１１年前の
薄ら寒い３月11日
震災を思い出します。
銀座の並木通りの四階の店の中
にいた私は
丁度
シャンソンを お教えしている
最中でした。
今も 鮮明に記憶に残っています。
あの日
今現在の私を
想像していませんでした。
放射能問題
節電モード。
水やトイレットペーパーも
無くなったわ。
余震で揺れる中
コンサートで歌い続け
練習し続け
教え続け
歌に救われました。
そして
銀座の店を続ける意欲も無くし
さっさと
店を閉め
あれから
音楽だけ
フランス語シャンソンの人生に 生きた１１年間は
あっという間でしたけれども
穏やかで
ゆったりした
幸福感に満ちた日々を過ごしました。
コロナ禍も フランス語シャンソン活動を
細やかながら継続して 私の魂は
救われています。
今年は 欧州で まさかの戦争。
ベルギー国内の 色々な都市
パリ や ボージョレ
ロシアのセントペテルブルグや
コンゴ ザイールの劇場で
歌った
私の 昔の日々は
今となれば 幻のような 経験だった！と
感じます。
まさかの 戦争に
まだ
胸が 苦しい ミニ鬱もどき です。
毎日 フランス語シャンソンを
歌いながら 練習しながら
暗くならないように 音楽宇宙に
翔ぶことにしています。
昨日
新曲をもう一曲増やし
稽古し始めました。
3月27日アレイホールコンサートに
間に合わせ るように 仕上げます。