シャンソン歌手リリ・レイ

シャンソン歌手 リリ・レイ 銀座シャンソンうた祭

第三回 銀座シャンソンうた祭
7月11日 日曜日 午後1時から 無料 銀座プランタン前広場
7月18日 日曜日 午後２時 と 午後3時 無料 シャンソニエマダムREI
7月31日 土曜日 午後7時から 内幸町ホール 2500円当日 3000円

去年は 沢山の方が聞きにいらっしゃいました。シャンソンは人生の歌。
美しいメロディーと 韻を踏んだ美しいフランス語のポエム
たとえ フランス語の意味が分からなくても
心で感じます。
フランスの革命記念日 ７月14日 を祝して 七月はシャンソンのお祭が
続きます。
7月14日 水曜日は私のお店でも キャトルズ ジュイェを祝います。
皆で集まって 自由にシャンソンを歌い楽しみます。
ずーっと お酒を飲まずに 深夜練習ばかりしていたので
この日は 飲むぞー と今から 楽しみにしています。
他 ワインの会のパリ祭 二回 開催でも シャンソンを 歌います。
大舞台が 終わり のんびりする事も無く
日常が 迫り狂います。
今 私には 一日 半日 数時間の自由時間も無いのですが
それでも 幸せに感じ 感謝できる毎日です。
責任感や プレッシャー 重すぎる荷が 私にとっては ありがたいのです。
深夜 一人で 店の掃除をして 汗だくになる自分が幸せに感じる
自虐的なところがあり パリ祭の舞台のスポットライトを浴びて
歌う私と
床ふきを はいつくばって している自分には 同じ血がながれ
同じ 感覚があるのです。
汚いものを 美しくする 磨きこむ感覚は 自分の体から出る音楽性を
美しく磨き上げるのと 似ています。
綺麗な作品を作る 壮絶な苦しみは 床磨きと 同じなのだなーと
感じるのです。
人々が どれだけ褒めてくれても 私には まだまだ 美学の理想が
あります。
床は 磨き続けないと 直ぐ汚くなります。
古くなると垢 しみが こびりつきます。

美しい 苦しい 腹の底からの 言霊 を 聞いた気がした
マリア カラスの NHKホールでの生の 声や 姿が いまだに
脳裏に蘇ります。
あの時 高校生の私に 歌手の理想が 出来上がりました。
後にも先にも 他には 居なくて・・・・