まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『七日の王妃』8話まで

2018-01-11 19:18:24 | イ・ドンゴン関連

                                

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ソノがチンソン大君を見限って・・・というのは、見せかけだけの口げんかでした。

仲間に迷惑をかけないため、出て行ったと思わせて、実はチェギョンの傍に兵として潜り込んだのです。守るために。

ミョンへがチェギョンに毒を飲ませようとした時、ソノが声をかけました。で、未遂に終わったのです。

 

でも、チェギョンは門の上に磔となってしまいました。十字架に縛られた状態です。

囮でした。

必ず盗賊・・・大君がチェギョンを助けに来るとイム・サホンは思っていました。

現れたところを、待ち伏せし、殺してしまおうと言う魂胆です。

チェギョンは高い場所から潜んだ兵たちがよく見えました。

“来ないで”・・・と、心で祈りました。

ソノは、水を飲ませようとしました。でも、チェギョンは水さえ飲みません。死を覚悟しているとソノは思いました。

 

チンソン大君は、進上物の目録をチェックしていました。イム・サホンの不正の証拠を掴もうとしていたのかな?

その時、背中の矢傷を見た仲間が、毒矢の可能性があると指摘。

チェギョンが毒消しの応急手当てをしてくれていたので、軽い影響で済んだ大君。

その時思い出しました。チェギョンも矢傷を負っていたことを。

 

慌ててチェギョンが磔になっている門に行ってみたのですが、潜んだ兵の多さを見て、突入は断念。無謀ですわな。

大君は燕山君を利用することを思いつきました。

チェギョンを大切にしていた様子を見ていたからです。

 

燕山君は、チェギョンがそんな事になっているとはつゆ知らず、酒屋にいました。

助け船をだしたのに、チェギョンがそれを拒んだわけで。だったら、もうどうにでもなれ・・・って感じ。

そこに、矢文が射かけられたのです。

『昭義門でチェギョンが死んでいた。殺してくれて感謝する』

と、書かれていました。

 

慌てて駆け付けた燕山君。

チェギョンは毒がまわり、意識がもうろうとしていました。

遠くから駆けてくるのが、大君に見えました。

待たないと言ったけど、本当は待っていたのです。

 

危ないところでした。

御医の手当てを受け、チェギョンは命を取り留めました。

燕山君は、心配で傍を離れられません。自ら解毒剤を飲ませるほどでした。

 

燕山君が所用で部屋を出た時、大君がそっと入って来ました。

大君も、治療の様子を見ていたのです。燕山君が優しく解毒剤を飲ませるのも見ていました。

チェギョン、謝らないぞ。待たないと言っていたのに、待っていただろう。心の中で何度も俺の名前を呼びながら・・・。

呟くチンソン大君。

チェギョンの意識が戻りました。

朦朧としながら大君に言いました。これで借りを返せます・・・と。5年前、大君一人に罪をかぶせたことですね。

大君は、チェギョンから約束の証にもらった指輪を返し、部屋を出て行きました。

約束が無効なら、証は返さないと・・・と。

 

燕山君はイム・サホンに冷たく言いました。盗賊を捕まえろと言ったのに、なんてざまだ・・・と。

イム・サホンの手下たちが、チェギョンのように磔になっていました。

「今度余の命令なしに身内を傷つけたら、そなたの首をいただく。」

剣を突きつけられたイム・サホン。迂闊に動けなくなったかと思いましたが、まだチンソン大君とシン・スグンを捕えることを諦めてはいませんでした。

彼は燕山君の腹心は自分以外にいないと思っていました。

 

チンソン大君は、ソノと共にしばらく都を離れると言い置き、姿を消しました。

 

様々な天災を鎮めるためにも、罪人の恩赦が必要だと、燕山君はチェギョン赦免すると決定しました。

ところが、重臣たちがこぞってそれに反対したのです。

と言うのは、その盗賊が自分たちの家屋敷に盗みに入って、大きな被害を受けたんだとか。

盗賊を逃がしたチェギョンを赦免してはならないと訴えたのです。

これ、イム・サホンの仕業でした。

どうしてもチェギョンを釈放してはならないと考えたのです。

 

シン・スグンは燕山君の前に進み出ました。跪いて言いました。

辞職すると言いました。そして、娘チェギョンが共犯かどうかは定かじゃ無いが、一緒にいたことは確かなので、そのことについても、自分が娘の代わりに罰を受ける・・・と。

「絶対に許さぬ。」

と、燕山君は言いました。

燕山君の信任の篤さがよく分かりました。

でも、誰かが責任を取らなくてはいけないので・・・とシン・スグンは言いました。

ならば、盗賊を捕まえて来い王命だとして、どんな手段を使っても良いから・・・と燕山君。

イム・サホンは、今回もシン・スグンに負けました。

 

シン・スグンは、藁席待罪をしました。

それを知ったチェギョンは、病み上がりの身体で駆け付けました。

どうなることかと、重臣たちは遠巻きにして見ていました。

そこに、燕山君が。

「王様。王命の厳しさを損なってはなりません。どうか予定通り刑罰を与えてください。君主の罰は公平であるべきです。王様は私を救おうと尽力なさってくれ機会をくださいました。その機会に背いたのは私です。父では無く、私を罰してください。」

チェギョンの言葉は、燕山君の心に響きました。

でも、ふらふらのチェギョンをそのままにしてはおけませんでした。

内医院に運べ・・・と燕山君は言いました。

その時、チェギョンが倒れたのです。

 

「お待ちください

遠くから声がかかりました。

チンソン大君でした。

とうとう宮廷に現れたのです。

 

チャスン大妃は驚き、不安な表情を浮かべました。

 

誰だと聞かれた大君は、真っ直ぐに燕山君を見つめて言いました。

「ヨクです。帰って来ました。」

 

おおっもう、姿を現すの

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『七日の王妃』7話まで

2018-01-11 16:00:22 | イ・ドンゴン関連

                                

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どうすれば良いのか分からず、立ち尽くしているチンソン大君とチェギョン。

そこに、イム・サホンの手下たちが近づいて行くのが見えたミョンへは、咄嗟に自分に注意を向けました。

その隙に大君を逃がしたのです。

 

必死にチェギョンの手を取って逃げる大君。

でも、チェギョンの腕を矢がかすめ、次は大君の背中に矢が

どーにか、洞窟の中に逃げ込んだ二人です。

 

ここに至って、もう人違いだとは言えなくなりました。

会いたかった・・・とチェギョンは泣きながら言いました。

でも、大君は会いたい筈無いだろう・・・と。嘘ですよね。

自分がどんな目に遭ったかを、大君は話しました。チェギョンは、初めて知りました。

何故、王様に助けを求めなかったのか?・・・とチェギョン。

大君は、皮肉な目を向けました。その王様が命じたことだと思ってますからね。口には出しませんでしたが。

 

又好きになった人が大君で良かったです・・・とチェギョンは言いました。

日が昇るまで一緒にいましょう、最後だから。夜が明けたらもう二度と大君の名前を呼びません。会いたがるのも待つのも止めます。待つと言った約束は、もう無効です・・・。

そう、チェギョンは言いました。

 

その頃、イム・サホンは燕山君から預かった札を見せて、義禁府の兵を出して後を追っていました。口実は、進上物を盗んだ盗賊を追う・・・ということで。

 

そして、とうとうチェギョンが捕まってしまいました。

チェギョンは、洞窟とは違う方向に兵を導きました。

その間に、ミョンへたちが大君を保護したのです。

 

チェギョンは牢に入れられました。盗賊を逃がした罪です。

燕山君は、直接チェギョンから事情を聞きたいと会いに来ました。

でもね、チェギョン、今度ばかりは正直に全てを話すわけにはいきません。二度と自分の所為で大君を死なせてはいけないと思っているのです。

ただ、盗賊ではないと主張しました。濡れ衣かもしれないと。その他は、何も知らない、ただ偶然一緒にいただけだと。

燕山君は、チェギョンが嘘をついていると感じていました。

その男が、大君に似ているというだけで、ここまでする筈が無いと思ったのです。

 

燕山君は敏感でした。

チャスン大妃の様子を見に行き、至極明るい笑顔を見て、確信を持ったようです。

全ての事が、チンソン大君の生存を証明していると。

そして、5年前、イム・サホンが自分の許しも無くチンソン大君を襲ったということも察していたのです。

なのに、何故問題にしなかったか。

その時、自分が数十年ぶりに自由だと感じたからだと言いました。成宗の遺言、廃妃として死んだ母、汚れた血筋に対する大臣たちの偏見と牽制、それが与える不安と憤りが弟と共に消えたからだ・・・と。

「なのに、また元通りになろうとしている。その上、弟を殺したと言う誤解も加わって。」

「忘れるな。その自由が終わる日、そなたが得た権勢と富の全てを失ってしまうことを。」

イム・サホンとチャン・ノクスは震えあがりました。

こうなったら、大君を殺すしか自分たちの生き残る道はありません。

 

街に通達が貼られました。

決められた刻限までに盗賊の男が現れない場合は、チェギョンに全ての罪を償ってもらう・・・という内容です。

大君をおびき出す罠だとミョンへたちは察しました。

だから、大君を閉じ込めておいたのです。知れば、飛び出して行くに違いないから。

 

意識の戻った大君は、やはり止めるのも聞かずにアジトを飛び出して行きました。

義禁府の前で流石に躊躇しましたが、意を決して門に近づこうとした時、追って来たミョンへやソノたちが必死に捕まえました。

その時、燕山君がやって来ました。

大君は期待したでしょう。

王である燕山君なら、一声でチェギョンを釈放することができますからね。

でも、燕山君は結局そのまま踵を返してしまったのです。

 

チェギョンの父シン・スグンと妻は、牢の娘に会いに行きました。

男が来るのか?・・・と父に聞かれたチェギョンは、首を振りました。来てはいけません・・・と。

盗賊では無く、単に自分を助けてくれただけだと庇いました。

無実でも死ぬことがあるじゃないですか・・・とチェギョンは言い、自分が罰を受けると言いました。

何を言ってもチェギョンはそれ以上話しませんでした。両親に泣きながら謝罪し、牢にとどまったのです。

 

シン・スグンと妻は、娘の様子、乳母の話から、チンソン大君の事が関わっていると察しました。

まずは燕山君の妃シン氏にかかわれば命にかかわるからと自重するよう告げました。影響を最小限に止めようと思ったのです。

 

シン・スグンは、燕山君に政務の報告をしに行きました。

が、娘を助けてほしいなどと言う事は一切口にしませんでした。

「私は娘のチェギョンを信じ愛しているのと同じように、王様も信じております。獄にとらわれながらも何も話さない娘と、娘を見て見ぬふりをする王様。きっと皆話せぬ事情があるのだろうと察しております。ゆえに、許してほしい、釈放してほしいとは申せません。王様のご心配をお話しくだされば、私は誠心を尽くし共に解決して参ります。私は王様の臣下である前に家族ですから。」

この言葉、燕山君の心に沁みたようです。

チェギョンは父親に似ていると思いました。だから、気にかかるのだろう・・・と。

 

連れ戻された大君に、ミョンへたちは怒りをあらわにしました。

チャスン大妃から預かった毒を見せました。

大君が死んだと思った時、この毒でチャスン大妃も死のうと思ったようです。

今回、大君が捕まったりしたら、二度も息子の死を見るくらいなら、先に母が死ぬと伝えるよう言われていたのです。

仲間たちの命も自分にかかっているのだと、改めて知った大君。もう、チェギョンの元に駆け付けるなんてことは出来ませんでした。

仮にもチェギョンは王妃の姪です。死ぬことは無いだろうという仲間の言葉に賭けるしかありませんでした。

 

