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お互い、一番会いたく無い人物がドギョンとジアンだったわけで・・・。
まさか、兄と妹だったなんて、悪夢を見てるようでしょう。
ジェソンは喜びを素直に表しました。25年ぶりの娘を抱きしめたいところですが、ジアンのぎこちない態度を見ると、やっぱり遠慮しました。
時間をかけて近づいて行こうと考えています。
ミョンヒも、常の冷たさとは別人のように感慨深げな表情でジアンを見つめ、抱きしめました。
ソヒョンは、初対面のジアンにやっぱり少々よそよそしいけど、特に嫌味な感じも無く、ジアンを受け入れようとしています。
ドギョンは、ちゃんと妹のために、プレゼントを用意していました。手に入れるのが難しいブランドのペンダントです。
そして、ジェソンは、ドギョンとソヒョンにも20歳の記念にプレゼントした万年筆を、ジアンの為に準備していました。やっと渡せる・・・と嬉しそうです。
ジアンは、父テスが事業に失敗する前は、社長の娘として今とは比べ物にならないくらい立派な屋敷に住んでいました。
何不自由なく生活していて、時には家族そろって旅行に出かける事もあったし、庭でバーベキューに興じることもありました。普通の家庭よりはかなり裕福な暮らしをしていたのです。
でも、破産後は、一転。
同級生のように語学留学も出来ず、夢も諦めて就職に有利な大学に進学しました。
アルバイトで学費を稼ぎ、その為に成績もあまり良く無かったようで。就職に苦労したのも、しょうが無い状況でした。
貧しい生活が見に沁みているので、やはりこのような超お金持ちの生活は、やはり緊張の連続でした。
生活習慣もルールも、何もかもが違いました。
ミョンヒは、早く自分たちの生活に慣れさせようとあれこれと教えました。
ソヒョンにも、教えて上げるように・・・と言いました。
ジアンも、知らない事だらけの生活に、早く慣れようと考えてはいますが・・・。
そんな緊張ばかりの生活なのに、よりによって天敵のドギョンがいるのです。
そりゃぁ、嫌になりますわな。
ドギョンも、戸惑いムカつきますが、妹として受け入れようと努力し始めました。こういうところが、気の優しいおぼっちゃまなんですよ、ドギョンは。
ジアンのこれまでの生活を考えると、ああいう頑なな性格になってしまうのも、仕方が無いことだ・・・なんて、理解しようとしました。
一旦そう決めたら、ジアンに対して、一気に近づいていきました、兄として。
そうするのが、自分の務めだと大きな責任感を抱いているのです。小学生が張り切ってる感じです。
まだ、ジアンは戸惑うばかりで、ドギョンを兄とは呼べないでいます。
ジアンの乗った車を追い掛けたテスは、転んでしまいました。
家で寝かせて様子を見ているのですが、眠ったままでなかなか起きません。
ジスは、心配でなりません。
事情を聞いて、ジアンにいっそう腹が立ってきたジスですが・・・。
私から見ると、ジスは本当に自己チューとしか思えません。家族の事を捨てて金持ちの方に走ったとジアンを責めたてますが、ジアンの本当の気持ちを推察するでもなく、ただただ表面の事しか見ていないのです。
一旦浮かんだ考えが間違っているかどうかの検証もせず、一方的にジアンを悪モノ扱いしてるわけですからね。
善人だと言う事は充分分かりますが、あまりにも理解が遅過ぎて、イライラさせられます。
テスは、ミジョンが隠していた店舗の契約書類を見つけてしまいました。
既に判を押して、先方に連絡しています。
テスはショックを受けました。
一刻も早く自分がお金を稼いでこの生活を立て直さなくてはならないという焦りが起りました。
ミョンヒの方にも、契約書がミジョンから届いたとの報告が入りました。
ミョンヒは、この事をジアンにも話して、元の実家への心配を無くしてあげようと考えました。そうすることによって、元の実家と早くきっぱりと縁を切ってもらいたいと思っているのです。
でも、ジェソンは、テスやミジョンの口からジアンに伝わる方が良いと言いました。
その方が、元の実家と距離が出来ると言うのです。代価を得たことになるのですからね。
ジェソン・・・優しい顔の下に、冷たく理性的な考えが隠れているのね。二面性を持っていることが、この言葉で分かりました。
ジアンはエステに連れて行かれ、美容室で髪の手入れから化粧、そして、新しい洋服まで与えられ、まるで別人のようになりました。
姿かたちは、財閥らしくなりましたが、中身はそうそう簡単に変えられる筈はありません。
ジェソンは、ジアンにお小遣いを渡しました。
ずっと夢だったとジェソンは言いました。
彼は婿養子の様な形でへソングループに入りました。
だから、今のジアンの戸惑いが、その時の自分と重なるようです。少しずつ少しずつ慣れてくれれば良いと、優しく見守っています。
ミョンヒも、お小遣いを渡しました。なんと、3000万wです
これを1日で使い切りなさいと言いました。それが宿題だと。
ジアンは、違い過ぎる経済観念に驚き、混乱しています。
デパートであれこれと買い物をしたジアンですが、そうそう簡単に3000万Wなんて使えません。
でもね、ふと思いついたのです。
元の実家の家族にプレゼントをしてあげようと。
やっと楽しんでショッピングができました。
で、運転手には嘘を言って待ってもらってる間に、タクシーで実家に荷物を届けたのです。
ところが、丁度帰って来たジスが、それらの受け取りを拒否。
ジアンは、持ち帰るしかありませんでした。
この様子を、ドギョンが見ていました。
ドギョンは、母ミョンヒから、ジアンが困っているだろうから、ショッピングに付き合って上げるよう言われて、デパートに来たのです。
事情はすぐに察せられました。
ジアンに対しては知らないフリをしました。
でもね、この事はミョンヒすぐにばれました。
買った物の領収書を見せるよう言ったのです。領収書にはあるけど、持って帰らなかった物があるのを見て、元の実家へのプレゼントだとミョンヒもすぐに察しました。
怒ることはありませんでした。
でも、もうしないように・・・と言いました。
お金は持ち主の望み通り使わないといけない・・・と、教えたのです。
ドギョンがジアンに言った“こちらの世界のルール”ですな。
それぞれの世界には、それぞれのルールがある・・・とジアンに言ったのです。
ドギョンは、母からジアンに2000万Wを貸した話を聞きました。
やっと、お金の出所が分かりました。ほっとしました。
ミョンヒは、それが恋人に関係する事情かもしれないと考え、ドギョンに調べるよう言いました。
ドギョンは、ヒョクを恋人だと思っています。ジアンは友達だと言いましたが。
ドギョンは、ジアンにはたくさんの問題があると感じました。
ヒョクとの関係もそうだけど、元の実家とも何か問題があるようだし・・・。
隠しごとも多そうだし・・・。
そのヒョクは、ジアンが2000万W借りたと聞いて、やはりその貸主の事が気になってしました。
自分が立て替えてやるべきかもしれないなんて考えているのです。
で、ジアンに電話して来たのですが・・・。
その様子を見たドギョンが、突然、この家から出て行けとジアンに言いましたよ。
何故
あ~何だか、ややこしい状況になってます。
皆がそれぞれに勝手に思いこみをしちゃって、それによって行動したり発言したりするもんだから、どーも事がこんがらがってしまいます。
もっとすんなりとストーリーを進めてほしいものです。