私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

糠塚山 ぬかづかやま 150m

2009-04-03 20:23:15 | 山歩き
 4月 3日(金)  天気:晴れ・うす曇り    地図:社(南西部)

 きょうは 加西市と小野市の境界にある 糠塚山に登りました。 あす、あさってと あまり天気が
良くない予報なので きょう 金曜日に 山へいきました。 「やまあそ」さんの 2007.2.7 のレポ
を参考にしましたが やまあそさんたちは MTBですが 私は 生身の痛い膝を 使いました。 
 この前 『播磨 山の地名を歩く』 を 見ていると 北播磨の項に 24座 紹介されていますが 未登
は 糠塚山だけでした。 早い時期に 片付けよう と 思い立ったのです。 150mの低山なので 膝
の悪い 今の私でも 大丈夫?
 実は きのう 『播磨 山の地名を歩く』 の西播磨の項を見ていると 安富町の城山という未登の山が
あり WEBで調べると 「千峰万歩」が ヒットし 三森城が 分かったのですが きょう糠塚山に登ると
山頂の岩に 「千峰万歩」 の登頂記念の張り紙が・・・。 なんと言う 偶然・・・。

 8:49 出発。 きょうは 平日なので 姫路バイパス、加古川バイパスを走るのは 通勤時間帯を
外さないと 混雑します。 それでも バイパスを走ると 車が多かった・・。 9:23 加古川西ランプを
降りて 左折。 ここまで 27.7km。 国道43号線を 真直ぐ 北へ 6.5km走り 細工所北口の
信号で 右折して 県道118号線に 乗ると 後は 一本道。 山陽道の下を潜り 信号を 一つ通り
峠を越え 東ヘ降りると 鴨池です。 少し先の駐車場に 9:40 車を停めました。
ここまで 1時間足らず 40.3km。

 9:43 スタート。 やまあそさんは 周回コースを MTBで 8の字形に走っているが 私は 歩きな
ので 時計回りに 一周することにしました。 鴨池(男池)の南を 西へ歩きます。  ここの桜も
満開が近いが 予報に反して 雲があり 写真を撮るには 少し 暗いか。 400mほど 道路を歩いて
9:57 民家の間から 右の周回コースに入ります。
ここに ”自然歩道 鴨池一周コース 4.8km” の表示板があり 下に バイク、自転車等の乗り入れを
禁止する との 小野市観光協会の張り紙があります。 畑の間の芝生のような草の生えた道は ふ
かふかして 歩くと 気持がいい。 少し先に 古い石の道標があり 左 小さいのは分かったが 右は・・・。

 雑木の自然林に入ると 雰囲気はいいが 全く見晴らしがない。 自然歩道とは 思えない 大型の
重機で 造ったような広い道で 車でも 十分走れる幅が あります。 緩やかなアップダウンがあり
くねくね曲がると 私の学習機能付き人工頭脳内蔵のGPSは 全く役に立たず どの位置を歩いて
いるのか 全く分からない。
 10:18 すぐ右に ゴルフ場が 見えたので ちょっと寄ってみます。 5番ホール 245ヤード
パー3か。 ティーグランドは 3段で バックティーに立つと グリーンは遠くて 小さい。 キャディさん!
スプーンを頂戴。 私のバックには スプーンはないか・・・。 ドライバーは・・・。 左のコース脇
の桜も ほぼ満開です。