唯一人、ソノだけは大君の気持ちを理解していました。

チェギョンと3人、友情の誓いをした仲ですからね。二人の想いを一番分かっています。

このまま、大君がチェギョンを見捨てるのを、黙って見てはいられませんでしたが・・・。

 

チェギョンが入れられている牢に新しい囚人が入りました。

なんと、ミョンへです。

大君が未練を断ち切れないのなら、チェギョンに死んでもらおうと考えたのです。

チェギョンに対しては、嫉妬と憎しみしか感じていないミョンへ。

でも、少し話しただけチェギョンが如何に大君を愛しているかに気付きました。そして、自分たちに不利になることを話すつもりもないことも。

全ての罪をかぶろうとしているのも分かりました。

なのに・・・毒を飲まそうとしてますけどーっ

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『七日の王妃』6話まで

2018-01-11 13:21:02 | イ・ドンゴン関連

                               

レビュー一覧は、こちらから。

 

その日、チェギョンはもとより、チンソン大君も眠れない夜を過ごしました。

チェギョンの事を忘れたと思い込もうとしていたようですね、大君は。

kissしたのも、多分想いの発露だったのでしょうが、本人はそうと分かっていないようです。ただ、酷い仕打ちを敢えてした・・・と考えているのでしょう。

 

チェギョンは誤魔化されてしまった結果になったけど、やっぱり確かめたいと思いました。

で、懲りずに大君の店を訪ねたのです。

「大君様ですよね?」

と詰め寄るチェギョン。違うなら、全力で私を説得して・・・と。

そしたら、大君は、言いました。

「女が男に答えを求める時はどうすべきか。あなたこそ全力でしろ。」

妓女を見ての言葉だと気付いたチェギョンは、素直に妓女から学ぼうとしました。

 

燕山君がせっかく善政を施そうと思ったのに、重臣たちは水害の地域だけに施しをすれば、干ばつで苦しんでる民と公平じゃない・・・とかなんとか、反対意見を並べ立てました。

燕山君は、気分を害しました。

で、憂さ晴らしにまた宮中から外にお忍びで出かけたのです。

で、妓房に行って見ると、男装をしたチェギョンがいるじゃありませんか。

毎回会うたびに驚かされるチェギョンです。またそれが燕山君には心地よい驚きだったようです。チェギョンに対してだけは素の表情を見せます。

 

イム・サホンは、王への進上物資を密かにくすねているようですね。

その船が、以前、海賊に襲われ、荷を奪われてしまいました。取り戻そうとしてはいますが、公に捜査出来ないため、遅々として進んでいません。

ただ、気になる事がありました。

海賊の似顔絵を見て、チンソン大君に似た男がいたからです。

チンソン大君の遺体は、崖から落ちたとかで、顔が判別できないくらいに傷んでいたそうです。だから、もしかしたら生きているのかもしれないと推察しました。

それは、自分たちの命が無いということです。

一刻も早く、その男を殺してしまわないと・・・とチャン・ノクスと画策し始めました。

 

チェギョンは妓女の恰好をして大君のところに現れました。

流石に恥ずかしいし、プライドを捨てなきゃそんな事出来ないってんで、お酒まで飲んでましたよ。

大君と一緒に行くところがある・・・と言いました。

言って聞くような相手じゃ無いと分かってる大君は、仕方なく恰好を整えてチェギョンと出かけました。

ぱりっとした両班の恰好をした大君は、流石に素敵で、道行く人たちは皆、大君とチェギョンのカップルに見惚れました。

 

チェギョンは、5年前、大君と過ごした場所に行きました。

記憶を失っているのなら、取り戻せるかもしれないと考えたのです。

勿論、大君はその意図を分かっています。

渋々・・・と言う表情を浮かべてはいますが、心の中では、なつかしんでいました。

大君だと認めたりはしないけど、チェギョンに優しくしました。手を取って歩いたり・・・。

チェギョンはそれだけで天にも昇る心地だったでしょう。

 

