まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『七日の王妃』2話まで

2018-01-08 17:21:28 | イ・ドンゴン関連

                                 

レビュー一覧は、こちらから。

 

人違いだと分かって、退散しようとしたチェギョンですが、ふと思いついたことがあって、燕山君を振り返りました。

兄になってください・・・。

なんて唐突な 燕山君は、こんな図々しい奴、見た事無かったでしょう。

その理由と言うのが、宿に部屋を求めても、自分の様な若造では貸してくれないに決まってる。立派な武将が兄だと分かったら、泊めてくれるに違いないという事だったのです。

出来心でチェギョンの頼みを聞いてあげた燕山君。

ところが、一緒に食べたクッパに薬が入ってたらしく、二人揃って意識を失ってしまったのです。

幸い、毒ではなかったので、意識は戻りましたが。

先に目を覚ましたチェギョンは、一人で逃げる事も出来たのに、燕山君をリヤカーに乗せて必死に都の門まで運びました。

途中で意識が戻った燕山君ですが、チェギョンにそのまま運ばせました。

 

やっとのことで門前まで来たんだけど、チェギョンは力尽きて倒れてしまいました。

燕山君が治療を受けさせ、意識は戻ったのですが、真っ先に聞いたのは燕山君の体調。

何故一人で逃げなかったのかと、呆れたように聞いた燕山君。

「家族を置いて一人では行けません。武士様が私の兄になってくれたでしょう?家族は生きるのも一緒、死ぬのも一緒です。」

チェギョンの言葉が胸に刺さったでしょうね、燕山君。

 

結局、燕山君は、自分たちに薬を盛った宿の夫婦を自分の手で殺してしまいましたよ。

 

チェギョンは家の前まで帰って来たものの、何と言って両親に会えば良いか・・・と途方にくれました。

手紙を盗られてしまいましたからね。口実が無いのです。

その時、立派な行列が自分の家に入って行くのを見ました。

チャスン大妃とチンソン大君でした。

チェギョンとの縁組を正式に話しあおうということです。

でもね、チンソン大君は何も聞かされないまま、連れて来られたって事らしく、ふくれっ面を隠そうともしません。

 

シン・スグンと妻も、戸惑いを隠せませんでした。

彼らがチェギョンを隠すのは、どうやら予言があったようです。王族と近づくなという・・・。

で、チェギョンが如何に至らない娘かというのを、これでもかってくらいにあげつらいましてね。どう考えても大君の妻などというのは務まらないと言ったのです。

それを盗み聞きしていたチェギョンは悲しくなりました。

自分を田舎に置いておくのは、やっぱり自分が恥ずかしい娘だからだ・・・と。

 

チンソン大君も、シン氏との縁組は兄の疑いを増すだけだと思っているので、全くその気はありません。

乗り気なのは、チャスン大妃のみ。

 

その時、盗み聞きに気付いたチンソン大君が扉を開けたもんだから、チェギョンの存在がばれちゃった

 

あの少年が縁組の相手だと知ったチンソン大君は、驚き、ますますその気にはなれません。

でも、チェギョンは、自分が王の弟である大君の相手にふさわしい立派な女性だと両親に認めてもらいたいがため、この縁談を受けたいと言い放ったのです。

チャスン大妃は、チェギョンに好ましい印象を抱いたようですが、チェギョンの両親は苦い顔です。

 

シン・スグンは、何としてもこの話を白紙に戻したいと考えています。

だから、チェギョンに翌日にでも田舎に戻るよう命じました。

 

チンソン大君は、燕山君に言いました。

シン氏の娘とは結婚しません。兄上を疑って命乞いするみたいだから。私を殺したりしないと分かっています。でも、歓迎されないのも分かります。なので、一生結婚しなくてもかまいません。ご命令なら一生大人になりません。

私は、兄上の弟として生きます。

必死の眼差しを見ると、その言葉を信じたくなるのも当たり前でしょう。

その夜は、チンソン大君の琵琶の音色を聞きながら、休んだ燕山君でした。

 

翌日、チェギョンはチンソン大君と約束した村に行きました。財布と手紙を盗んだ者を捕まえるためです。

チンソン大君は、盗んだと思われる少年を知っていたのです。

チェギョンは精一杯おめかしをしていました。この際、口説き落として結婚しちゃおうって作戦です。それが都に残れる唯一の方法だと考えたのです。

ところが、彼らが出向いた時、村は大騒ぎのさなか。

進上米を盗んだとして、その少年の家族が村人たちから責められていたのです。

 

庇おうと思ったチンソン大君ですが、母のチャスン大妃から、世間の事は聞かず見ず口を挟まずの立場でいるよう口を酸っぱくして言われて来ていたので、そのままスルーしようとしました。

