シャンソン歌手

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シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 最後の銀座コンサート

2011年05月21日 23時56分19秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ長坂玲 最後の銀座コンサート

五月二十日 金曜日
伊藤雅治さんと
(いつも 伊藤先生とお呼びしておりますが)
ピアニスト でキャリアウーマンでアマチュアコンクール一位の 麗さん
そして 私のお弟子歴 10年の大和田さん
ゲストに 私リリ・レイ
クラシックピアノと シャンソンの コンサートが最後のお店のコンサートでした。
演奏家と 聞き手の間に 音楽のコミュニケーション
暖かい交流の感じられる会でした。
有難うございました。
この日をもって シャンソニエマダムREI窓での音楽会は終わりでした。
土曜日
会社にお勤めの生徒さんが多い土曜日ですが
レッスン後
「ここに 来るのも最後だから 瞼に残しておこう」と
帰り際に
じっと お店の中を見つめている 若い生徒さん達の姿が 印象的でした。

音楽と同じで 消え行くものの美しさ
残像も また 芸術。
美学・・・・・私の瞼には 隅々まで お店の様子が絵にかけます。
そこには 声と 花々 リリーと 優しい笑顔の 皆様の姿が 一緒です。
悲しいこと 幸せなこと 人生はシャンソン。
涙は そっと 残像の中にしまい込み 私は 群馬県へ
数時間後 出かけます。
毎月一度の 日本シャンソン館です。
芦野宏先生に お会いして 美しい庭園で深呼吸して 気合を入れて
11時と14時から からコンサートです。12曲 歌います。
そして 又 あっという間に 時は流れ 人生は続きます。
地震の後
私もすっかり 気持ちが変わりました。
音楽を奏でさせていただける幸せを
神に捧げるように感謝して 無心に歌えるようになってきました。

シャンソン歌手リリ・レイ 銀座のお別れ会

2011年05月21日 11時43分34秒 | Weblog
シャンソン歌手リリ・レイ 銀座のお別れ会
シャンソンのお店シャンソニエ マダムREI窓グループが
閉店する 三日間の お別れ会
5月17日18日19日 満員でした。
昼 お店をレッスン場として 使用していた 生徒さん達
夜 社交の場 として 使用していたお客様経済人達
皆さん男女混合 社会的立場も運命も異なるのに
リリ・レイの銀座の店の魂で 意気投合したソウルメイト
で 高まる気と エネルギーと 安心感のある
素敵な三日 お別れ会でした。
シャンソンを歌う人 聞く人
楽しく過ぎた時間でした。ありがとうございます。

白いピアノを 夜のお店に弾きにいらしていた 企業人で音楽家
ロロさんから 寂しい・・・・・という メールと写真が届きました。

最後の夜は 18年間お客様で居続けてくださった加藤泰道先生が
心温かい ご挨拶をしてくださつたり
恩師で かつてのオペラプリマドンナの勝本章子さんも
いらしてくださったり感激でした。
皆が帰り またまた 宴会。
窓のお店や成城の我が家の内装の 建築設計
デザイナーの御代川さん
成田山のご住職や 宗教論仲間のスエちゃん
ロロさん 生徒さん
深夜三時半まで 皆で 飲んで飲んで 笑って ・・・・・

私の人生は 不思議な運命で 銀座の18年の前は
かなり 真剣にクラシックの声楽家でしたけれど
今 シャンソン歌手になってしまいました。
それに 生徒さんが沢山 音楽の子供として 育ち始めています。
音楽好きな お客様とも 心の結びつきが出来ました。

この 3月11日の 地震が 与えてくれた 試練と恐怖感は
音楽家としての私に もう一度 新たな勇気も与えてくださいました。

白いピアノは 成城学園前の我が家を 東京シャンソンアカデミーの
レッスンをする場所にして ホームコンサートをしたり
芸術活動の巣にして 商売から離れ 精神の場所にしていきたい。
あちこちで 自由に コンサートして フランス語のシャンソンの
素晴らしさを伝えたい。
今後
まだまだ 神は 試練を下さるでしょうけれど
乗り越えられない試練など無いと信じます。
リリさん 頑張ります。
芸術活動に 人生の道が軌道修正する時が来た様に感じます。
皆さん
ありがとう。
銀座の18年 ありがとう。