シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

銀座パリ祭

2007年07月16日 17時19分07秒 | Weblog
歌手 浜砂判海さん 伴奏 外谷東さん

このコンサートの直前まで 3ヵ月パリで
フランス的洗礼を受けていらしただけあり
「La VIE EN ROSE」のピアフの詩の解釈
セクシーで 魅力的でした。
浜砂さんの自作の フランス語のシャンソンも
いい曲でした。
外谷さんの伴奏も エレガントで素敵です。

銀座パリ祭

2007年07月16日 17時15分07秒 | Weblog
歌手横山智子さん 伴奏川口信子さん

グノーのオペラ ファウストのアリア「宝石の歌」を
川口さんのジャズアレンジ で見事に披露。
私はこの 出来上がりに感動しました。
思わずBRAVO!!と叫びました。
この作品は インターナショナルに通用するはずです。

銀座パリ祭

2007年07月16日 17時10分04秒 | Weblog
第一回 銀座パリ祭 オープニング
Le 14 JUILLET 2007

ル キャトルズ ジュイェと言えば フランスの独立記念日です。
この 日にちなんで 日本でも
私達シャンソン歌手達は 七月は大忙しです。
パリ祭という名の演奏会が ここかしこで開催されて
シャンソンを歌い 西の国フランスに 思いを馳せます。

銀座パリ祭は 内幸町ホールで 18:30から21:20まで
約三時間 歌手9人ピアノ伴奏者7人 総勢16人のコンサート形式でした。
しかも 一人づつ4曲 歌う中で フランス語で歌うシャンソンがほとんどでした。

フランス大使館文化参事官の丁寧な文章が読まれました。
「日本を代表するシャンソン歌手の方々が フランスの宝である
シャンソンという文化を 美しいフランス原語で歌って
独立記念日を祝ってくれる事に 敬意を表します。」
大使館のフランス人の方が 帰り際に
「正直言って 日本語で聞くとシャンソンは メロディーは
似ているように感じるけれど シャンソンには聞こえない。けれども
今夜 東京で母国の馴染みのシャンソンを フランス語で聞けて 感動した」
と嬉しそうでした。
シャンソンを歌い続ける私も 他の歌手の方々も 母国語以外の
言葉の壁は高く このコンサートの為にフランス語を とても 勉強しました。
又 ピアニストの方々も 高質なアレンジ 演奏で
個性を発揮して 歌手とのアンサンブルは レベルが高い芸術的な
出来上がりでした。
フランス的・・・・・ つまり 洗練されていて 個性的で 美しい!!!

世界一美しい 音楽的な 耳に優しい言語 そして
吟遊詩人の語りである主張的ポエム
個性的で 芸術性のある音楽美学。
求め続けている 私のシャンソン美学の 真髄に近い コンサートでした。
舞台の始まる前や 休憩に ホールの外ホワイエでは
手回しオルガンが流れ シャンパンがお客様に無料サービスされ
開始から 三時間近い イベントは 帰るお客様も無く
満席にて 無事終了。
五感で楽しませてくれる パリのエンターテイメントに近い
内容と質であったように 思いました。
来年の 第二回 銀座パリ祭が楽しみです。そして
質の高さを追求し 年々 我々も 努力し
それが 永遠に続きますように。




マダムREI

2007年07月10日 14時49分54秒 | Weblog
昨晩深夜のテレビで プロフェッショナルという番組を見て
外科医の方のお話でしたけれど 感動しました。
24間365日 医者であり続ける。そして 常に勉強 新しい方法の模索
と 不可能への挑戦。
努力の暁に 喜びがある。
試練を乗り越えた 喜びは大きい。
あーあ
私などは まだまだ 未熟です。
勉強不足です。

マダムREI

2007年07月09日 00時21分09秒 | Weblog
LE GALA ルガラ チャリティーコンサート

私と生徒さんとのチャリティーコンサートを
発表会も兼ねて 内幸町ホールで 開催しました。
ゲネプロから打ち上げ終了までの12時間 
緊張しつづけました。自分の演奏の心配より 生徒さんの
演奏や舞台が 親のように心配で嬉しくて そして
感動し続けていました。
子供は 持ったことが無いのですけれど
生徒さんは 私にとって子供のようであり 
私の鏡であり
音楽シャンソンを学び演奏するという 同じ目的をもつ同志
でもあります。
音楽を商売の道具にしたくない という理想主義の私は
魂の世界に生きる 夢見る夢子さんだと 周りのものに
叱られる位 朝から晩まで 必死に教えています。
でも 教えながら 自分も同時に勉強しています。
演奏家は教育者になれないという人もいますけれど
私にとっては まったく逆です。
三歳からはじめたピアノやバレーダンス
中学から始めた声楽 発声 
そしてオペラ研修所やオペラ科で学んだパントマイム 
演技や舞台マナーの基礎 日本外国での舞台経験の
私が苦しんで習得した全てを 伝承しつづけたいと
考えています。
音大やコンセルバトワールに入らなかった人達や
大人になってから 音楽を始めたくなった人達に
分かりやすく メソードを確立して
日本人には至難だった「美しいフランス語で歌うシャンソン」を
容易にしたいと思っています。
出演したのは生徒さん有志16人。
その中で 11人が見事に
フランス語で語るシャンソンを歌いました。
舞台姿も姿勢も 品があり プロのより素晴らしい人が
何人も居ました。
生徒さんに 心からありがとう。
素直な向上心 勤勉さに敬服しました。
フランス語の歌詞は言葉数が多くて 訳詩の三倍の長さが
あり 覚えるのも曲が出来上がるのも 
訳詩で歌う10倍の練習時間が
掛かりますから 多分 大変だったと思います。
けれども
完成した時 それは 電子レンジで暖めたのとは違い
確実に しんから温まった 美しい音楽性になっています。
フランス語は流れる息の音楽的な言語で 美しい韻が
洒脱でエレガント。
私にとっても いつも試練のフランス語とフランスの感性。
シャンソンを通しての一生の勉強と 喜びが続きます。


