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想像がん・・・と聞いて、家族皆、ほっとしたところはありました。死期が迫っているわけじゃないと考えたからです。
死にたいほどのストレスで、死を強く望んだため、がんと同じような症状を作りだしたと言えるからです。
そして、がんでは無いと本人に告げたとしても、症状が無くなるとは思えないと医者は言いました。うつ病もあるようだから・・・と。
ジアンは、説明の途中で部屋を出てしまいました。
死にたいほどのストレス・・・それは自分も経験があるからです。そして、その原因の一端が自分にもあると思ったからです。
ジアンは、初めてジテに自殺を試みたことがあると打ち明けました。
ジテは、そこまでジアンが苦しんでいたとは思い及ばなかった自分を恥じました。テスが必死にジアンを探していたのは、こう言う事の可能性を心配したからだと、今になって分かったのです。
ところで、ジスとヒョクは、ごくごく普通のカップルになりました。
初めてのデートをし、心から楽しんだのです。
だけど、まだジスはジアンとのこと、そしてへソングループのことを打ち明ける勇気はありません。
ヒョクから、ジスとの事を聞いたジアンは、いずれは打ち明けないといけないとジスに助言しました。
今では、かなりの部分でジスとジアンの間ではしこりが取れて来ているようです。姉妹じゃないけど、お互いの事を一番知ってて一番理解できる関係になってほしいです。
ドギョンは新規事業が祖父の所為でつぶれてしまったけれど、くじけてはいません。
よりいっそう、一人立ちする意欲が湧いてきているようです。
唯一、ジアンの気持ちだけが不透明なままでした。
今回、ジアンが仕事を休んでいるのが、父親が倒れたからだとヨングクから聞き、ヒョクも知っていたのに、自分だけが知らないというのは何故なんだと苛立ちました。
ジアンは自分を好きだと言ってくれたのに、行動では示してくれません。看病をしてくれた事は知っていましたが、辛いことがあっても、一切打ち明けてはくれないどころか、全く頼ってはくれません。
それを責めると、他の人にも話したことはない・・・とジアンは言いました。
私たち、整理したのではないのですか?・・・とジアン。あなたがそう言ったでしょ・・・と。
何を言っても平行線で、近づく事が出来ないとドギョンは思いました。
でも、ジアンも辛いのです。それを打ち明ける事は出来ないジアンなのです。
ジホはアルバイトで貯めた資金を元手に、フランチャイズの店を始めようと計画していました。
ところが、契約した相手が悪かった。契約金を持ち逃げしちゃったんです。詐欺ですよ。
ジホだけじゃなく、たくさんの人が被害に遭ってしまいました。
ジホは、ショックで、目の前が真っ暗になりそうでした。
テスの居場所は、案外あっさりと突き止められました。
携帯の履歴を調べ、テスの両親が昔住んでいた家だと分かったのです。
まず、ジアンとジホが訪ねて行きました。
テスを責めることもせず、ただ、様子を見に来た・・・という体を装って、世話をしてさっさと引き上げました。
でも、二人は、テスの覚悟を見てしまいました。
壁に、万が一自分が倒れてしまった時のために、連絡先とか、こうしてほしいという要望を書いているのを見つけたのです。
ショックでした。
だけど、二人はそれに関しては何も言わず、明るく軽く話をして、又来る・・・と帰ったのです。
ジアンは、ジホと二人になった時、我慢していた涙がこぼれ落ちました。切ないですよね、ホント。
ジェソンがドギョンに会いに来ました。
ジェソンは、ちゃんとドギョンの行動を掴んでいたようです。ミョンヒには何も知らせていませんでした。
それどころか、ミョンヒやノ会長からドギョンを守っていたのです。情報がつかめないように、ドライブレコーダーのメモリとかを抜いていたのはジェソンでした。
「ジアンを諦めて帰って来なさい。」
全て知った上で、ジェソンは言いました。
お前はジアンを幸せにできないからだ・・・と。
ジアンと同じ境遇からへソングループの婿として生きて来た彼の正直な結論でした。
ジテはスアに子供を産んでくれと言いました。
それから離婚する・・・と。
子供は自分が育てる。スアの人生を奪う気は無い・・・と。
これが彼の結論でした。テスの生き方を知り、思いを知り、自分の気持ちも固まったようです。
ナムグはすっかり新婚ぼけ
以前のナムグとは正反対で、ジスにもパン作りを教えると言ってくれました。
ジスは大喜びです。早朝に来いと言われても、全然嫌がることはありません。
ところが、その話を聞いたミョンヒは、辞めなさい・・・と一言。
留学先が決まったからと。
あまりにも突然の話に、ジスが切れました。
「留学する気はありません。」
と、きっぱり。
うちの家のルールだと言われても、ジスは納得できません。
「留学させる理由は、私の学歴が低いからでしょ?私の意思や希望や夢は全く重要じゃない。私は絶対行かない。私の人生は自分で決めます。」
そして、続けました。
「財閥は特別だと言う根拠は何です?他の人よりお金を持ってるだけでしょ?教養やマナーや体面なんてうんざり。この家に来てから一日だって安らかに寝たことはない。私はソ・ジスです。これからもソ・ジスとして生きます。比較されずに愛されたソ・ジスのままで。」
流石ミョンヒの娘・・・と思いましたよ、あたしゃ。
ドギョンは、相変わらずジアンの行動が理解できず、悶々としていました。
で、またまたジアンを質問攻めに。
ジアンが家を飛び出した後、ヒョクが最初に見つけた事も気に入りません。ヒョクに連絡したと思っていました。
ジアンは冷静に説明しました。
へソンの家で与えられた携帯だから、初期化して捨てようとしたけど、中に送ってくれと言っていたドギョンの写真があったから、それだけ送った。父に自分の事を話してくれて、ありがとう。父を気遣ってくれて、ありがとう・・・。
ドギョンは、ジアンが何故インチョンに居たのかと言う事が気になりました。
だから、インチョンに行ってみたのです。
そして、ジアンが自殺を図ったことを知らされたのです。
これですべてつながりました。再会した時のジアンの気力の無さの理由が分かりました。自分を遠ざけようとするのも理解できました。
ショックでした。
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