 遊歩道に戻り 先へ進みます。 鴨池の北西端を廻り やまあその ”B” 地点分岐から 糠塚山
の方へ延びる 破線の道を 進むつもりで 分岐を探しながら 進んだが 見つからず。 気が付くと
見晴らしのいい所に出て 右下に 小野ゴルフ倶楽部のクラブハウスが 見えるじゃありませんか・・。
 こんな所まで 来てしまった・・。 ちょうど 前から 中年?熟年?の女性が 二人歩いてきたので
尋ねたが 遊歩道を 歩くだけで 分岐や糠塚山など ご存じない。 
 やまあそにある 小野アルプスの展望地(写真)は 今は 黒いネットが張られ 展望も いまいち
です。 この練習場は かなりの打ち上げで ここまで 飛ばすのは ジャンボ尾崎か 石川遼くらい
しか いない? 万一のことを考えて ネットを設置したのでしょう。
 撮った写真を見ても 小野アルプスの山を 同定することが 出来ません。 二人の後に付いて
引き返します。 今考えると 110mピークの南を大きく廻る道が なぜ分からなかったのか・・・。
 見晴らしがないので 110mピークが 全く見えません。 右に左に 歩いて 山への取り付きを
探し 11:22 木に巻かれた白いテープに ”30分←” の所から ヤブに突入。 ここは 110m
ピークの東だったようです。

 様子を見るつもりで シダ・雑木のヤブに入ったのですが 少し進むと 後に引けなくなった。
結局 110mピーク東から 尾根の鉄塔3へ向けて 小さい尾根を登ったようです。 背丈ほどの
シダや 原生林のような 雑木の密集したヤブとの格闘も 久し振り・・。 久し振りに 血湧き肉躍
るヤブとの格闘だった? 靴の中に ゴミは入るし 鼻の穴は 埃で黒くなり 花粉症を発症?
くしゃみが出る。 ん? 赤い線のあるゴルフボールがある。 なんで こんな所に・・・。
 標高40mの遊歩道から100mの尾根に出るまで 50分の格闘でした。 精根尽き果てて
我が命運も これまでか と思った瞬間 尾根道(巡視路)に出ました。 ここは どこ?状態で とり
あえず 右へ進むと 直ぐ近くに 巡視路の表示があり 「2← →3」 とあったので 一瞬にして
居場所が 確認できました。
 とりあえず冷静に 鉄塔3まで 行けばよかったのですが 糠塚山へ登るのが 目的なので 左の
鉄塔2の方へ進みました。 結局 竹山方向へは 行かず・・・。

 少し先に 三角点がありました。 12:21 三等三角点:不動ヶ尾。  三等だけに 大きいです。
少し先が 鉄塔2ですが ここは 思ったほどの展望がありません。 少し先 下りにかかる所から
前方に 糠塚山が見えます。 やまあそでは 山の右も左にも 景色が見え パノラマ写真では 奥
の山も 見えたようですが 今は 雑木が伸びて 遠くは見えません。  ここからの下りは急で 膝
の痛い私には 難所でした。 足元を見ながら  ゆっくり降りていると ピンクの花があり よく見る
とショウジョウバカマです。 この花を見るのも 久し振り。 急な下りを ゆっくり 滑らず 転ばず 降
りて 12:46 下の林道?に 降りました。

 この広い道は 小野と 南の加古川を結ぶ 昔の街道だったのでしょうか? 右5mの所に 電信柱
があり 山への分岐のある やまあその地図にある ”C” 地点です。 チョロチョロ 水の流れる沢に
かかる丸太二本の橋を渡り 山へ取り付きます。 山というより 中腹にある鉄塔への巡視路です。
 はっきりとした道ですが やや 急で 咲いている白いスミレの花でも 見ながら ゆっくり登りまし
ょう。
 12:53 鉄塔に到達。 疲れたので 日陰に 腰を降ろし コンビニ弁当を食べました。 ここには
鉄塔が 三基あり 正面の小野支線1の向うに 先ほど降りてきた鉄塔2の立つ なだらかな不動ヶ尾
のピークが見え 左に 地平線が かすんでいます。
 13:13 腰を上げる。 周辺を探しましたが 登る道はなさそう。 地図を見て 左寄りの小さい
尾根を登ることに。 雑木のヤブに入ると 赤いテープがあるが 道はない。 先ほど登った雑木ヤブ
より 少しマシしで 雑木もやや疎ら。 それほどの急な登りもなく シダヤブを 避けながら 何とか
登る。
 山頂近くで 傾斜が緩み 左に進むと 2m位の岩があり 山頂と分かった。 13:41 登頂。
岩に白いもので 千峰万歩とありました。 疎らな雑木林の中で 見晴らしはない。 写真を撮り
直ぐ 降りました。
 登るときは 赤いテープを 3、4本見たが 降りる時は ルートが違ったのか 1本も 見ません。
悪いことに 背より高いシダに当たり 下を潜ると ゴミを被ってしまった。 下に見える鉄塔を目指
して下り 14:18 鉄塔に降りて 靴を脱いで ゴミを掃い 一息入れる。 ふぅー・・・・・・。

