました。

ジョンウンが、指輪を外して来た・・・と抱きついても、じっと動きませんでした。

それを、ノ・ウルは黙って見つめていました。

そのうちに、焦点が合ったような目になったジュニョン。一気に頭の中に記憶が甦りました。

「思ったより早かったね、ユン・ジョンウン本部長。」

何事も無かったかのように言いました。

ウルの目の前で、ジョンウンと共に家に入ったのです。ウルに対して、残酷な態度だと言う事は充分分かっています。それでも、これが彼の選択だったのです。

 

ジョンウンの父ユン議員は、ジテとジョンウンの婚約を白紙に戻すと言いました。

それだけじゃありませんでした。

ヒョンジュンの政治家としての役職も、ジテ母の会社が請け負う筈だった事業の話も、無かったことにすると言ったのです。これくらいの仕返しはしないと、気持ちがおさまらないってことですね。

でも、ジテ母も負けてはいません。

ジョンウンにも好きな人がいるらしい・・・とジュニョンの事を持ち出したのです。

これは流石にユン議員も初耳だったようで。

激怒してジョンウンを呼びに行かせました。

 

ジュニョンは自らユン議員のところに行こうとしましたが、ジョンウンが止めました。自分から話す・・・と。

ジョンウンは秘書と共に、一旦自宅に戻りました。

 

ノ・ウルは、気が付いたらヨンオクの店に来ていました。

力なく座り込んで、泣く意欲すら失くしたウルを見て、ヨンオクは自宅に連れて行きました。

ウルと一緒にお酒を飲みました。

 

ジュニョンは、自分の記憶障害が始まった事を知り、いつなんどき混乱するか分からないので、忘れてはいけない事を動画に残しておくことにしました。

母はヨンオク・・・父はいない・・・と。

その時、ヨンオクから電話が。

洗濯機が壊れた・・・という話に、自分を頼ってくれたと喜んで行ってみると、それは口実で。

ウルが来てることを告げられ、動揺するジュニョンでした。

 

酔って寝ているウルを見つめるジュニョン。

ベッドから落ちそうになったのを見て、身体をその下に滑り込ませ、身体でウルを受け止めました。そしてそのままそっと抱きしめたのです。

 

翌朝、ウルはジュニョンの持ち物の中に、自分が作ったチラシがあるのを見つけました。

父の事件の時の情報を得ようと作った手作りのチラシでした。

ジュニョンが、気にかけてくれていた証拠です。

「ジュニョンは難関の法学部に入って、司法試験の1次にも受かったのに諦めたの。ジュニョンは親と違って良心と恥を知る奴なの。だからあの子を恨まないで。悪く言わないでちょうだい。」

ヨンオクの言葉がウルの心に沁みました。

 

ヒョンジュンがジュニョンに会いに来ました。

望みは何だ?・・・とヒョンジュンが聞きました。自分の周囲の混乱にジュニョンが関わっていると改めて気付いたからです。

「社会正義のためです。」

ジュニョンは答えました。

ジュニョン一人くらい、社会から抹殺するのは簡単だと言うヒョンジュン。

ジュニョンは、そんな事で怖がったりしません。人生を賭けてヒョンジュンの前途を阻むつもりなんですから。

 

ユン議員は、ジョンウンが何と説明しようと、ジュニョンとの恋愛を許すつもりはありません。

すぐにでも海外に行かせようとしました。

ジョンウンはそれに従うつもりは無いようです。

そんな時、ジテがやって来ました。そして、ジョンウンに言ったのです。

ジュニョンは、意図的にジョンウンに近づいただけで、恋愛感情は無い・・・と。ヒョンジュンに復讐するためだと。

あれ、それだけ?ジテは、まだ知らなかったんだっけ?ウル父のひき逃げ犯がジョンウンだと言う事を、ジュニョンが知ってるってこと。

 

ジョンウンは、すぐにその話をジュニョンに確かめに行きました。

ジュニョンは意図的に近付いたと認めました。

その上で、逃げろとジョンウンに言いました。また甘い言葉で引き留めるかもしれないから・・・と。

そんな事言われたら、ジョンウンは意地でも逃げないでしょうね。

でもやはり迷いました。

その時、ジテ母から連絡が入りました。復縁を要求して来ました。ジョンウンのひき逃げ事故の監視カメラの映像が残ってる・・・と。

脅しですな。

娘の犯罪を隠した国会議員と、圧力をかけられ従うしか無かった一介の検事の、どちらが大きな痛手を負うかしらね・・・なんて。

だけど、それは反対にジョンウンの背中を押す事になってしまいました。

父の一番欲しがっているジョンウンを奪う事・・・つまり結婚することが復讐になると言うジュニョンの言葉に、惹かれたのです。

目的地が同じならジュニョンと一緒に行く・・・とジョンウンは言いました。

 

ジュニョンから、撮影はウルにしてくれと言う要求が入りました。

カメラの前で愛する人にプロポーズするシーンを撮ってくれと言いました。相手はジョンウン。

あまりにも残酷なやり方に、ウルはショックを受けましたが、必死に気持ちを抑えながら撮影を開始しました。

ジュニョンを揺さぶろうと、質問をするウル。

でも、ジュニョンは却ってウルを傷つけるような受け答えをするのです。

ウルは、耐えきれずに一旦撮影を中断してしまいました。

 

ウルが席を外した時、ジュニョンはウル父の事件の話をしました。

突然の話に、ジョンウンは動揺しました。勿論、ジュニョンはジョンウンが真犯人だと知ってるとは言いません。検事である父が事件を隠ぺいした事を知った・・・と話したのです。

ジョンウンは、平気を装い、トイレに・・・と席を立ちました。

 

戻ってきたウルに、PCを渡し、モニターから目を離すなと言ったジュニョン。

モニターには、その後のジョンウンとの話が映し出されました。

検事だったら、そういうこともあり得るのでは?・・・と庇うような発言をしたジョンウン。

「俺の知る検事は違います。自分に不利益が生じて家族に見放されても信念と正義と良心を守るため命をかけてる。ひき逃げの被害者は俺の恋人の父親だった。そして彼女は真相を暴こうとした。俺は最低な父親を守るため自分の彼女を殺したんだ。」

ウルは、自分の事だと分かったかな?分かったよね?

 

突然、ジュニョンのスキャンダル記事がネットに出ました。

麻薬を使用している・・・と名前は出ていませんが、ジュニョンだと匂わせていました。

ヒョンジュンの仕業でした。

ジュニョンを潰そうと本気になったの?

人気ブログランキング

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする