シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイLILI LEY  10月19日 内幸町ホール のプログラム  ノスタルジー

2019年10月28日 04時27分14秒 | Weblog
本年度 最後の内幸町ホールコンサートのプログラムは シャンソンのできた年数を記載して
古いシャンソンから 発表してみました。

そのシャンソンの生まれた年を一応調べたのですが 間違えていたらごめんなさい。
私は 2004年にヌガロが作詞した EAU DOUCEという ジャズをうたいましたけれど題名の
日本語訳が無いので 優しい水なんて 訳したけれど・・・
今日の フランスにおけるシャンソンは
リズムが ジャズや ロック ラップ あるいは 現代音楽
というものが 多くなりました。
ゆったりと メロディーラインが美しく朗々と歌う時代は 過去になり
若者たちは ビートが効いたリズミカルなタイプが好きなのよーーと
ナタリー先生は おっしゃいます。

アンティックなシャンソンを 今風に ビートを変えて
アレンジしたりして
みるのも良いかもしれません。
アレンジするのも 私は好きですけれど
やはり それはそれで クリエイトなので 
クリエイトする時は 煙草の量が増えちゃいます。

今回は
字幕を とても上手く 字体や間隔も 違和感なく
出していただけて 有難かったです。
8年ぶりに 我らが フランス語シャンソンコンサートにいらした方が 
字幕があると ますます 詩の内容に感情移入できた・・と
とても喜んでくださいました。
字幕は 訳詩が 難しい。

一目見て分かり易い訳にするためには 違訳せざるを得ない場合もあり
ポエムの訳は ただ 訳すればよいというわけにもいかない
難しい言葉を使い過ぎても 真面目でシャンソンぽくない
浪漫や 色香 艶もないと 味気ない
シャンソン感性というもの・・・
人生の味つけ

この年になって やっと 分かる人生の味。

もしかすると
加齢すればするほど 色艶の味がノスタルジーとして
理解できるようになるのかもしれないなぁ

詩の訳も 毎度更新して 校正しています。

フランス語のシャンソンは 奥が深いです。
私が天国に行くまで 探求 追求 勉強し続けられるわ
それが 神から与えられたギフトなのかもしれません。
一生涯夢中に模索できる何かと出会えたという事が有難いことだと
思います。来年まで 内幸町ホールコンサートはないので
この訳詞の苦しみからは解放されるけれど
寂しさも残ります。 あーノスタルジー。今年も内幸町ホールに大感謝でした。
 


2019年    10月19日 内幸町ホール フランス語シャンソン コンサート


1936年       街             ピアノ弾き語り     とや みちる
 
1930年       聞かせてよ愛の言葉                 菊池 安佐子
1939年       アコーディオン弾き                 林田 道子
1945年       枯葉                         小林 龍子
1947年       私の天使                      青木 雪枝
1947年       セ シ ボン                     鈴木 美奈子
1951年       パダムパダム                    駒井 洋子
1959年       愛しかない時                    山際 恵美子
1960年       美しい恋物語                    鈴村 好恵
1960年       私の神様                       宮本 まり子
1963年       ナントに雨が降る                  前野 冨美子
1967年       見果てぬ夢                     古屋 寿子
1967年       世界の果てへ                    谷川 和世
1968年       風のささやき                     福江美那子
1970年       黒い鷲                        山本 恵
1993年       儚い愛だとしても                  宮本 裕子
2004年       優しい水                       リリ・レイ
1964年       孤独                          リリ・レイ
1934年       過ぎ行く艀はしけ                  リリ・レイ
1960年       幸福を売る男                     リリ・レイ