 14:34 下の道に降りて 破線の道を 南西に進む。 池の北の分岐まで 遠く感じたが 分岐に
来ると 左の道は はっきりしていますが 直進の道は ヤブに見えたが・・。 左に進むと 池の北端
に出ました。 この池は かなり大きい。 池の横を 南へ進む道は 車の轍の残る広い道だが ササ
が茂り 2、3年もすると ヤブになりそう。 行き止まりのような所を 左に踏み跡を辿ると 14:51
遊歩道に出ました。 やれやれ。
 左に古いテープがあったが 遊歩道を歩いていると この”B"地点は まず分からないが 幸い
5、6m右に 「山火事は 地球の未来を燃やします 通報ポイント No.4」 の表示板があります。
 誰も歩かないとは思いますが もし 歩く人は この表示板を 目印にしてください。 ここまで来れ
ば・・・。 周回コースを てくてく・・・。

 往路で歩いた周回路の遊歩道を歩き ゴルフ場のネットの所まで戻り 咲いていた紫のスミレを
撮りながら どんどん歩き 土の道が終り アスファルトの舗装路になると 山側に階段があり 上に
水道施設のような建造物があります。 地図と見ようと ポケットに 手を入れたが 地図がない。
 さっき スミレを撮るため 身を屈めたとき落としたに違いない・・。 痛い膝を引きずり 約600m
ほど戻り 無事 地図を回収しました。 地図の裏に 時間集計などを 書き込んでいるので 落とすと
困るのです。 20分ほど ロスしました。 地図を見ても 水道施設のような建物は 描いてありません。

 V字形に折り返す地点は この辺りだと思うのですが・・・。 溝のように掘れた水路の土手を
歩きました。 これは とても破線の道には見えませんが・・・。 枝が倒れ 土手が歩けなくなると
落葉が 積もった溝を歩き これ以上進めなくなったところで 左の柵を越え 15:47 ゴルフ場の
カート道に出ました。
 カート道は 大きい池に突き当たり 左に曲がります。 ここは 完全に ゴルフ場の中で 歩くの
に気がひけます。 作業車が来たので この道を行くと ゴルフ場から出られるか 尋ねると 丁寧
に この先に 扉があるので そこを 右に行ってください と言われました。
 自然歩道なので ハイカーが 場内を歩くことは 容認されているのでしょうか? グリーンの横
を歩き 扉を通り 右へ曲がり その先の鴨池周回コースの標識で また右に曲がり 何とか道路
に出ることができましたが いい気持ちでは ありませでした。
 道路のすぐ先が 駐車場でした。 トイレで 手と顔を洗い 16:04 車に戻りました。

 150mの山への軽いハイキングのつもりでしたが ヤブとの格闘が 2回もあり 思わぬ苦戦を
強いられてしまいました。 6時間20分の行程でしたが 膝も なんとか耐えてくれました。
 16:07 帰路につきます。 来た道を 忠実にたどり 16:29 加古川バイパスに入り 姫路バイパ
スを走り 16:57 帰着。
 でも これで 『播磨 山の地名を歩く』の 北播磨の項は 終了となりました。 次は 中播磨の項
ですが これには 時間がかかりそう。 未登は 6座ですが・・・。 宍粟50山、ふるさと50山、
兵庫100山も まだ 食べ残しがあるし・・・・。
本日の走行距離は 往路40.3km 復路39.3kmで 計80.6kmでした。
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