まったり まぎぃ

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『黄金色の私の人生(原題)』3話まで

2018-01-17 23:32:06 | 韓国ドラマのエトセトラ

                                    

レビュー一覧は、こちらから。

 

「ジアンよーっ

と叫んだミジョン。

 

テスとミジョンがジアンを見つけたのは、双子の娘のうち、一人を失くした直後でした。

交通事故でした。ミジョンがちょっと目を離した隙に、バイクにはねられてしまったのです。

お墓に行った帰り、ジアンが一人うずくまるように座り込んでいたのです。派出所に聞いても迷子の届け出は出ていなかったし、死亡届も出して無い状況での出会いでした。

捨て子だと思いました。山奥にたった一人でいたのですから。

そして、死んだ娘と背恰好が似ていたため、二日後ドバイ転勤連れて行ったのです。

 

ミョンヒはミジョンを責めました。

でも、ミョンヒも過失があったのかもしれません。彼女が気付かないうちに、連れ出されてしまっていたのです。

 

ミョンヒは、すぐにでも娘を取り戻したい気持ちでした。だから、ミジョンからジアンに話しなさいと言いました。

チキン店でアルバイトに励むジアンを見たら、可哀相でならなかったのでしょう。こんな貧しい暮らしをしていることも。

 

テスは、ジアンが会社を辞めた後、全然休まずにアルバイトをしていると聞き、心配になりました。

で、ジスからアルバイト先を聞き、こっそりと会いに行きました。

用事で来たから・・・と嘘を言い、美味しいモノを食べさせ、お小遣いをあげようとしました。

でもね、ジアンには、父の言葉が嘘だとすぐに分かりました。自分を励ますために来たのだと察せられたのです。

有難いと思いました。

でも、父にまだこんな心配をかけてしまう事を恥ずかしく心苦しく思ってもいました。

駅の階段を降りて行く父の後ろ姿を見送ったジアン。

歩きだしてふと振り返ると、父が自分を見つめている事に気が付きました。一旦降りた階段をもう一度上って来て、娘を見守っていたのです。

こういうシーン、じ~ん・・・とします。

きっと誰もが経験したことがあるでしょうね。親が子を、子が親を案じながらいつまでも見送るというシーン。細かいことだけど、心が何とも言えない温かさとか切なさで一杯になります。

 

ジスは、電話番号を教えたにも関わらず、ヒョクから何の連絡も無い事が気になって仕方がありませんでした。

あまりにもあからさまなジスの態度なので、周囲の人にヒョクへの片思いがばればれです。

つい、不安な気持ちをジアンにぶつけたんですが、ジアンは自分の事だけで精いっぱい。冷静に話を聞いてあげる余裕などありませんでした。

珍しくジスに苛立つジアンでした。

 

ミョンヒは、夫ジェソンにウンソクの事を報告しようとしました。

ところが、丁度親戚の法事に出かけていたジェソンは、それほど大事な用事だとは思わず、翌日に帰ると言って電話を切ったのです。

ジェソンとミョンヒの夫婦の間には、何やら冷たい空気があります。

ウンソクを早々に諦めたことがミョンヒには許せなかったのでしょうか。

 

翌日、アルバイトに行くと、店長から突然解雇通知が。

前日に何も知らされていなかったジアンは怒りました。

でも、店長から、補償として1週間分のお給料が渡されたので、受け入れました。

ここでジアンの正直さが出ました。

お給料をチェックして、半分を店長に返したのです。正統な分しか受け取らなかったのです。

これはミョンヒが手を回したことでした。勿論、お金も・・・。

 