マダムREI

2007年07月08日 23時39分27秒 | Weblog
CERISE スリーズ サクランボ

山形のさくらんぼを頂いたの六月末でした。
今 アメリカのダークチェリーも 店頭にならんでいます。
私はすっぱい果物 防腐剤ワックス処理の果物に弱く
あまり好きではないのですけれど
さんさんと照る太陽の恩恵を受けた 自然の味の果物は
喜んでいただきます。
美しい色 可愛らしい形のサクランは 見ているだけで
幸せな気持ちになります。

マダムREI

2007年07月06日 14時48分15秒 | Weblog
GARE DE LYON リヨン駅
(発音はギャール ドゥ リオン)

バルバラの弾き語りの映像を見ました。
私は 楽譜から読んで 聞かずに
勉強をまず するタイプです。詩と 音楽の
感性が想像できて 初めて再現芸術家だと
思うからです。真似から 始めるのは
あまり好きではありません。
自分で詩を読み込み 作った 曲奏で ほぼ OKでした。
ただ バルバラが自分の作詞作曲 ピアノ伴奏で歌っていると
私が再現するのとでは 迫力が違います。
若い美しくかわいい顔の頃のパルバラは
すでに 繊細でドラマティクな表現力です。
東洋人 日本人の感性とは違うのに
でも 日本人にバルバラのファンが多いのは
日本人も それを 求めているという事かしら?
どちらにしても 私もバルバラ好きです。
特に フランス語の詩
韻とメロディーが好き。

マダムREI

2007年07月03日 16時02分28秒 | Weblog
OCUPEEオキュペ 忙しい

忙しいという言葉は あまり使うものではないとは
知っているものの・・・・
忙しいというと 事務処理 が下手な無能な証拠みたいな
感じですけれど
とにかく 追われています。
原稿 生徒さん 旅の後処理・・・・そして
7月は 大きなコンサート出演が4つ。
暗譜 練習
あーあ どうしよう。焦ります。
音楽家は練習しないと 舞台で より一層アガルものです。
特に 私の場合は アガリ症の薬が 練習量です。
でも 時間が足りない!!!!

マダムREI

2007年07月02日 00時57分50秒 | Weblog
TEATRE MARIGNY テアトル マリニ
シャンゼリゼの可愛らしい外観の1000人収容の劇場です。
内装は 重厚。真紅のカーペット 真紅の壁 真紅の椅子
素晴らしい 劇場です。

マダムREI

2007年07月01日 23時58分28秒 | Weblog
LIANE FOLY リアヌ フォリ Le28 JUIN 2007

パリに来ると いつも 日本では見れない 聞けない
エンターテイメントを楽しめます。
残念だったのは 有名な歌手ダリダの展示会が パリ市庁舎で
開催されているのに 時間が無くて行けなかったことです。
でも 9月まで開催されているらしいので 次回パリへ
いく時に必ず行きたいです。
6月28日パリを経つ 前日は フリオイグレシアスのコンサートも
ゲンズブールのHOMMAGEオマージュ(敬意)のコンサートも
同日にあるという幸運の日でしたけれど 私はリアヌ・フォリの
ロングランコンサートに行きました。
シャンゼリゼのテアトルマリニTHEATRE MARIGNYで
開演は20:30ですけれど まだ 空は明るくて昼間みたい。
おしゃれなパリジャンで1000人のホールは
指定席がすべて満席です。六月の頭から続いているコンサートなので
もう 空席が出るころかと思っていたのですけれど
彼女の人気は 凄いです。
開演は15分遅れで開始しました。
最初の5分で お客様の心を掴み 笑いと声援の中
歌 しゃべり 踊り なにもかも 演出家の素晴らしさも
さることながらリアヌ・フォリは 魅力的で 実力者で
彼女の一人舞台に 1時間45分 魅了されました。
最後は観客が 総立ちで手拍子の嵐。
歌手でありエンターテイナーであり役者として 凄過ぎます。
「あーあ なんて私は 無能な歌手なんだろう」と
感激と同時に 落胆。
そして「えーい 頑張るぞ」と 次の瞬間 
意欲は 燃えてきます。「勉強しよう もっと 勉強しなくては」
パリの夜 疲れた足を引きずってMETROに乗り
GARE DE LYON リヨン駅へ行き 大きな時計台を見て
今度 銀座パリ祭で歌う BARBARAバルバラの歌詞を
口づさみました。

「私はメトロのローム駅で貴方に電話するわ。パリは雨で
私をむなしく憂鬱にするの。セーヌ川はテムズ川よりグレーで
空は霧ぽくていやになるわ。パリはいつも雨。
リュクセンブールでも。公園では愛を語る。
大きな像もあるけれど 私はベニスのほうが好き。
荷物をまとめて 来てよ。私達 旅に出ましょうよ。
私は貴方とリヨン駅で 待ち合わせするの。大きな時計台の下
扉の近くで。私達は シーズン前の美しいカプリへ行く列車に乗って」
一番の歌詞。
日本語では このパリジェンヌのニュアンスは出せない。
この 感覚と フランス語の韻の美しさが出ないです。
私の発音も もっと練習しなければ フランス語の軽さ
シャンソンの語りの良さが出ない。
このシャンソンは バルバラの初期の作品でバルバラが弾き語りを
していた時代のシャンソンです。
結局 実現しないカプリ行きのシャンソン。
私は リヨン駅で夜食を食べ 終わったのは深夜一時ごろでした。
朝一番のエアーフランスで日本へ。