次は自分が連れて行く・・・と言って、チェギョンを案内したのは、チンソン大君のお墓。

罪人の扱いの所為か、王族とは思えないような小さなお墓でした。チェギョンはお墓の場所を知らなかったようです。

流石に怯んだチェギョン。

大君の死が現実として突きつけられた気分でした。

そして、今自分の手を取っているのは、大君ではない別の人だと思い知らされたのです。

お前は会いたいのかもしれないが、大君はどうかな?死者を口実に他の男に近づくのはやめておけ。死者が可哀相だ。

そう言われたら、ショックでチェギョンは座り込んでしまいました。

 

酷い言葉を言い放ったチンソン大君もまた混乱していました。決して気持ちが晴れたわけじゃありません。

チェギョンの事をどうするのかとミョンへに聞かれ、

「腹が立った。」

と言いました。自分が地獄をはいずり回っている間に、兄と親しくなっていた事が悔しかった・・・と。だから苦しめたかった・・・と。

突然、ミョンへがkissしました。

チェギョンとの記憶を全て消し去りたかったのです。

それを、チェギョンが見ちゃった。

貸してくれていた上着を返しに来たところだったのです。

 

物音に気付いた大君が外に出てみると、上着が置いてありました。

チェギョンだ・・・。

すぐに後を追った大君。

チェギョンの後ろ姿が見えました。でも、駆けよる事は出来ませんでした。

 

自分は大君でもないし、女もいる・・・と言っていた言葉が、甦りました。

さらにショックを受けたチェギョンは、ふらふらと雨の中を歩きました。

その姿を燕山君が見つけました。

 

燕山君は、チェギョンに自分が描いた絵を渡そうと来ていたのです。

実は、何枚も水墨画を描き、それを重臣に買い取ってもらい、それを民の救済に充てようと考えたのです。

その1枚でした。

一番気に入った絵をチェギョンにプレゼントしようと考えていたのです。

 

いつもと違うチェギョンの様子に驚き、駆けよると、チェギョンはふらっと倒れかかりました。

思わず抱きとめた燕山君。

その様子を遠くから大君が見ちゃってたよ・・・。心配で後をついて来ていたのね。

 

その時、海賊を追っていたイム・サホンの手下が現れたーっ

ソノが来てくれたおかげで、どーにか逃げ切る事ができました。

 

事情を聞かれ、チェギョンは正直に答えました。

「大君に似た人に会いました。」

ふっと燕山君は呆れたように息を吐きました。忘れられないでいるチェギョンが哀れだし、自分の想いが報われないと感じたからでしょうか。

燕山君、チェギョンを妹じゃなく、女性として見ているよね?

楽天と言う名前でした。この間、王様も見た人です・・・。大君ではありませんでした。

泣きながら話すチェギョンでした。

 

チンソン大君が宮殿に忍び込みました。

燕山君の妃シン氏と出くわしましたが、知らせを聞いたチャスン大妃が現れ、上手く誤魔化す事が出来ました。

チャスン大妃と大君は、5年ぶりの再会でした。

でも、宮殿に忍び込むなんてことは本当に危険な事です。大妃が諌めたのですが、大君は言いました。

「時機を待っていて母上は息子を失いました。私は私らしい道を探します。逃げ隠れしないのが、私らしさだと確認する道です。」

 

燕山君は、酒屋で会った男の似顔絵を描きました。

上手いのよ、これが。暗かったし、斜めに向いていたから顔は見えて無かったのかと思ったけど、ちゃんと見たようですね。

ま、その辺はスルーしましょう

その似顔絵をイム・サホンに渡しました。

楽天と言う男だ・・・と告げ、自分の目の前に連れて来いと命じました。どんな手を使っても・・・と。

 

