私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

イッピン 若狭の塗り箸

2013-07-15 21:25:13 | 日記
 7月15日(月) 海の日  天気:雨 のち 曇り  室温:28.5℃

 きょうは 7月9日(火) に BSプレミアムで 放送された ”イッピン 若狭の塗り箸” を アップします。
福井県小浜市で 作られる漆塗りの究極の箸は 東京・広尾では 20万円以上で 売られるものもある・・・。
城下町に伝わる独特の模様。 不思議なカラフルな模様、数十万円の値がつくワケ、材料は 意外なあの物、
ミクロの研ぎ技に驚嘆・・・。
 このページを書きながら BS5朝日の ”加山雄三のゆうゆう散歩” を 見ると 加山雄三は 感心、感動、
感謝 の ”人生の三感王” を目指しているそうです。 見習いたいが 感動することがない・・・。


 若狭塗は 約400年前 藩主の酒井忠勝氏が 奨励、発展した。 海の荒々しいイメージ、深みのある色合
は どのようにして 作られているのでしょう。 じっくりと仕上げられ 完成には 1~2年 かかります。 


 工程は 木地固め、模様付け、塗り込み、研ぎ出しの4工程あり 木地固めは 変形を防ぐため 材料
に 生漆をしみこませてゆく。 漆を 何度も塗り重ね 2、3日 乾かす。 材料の木は 木目に沿って
切る方が強い。 予め 乾燥して 曲がらせてしまう。


 模様付けは 漆の上に いろいろなものを張り付ける。 植物の葉や種、卵の殻を砕いて貼る。
貝を付ける。 アワビの貝殻、粉状にした卵の殻を振りかける。 職人の個性が出る。


 塗り込みは 色の違う漆を 何度も塗り重ねる。 塗る色の順番が 仕上がりに影響する。 2年がかりで
50回塗ることもある。 塗り重ねることにより 箸の強度が増し 長持ちする。


 研ぎ出しは 荒砥石、仕上げ砥石の2種を使い 慎重に研ぎ 均一に削る。 削り過ぎると 模様が
違ってくる。


 箸の選び方は 親指と人差し指を広げ その長さの1.5倍の長さの箸から 気に入った柄のものから
選ぶ。 最近 パスタ用、ラーメン用、うどん用など 用途に応じた箸が出ている



 また プロ野球選手の折れたバットを 回収し バットの廃材を利用した箸もある。

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