シャンソン歌手

シャンソンの好きな方 ようこそ !

シャンソン歌手リリ・レイLili Ley 2009年7月4日初めて出演したパリ祭

2021年06月14日 13時21分52秒 | Weblog
2009年7月5日に書いた
当時 54歳の私のブログを読んでみました。

初めて
ネオムスク石井音楽事務所が主催する
NHKホールでのパリ祭に招いて頂き
7月4日 土曜日に出演させて頂き
ゲンズブールのジャヴァネーズが
指定曲で
フランス語で歌い
7月11日にテレビ放映されました。

12年前の54歳の私は
今の100倍位は
体力があり
お店も経営していて
ピチピチ 1分刻みの
活動を すいすい泳いで
生きていました。

声も肌も 全身に
南国の
明るい太陽のエネルギー
みたいな沸き上がる情熱と
艶があったように
思います。

でも
現在の私の歌うフランス語シャンソン
のほうが
大舞台での立ち姿 歩く速度
舞台マナー
何もかも
多分
少しはマシになってきたみたいに
感じています。


これから12年先
もし生きていて相変わらず
フランス語シャンソンを
大舞台で歌っていたとしたら
きっと

ああ~ 私66歳の頃
若くて未熟だったわ~
でも 声にまだ色と艶があったわ

思うことでしょう。

12年 干支が一回りしてしまうのに
まるで
初めてのパリ祭出演の日が
昨日の事のように
感じます。

パリ祭のシャンソン歌手は
私とフランス人以外はフランス語で
歌わなかった時代を経て

今年は
かなり
フランス語で歌う方々がいらっしゃる
みたい。

昨日
バンドリハーサルの時
フランス語で
一番 二番を
歌い
三番を
日本語で歌うという方を 数人
拝聴致しました。

私の耳には
フランス語シャンソンより
日本語シャンソンのほうが
リズム感的に
外国語に感じてしまいます。

フランス音楽シャンソンは
フランス語ポエムの
シラブルの数が
音符の数と一緒ですが
日本語に訳して
音合わせしても
日本語には脚韻が無いので
私の耳には
不思議に聞こえちゃいますが

パリ祭に出演するプロソロ歌手達は
皆さん
美声で ボリュームもあり
音程もリズムも素晴らしく
貫禄もあり
日本語で歌っていらしても
ついつい聞き入って
人間楽器としての
各々の
声の色艶を 楽しんでしまいます。

私は声楽家出身なので
声という人間楽器の音色が大好きです。
ガンバリズム無しで
自然に 天へ響く艶声で
語るような声が大好きです。

パリ祭に出演のプロ歌手達には
そう言う 色艶の音色を持つ
方々が沢山いらっしゃるのは
凄いと思います。

声の色艶は各人の身体の構造により
決まり
音楽性は人間性と生活様式 習慣
衣食住で 決まるのよ

芸大の恩師達に
教えられましたけれど
まさに!
そんな感じがいたします。