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あなたが寝てる間に 韓国ドラマOST(SBSドラマ)(2CD) |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
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いよいよ始まりました。
なんかねぇ、綺麗ですわ、画面が ジョンソクくんとスジさんという目の保養になる方が主演ですからね。
ナム・ホンジュ=ぺ・スジさんは、無職のようですね。
彼女は幼い頃から、誰かに起る不幸な出来事を夢に見てきました。それが必ず現実になる事を知って、起きたらすぐにメモに残すようにしていました。
彼女の部屋には、いたるところにそんなメモが貼られています。
だからと言って、一度もその不幸を防ぐ事も出来ていないのです。
ある日、ホンジュは、雪の降る夜、知らない男性に自ら歩み寄り、抱きつく夢を見ました。
ホンジュも相手の男性も、怪我をしています。
そして、ホンジュは言うのです。
「私はあなたを信じる。私だから。信じられる。」
ホンジュが涙を流したところで、夢は覚めました。
母にはいつも夢の話をしているようですね。
今回も、あり得ない・・・と言いながら、話しました。
で、ふと窓の外を見ると、夢に出て来た男性、ホンジュが抱きついた男性がいるじゃありませんか
向いに引っ越してきたチョン・ジェチャン=イ・ジョンソクssiでした。
避けるに越したことは無いと、ホンジュは引っ越しの挨拶のお餅も受け取らず、無視することに決定。
ジェチャンは弟のスンウォンと2人暮らし。ホンジュの家の向いに引っ越して来ました。
挨拶も無視するホンジュを、ムカつくヤツだと思ってます。
漢江地検の新任検事です。
着任早々、嫌な相手に会ってしまいました。
イ・ユボム弁護士です。少し前まで検事をやっていました。
ユボムはジェチャンの家庭教師をしていた仲なんですが、ジェチャンはユボムを好きではありません。と言うより、恨みを抱いているようですね。
その理由は、ユボムの小狡さでしょうね。
昔、ユボムが家庭教師をしていた時、ジェチャンの成績を挙げたら特別に報酬を出すとジェチャンの父に言われていました。
その頃、ジェチャンはオートバイを買いたがっていました。
成績を偽造して、報酬を貰おうと持ちかけたのはユボムでした。
まんまとお金をせしめた二人。
ジェチャンはそれでオートバイを買ったようです。ところが、そのオートバイで事故を起こしてしまったのです。
運転していたのはユボムでした。
なのに、ユボムは、ジェチャンにその罪をなすりつけたのです。当時から弁の立つユボムは、ジェチャンの抗議なんぞ、意にも介しませんでした。
結局、その場からユボムは一人逃げ出し、残されたジェチャンは警察官だった父親に事の詳細を打ち明けたのです。
父は、息子に騙されたと知り、大きなショックを受けました。
ジェチャンも、父のその表情を見て、深く反省したのです。
その時と、今、ユボムは少しも変わっていない印象を受けたジェチャンでした。
ある日ホンジュが見た夢は、母が死ぬ夢。
詳細は分かりませんが、自分が起こした事故が原因で死んでしまったと言うのです。
叔母から話を聞いて、泣き崩れるところで、目が覚めました。
起きてすぐに泣きながらメモを取ったホンジュでした。これが現実のモノになることは疑いようもありません。
発作的にホンジュは髪をハサミで切りはじめました。
夢で自分の髪は長かったんです。少しでも夢と違えておけば、すぐに現実にはならない、そう思ったのでしょう。
泣きながら髪を切るホンジュを、母が必死に止めました。
事情を聞いた母は、何でもない事のように振る舞いました。ホンジュを抱きしめ、大丈夫だと言いました。
でも、覚悟をしなければと、自分が死んだ後の為に、準備を始めたのです。資産のチェックをし、ホンジュに手紙を書きました。自分の死後、読むように・・・。
一方、ジェチャンも夢を見ました。物凄くリアルな夢です。
バレンタインデーの日、ユボムが運転していた車が歩行者をはねて死なせてしまう事故を起こしました。
その車はホンジュのモノでした。
二人は付き合い始めたばかりで、デートをしていたのです。
でも、ホンジュは母の事が気がかりでした。自分の事故が原因で母が死ぬと言う夢をみましたから。
慌てて帰ろうとしたホンジュを引き留め、雪道に慣れている自分が運転すると、ユボムが代わったのです。
その途中の事故でした。
ホンジュはそれから10カ月眠り続けました。被害者への賠償金等で働きづめだった母は、過労で亡くなってしまいました。
そして、髪が肩を過ぎるくらいに伸びた時、ホンジュの意識が戻ったのです。
ホンジュの夢の通りになりました。
それだけじゃ終わりませんでした。
なんと、ユボムが運転していたのはホンジュだと供述していたのです。
意識が戻ったホンジュは、すぐさま取り調べを受けることに。担当検事は、なんと、ジェチャン。
ホンジュがいくらユボムの話が嘘だと訴えても、誰も信じてくれませんでした。
ジェチャンも、証拠は全てホンジュが運転していた事を示していると言い、自分は証拠を信じると言いました。
ホンジュは、自分の夢の中で、ジェチャンに抱きついたことを覚えていました。でも、今の状況ではそういう事が起るとは到底思えません。
ホンジュがこう考えていると言う事で、これがまさかジェチャンの夢だとはわたくし、全く予想していませんでした。現実に起っていることだと思って見ていたので、この先、どーいう展開になるのか、気が気じゃありませんでした。
ホンジュは絶望しました。
誰も自分の話を信じてはくれず、唯一の味方だった母を失くし、生きる気力も無くなってしまったのです。
ホンジュは病院の屋上から身を投げました。
ジェチャンはそれを必死に思い留まらせようとしたのですが、ジェチャンの手は、ホンジュの手を掴む事が出来ず、彼の目の前で、ホンジュは落ちて行ったのです。
その瞬間、ジェチャンは飛び起きました。
あまりにもリアルな夢に、胸がざわめきました。
出勤途中に会ったホンジュに、それとなくユボムの事を聞いてみました。
何の脈絡もなく、突然ユボムの名前を出したジェチャンを、ホンジュはストーカーだと思い込みました。元々、敬遠している相手ですからね。
ストーカーが自分の事を調べたんだと思ったのです。
その様子に、予想が当たったと察したジェチャンは、焦って言いました。
「騙されたと思って聞いてほしい。今日は彼に会わず、車の運転もしない方がいい。分かりましたか?」
突然そんな事言われても、あまりにも事実と合ってるので、余計に気持ち悪くなるのが当たり前。ホンジュは返事もせず、タクシーで行ってしまいました。
そして、現実は、ジェチャンの夢のとおりに進んで行きました。
単なる楽しい夢だったら、何もせずに見守るだけでしょう。でも、これは人の命がかかっているのです。
事故で死んでしまう人と、ホンジュの母、そしてホンジュ自身・・・。
気になってホンジュとユボムから目が離せなくなってしまったジェチャンでした。
夢の通り、雪が降り出し、ホンジュがレストランから慌てた様子で出て来ました。ユボムがキーを受け取り、運転席に座りました。
やっぱりユボムは嘘をついていたんだ・・・とジェチャンは知りました。
こうなると、夢の通りの結果になるのは目に見えています。
ジェチャンは必死に後を追いました。
そして、ユボムが運転する車が交差点で歩行者をはねる直前、ジェチャンは車を突っ込ませ、止めたのです。
雪で滑った、済まない・・・とジェチャンは言いました。
でも、ユボムはこれがわざとだと思いました。
ジェチャンに噛みつくユボム。
しょうがない・・・と言う感じでジェチャンが言いました。
「殺人犯になるのを止めたんだ。」
その言葉で納得できる筈はありません、普通は。
ユボムは、お前はいかれてると怒りました。バイク事故の所為か?恨んでるからか?・・・とユボム。
「俺が止めなきゃ、あの人を殺してたそして彼女に罪を着せてた筈だ。その所為で彼女は前科者になり、母親も死んでいた。彼女は悔しくて自殺した筈だ
ユボムさんならやりかねない
」
「お前こそ殺人未遂だ」
と言うユボム。
「違う。助けに来たんだ。」
ユボムはホンジュに言いました。
「あいつの言葉を信じる?」
ジェチャン自身、信じられない思いでした。自分の言葉を、信じる人がいるとは思えませんでした。
夢の中のホンジュがとても悲しそうだったから、夢を変えに来たなんて、誰が信じるだろう・・・と。
ホンジュはジェチャンの言葉を聞いて、分かりました。
自分が見た夢を、不幸な夢をそうならないように、防いでくれたんだ・・・と。
ジェチャンにまっすぐに歩いて行きました。そして抱きついたのです、自分が見たあの夢のように。
「私は信じる。私だから。信じられる。ありがとう。」
ホンジュの言葉や態度が、ジェチャンには思いがけないモノだったでしょうね。