私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

イッピン 華麗な輝き ~群馬 ガラス製品~

2016-12-27 16:12:18 | 日記
 12月27日(火)  天気:曇り のち 晴れ    室温:17.8℃

 11月29日(火) のNHK BSプレミアムのイッピンは ”心ときめく 華麗な輝き~群馬 ガラ
ス製品” でした。 人気のカフェで 心を奪ったのが ビールを注ぐと 暖かい色に変わるグラス。
1年に 1500個売れる 人気商品のアクセサリー。 個性豊かな縞模様のモザイクの器。

NHKの番組案内には
 年間1500個 売れる話題のグラスがある。 緑色の底が 内側に隆起して 山となり、その上に
 2つの雲が 浮かんでいる。 ビールを注ぐと 夕日に染まったように 見える仕掛けで、郷愁を誘う
 情景となるのが 人気の秘密。 そして ガラスの中に 虹のような色模様が 封じ込められた幻想的な
 ペンダントや、鮮やかな色ガラスを 敷き詰めたモザイク模様の器など。
 “知られざるガラスどころ” 群馬県から 生まれる多彩な製品の魅力に 吉木りさが迫る。

 群馬県のみなかみ町は 自然豊かな 温泉地です。 1905年 創業のガラス工房は 東京で 温度計を
作っていました。 戦後 みなかみ町に移ってきました。 地ビールが解禁になり 山模様のグラスが生ま
れました。 ガラス職人・原澤さんは 14年の職人歴。 山と雲に こだわり グラスを作っています。 

 ガラス玉に 雲になる白いガラスを付け 型吹きで 形を作ります。 型に入れ 静かに吹き 形を作る。
山になる底の部分だけ 熱して 軟らかくし 緑のガラスを付け 透明ガラスを付けて 成形。 徐々に
冷まし 口の部分を整えると 完成。 ビールを注ぐと 夕焼けみたいな すごく暖かい色合いです。

 次は 炎が生みだす神秘の小宇宙です。 話題のガラス製品があります。 ガラス作家・畠山さんの直径
4cmほどのペンダントは ひときわ神秘的で 見る角度によって 色が 徐々に変わる

 バーナーワークで作ります。 耐熱ガラスに 金と銀の粒で 色を付けます。 バーナーであぶり 蒸発
させると 粒子が付着します。 銀は 冷めると 黄色になります。 模様作りは 溶かしたガラスで 線を
作ると これが 模様になります。

 息を吹き込みながら ガラスを 左と右に ねじると ジグザグの波ができ 波が重なる。 回転し
ながら あぶり 丸くしていくと 神秘の世界が現れる。 形を整え 仕上げ。

 次は 響きあう色彩 モザイクガラスの器のヒミツ です。 新進気鋭の作家・小林さんの作品です。
色彩豊かなガラスの器は 影も美しい。 モザイクガラスは 色ガラスを貼り合わせたものではない。

 色付きの板ガラスを 9色並べて 溶かし 一枚の板ガラスにして 2枚重ねる。 ガラスの色によって
溶け方が異なるので 色の配置には 工夫が 必要。 二重にして 接着面を増やす。 炉で熱し 一枚
の板に成形し 丸めて 円筒形に。 熱して形を整える。 これを 10数回。 


 妻の愛子さんが 吹いて グラスの形に膨らませる。 底と口の部分を整え 普通のグラスの10倍の
時間をかけて作る。

 色ガラスの世界を 皆さんに楽しんでもらいたい。 手にした方が 元気になったり 幸せな気持ちに
なってもらえるように・・・。

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コメント
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