でも、チェギョンはそんな事出来ませんでした。

思わず“大君”と口走ってしまったことから、事は大きくなってしまい、結局、チンソン大君が何とか少年を庇って事を収めることができたのです。

大君が村人に善政を施したってことで、後々に問題になりそうですわ。

 

庇ってくれた事に感動した少年は、チンソン大君とチェギョンに命をかけて仕えると約束しました。

でも、チェギョンは友達になろうと言いました。

チンソン大君と自分とその少年ソノは、この時友情を誓ったのです。

ま、チンソン大君はイマイチ本気にしていないようですけどね。

 

燕山君が悩んでいるのは、成宗の遺言を記した密旨の存在でした。

それが本当にあるのか。そしてあるのなら、今どこに?・・・とね。

イム・サホンが情報を掴みました。

成宗が臨終の時に宿直した史官が身分を隠して村に住んでいる・・・と。

既に監視はつけてあると言うイム・サホン。

その村が、ソノの住む村だったのです。怪しげな兵がソノの家の近くにいましたよ。

まさか、ソノの父親

 

イム・サホンは密旨の存在をチャスン大妃側が知っているかもしれない・・・なんて事を匂わせました。

チンソン大君との仲を裂こうとしていますよ。

疑念をかき立てるような言い方をしています。そして、一気にチャスン大妃たちを亡きモノにしてしまう考えのようですが・・・。

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『七日の王妃』視聴開始

2018-01-08 11:39:58 | イ・ドンゴン関連

                                

レビュー一覧は、こちらから。

中宗の妃だったチェギョンが廃位され、処刑されようとするシーンから始まりました。

・・・が、あれ?死刑に処せられたんだっけ?チマ岩伝説があるくらいだから、流刑かと思ってましたが。フィクションですと断りを入れてるくらいだから、もしかしたら、史実とは別の展開になるのでしょうかね。

 

イ・ドンゴンssi演じる燕山君は、朝鮮王朝10代の王で、最悪の暴君と評されています。

物語が始まるのは、燕山君の治世が始まって5年になる頃。多分23歳頃のこと。

暴君と言っても、最初からそうだったわけではなく、王位についてしばらくは善政を施していたようです。この時期は、その過渡期と言える頃でしょう。

既に、その気性の荒さとか、猜疑心の強さ、神経質な雰囲気は表に出ています。

 

その頃、世は日照り続きで作物も枯れてしまう有様。

昔から天変地異の原因は、王の不徳が原因だとみなされて来た時代です。燕山君は重臣たちにその対策を講じて貰いたいのに、皆、他の事を論じるばかり。

燕山君は、激怒し、干ばつを解決するまで、その場を動くなと命令しました。

重臣たちは、屋内ではなく、広い宮殿の広場で、炎天下の元、立たされることに。・・・倒れちゃいますよ。

 

現実的な解決策を求めた燕山君に、重臣は、気の向きが・・・とか、雨乞いの祈りを・・・とか、全く役立ちそうになり案ばかり口にしました。

その時、重臣のパク・ウォンジョンが提案したのが、皇室の婚姻。良い事をもたらすと言われているとか。

燕山君の異母弟チンソン大君の婚礼を考えてはどうか・・・と。

すると、突然、燕山君が傍に控えるシン・スグンに声をかけました。

「チンソン大君の舅になってくれるか?」

シン・スグンはもとより、傍にいたパク・ウォンジョンもイム・サホンも驚きました。

 

シン・スグンには、娘がいました。それが、シン・チェギョン=パク・ミニョンさん。この時はまだ子役のパク・シウンさんです。

父の命令で、乳母と共に田舎でひっそりと暮らしていました。絶対に都には来るなと言われていたのです。

その理由はまだ定かじゃありませんが、不安定な世の中の動きに巻き込みたくないという親心だったのかもしれません。

既に自分の妹は燕山君の妃となっています。政権中枢にいると言っても過言じゃないけど、燕山君の治世に不安を持っていて、いつなんどき政権が覆るか分からないという思いがあったのかもしれません。だから、娘だけは安全な場所にいさせたいと思ったのでしょう。

有力な豪族や貴族からの申し入れにも、首を縦に振らずにいたようです。

燕山君は、その娘の存在を知っていました。

 

チェギョンは、のびのびと育っていました。 

身分の上下の関係無く、村の人々と親しくしていました。

でも、父がいつまでたっても自分を都に呼びもどしてくれない事にも不満を持っていました。

で、ある時、乳母が使いの者に密かに手渡した手紙を抜きとり、それを口実に男の形をして一人都を目指して出奔したのです。勿論、乳母には内緒で。

 