大君たちは、イム・サホンの船から奪った品物を困っている民に分け与えようとしていました。

目印はタニシ。

将来、それが大君が王位に就く時民の声として反映するだろうと考えてのことです。

なんか、ちょいと下心って感じがしますわ、私には。民の事を思って・・・と言うより、将来の自分の為に餌を撒いておくって感じに思えてしまって

ところが、ある家から塀を乗り越えて出てこようとした時、たまたま外を歩いて来たのがチェギョンだったんで、事は厄介に。

どー見ても、賊ですもんね、恰好が。

 

チェギョンはチンソン大君のお墓に行った帰りでした。

イム・サホンの手下が彼女の後を付けててね。

チェギョンを張ってれば、“楽天”が現れるとイム・サホンは踏んだのです。既にチェギョンが男と会っていたと燕山君から聞きましたから。

チェギョンも、尾行に気づいて、必死に逃げようとしていた時、塀を越えて怪しげな男が出て来たもんだから、叫び声を上げて逃げ出しちゃった。

助けてくれたのは大君。

ま、助けたと言うよりは、自分たちの計画を邪魔されないように大人しくさせたって事の方が正解かも。

「まだ懲りてないのか?」

大君が言いました。

まだ・・・ということは、これが初めてじゃないって意味です。

気付いたチェギョンは、5年前、二人でやはり賊から逃げている時の言葉を敢えて繰り返しました。

「何故逃げるんですか?私たちは何も悪く無いのに。」

反射的に大君が答えました。

「何もしてなくても・・・。」

後をチェギョンが継ぎました。

「死ぬことがあるから?」

大君も思い出しました。

思わずチェギョンを振り返った大君。上手く言い逃れることは出来ませんでした。

そのまま立ち去ろうとした大君を、後ろからチェギョンが抱きしめました。

 

「やっぱり、そうじゃない。何故嘘をつくの?何故違うと言うの?」

泣きながら縋るチェギョンを、大君も振りほどく事が出来ず、立ち尽くしてしまいました。

 

そしてその姿をミョンへが見てるのよ・・・。

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『七日の王妃』5話まで

2018-01-11 10:02:57 | イ・ドンゴン関連

                              

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チンソン大君、生きていました。

瀕死の状態で助けられ、治療を施されたものの、元に戻るには相当時間がかかったようです。

その間、世話をしてくれたのは、ユン・ミョンへ。

重臣のパク・ウォンジョンの姪です。

ミョンへは大君の世話をするうちに、惹かれていったようです。

大君がチェギョンを想っている事も知っています。でも、忘れさせたいと思っているのです。

 

パク・ウォンジョンはチャスン大妃側の人間です。当然、大君の生存をチャスン大妃は知っていました。

敢えて死んだフリをさせて、安全に匿ったということでしょう。

そして今回、5年ぶりに都に戻って来たのです。

 

で、戻るなり、燕山君とチェギョンに再会しちゃうんですよ。

ある酒屋で大君が一人いた時、隣の部屋に来たのが燕山君とチェギョンでした。

チンソン大君は、ちらっと見て燕山君だと分かりました。

そして、チェギョンも・・・。

慌てて隣の部屋に戻りました。

 

二人は密かに法事をしていたのです。

燕山君の実母廃妃ユン氏とチンソン大君の・・・。

二人とも、公式の法事をするのははばかられます。だから、密かに心から悼むことのできる二人だけで毎年行って来たようです。

二人の間では、正直な思いを口にする事が出来ました。

母を恋い、そして、大君を恋う・・・。

チェギョンは燕山君に言いました、聖君になってください・・・と。

そうすれば、堂々と法事ができるでしょうから・・・とね。

 

燕山君は、その言葉が心に沁みました。

翌日、すぐに一歩を踏み出しました。

水害で苦しむ民の詳細を調べさせ、民が苦しまないよう手を一刻も早く打てと命じたのです。

周囲の者たちは皆、驚きました。

政務に関心がなかった王が、突然聖君のような指示をだしたのですからね。

 

