私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

馬ノ頭 うまのかしら 866.5m

2010-11-13 16:17:16 | 山歩き
 11月13日(土)  天気:曇り+黄砂+モヤ+霧?  地図:寺前(北西部)

 きょうは 雪彦山の西尾根の馬ノ頭に登ってきました。 山名は ウリュウドと言うのでしょうか? どうも ピン
とこないので 二等三角点の点名の馬の頭で。 若かりし頃のやまあそさんのレポートを参考にしましたが 残
念ながら 地図がありません・・。 地図は なくても ルートは分かります。
 水が 少なくなったので ついでに 「千寿の水」? を汲んできました。 馬の頭に行ったついでに 雪彦山(大天
井岳)へも 歩いてきました。 きょうは 小春日和のいい天気 と思ったのですが 曇り+黄砂+モヤ+霧?で 景
色は 全くダメで 墨絵の世界でした。 今日のヤケ風呂は 林田町の 「ゆたりん」です。 姫路市は なぜ 湯足
りん のような パッとしない名を 付けたのでしょう?
 下の図が 本日の概略ルートで 破線の道と 尾根を歩いたので ほぼ間違いないでしょう。 通行禁止の林道
を車で登り 千畳平の下の水場で 水を汲み 林道脇に車を置き 林道のような登山道を東へ登りました。 雪
彦縦走尾根に出て 南西尾根の小ピークを四つ超えて 二等三角点:馬の頭へ行き 歩いた尾根を引き返します。
※地図では 尾根に出る手前で 左へ曲がっていますが ロープ場で 右に曲がり 谷を詰めたような気がします。 



 7:33 出発。 太子町、たつの市を通り 林田町で 国道29号線に出て 北へ向かいます。 29号線は
思ったより 車は少なく 信号も少なく スムースに走れます。 前に 軽トラさえいなければ・・。 8:14 安志
南で 右折して 県道430号線で さらに北上。 安富ダムを過ぎ 8:29 鹿ヶ壺キャンプ場を過ぎ さらに林
道を進みます。 「千寿の水」は 水量が少ないので 上で汲むことにして さらに林道を登ります。 通行禁
止を超え 雪彦山の登山口の水場に 8:42 到着。 林道脇に車を止め 水を汲み 9:02 スタート。
 走行距離は 家から国道29号線まで 14.5km 29号線を 安志南まで 9.3km 鹿ヶ壺キャンプ場まで
11.1km 林道終点まで 4.1kmで 計39kmです。



 登山口辺りの木は紅葉していますが 天気が悪く 発色していません。 車も通れる林道のような広い砂利道を
緩やかに歩きます。  尾根と尾根の間の谷を 沢に沿って行きます。 黄葉も始まりつつあり 雰囲気は悪くありま
せん。 20分ほど歩くと 林道終点? 砂利道が終わり 左の植林へ入り 沢に沿って谷を登ります。 ここから
は 植林の本格的な?山道です。


 杉林の斜面につけられた道は 細く 歩きにくくなっているところもありますが 黙々と歩きます。 尾根が近くなると
木の隙間から薄日が差してきました。 この辺りは 傾斜がきつく トラロープが張ってあり 難所です。 これを クリ
アーし 急登をジグザグに登り 9:40 上の尾根に出ました。 何回か来たことはあるのですが 前の記憶は定か
ではなく 以前とは 様子が変わっているような・・。 分岐には 道標も たくさんあります。
 地図を見て 尾根に出たら 100mほど南から 南西尾根に乗るつもりでしたが 尾根分岐の手前に 尾根道が伸
びていて テープもあります。 地図の破線の道は 間違っているのでしょうか? 何の問題もなく 南西尾根に進む
ことができました。


 この尾根を歩く人は ほとんどいないでしょうが テープは多くあり 倒木があり ヤブっぽくなっていますが 踏み跡
はあります。 以前は 宍粟郡夢前町と飾磨郡安富町の境界尾根だったので 境界杭も多くあり おまけに 地理院
の地籍調査の赤杭もあり いい目印になります。 黄色い杭で 「図根多角」と 「多角本点」というのも ありましたが・・。
等高線が輪になった小ピークが 四つあり 808m標高点もあり これらを超えて行きます。
 9:52 810mのピーク1を通過。 10:02 820mのピーク2に登りましたが ここは岩山です。 ここから 倒木を
乗り越えて下ると なだらかなになり 黒いネットが現れます。 ネットは 地面に倒れているので 踏んで歩かねば・・。