一方、燕山君の異母弟ヨク・・・チンソン大君も、王族ではあるけど、比較的自由な毎日を過ごしていました。

幼い頃から、異母兄の燕山君を慕っていて、つい、“兄上”と呼んでしまいそうになります。

でも、身分もちゃんとわきまえていて、決して兄を押しのけて王位に・・・とは思っていないのです。

昔は、燕山君も弟を本当に可愛がっていました。

なのに、今、燕山君や彼の周囲がチンソン大君を警戒するのは、前王成宗の言葉があったためです。

 

元々、成宗はチンソン大君をとても可愛がっていました。

王としての素質は、燕山君より上だと考えていたようです。

その様子を見て来た燕山君。世継ぎである自分より父に愛されている弟を見ると、嫉妬しない筈がありません。

挙句の果てに、息を引き取る間際の成宗が、遺言として燕山君に告げたのです。

「チンソン大君が成人したら、王位を譲ってやれ。お前は朝鮮を滅ぼす。」

その言葉が密旨として残されているらしい・・・とイム・サホンが言いました。

婚姻によってシン・スグンとチンソン大君を結びつけ、これ以上力を持たせてはいけないと進言したのです。

 

街で偶然チェギョンとチンソン大君は知りあいました。

男の恰好をしているチェギョンと、何かと張り合う状況になってしまったのです。

財布や例の乳母が使いに託そうとした父シン・スグンに渡す筈だった物まで掏られてしまったチェギョンは、それがチンソン大君の仕業だと思い込み、後を追いました。

見つけた時、チンソン大君は血相変えて馬を走らせている時でした。

 

親友とふざけながら家に帰って来た時、彼を待っていたのは、燕山君と一行。

そこで、燕山君に言いがかりをつけられ、馬で勝負をする羽目に陥ったのです。勝たなければ、チンソン大君はもとより、親友二人の命も奪うと燕山君は言いました。

で、必死に馬を走らせていたのを邪魔したのがチェギョンだったのです。

そのままだったら勝てた筈でした。

激怒するチンソン大君だったのですが、後から来た燕山君の馬に蹴られそうになったチェギョンを助けることも忘れませんでした。

 

結局、燕山君に遅れて宮殿に到着したチンソン大君。

必死に誤解を解こうとしました。燕山君が何に怒っているのか、チンソン大君には分からなかったのです。

親友二人も連れて来られました。

二人を見て、チンソン大君は、目を閉じました。自分の命で二人を許してもらえるなら・・・と。

 

良いだろう・・・と燕山君は言いました。

剣を振り上げ、斬ろうとしたんですが、幼い頃、慈しんだ弟の姿が脳裏を過ぎりました。振りおろす事が出来ないまま、固まりました。

その時、チンソン大君の母チャスン大妃が駆け付けて来たのです。

流石に母親の目の前で息子を斬り殺すなんてこと、できませんよね。

亡き父成宗と母チャスン大妃という心強い後ろ盾があるな・・・と燕山君は言いました。そのおかげで堂々と生きる事ができるのだと。

「いいえ。私の一番強力な後ろ盾は兄上です。国王である兄上が愛し、可愛がってくれるので私は堂々とできるのです。」

涙をこぼしながら燕山君を見上げるチンソン大君。

 

燕山君にも分かっていたでしょう。

チンソン大君には何の罪も無い事を。そして権力への欲も無い事を。

しかし、二人の立場が幼い頃のまま弟を愛する事を許してくれないのです。

だから、悶々としてしまうのです、燕山君は。

 

それでも、自分の剣で傷ついたチンソン大君のために薬を持って行ってあげたら、なんと、タイミング悪く、チャスン大妃がチンソン大君に言い聞かせている時だったのです。

世の中の全ての人を信じても、唯一燕山君だけは、信じてはいけないのだ・・・なんてね。

それを聞いてしまった燕山君。

いくらチンソン大君が、自分は兄上を信じると言っても、耳を貸しませんでした。

「私はそなたを信じぬ。そなたを取り巻く全てを。」

 

母のチャスン大妃は、今見た姿が燕山君の本当の姿だと言い、チンソン大君に警戒心を持てと言いました。

でも、チンソン大君には兄を信じる気持ちがありました。

なぜならその日、落馬した自分は大怪我をすることなく、かすり傷で済んだわけで。それは全て兄が昔教えてくれたからだと分かっているからなんです。

愛しているからこそ、教えてくれたわけで、殺したいと本当に思っているのなら、これまで生かして来た理由が無い・・・と。

 

燕山君は、酷い言葉を言い放ったからと言って、気持ちが晴れたわけではありませんでした。

悶々とする気持ちを晴らしたいと、密かに宮殿を抜け出し、温泉に向かいました。

その姿を見かけたチェギョンは、チンソン大君だと思い込み、後を追いました。

そして、温泉地で、二人は出会うのです。

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