千の風になって
今日 深夜帰宅すると 母から手紙が届いていました。
今年78歳になる母が 突然 封書で しかもかなり 厚手で
空けてみると 楽譜のコピーが入っていました。
折りしも
此処のところ シャンソニエで お客様と一緒に毎晩
歌っていた曲でした。「千の風になって」です。
母の手紙の文面の一部
「親ばかのせいか? あの歌を玲が歌ったら 美しいであろう
と思いました。それに 貴女の 生徒さんは高齢者も居る
でしょうから 中には 私同様 既に伴侶を無くして 淋しく
過ごしている方たちに この歌を 教えてあげたら・・・
私もCDを買いましたけれど 楽譜どおりに歌うのは 結構
難しいです。したがって 私は CDを聞いて 耳で覚えようとして
いますけれど 子守唄代わりに 眠りにつくという次第です。
余計なお世話かと思いつつ CDの中に入っていた 楽譜を送ります。」
新井満氏の訳詩・ 作曲の 歌は 当シャンソニエでも かなり以前から
歌手の方々が 歌っています。
最近 とてもブームなので 私も詩をコピーして いらしたお客様に
プレゼントして ご一緒に歌います。
母が この歌を しみじみ 聴いて 歌って さらに 私に歌って
欲しいと思っていたなんて。
今夜も ライブで 徳永洋明氏のピアノ 会田桃子さんの ヴィオラの
伴奏で 歌ったばかり。
しかも 13日に お父様の社葬をなさるHさんから この歌を その会で
歌って欲しいと 頼まれたところでした。
この歌は 寂しいようで 励ましの歌なのですね。
母は この歌を聞きながら 散々 生前に 浮気したり
我がままだつた 父を 今になって懐かしみ
許し 寂しいと思ってるんだ!
そして 側で 見守ってもらって居る気になって
眠りについているのか!
父の死後 自分は同じお墓になんて 入りたくないって
騒いで居た母が こんな風に 変わるなんて。
年月の なせる業ですね。そう 言えば
今年 父の13回忌です。
「私のお墓の前で 泣かないで下さい。そこに 私は居ません。
眠ってなんか居ません。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。
秋には 光になって 畑に降り注ぐ 冬は ダイヤのように
きらめく雪になる。
朝は鳥になって 貴方を目覚めさせる。夜は星になって 貴方を見守る。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。
私のお墓の前で 泣かないで下さい。そこに 私は居ません。
死んでなんか居ません。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。」
千の風になって が 人の心を打つのは
シャンソンではないけれど
人生のドラマという点で シャンソン風なのでしょう。
明日は
母に電話します。そういえば忙しくて もう一ヶ月以上
電話していませんでした。反省。
今日 深夜帰宅すると 母から手紙が届いていました。
今年78歳になる母が 突然 封書で しかもかなり 厚手で
空けてみると 楽譜のコピーが入っていました。
折りしも
此処のところ シャンソニエで お客様と一緒に毎晩
歌っていた曲でした。「千の風になって」です。
母の手紙の文面の一部
「親ばかのせいか? あの歌を玲が歌ったら 美しいであろう
と思いました。それに 貴女の 生徒さんは高齢者も居る
でしょうから 中には 私同様 既に伴侶を無くして 淋しく
過ごしている方たちに この歌を 教えてあげたら・・・
私もCDを買いましたけれど 楽譜どおりに歌うのは 結構
難しいです。したがって 私は CDを聞いて 耳で覚えようとして
いますけれど 子守唄代わりに 眠りにつくという次第です。
余計なお世話かと思いつつ CDの中に入っていた 楽譜を送ります。」
新井満氏の訳詩・ 作曲の 歌は 当シャンソニエでも かなり以前から
歌手の方々が 歌っています。
最近 とてもブームなので 私も詩をコピーして いらしたお客様に
プレゼントして ご一緒に歌います。
母が この歌を しみじみ 聴いて 歌って さらに 私に歌って
欲しいと思っていたなんて。
今夜も ライブで 徳永洋明氏のピアノ 会田桃子さんの ヴィオラの
伴奏で 歌ったばかり。
しかも 13日に お父様の社葬をなさるHさんから この歌を その会で
歌って欲しいと 頼まれたところでした。
この歌は 寂しいようで 励ましの歌なのですね。
母は この歌を聞きながら 散々 生前に 浮気したり
我がままだつた 父を 今になって懐かしみ
許し 寂しいと思ってるんだ!
そして 側で 見守ってもらって居る気になって
眠りについているのか!
父の死後 自分は同じお墓になんて 入りたくないって
騒いで居た母が こんな風に 変わるなんて。
年月の なせる業ですね。そう 言えば
今年 父の13回忌です。
「私のお墓の前で 泣かないで下さい。そこに 私は居ません。
眠ってなんか居ません。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。
秋には 光になって 畑に降り注ぐ 冬は ダイヤのように
きらめく雪になる。
朝は鳥になって 貴方を目覚めさせる。夜は星になって 貴方を見守る。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。
私のお墓の前で 泣かないで下さい。そこに 私は居ません。
死んでなんか居ません。
千の風に 千の風になって あの 大きな空を吹き渡っています。」
千の風になって が 人の心を打つのは
シャンソンではないけれど
人生のドラマという点で シャンソン風なのでしょう。
明日は
母に電話します。そういえば忙しくて もう一ヶ月以上
電話していませんでした。反省。