ハジョンから、治療費と示談金の催促が入りました。

その時、ジアンはドギョンとの約束を思い出したのです。このところの騒動で、すっかり忘れてしまっていました。

慌てて連絡を取り、謝りました。

既にジスから事情を聞いているドギョンは、ジアンの悲惨な境遇に同情していて、500万Wも辞退しようかと考えたりしてました。でも、一応約束は守らせようと考えました。

丁度その時、参加しているイベントで通訳兼司会の補助を必要としていたのです。

語学ができるとジアンから聞き、高額なアルバイトだと呼び寄せたのです。その報酬を500万Wと相殺し、残りを払ってくれればよいと言いました。

ジアンには願っても無いことです。

 

イベントでジアンは能力を発揮し、立派に務めました。

 

イベント終了後、報酬を支払う約束だったのに、ドギョンの姿が見えません。

既に帰っていたのです。

と言うのは、妹のソヒョンから、ウンソクが見つかったと言う連絡が入ったからなのです。

帰宅したジェソンに、ウンソクを見つけたと報告したミョンヒ。

流石に驚き、自分に何も相談せずに一人で事を進めようとしていた事をなじりました。

喜ばしい事なのに、両親は喧嘩してて、挙句の果てに母が倒れたと言うんじゃ、帰らざるを得ませんよね。

 

バスも無く、雨も降ってきたと言うのに、ドギョンと連絡が取れないジアン。

携帯のバッテリーも切れそうになり、途方に暮れて田舎道を一人とぼとぼと歩きました。

そこにヒョクから電話が。

ヒョクも、ジアンから何の連絡も入らないのを不安に思っていたのです。ジスと同じ状況にあったってことですね。

意を決して電話をかけたら、ジアンの震える声が聞こえて来たわけです。慌てて飛び出して行ったのも当然です。

 

同じころ、ドギョンもやっとジアンから何度も連絡が入っていたことに気づいていました。

ドギョンも、ウンソクの事で頭が一杯で、ジアンとの約束をすっかり忘れてしまっていたのです。おまけに車に携帯を置きっぱなしにしていたので、ジアンからの連絡にも気付かなかったってわけ。

罪悪感に駆られて、イベント会場に向かったドギョン。

ジアンを見つけた時は、既にヒョクが駆け付けてジアンの傍にいました。

ほっとしたような、少々寂しいような、感情だったみたいですね。

 

この間、ミジョンは何度もジアンに事情を打ち明けようとしていました。

でも、余裕の無いジアンに話すタイミングが無くてね。

結局、何も言わずにジアンをジェソンとミョンヒの待つホテルに連れて行くことになってしまいました。

 

目の前に現れたジアンを、ジェソンとミョンヒは食い入るように見つめました。

ジアンは事の次第がまるでわからず、戸惑うばかりでした。

とりあえず食事を・・・となったのですが、前日から殆ど何も食べて無かったジアンは、がつがつと食べちゃって・・・。

それをミョンヒたちは驚きの目、そして憐みのこもった目で見つめていました。

事情を知らないので、ここまで貧しい家庭だったのかと勘違いしたでしょうね。

 

ある程度食べて空腹じゃ無くなった時、ジアンは目の前の上品な二人の正体に気付きました。雑誌で見かけたことがあったからです。

驚き慌てたジアン。まさか、そんなお偉い人たちと母親が知り合いだったなんて、思いもよりませんから。

「なんで知ってるの?」

と、小さな声でミジョンに聞きました。

「お前の事で知り合ったの。」

そして、ミジョンは一気に言いました。

「お前の実の親なの。」

 

大混乱なジアンです。

嬉しいとか悲しいとか言う感情はまだこの時は、無かったようです。

ただただ驚いて夢の様な気分だったのでしょう。

 

ミジョンが、ジアンをウンソクだと言ったのは、もしかしたら、これまで人一倍苦労してきたジアンを、少しでも幸せにしてあげたいと言う思いが過ぎった所為かも知れません。

ジスを渡したくないと言う気持ちや、ミョンヒに対する反感もあったかもしれません。

でも、ジアンの苦労に報いたいという思いの方が強かったんじゃないかと、私はこの時思いました。

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