私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

木谷山 きたにやま 415.0m

2010-01-16 17:22:40 | 山歩き
 1月16日(土) 天気:晴れ後曇り 時々雪ちらつく   地図:西脇・中村町

 きょうは 西脇市と多可町の境界尾根にある 木谷山へ行きました。 やまあそさんと「西脇市から
の山」の うろさんの記録を参考に 二人のレポを足して 3で割ったルートを歩きました。
 であいの里(合山町)の遊歩道は 良かったのですが それ以外のルートは 鉄塔巡視路を除き ほ
ぼ全域 雑木ヤブ・シダヤブで 思ったより ひどいヤブ山でした。
 尾根を歩いていると 雪がちらついてきましたが もっと どっさりと降ってくれれば やまあそさんたち
のように 私も カキ氷(雪)が できたかも 知れませんが・・・。

 7:53 出発。 車に乗ろうとすると 窓に霜が付いていて 前が見えません。 霜を落として・・・。 8:
31 播但連絡道・料金所を通過(400円)。 中国道に入り 8:39 加西ICを降りる。 中国道は 11.
3km、200円。 右折して 県道24号線を走り 明楽寺で右折して 集落を抜け 水尾橋で県道34号
線に入り 合山で左折して北へ。 馬事公園の前を右に 細い進むと 左に ”←であいの里” の道標
があり 左折して 100mほど進むと 木谷山キャンプ場。 何所に停めよう? 水道施設の横の空地
に停めました。 9:03 駐車。 加西ICから 13.2km 家から62.3km。  トイレを済ませ 9:10
スタート。 とりあえず 橋を渡り 西木谷池の土手に上がってみました。 池には 薄氷が張っていました。   



 下の図が 本日の概略コースです。 キャンプ場から 池の下、東屋を廻り 山へ取り付き 馬事公苑
の見える丘に上がり 西の境界尾根の320m+Pから 尾根を歩いて 423m、370m標高点ピーク
から 木谷山へ登り 下山は 鉄塔28、27 巡視路を通って 尾根を南へ下る 時計回りのコースです。
※370m標高点ピークから北の鞍部に降りて 380mピークへ登るところは ピークを右に巻いて
迂回し ピークの北で尾根に戻りました。



 池の下に 駐車場がありました。 左へ進むと 東屋があり 東屋の前を 右に回り 細い道を 右に取り 山
へ向かいます。 直ぐに丸太の階段が現われ これを上がるだけで 汗が出てきました。 いい雰囲気の
雑木林の遊歩道を進むと 9:20 フェンスに出ました。 扉の上中下三個の留め金を 開けると 中側に黄
色いネットがあり このネット潜る際 リュックに引っかかり 煩わしい。 これを過ぎると なだらかな 快適
な道で 北の山を見ながら どんどん歩きます。 残った薄雪を踏むのも 気持が良い。 



 分岐を過ぎると 道の脇にシダが現われ 馬事公苑が見える丘は 表示がないので分かりません
が 小ピークのような尾根に上がると 低いシダのヤブになり 道が分かり難くなります。 この辺りか
ら 下に馬事公園が 木を透かして ちらちら見えますが・・。 南に見える特徴のある形の山は 角尾
山でしょう。 踏み跡を探しながら シダヤブを歩き 320m+ピークへ向かいます。



 登りにかかると さらに踏み跡は怪しくなり シダに隠れて岩も露出します。 後方の景色を見な
がら ゆっくり登ります。 東に山並みが見えますが 西光寺山? 320mピークの手前から 下に
馬事公園のトラックがよく見えます。 左下には 車を置いた西木谷池も見え 西には 原山497m
が大きく見えますが 黒い雲がかかり 雪が降っているようです。  



 10:02 西尾根の南の先端 320m+ピークに登りましたが ここは シダと雑木のヤブです。
ここから シダヤブとの格闘が始まります。 細い尾根なので 道を探すほどのヤブではなく 歩ける
所を歩きます。 道はあるような ないような・・。 突然 いい道が現われたりして・・。 雑木林で
見晴らしは 殆ど ありませんが 所々で 景色が見え 西の下の池も見えました。 中野間の集落
が見えると 集落は 雪に煙っていて こちら側にも 雪がちらつき始めました。 



 いい雰囲気の雑木ヤブを登って 10:32 390m+ピークに登りました。 GPSを持たない私には
なだらかな尾根で 390mピークの確信はないのですが 間違いないでしょう。 下の写真の右の木
に黄テープがあり うろさんは ここから東の尾根に降りた? この先で 尾根に上がった所が ピークか
と思いましたが シダヤブを越えた先が 423m標高点ピークでした。 ここも なだらかな尾根で ピー
ク感はなく 小さい岩があるだけです。 10:43 通過。 下りにかかると 北のサーキットからエンジ
ン音が聞こえてきます。  



 ここからの登り下りも シダに隠れた切株に足を取られながら 張り出した木の枝に顔を引っかかれ
ながら 進みます。 11:03 やや急な登りを経て シダヤブの370m標高点ピークに登りました。
 370m標高点ピークから北へ進むと 目の前に深い谷が見え その向うに380mの尾根がそびえ
ています。 尾根を歩いていると 右に 下山予定の東の尾根が見え 鉄塔が2基見えますが 28と 
27 でしょうか?



 鞍部に降りて 380mピークへの登りにかかると いい道が現われて ピークへは登らず 右に廻り
ます。 しかし 大きな葉のシダが 細い道を覆い 歩きにくい。 左の山側は シダの密林です。 ピー
クを廻ったところで 左の斜面を上がり 尾根に戻りました。 なだらかな380mの広い尾根を 歩いて
いて変な気持になりました。 うろさんは 送電線鉄塔の位置が 変わったことが分からず 戸惑われた
ようですが 私は 境界尾根に鉄塔がある と勘違いをしていました。 おかしいなァ 送電線の下を通
過したのに 鉄塔へ行かないが・・・。
 歩ける所を歩いていると 突然 「29・28」の表示のある いい道に出て・・。 一瞬 えっっ・・・。
しばらくして 我に帰り 巡視路を 29の方へ。 山頂を巻いた所で 右にテープがあり ここから山頂
へ登りました。 11:47 木谷山に登頂。 雑木に囲まれた狭い平坦地に 三等三角点があるだけで
何もありません。 来る人も少ないからか 三角点もきれいでした。  



 すぐ下山。 降りるとき 木々の間から鉄塔が2基見えます。 鉄塔29と30でしょうか? 鉄塔
29の方は 真っ白です。 巡視路表示板のある所へ戻り 鉄塔28へ向かいます。 いい道を歩
くと 直ぐに 鉄塔28へ出ました。 ここは 西から北にかけて見晴らせます。 北西方向に送電線
が延び その先に鉄塔が見えます。 鉄塔の下を潜り 巡視路を南へ向かいます。 少し先で 前
方に鉄塔27が見え 鉄塔の右、左の景色は やや逆光にかすんでいます。  



 右手には 歩いてきた前半戦の尾根が見え 423m峰の右奥に 原山も確認できます。 歩きやすい
巡視路をなだらかに進み 12:11 鉄塔27に出ました。 ここは 407m標高点ピークではなく 少し
下った斜面で 東から南にかけて見晴らせます。 東の西脇市街の向うの白い塔は 日本へそ公園?



 へそ公園の奥の山が 西光寺山? その右の段ヶ峰のような平らな稜線は? 鉄塔の右手 南に
は 目を凝らすと 一等三角点の雄岡山・雌岡山が確認できます。 さらに右には 瀬戸内海が赤く
光っています。 北東方向には 白山・妙見山も見えているでしょうが 同定できません。 北から黒
い雪雲が流れてきました。 鉄塔の下を潜り 南へ巡視路を下ります。
 しばらく巡視路を歩くと 巡視路は 鉄塔26に向かって 左へ下っていきます。 ここで 巡視路を
離れ 正面の340m峰に登りますが ここからは はっきりとした道は ありません。 340m峰への
急な登りから 後方が望め 先ほどの鉄塔27の407m峰の稜線がくっきり。 空も青くなりました。



 12:28 シダヤブの340m+ピ-クへ登り 12:42 360m+ピークに登りましたが 360m
ピークへの登りからも 後方の歩いた北の稜線が望めました。 360mピークから下りにかかる
と 今度は 南が望め 雄大な展望です。 急な下りを降りていると 岩が現われ 右には 岩の
絶壁があります。 なだらかな道になると 尾根には 1mほどの低い松の木が茂り 間を縫うよ
うにして進みます。 13:01 320m+ピークに登りましたが ここもシダヤブです。 ここから
後方を見ると 360m峰が槍のように尖っていて 岩壁も見えます。



 320mピークからは 登りはなく 下るだけですが 道はないので 尾根を外れないよう 雑木の疎らな 歩き
やすいところを下りました。 シダヤブを歩き 尾根の先端あたりで 前方に雑木の隙間から出会町の集落が見
えるところで 右の急斜面を降りようかとも思いましたが 左寄りの方が 雑木が疎らで 歩きやすそうだったの
で 左寄りに降りました。 右に降りると キャンプ場の展望広場に降りることができた? うまくいけば 直接 車
に降りられた? やや 急な杉林を滑り降りると 下に道路が見えて 13:39 舗装路に降り立ちました。
 何所に降りたのか? とりあえず 右に歩きます。 100mほど歩くと 朝 左折した ”であいの里” の標識の
ある道でした。 13:45 車に戻りました。



 車で弁当を食べ 14:07 帰路につきます。 来た道を そのまま帰ります。 県道34、24号線を走り
14:27 加西ICから 中国道に入り 福崎ICから 播但連絡道に廻り 姫路バイパスを走り 15:21
家に帰ってきました。
本日の走行距離は 往路 62.3km 復路 60.9kmで 計 123.2kmでした。
 木谷山は 思ったより ヤブ山でしたが 所々で展望もよく 満足できる山歩きができました。

  

コメント (6)
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