私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

歴史教室9月 河合良翰と姫路の人々

2021-09-21 13:15:50 | 歴史探索
 9月21日(火) 中秋の名月   天気:晴れ   室温:30.6℃

 きょうは 公民館の歴史教室に 出席しました。 今月は 元城郭研究室長 中川秀昭さん
の 「河合良翰(さとかた)と姫路の人々」 です。
 公民だより9月には ☆歴史教室より お願い!! 「河合屛山(へいざん)と姫路の人々」
 3歳で 名家老・河合道臣(寸翁)の養子に入り、のちに 道臣の娘・琴泉と婚姻し 家督を
継承、姫路藩家老に就任します。 一方、仁寿山校で学び 次第に尊王思想に傾倒し、姫路藩
尊攘派をリードします。 幕末から明治へと時代が大きく動く中、頑強に徳川一辺倒を貫き、
朝敵とみなされ 存亡の危機に瀕した姫路藩にあって、これまで何度も 隠居・幽閉の身に遭い
ながらも 復権し 最後の若き姫路藩主・酒井忠邦を助け、全国に先駆け 版籍奉還を建言する
など 大局を見誤らず 姫路藩を救った河合屛山の足跡を 共に苦難の時代を生き抜いた人々と
ともに ご紹介します。                元城郭研究室長 中川秀昭


  。。。。。。。 河合良翰と姫路の人々 。。。。。。。。 2021.9.21

Ⅰ.河合良翰とは
  河合良翰(さとかた)(屛山 へいざん)(享和3年(1803))~明治9年(1876・74歳没
 ・松下源太左衛門高知 次男として生まれる
 ・幼名、鎧七、のちの小太郎。 河合家家督継承し 隼之助、隠居し 号・屛山を名乗る
 ・3歳で 河合道臣の養子に入り、のち 道臣女・錦泉(琴泉)と婚姻。 河合道臣のあと家老に
 ・仁寿山校で学び、尊王攘夷思想に傾倒。 幕末、河合宗元、秋元安民らとともに 姫路藩
  尊攘派をリード。 甲子の獄で幽閉される酒井忠邦が 姫路藩主になり 復権。 戊辰の獄を
  主導し、佐幕派を処断。 また 版籍奉還をいち早く提案した。
  ※河合定恒(道臣の祖父)の弟・高通が 松下次右衛門高綱の養子に入る
  ※河合家略系図(泰子:林田藩家老 長野九之丞親雄女
  ※良臣・女(本多氏妻)の母は、河合家家女(女中?)

 
Ⅱ.両極の二人 河合良翰(屛山)と 酒井忠績(閑亭)
       河合良翰                     酒井忠績
 ・河合道臣隠居の跡を継ぎ姫路藩家老に就任     ・酒井氏支族出身、旗本5000石100人組頭から
    (天保6年(1835)・33歳)       路藩主に (万延元年(1860)・34歳)
 ・仁寿山校に入り文武、尊王思想を育む       ・「京都取締向」 拝命、京都の治安維持にあたる
         
  <藩主・忠績に尊王攘夷の大義を説く>       <累世徳川家譜代の臣、徳川家と存亡を共に>
 ・「甲子の獄」江戸巣鴨染井村に幽閉        ・「甲子の獄」断行(尊攘派志士断罪) 
 ・救出後、新政府の命を受け藩政改革        ・41歳で隠居(閑亭)、実弟・忠惇が跡を継ぐ
 ・「戊辰の獄」断行(俗論・佐幕派断罪)      ・新政府への謝罪拒否⇒姫路藩存亡の危機
 ・家老・執政・大参事として最後の藩主・酒井    ・徳川家(家達)の静岡移転(静岡藩70万石)
  忠邦を補佐し、版籍奉還建言(王士王民)       (慶応4年(1868)5.24)領地召上げ願出
                          ・忠績(慶応4年)、忠惇 静岡に移り住む
  

◆河合良翰(屛山)略年表
   

Ⅲ.姫路の人々
 1.「甲子の獄」前夜
  ・家老高須隼人広正(佐幕派)は、番頭境野求馬意英(おきひで)が 京都の仮住居を尊攘派
   志士の密会所とし 機密書類を保管していることや 尊攘派志士の動静を 意英の家僕・新井
   千三郎を懐柔して 察知し 藩主酒井忠績に報告。 忠績は 責任を感じて 元治元年(1864)
   自刃。
 2.「甲子の獄」(元治元年(1864).12.26)
  
 3.「甲子の獄」(明治元年(1868)11.25, 明治2年2.3、 明治3年5・6・7
 

Ⅳ.姫路藩勤皇志士等ゆかりの地(姫路市内)
  
  
  
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