薄い壁を通して、二人の会話はチンソン大君の耳に届きました。

だからと言って、感動したわけじゃありません。

燕山君に復讐し、王座を奪うために戻って来たのですから。

 

襲われた時、大君は相手がそれまで何度も自分を襲って来た男だと気付きました。そして、男は王の命令を示す“信牌”を持っていたのも見ていました。

つまり、自分を殺せと燕山君が命じたと思ったのです。

 

チンソン大君はそっと部屋を出ました。

ところが、丁度チェギョンも出て来たところで。

大君の姿を見た瞬間、似てる・・・と思ったのです。

幽霊かと思いました。法事をしていたので、会いに来てくれたかと。

そのまま行こうとした大君の腕を掴んで引き留めたチェギョン。

生身の人間でした。大君の筈はありません。チェギョンは死んだと思っていますから。

 

無理やり引き留めたチェギョンは、法事の料理を出しました。

法事の料理は分け合って食べるのが習慣だったようです。

豆を御飯からより出して、盆の隅に置いた大君。

チェギョンはそんな行為を不思議そうに見つつ、顔を覗き込むようにしてまじまじと見つめました。

そして言いました、幽霊でも良いから会いに来てほしい・・・と。

「死んだ者の気持ちが分かるのか?痛みも?苦しみも?」

言い争いになったのを聞きつけて、燕山君が部屋から出て来ました。

で、チェギョンを“夫人”と呼びました。勿論、知らない男との騒動を避けるためだったでしょう。

大君はショックでした。

まさか、燕山君と結婚・・・ですわな。

 

大君も、ずっとチェギョンを忘れていませんでした。

辛いリハビリに打ち勝ったのは、燕山君への復讐だけが原動力となったのではありませんでした。

チェギョンに会いたい、待っていてくれると約束したからという想いも大きかったのです。なのに・・・。

 

部屋に入ったチェギョンは、燕山君も豆を残しているのを見ました。

チンソン大君が昔兄の真似をして同じように残していたと聞いたチェギョン。さっきの人物が大君だったかもしれないと思いました。

死んだ筈なのに、生きている筈はないのに、そんな常識的な考えはチェギョンには浮かびませんでした。

ただただ勘・・・ですかね。

そして、胸の高鳴りも。

 

こうなったら、一直線に突き進むのがチェギョン。

年を取ってもそれは変わりませんでした。

こうやってこっそりと家を一人で抜け出したりするのも、昔と変わりません。

年頃ですから次々と縁談が舞い込んでいるようですが、わざと顔を不細工に化粧したりして、それを断り続けているようです。

 

チェギョンは、乳母と一緒にある店を訪ねました。

話じゃ、世間の情報を集めてて、小さな情報でも米と換えてくれるそうだとか。

だとしたら、反対に米を差し出したら、情報を貰えるんじゃ?・・・とチェギョンは考えたわけです。

 

その店、チンソン大君が仲間と一緒に起こしたモノでした。

情報を集めることは、復讐するための方法を考える為に必要なことですからね。

他にソノやミョンへ、それに昔から親しかったグァンオとソッキもメンバーでした。

 

どんどん店の中に入って行ったチェギョンは、小さな懺悔室のような部屋に入り込み、店主に事情を打ちあけました。

その店主というのが、チンソン大君。

チェギョンは、大君に似た男に関する情報を得ようとしてやってきたのです。

説明を聞いて、大君はすぐに自分の事だと思いました。

ところが、チェギョンに正体がばれちゃったんですよ。

 

その時、小部屋の壁が倒れかかってきちゃって。

チェギョンを庇った大君とチェギョンが最接近

「あなたに惑わされたの。」

これまたチェギョンは昔と変わりません。真っ直ぐに、そして唐突に告白しました。

 

大君は、チェギョンが燕山君と結婚したと勘違いしています。

なのに自分に告白するなんて・・・ですね。

呆れたような表情を見せました。

そして、kissしたのです

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