私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

ギャラリー集で 唐津焼・梶原靖元展

2017-06-19 17:41:28 | ギャラリー散策
 6月19日(月)   天気:晴れ   室温:32.0℃ 暑い!

 きょうは 高砂市米田町のアトリエ ギャラリー集へ ”唐津焼 梶原靖元展” を見に行き
ました。 梶原さんの展示は 何度か見たことがありますが 昨年 9月9日の NHK BS
プレミアム 「美の壺」 で ”幻の唐津焼” に 出ておられたので ”斑(まだら)唐津” を見て
みたいと 久しぶりに 梶原さんの展覧を見に行きました。 9月9日の美の壺も 写真はあ
るので このブログに アップしたいのですが・・・。

 午前中 姫路バイパスが 上下線とも 交通事故で 渋滞と ラジオで言っていたので お昼
過ぎに 行きましたが バイパスは スムースに 走ることができました。 行くと すぐ 和田さ
んか来られ 久しぶりに お会いしました。 和田さんは デコパージュを作っておられます。


 梶原さんは 秀吉の慶長の役で 来日した李朝の陶工たちによって 作られ始めた古唐
津の源流を探求されています。 雪解けの[白]、宇宙の[黒]、秋から冬の夕暮れに 残光
相まう水色の空[青]、光輝く美しさを追い求める先に 朝鮮を越え 中国北宋時代の陶磁
器・汝窯(じょよう) がありました。 梶原さんの追い求める唐津の源流は 今 そこにあります。
 ・・・・・ 白、黒、青の美ーー(源流を求め)中国北宋・汝窯に辿る ・・・・・  (案内状より)


≪ 汝窯 ≫ 中国・北宋(960~1127年)末期、河南省にあって 宮廷用の青磁を焼いた窯。
 釉薬に 希少なメノウの粉を混ぜた。 生産期間は わずか約20年。 汝窯に特徴的な淡い青色を
 出すのは 温度調節が難しく、その後の南宋時代には すでに 「近ごろ最も得がたし」 と 言われる
 ほど 珍重された。 1980年代後半から発掘調査が進み、2000年に 窯跡が特定された。
 汝窯青磁は 「天青(てんせい)(空の青)色」 と 呼ばれる淡い青色が 特徴で、青磁の最高峰とも
 言われる。 現存するのは 世界でも 約90点に限られ、国内では 最近 3点目が発見された。


≪ 斑唐津 ≫ 斑唐津(まだらからつ)は 唐津焼の一種で 白濁した藁灰釉(わらばいゆう)を用い
 ます。 唐津焼が焼かれはじめた 16世紀後半から 現代まで 作り続けられています。
 器種は 酒器・食器・花器・茶陶など 多岐にわたりますが、中でも ぐい呑みや茶碗が 人気がある。
 藁灰釉の表面が 斑状になることから 斑唐津と呼ばれます。 この黒い斑点は 素地の鉄分によるもので、
 藁灰の斑文の中で アクセントになっています。 どの面から見ても それぞれ表情が違います。
 斑唐津の特徴は 白っぽく乳濁する釉薬と 唐津の土味でしょう。   (ウェブより)  

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 下に 昨年9月9日に NHK BSプレミアムで放送された 「美の壺」 File387 ”幻の唐津焼”
400年以上前に作られた斑唐津の謎に迫る の写真を載せておきます。 適当に見てください。
 文章を書きたいのですが 何分 かなり前のものなので 何も覚えていない・・。 写真から内容を
想像してください。   草刈さん  今夜 十五夜ですが 天気予報は 雨で 残念ですね・・。
徳利の中を覗いてみて! 唐津焼のタネに 願い事をすると・・・・。




 斑唐津は 最初 桃山時代に 岸岳の系窯で作られ 約10年ほどしか 作られなかった。 技法は
謎のまま・・。  調べていくうち ある特徴を 発見。  顕微鏡で見ると 2/1000mm気泡があり
これが 白く見せる。 なぜ 釉薬の中に気泡がある のか?   藁灰は 焼くと 気泡が残る・・。 


 梶原さんが 再現しようとされているのは ”青斑” と言われるもので 400年前の窯を再現し
窯の温度が上がり 釉薬が溶け始めたとき 樹木の葉を入れる。 燃えた樹木の灰が 溶けた
釉薬の上に落ちて 釉薬と反応し 青い斑になる・・。 40回以上挑戦し やっと 青斑ができた・・。
うっすらと浮かぶ青・・・。


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