私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

京都1200年の旅(終)

2014-10-04 21:01:55 | 日記
 9月 5日(日)  天気:曇り のち 風雨   室温:25.3℃

 9月30日(火) 夜10時から BS朝日で 知られざる物語 ”京都1200年の旅(終)”
~悠久の歴史~ が放送されました。 今回は 最終回で 9月2日に 放送された 2時間
スペシャルを 1時間番組に 再編集したもので ”京都国立博物館 と 国宝の寺” です。
 市川猿之助が 中村壱太郎と 共に 京都国立博物館ゆかりの京の寺を訪ね そこに秘め
られた はるかなる 悠久の歴史物語を ひも解きます。
 このページの文章は BS朝日の 「番組紹介」 のページから コピーしました。

 開館から 一世紀以上の長きに渡り 京の人々に 愛されてきた 京都国立博物館が 2014年
の秋 リニューアルオープン。 最新の技術を 結集した これまでにない 魅力を備え 生まれ変
わります。 この博物館で 特に 見ておきたいのは 国宝を はじめとする 貴重な美術品の数々。
 ここで 出会うことのできる作品の中には 京の街で 永く愛されてきた 歴史ある寺や 神社が
所蔵しているものもあります。

 国宝級の品物を 社寺で保管・管理するのは 火災・盗難などの心配もあり 大変なのです。
そこで それらの宝物を 国立博物館で 管理・保管し 修復することにより 永く品質を保つこと
ができるのです。 建仁寺の俵屋宗達の 「風神・雷神図屏風」 も 本物は 博物館に 保管され
寺にあるのは 最新の撮影技術で 撮影されたデジタル画像です。

 博物館のすぐ近くに建つ 三十三間堂も そんな寺のひとつ。 本堂の中を 埋め尽くすように
並ぶ 千手観音の迫力は まさに 圧巻。 鎌倉時代に 活躍した仏師たちの見事な作品を 拝見
し 現在 博物館に寄託している作品や 修復中の作品について 話を聞きます。  また 三十
三間堂と 京都国立博物館には 平安時代からの意外なつながりが あったのです。 現在も
千手観音像は 毎年 何体かずつ 博物館で 修復されています。 年 十体ずつ修理すれば
100年で 終わる? 湛慶作の千手観音は 京都、奈良、東京の博物館へ行っている。  

 右京区の高山寺には 「鳥獣人物戯画図」(国宝) がありますが これも複製です。
10月6日の新聞に 7日から 国立博物館で 特別展 「国宝鳥獣戯画と 高山寺」 が始まる
という記事があり 戯画図も載っています。 甲、乙、丙、丁の計4巻からなり 縦約30cm、
長さは 4巻合わせて 約44m。 平安から鎌倉時代に描かれたものの 絵師は 不明。

 石水院(国宝)は 鎌倉時代に高山寺を開いた 明恵が 過ごした場所。

 相撲を取るカエルが ウサギの耳をかみ ウサギを投げ飛ばすと 傍にいたカエルたちが
大笑いします。 


 京の街の東に 位置する建仁寺は 日本に茶の文化を 広めた栄西禅師が 創建して 八百年
の節目を 迎える歴史ある禅寺です。 ここは 江戸時代の初めに活躍した 絵師、俵屋宗達が
描いた 「風神雷神図屏風」 を 所蔵する寺院でもあります。


 同じく 歴史ある禅寺である妙心寺では 数ある塔頭の中でも 特に 美しい庭園があることで
知られる 退蔵院を 訪ねます。 この寺は 室町時代に 将軍の命により 描かれた水墨画 「瓢
鮎図(ひょうねんず)」 を 所蔵しています。 この作品に 秘められた ちょっとユニークな物語と
は? 老人が持っている小さい壺に 池にいるナマズを どうしたら 入れられるか? という禅問
答で そのとき 問答で 答えた人の答えが 上に書かれています。
 ナマズは ぬるぬるしているので 無理やり 押し込めば 入る?

 建仁寺と 退蔵院が持つ これらの作品は どちらも 現在 京都国立博物館に 寄託されてい
ます。 そんな 国宝の2作品 「風神雷神図屏風」 と 「瓢鮎図」 を 今回 番組のため 特別に
博物館で 展示して 見せていただきます。

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コメント
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