私の日帰り散策

写真でつづる山歩き、ドライブなどの日誌です。
最近は ギャラリー巡りをしています。

岩谷山 733m ~ 五蔵山 791m

2008-11-29 10:25:18 | 山歩き
 11月29日(土)  天気:曇り・ガス・雨   地図:安積(北東部)

 きのうは 「宍粟50迷山」の38番・岩谷山と 35番・五蔵山を 縦走しました。
予報では 日曜日より 土曜日の方が 天気が良い はずだったのに・・。 下山中 雨が落ちてきて 車に
戻り 弁当を 食べていると 一時 本降りに なりましたが しばらくして 上がり 山崎まで 戻ると 道路
も 濡れていませんでした。

 7:20 出発。 いつものように コンビニで お弁当を買い 北へ向かい 太子の陸橋から見ると 新
竜アルプスは モヤにかすんでいます。 新宮から 山崎に入り 8:08 国道29号線に入り 8:27
安積橋手前で 国道を離れ 県道6号線を 4.6km北へ走り 生栖で 左折して 深河谷へ。 正面に見え
る山には ガスがかかっています。 県道から 約1km坂を登ると 車が停められそうな 場所があり 8:
37 駐車。 ここは 一宮町消防団深河谷部の前。 家から 46.8km。 通りかかった軽トラの人に
停めてもいいか尋ねると OK。 池王神社から 山に登ると言うと 車で送ると言われ リュックとストック
を 持って乗せてもらいました。 車だと 2、3分で 五蔵山登山口の標柱のある池王神社前に 着きました。

 山門を潜って 池王神社へ。 お賽銭を 5円入れて 安全登山を祈りました。 勿論 ここにあるオッサン顔
の狛犬も 撮りました。 左へ廻り 天然記念物のアカガシを見て 山門横のトイレを借り 8:55 ス
タート。 上に上がると グランドで ライトからレフトの後方まで バックして 外野フライを 取り損ね・・・。
 このグランドは 草茫々で 昨日の雨で 水が浮いています。 レフト後方に見える 形のいい山は 行者山だ
と思うのですが・・。 土手を上がり ヤブを掻き分け 林道に出て これを登ります。

 この林道は 地図にある破線の道だと思うのですが きょうは 雲が厚く お日様が見えないので 方向
感覚が 麻痺し 左に見える雲のかかった双耳峰の山が 何山か分かりません。 行者山? 地図の何所を
歩いたのか分かりませんが この砂利道を ひたすら歩き 左手が開けた所から林に入り グランドから
30分、 林道終点から 山道になると 急にヤブ道になり 下草が濡れて 裾を濡らします。
 ここに 五蔵山の手作りのプレートがあり 道の確認ができ 一安心。 道標に 岩谷山の表示がないの
は 岩谷山の山頂北に 倒木帯があるため 登山ルートとして 好ましくないからのようです。

 枯れたシダのヤブを抜け はっきりとした山道になると 倒木が多くあり 煩わしい。 倒木に頭を下
げるのは 嫌なので 下を潜らず 右にかわしながら登ります。 ヤブを抜け 道の無い急登を登った所は
588m標高点辺りだったのか?
 黄色いネットを潜り 暗い林の中に NHKのアンテナの表示があったので  矢印に導かれ 右に進んで
みましたが 5分ほど歩いても アンテナは無く 見晴らしも良くない。 道も怪しくなったので 引き返
す。 林を抜けると 明るい雑木林になり 雰囲気が良くなります。 紅葉は 終り 落葉になっていますが
目には 楽しい。

 雑木林と植林の間を登り 10:08 NHKの丸いアンテナのある分岐に突き当たりました。 右は
五蔵山。 左の岩谷山に進みます。 右下に 林道を見ながら 緩いアップダウンを歩き 10:14 林
道終点に降りて 左から登ります。 少し登ると 凄い倒木のジャングルに出ました。 この倒木群には
参りました。 潜るには 低いし 跨ぐには 高いし、 おまけに 昨日の雨で 濡れていて 下手に木に乗り 足
を滑らせると ただでは 済みません。 ズボンは汚れるし・・。 下草は 煩わしいし・・。
 乗り越えられそうな所を 探しながら進み 倒木を越えると 直ぐ山頂に出ました。  10:26 登
頂。  尾根道の途中の細長い山頂。 三等三角点と 50山の標柱があります。

 見晴らしはないが 古城山の表示に従って 南へ進むと 岩の露出するやせ尾根になり 左に 行者山が見
えます。 空は いつの間にか 暗くなり 雨が降りそうで ガスが出てきました。 右に 南西方向の山が見
えますが ガスがかかっています。 南尾根は 急な下りですが 面白そうな尾根でした。 つい最近 メ
~さんの山日記』 のOAPさんが 歩かれたようなので レポが楽しみです。
「宍粟50山」としての正規ルートは 南の尾根から 古城山経由のようです。 10:32 下山。

 倒木帯も 降りる時は登るときより ルート取りが良かったのか 楽に降りられました。  10:46
アンテナ分岐に戻り 暗い林を五蔵山へ向かいます。 急な登りになると 道も テープも 分かり難く 10:
58 登ったピークは 751m標高点の手前?  4本のテレビアンテナが立つ、枯れシダのピークでした。
 東は 開けていますが モヤが濃く景 色は さっぱり。 天気がよければ 東に暁晴山が近く 千町ヶ峰
や 段ヶ峰が見えるのではないかと・・・。
 この先から尾根と並行して 左下を走っている林道があり 左、西の見晴らしが いい。 前方の五蔵山
の西裾を走る林道が見え 奥に見える山並みのピークは 点名:谷村770m? 後方は 植松山の方向だが・・。

