私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

こころの巡礼~仏像の祈り~

2011-07-05 14:52:00 | 日記
 7月5日(火)  天気:晴れ+風あり   室温:30.5℃

 先週 夜 テレビを見ていると BS8で 『日本人こころの巡礼~仏像の祈り~』という番組があり
京都・東寺の五大明王が 見られるということで 鑑賞しました。 写真は テレビ画面を撮ったので
静止画面ではないので ピントが合い難く 歪みもあり 見難いかと思いますが ご了承を・・・。
夕刊を見ながら PCを触りながら テレビを見たので 撮った写真が どの仏像だったのか 分からな
くなり・・・。
 当日は 第12話で 最終話だったようです。 観世音寺の馬頭観音・大黒天、 普賢寺の普源菩薩、願
興寺の釈迦三尊、 東寺の五大明王が 映像で 紹介されたようです。 私も やまあそさんを 見習って 仏
像の勉強をしたい という気持は あるのですが 左耳から聞くと 右耳へ抜けるので・・・。 当面は 芸術
品、美術品の鑑賞ということで・・・。 今回が 最終話なら 愛染明王が見たかった・・・。
※最終話が 終わって 残念 と思ったら 7月8日(金)19:00から また 第一話を 再放送していました・・・。


最初に 大宰府の観世音寺の馬頭観音像が 出てきました。 大黒天もあったのでしょうか?(写真は一番下に)
 人は 死後 六道(天道、人道、畜生道、餓鬼道、修羅道、地獄道)の どれかに 堕ちると言われていますが
 馬頭観音は 畜生道に堕ちた人を救済するそうです。 これとは別に 死後 六つの道で 生死を繰り返す
 いわゆる 六道輪廻転生 も言われますが・・。 馬は 大地を駆け回り 草を食べることから 苦しみや
 煩悩を食べてくれるのだそうです。 四面八臂の像は 悪を滅ぼすに 相応しい憤怒の表情で
 手には 武器を持っています。 胸の前で 合掌したように見える手は 馬口印で 馬の口を模したもの。


 三重県佐奈(現在の多気町)の普賢寺の普賢菩薩座像です。 釈迦如来の二脇士として 白象に
乗り 蓮台の上に 半跏坐の姿にて座し 手には 金属製の如意を持っています。 幸せを願い 何所
までも 人々を救いに行くそうですが・・・。


 岐阜県の願興寺の本堂に安置されている釈迦三尊は 鎌倉時代のもので 中央が 釈迦如来
座像で 右が 象に乗る普賢菩薩、 左が 獅子に乗る文殊菩薩像です。



 京都の東寺の講堂には 中央に 「五智如来」 があり 右に 「五大菩薩」 左には 「五大明王」 があ
るそうです。 五智如来は 大日如来を 中心に 東西南北に 四如来を 配置し 五つの知恵を五体の
如来に当てたもの。 ( 東:阿閃 南:宝生 西:阿弥陀 北:不空成就 如来 ) 五大菩薩は?


 五大明王は 不動明王を中心に 東に 降三世(こうさんぜ) 南に 軍荼利(ぐんだり) 西に 大威
徳(だいいとく) 北に 金剛夜叉(こんごうやしゃ)明王が 配置されます。 五智如来が 衆生教化の
ために 姿を 忿怒の形に 変えたもので 明王は 如来の真意を 奉持し 霊的な力で 悪を砕く役目を
持っています。


 不動明王は 大日如来の化身で 一切の悪魔 煩悩を降伏させる。 三大明王の主尊で 大日如来
の命を受け おそいかかる災難に立ち向って 人々を守り 悪行に対しては 厳しく叱責して 欲望や迷
いを断ち切り 諸願を満足させます。 右手の利剣で 魔を退散させ 左手の羂索(けんさく 縄状の仏
具)で 悪を縛りあげ 煩悩から救いあげる。 岩上に座し 火炎に包まれた姿で 怒りの形相に表わす。
 人々は 死後 必ず 最初に 不動明王の導きを受けるそうです。




 7月7日 きょうは 七夕ですが 朝から雨で 七夕祭りも お流れでしょうか? テレビを見ていると
8月7日に BSプレミアムで 『空海 至宝と人生』 が 放送されうそうです。 一日目は 「仏像革命」
怒りの仏像 だそうです。 京都の東寺(救王護国寺)は 嵯峨天皇から 空海(弘法大師)に 下賜され
真言密教の根本道場として 栄えたそうです。 今回の五大明王などの仏像が 出てくるかも 知れませ
ん。 忘れなければ 是非 見てみたいと思いますが・・・。 第3集は 「曼陀羅の宇宙」 だそうです。



  。。。。。。。。。。。。。。。       。。。。。。。。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする