私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

高山 たかやま 298.3m

2010-01-30 19:39:05 | 山歩き
 1月30日(土)  天気:晴れ   地図:笠原・加古川

 きょうは 近場の山 姫路市東部 加古川市との境界にある高山へ行きました。 高山は 前に行ったことが
あるので どうでもいいような山ですが 高山から 西の尾根を歩いてみようと思ったのです。 実は この前
の深山で 車のトラブルがあり 現在修理中で 代車を借りているので 遠くに行くこともままならず・・・。 とこ
ろが 高山西尾根は ひどいヤブで ヤブとの格闘中 ズボンのポケットが破れ 車のキーを無くして・・・。
 泣き面にハチとは このこと? ヤブ尾根との格闘で 時間はかかりましたが 予定通り 197mの三角点
を踏み 尾根の先端から 南へ降りて なんとか 白山神社へ降りることは 出来ました。
 西尾根は ほとんど 雑木、シダの密集した激ヤブで しみけんさんにも お奨めすることは 出来ません。 もし
行く場合は 鼻の穴が 真っ黒になり のどが ガラガラになり 腰から下は 擦り傷だらけになることを 覚悟の
うえ お出かけください。

 下の地図が 本日の概略ルートです。 一部ルートを 外れたところもあるので 正確では ありません。 県
道65号線脇に駐車して 約2km東へ歩き 大谷池堰堤に上がり 急斜面を登り 尾根に上がり カバの背?
を越え 分岐を右に進み 高山へ登ります。 分岐へ戻り 西の269m標高点へ。 西へ降りて 南の
270mピークから 西尾根を辿りますが・・・。 197m三角点から さらに ヤブ尾根を辿り 140mピーク
から 南の白山神社へ降りるルートです。



 8:23 出発。 近場なので ゆっくり出来ます。 姫路バイパスは きょうも車が多い。 播但連絡道に回り
9:00 花田ICで降ります。 ここまで 23.9km 100円。 信号を右へ 右へ曲がると 県道65号線に
入ります。 国道372号線周辺は整備され すっかり様子が変わっています。 駐車できる場所を探しなが
ら走っていると 男の人が居たので 尋ねると ここに停めろと言います。 道路脇にスペースがありますが
駐車禁止の標識の真下です。 男の人は 大丈夫だ・・・。 9:11 駐車。 花田ICから 3.1km 家から
27km。 北には 下山予定の140mピークの山腹に 白山神社が見えます。
 9:12 スタート。 県道65号線を 東へ約2km歩きます。 歩道のある所は いいのですが 歩道がない
ところは 横を車が走るので いい気持ではありません。 



 9:32 県道を離れ 民家の横から 大谷池へ上がります。 正面に これから登る尾根が水面に写る
逆さ富士が見られます。 池の左を回り 正面の尾根に取り付きます。 初めは なだらかですが 直ぐ
に急になり 風化した岩のザレ場で 足場も無く 滑りそうで 登り難い。 少し登ると 後方に展望が広
がり 自衛隊射撃場、大谷池、桶居山などを 望むことが出来ます。
 登るにつれて 岩が露出し ロープを掴んで登ります。 景色を見ながら ゆっくり登り 9:50 尾根
に上がりました。 きょうは ハサミを持ってきたので イバラを切りながら 進みます。 パチン パチン・・
※下の写真の 庄山 とあるのは 浦山の間違いです。 訂正します。 浦山にも 登らなくては・・・。 



 道は なだらかになり シダの雑木林を抜けると 前方に250mの尾根が尖って見えます。 シダの
急登を登り 岩斜面をロープを掴んで登り 10:12 岩尾根に出ました。 ここは ロバの背だったか?
カバの背だったか? ロバの背より 大きいと思いますが・・・。 この岩の背は 通り過ぎて振り返ると
左が絶壁で ぞっとします。 この先も 岩の露出する尾根で 本日のルートのハイライト部です。



 この岩尾根からの見晴らしは 最高です。 南には 高御位山から桶居山まで 尖ったピークがデコボ
コと並び 西には 姫路市街が望めます。 北東には これから行く 高山の左に 吊尾根が望めます。
 高山の左急斜面の奥に見える 尖った山は 笠松山? とすると その右は 善防山? 
 雑木林を しばらく進むと 分岐に出ます。 右の木にテープがあるだけで 何の表示もありません。
私は 前に来たことがあるので 分かります。 10:23 右へ進みます。 前に来たときより 誰かが
整備したのか 切断された枝が 落ちていますし 歩きやすくなっているような気がします。 



 北東尾根の先端、地図に岩の印がある辺りは 段差のある急な下りで 慎重に下っていると ちょっ
と 道を外れましたが 雑木ヤブを右に戻り 尾根道に戻れました。 この吊尾根も 前より歩きやすく
なっています。 高山への登りにかかると 後方に さっき歩いた岩尾根が望めます。 雑木林のやや
急な登りを経て 11:12 高山に登りました。
 前回と同様 雑木に囲まれ 展望は良くありません。 僅かに 南西方向に木々を透かして 桶居
山の頂が見えます。 切られた枝が まとめられているし 高山の山名表示板があるので 誰か 整
備する人は 居るのでしょう。 三等三角点:川北を 撮って 11:09 下山。



 吊尾根から北東尾根に登るとき やはり 降りたところとは 違うところを登りました。 北東尾根から南を
見ると 一番左の山が 高御位山で 右肩に反射板が 確認できます。 11:39 分岐に戻り 右へ進みま
す。 ここから 標高点269m峰までは なだらかで 歩きやすいいい道です。 景色を見ながら歩き 11:
50 岩の269m峰へ。 ここは 岩の頂きで 見晴らしが良い。 南東の高御位山から 北西の山陽自動車
道まで見渡せます。 お昼には ちょっと早いのですが 日当たりのいい岩に腰を降ろし 昼食にしました。
 今日は いい天気なのですが 少しモヤがあり 遠くは かすんでいます。 冷たいコンビニ弁当を食べなが
ら 双眼鏡で 姫路市街を見ると 西尾根の先 白い橋の奥に 姫路城が 確認できました。



 昼食を終え 岩から西へ降ります。 ここにも いい道があります。 西尾根の先端へ行くと 3mくらいの
丸い岩があり 行き止まり。 30mほど戻り 分岐を南へ向かいます。 歩きやすい道を 景色を見なが
ら 260mピークを右に巻いて 12:37 270mピークへ登りました。 ここに 石杭「山」があります。
 見晴らしもいいです。 北東方向には 昼食の269m峰から 西へ降りる250mピークへの稜線が 見渡
せます。 高山への道を除き ずっといい道だったのですが ここ270mピークから 南西に伸びる尾根に
も いい道が続いています。 少し歩いてみましたが 道は 南西へ降りるようなので 引き返します。
 やまあそさんは この道を 皿池と奥池の間に 降りたのでしょうか?



 景色を見ながら 270mピークへ引き返えすと 10mくらい手前に 赤い「境界見出票」のプレート
があり ここに北へ降りる踏み跡があります。 この荒れた昔道を降りると テープもあり 北西に降り
る尾根に乗ったかと思ったのですが 雑木で見晴らしは無く 尾根を外れてしまい・・・。 右に見えた
北尾根を 勘違いして 北の谷へ降りたようです。 地図に 砂防ダムがある方向です。



 この下りは ひどいシダヤブで 苦労して谷に降りて 気付き 左に見えた尾根に 戻ろうとしたのですが
この登りが またひどいシダヤブで・・・。 このシダヤブとの格闘中に 車のキーを落としたのではない
かと 思うのですが・・・。
 ヤブと格闘しているときは 写真を撮ることが出来ないので ヤブの証拠写真は ありません。景色を
見る余裕のあるときしか 写真は撮れません。 写真だけ見ると 素晴らしい展望尾根を歩いたと思わ
れるかも知れませんが・・・。 シダヤブから解放され 雑木ヤブ尾根に戻ると 右に尾根が見え ルート
を間違えたことに 改めて 気付きました。 尾根に上がると 後方で 270mと269mのピークが 笑って
いました。



 雑木のヤブを掻き分けて 13:57? 200mのピークに登ると この辺りからも いい展望です。
次の200mピークを 14:02 通り 14:11 三角点に到達しました。 ここは 少し開けたスペー
スで 三角点は 松の小枝に覆われていたので 松の小枝を切り取って 撮りました。
 ここからは 尾根先端の140mピークへ 下るだけだと 思ったのですが ここからも 道?があるよ
うな 道の無い 全くのヤブ尾根のような・・。 昔 あった道は 簡単には なくならないと 思うのです
が・・・。 ところどころに まだ新しい黄テープがあったので 歩く人は いるのでしょう。


 ヤブと格闘しながら 景色を撮りながら 三角点から 45分かけて 西尾根先端の140mピーク
に辿り着きました。 ここは 狭いスペースにポツンと岩があるだけで 西に降りる道は あります。
記憶は 定かでは ありませんが 南の展望があった? 下に 県道65号線が見え 停めた車も確
認でき その奥に 桶居山が尖っています。 南に いい道があるので これを降ります。 雑木林の細
いが はっきりとした道を 転がるように 走って降りました。



 雑木林を抜けると 岩斜面です。 風化した花崗岩ではなく 表面は でこぼこで 急斜面ですが 滑る
心配はありません。 慎重に降りていると 右寄りに進み 確認すると ルートは 左寄りです。 左下に
神社の屋根が見えます。 30mほど岩斜面を下りて 下の舗装路に降りました。 すぐ左が 白山神社
の鳥居でした。 神社に寄って 無事 下山できた お礼を言いましたが このとき 初めてキーを失くした
ことに気づき・・・。 ヤブと格闘の連続だったので 捜しに行っても見つけることはできないでしょう。
 失意のまま 破線の道を下りました。 どうしよう・・・。



 集落を抜けると ちょうど 車を停めた横にでました。 15:12 車に戻りました。
今日の行程は 9:12 スタート 15:12 着で ちょうど 6時間でした。
 キーがないので 車に入れません。 携帯電話は 不携帯。 近くに店もなければ 公衆電話も
ありません。 話が長くなるので ここから 2時間半 タイムスリップ。 結論は 「カギの110番」
に来てもらい 合鍵を作ってもらったのです。 8100円也。 しかし 不幸中の幸い だったのは
財布に ジャスト 8200円あったのです。 残り100円で 帰りの道路料金を 払うことができます。
”バイクショップ大川”のお姉さん! 本当に ありがとうございました。



 17:39 鍵屋さんに お礼を言って 帰路につきます。 もうすっかり暗くなっています。 花田IC
料金所から 播但連絡道に入るとき 間違えて 北行き車線に入り 慌ててバック・・。 姫路バイバ
スも混んでいましたが なんとか 無事 18:20 帰ってきました。
本日の走行距離は 往路 27.0km 復路 25.7kmで 計 52.7kmでした。 高山西尾根は
いい展望尾根でしたァ ・・・。 ヤブとの格闘も いい運動になりましたァ ・・・。 もう一度 リベンジ
に 行くべきか・・・。 キーを 探しても もう役には 立たないが・・・。
コメント (4)
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