 この辺りの尾根は なだらかで 歩きやすく 左の景色を見ながら 11:23 780m 等高線ピークに
登りました。 北から強い風が吹いてきて 木立が ざわざわ音を立てています。 雨の前兆か? 下山は
ここから 直接 北東尾根を降りるのかと思っていましたが ここに 道は無く このピークを降りた所に
シャクナゲコースの表示がありました。 広い尾根で 落葉が敷き詰めてあります。 ここからは 面白い
尾根歩きでした。 細い尾根で 右には 東山が 透けて見え 右前方には これから登る 五蔵山の突峰が見えます。

 馬の背のような細い岩尾根を越え 11:39 岩の展望台に上がりますが 展望はなし・・。 展望岩
の下から南? 南西? 方向の山並みが見えましたが・・・。 後日 調べると 中央左の左が 切れ落ちる山は
黒尾山のようです。 展望岩の右から降りましたが ここが 唯一の難所でした。 鞍部から広い尾根を
登り 11:53 五蔵山に 登頂。 狭い頂で 50山の標柱と 四等三角点:深河谷があります。

 切株には マルサのマークではなく 50山策定委員3班の調査記念が書いてあります。 ここも見晴ら
しはありません。 北へは 東山への縦走路が 確認できましたが 急な下りだったので 偵察は しません・・。
 写真だけ 撮って 直ぐ降ります。 雨が降る前に 降りなくては・・・。 山頂には 2,3分滞在し
ただけです。

 五蔵山・山頂からの下山は 広い尾根なので 注意しないと 少し方向を誤ると 違った所へ降りてしまう。
 テープのお陰で ルートを外さず尾根に乗れました。 展望岩、馬の背を戻り 12:18 シャクナゲ
コースへの分岐に戻り ここから 東に 段ヶ峰が見えた? ここから 広い谷への下りも 難しかった。
 テープは 谷の右にありますが 落葉の積もった谷には 道はなく 少し降りるとテープが見当たらず
木を掴んで 急な下りを滑り降りると 左に テープがあり 結局 左の尾根に乗った。 尾根には テー
プも 踏み跡もあり 右の暗い植林と 左の明るい自然林・雑木林の境界を降りました。

 左に 木々の隙間から 東山が見えていたが 左の開けた所から 東山の稜線が 見渡せる所があります。
細い尾根の上を歩くときはいいが 尾根の下を歩くと 途端に踏み跡が怪しくなり なかなか難しいルー
トでした。 左の雑木林は 紅葉は 終わっていますが 黄葉は まだ 残っていて いい雰囲気でした。
 表示にしたが って 右の桧林に降りると 暗い桧林の中で 低い黄葉が 一株だけ 輝いています。
急な下りもありましたが 登りでなくて 良かった・・。

 何とかテープを辿り ルートを外さず降りました。 集落の近くへ降りると 平坦地があり 地図に
神社の印があるので 何かの建物跡でしょうか? 集落の上から 右へ降りて 13:20 段々畑に降り
ました。 道かと思ったら 水路の土手だった。
 横には 墓もあります。 民家の前から舗装路の林道に出た所に 健脚コース登山口の表示があったので
降りた所も 正規のルートだったのか・・・。 この林道を登ると 五蔵山の登山口に出るらしいが 工事中
の林道は歩きにくい?
 舗装路を降りて 13:26 車に戻りました。 山の写真を 撮っていると 雨が 本降りになってきた
ので 急いで 車に入り 車で弁当を食べ 13:49 帰路につきました。

 雨は 小降りになり 県道手前へ降りると 朝 ガスがかかっていた 780m等高線ピークには 薄日が
射していました。 県道を 約1km下った田ノ尻のS字カーブ辺りから岩谷山が見えるかと思ったが・・・。
 14:08 安積橋に戻り 山崎まで戻ると すっかり晴れて 路面も濡れていなかった。 14:31
国道29号線を離れ 新宮経由で 15:24 家に帰ってきました。 きょうも バイパスの手前で
少し渋滞。   本日の走行距離は 往路46.8km、 復路46.5kmで  計93.3km。
 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
 少し前 新聞に「宍粟50名山」登破一番乗りの記事があり 加古川の稲葉という人が 完全登破
第一号として 市から表彰されたそうだ。 1日に 2、3ヵ所 登ったこともあり 10月10日に 制覇
したとか。 後日談として この人は 50山の策定委員だそうです。 道理で速く登れるわけです。
 たくさんによると 第二号も 出たそうで 近々 登破する予定の人も 多いとか。 WEBにも載って
いないマイナーな山のルートを どのようにして 調べたのか 聞いてみたい気もします・・。
 私としては 『ふるさと兵庫50山』で 登った山など 6月以前に登った山に 再トライする元気は
ないが 残るは 赤谷山、波佐利山、銅山、水上山の四座となりました。
 年内は 無理かなァ・・・。 雪が降ると 春までは 行けそうにないし・・・・。
 、、、、、  。。。。。  。。。。。  。。。。。  。。。。。。。
コメント
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