 10:12 808m標高点に。 ここで 左に曲がります。 やまあそさんは ここから西へ降りたようですが ヤブの中に
細い道?があるようにも見えますが・・。 ここからの下りは 右の雑木が 赤くなり始めていました。 10:24 840m
の平らなP3に登り ここで 左に曲がります。 この尾根は はっきりとした道があるわけではなく 微妙に曲がっている
ので 帰りのため 景色を覚えておかなくては・・。 特にピークからの下りでは 要注意。 案の定 帰りに何か所かで
道を外しました・・。 この尾根は 見晴らしが 全くありませんが どこだったか 木の隙間から 左に大天井岳を ちょっと
だけ 見ることが出来ましたし 後方に 三角点雪彦山も ちらっと 見ることが出来ました。
 


 10:33 ピーク4を通過し 10:39 開けた馬の頭の山頂に出ました。 周囲を 雑木に囲まれた 10mくらいの
平坦地の中央に 二等三角点があります。 黒いシミが付いていますが 傷はなく チップもありません。 南に窓が
あり 覗き込むと なんと 明神山?が見えますが 写真は・・。 三角点の写真さえ撮れば 用もないので 10:43
下山。 来た道を戻ります。  やまあそさん 残念ながら 南尾根の調査は 行っていません。 



 P4へ戻り さっそく道を間違えそうになり・・。 慌てて テープを探します。 私のアルツも進行中? 見覚えのある
ところへ出ると 安心します。 10:50 P3を通り 11:04 808m標高点で 右に曲がり 11:10 P2の岩山を通
り 右に大天井岳の尖峰を見ながら 11:22 P1を通り 11:32 尾根の分岐に戻ってきました。  



 まだ早いので 大天井岳へ行きましょう。 が 大天井への道が こんなに歩きにくいとは すっかり忘れていました。
アップダウンや岩場があって 歩きにくいです。 出会った夫婦は 地蔵岳へ降りるそうです。 天狗岩の上には 男の
人が二人 上がっていました。 私も上がろうか? 辞めときましょう。 まだ死にたくない。 岩に登るのは登れても
降りるのは 超怖そう・・。


 岩の裏は 絶壁で 絶景です。 左手奥に 明神山がかすみ 正面に さっき歩いた 馬の頭 が見えます。 大天井岳へ
の登りも 岩の難所です。 上から若い女性が 二人降りてきました。 しまった 後ろの人を撮れば良かったァ。 後ろ
の人の方が 若くて可愛かった・・。 山頂に登ると 5、6人居ました。 12:02 大天井岳に登頂。
 昔は 大きなプレートに 884mと書いてあり おかしいと思っていましたが 新しい「ふるさと兵庫100山」では
高さは 訂正され 数年前の測量で 811.1mと判明した と記されています。 山頂でバッチを売っている人が・・。


 山頂で 弁当を食べることにしました。 いつも 車に降りて食べるので 山で弁当を食べるのも 久しぶり。 山頂から
の景色もさっぱりです。 なんとか七種山が見えます。 弁当を食べていると 話し声が聞こえてきて ”きょうは 塩田
温泉に泊まって あしたは 明神山や” とか・・。 降りようとすると 小4の男の子と小5の女の子が 登ってきました。
 子供は元気です。 遅れて 両親が。 そのあとで おじいさんが 登ってきました。 山頂から降るとき 正面のピーク
に 天狗岩が見えていました。



 12:35 下山。 12:56 尾根の分岐に戻り 左へ降ります。 植林の急斜面をロープを掴んで慎重に降り
13:08 林道に出て 一安心。 ここからはいい道です。 もう少し紅葉していれば 申し分ありませんが・・。
13:21 車に戻りました。 スタートして 少し登ったところで 車の鍵を かけ忘れたことに気付いたのですが
引き返すのも面倒で・・。 やはり 鍵は かけていませんでした。
本日の行程は 往路 馬の頭まで 1時間35分 大天井まで 1時間20分 下山に 1時間20分で 休憩も含
め 4時間20分ほどでした。


 車で千畳平へ上がってみました。 とうこさん ここで テントを張って 星座の観測を いう話もあるかも知れません
が この芝生広場は 鹿のトイレになっていて 足の踏み場もありませんよ。 ひどいところは てんこ盛り。
 13:27 帰路につきます。 林道を慎重に下ります。 この林道は 両脇が溝になっていて 脱輪すると一大事。



 鹿ヶ壺キャンプ場の脇を下り アクセルを使わなくても 車は どんどん進みます。 13:55 国道29号線に出て
南へ走り 林田町口佐見で 国道を離れ 天然温泉ゆたりんに寄りました。 温泉は 深さ1338m 約2億年前の
堆積岩の割れ目から湧出している ナトリウム・カルシウムー塩化物泉で 露天風呂、サウナ室もございます。



15:00 ”ゆたりん”を 後にして 林田の交差点に出て 国道29号線を横切り 神岡町へ入り 県道435号線を
南下して 太子町を抜け 15:39 家に帰ってきました。
本日の走行距離は 往路 39km 復路 ゆたりんまで 26.4km 家まで 15,3kmで 計80.7km。
コメント (4)
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