西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

今日の稽古、一般質問学力編

2019-09-18 22:41:48 | 日記

水曜日は学生時代にやった稽古を踏襲しています

つまり面白くなく、やたら疲れるし、そのときは全く意味がわからない・・けど、大人になって、あ~なるほど、と思う稽古です(・・もちろん、そのまま私の経験です)

野外では基本稽古

騎馬立中段突きを数百本やった後、追い突きの移動稽古

最後は前蹴りの稽古です

今振り返って、南山大学(可知師範の教え)では蹴りの稽古は移動での稽古でした

その場蹴りの稽古した思い出があまりありません

いつもひたすら移動しながら、ひたすら蹴るだけの稽古でした

 今日はそのままひたすら蹴りました

体育館に入ったら、形連続稽古、それも全力で

まず平安初段で体を温めたら、各々がうまくなりたい形を選んで

一時間ぶっ通し

基本形の子たちは50回ぐらい、指定形以上の子はその半分を連続してやりました

ま~子供たちには不評でしょうけどね(私はある時期に必要な稽古だと思っています)

9月一般質問は学力編、質問席の部です

それでは

 教育長、壇上からの答弁ありがとうございます、少し質問席から伺います、まず学力面ですが「宮崎小中学校学習調査」「全国学力・学習状況調査」では全国平均、県平均にわずかに及ばなく、総合学力調査では全国平均を上回るとのことですが、ちょっとわからないのですがもう一度どういった内容の調査で、どのくらい足りないのか、また上回っているのか年度ごとの推移を伺います

2-①A

「宮崎小中学校学習状況調査」及び「全国学力・学習状況調査」は前年度までに学習した内容から、基礎的・基本的な知識技能や実生活の様々な場面に活用する力の定着状況をみる調査である

*「総合学力調査」は「知識」を問う問題と「活用力」を問う問題が一本化された出題形式となっておりますが、当該学年で学習した内容の定着状況を見る調査となっている

「全国学力・学習状況調査」における西都市の成績の推移については平均正答率で比較すると

小学校国語科では昨年度は全国との差が-3.2%、今年度は-2.8%

*算数科では昨年度が-5.5%、今年度は-3.6%

*中学校数学科では昨年度-5.0%、今年度は-3.8%

*国語科は昨年度-3.2%、今年度は-3.8%とここは差が広がった

*全体的に見て全国との差は知事待っていると分析している

2-②

成果が出てきているようです、何を行って成果が出たのでしょうか

2-②A

*各学校において、先生方がすべての調査の問題を分析し、授業改善を行った

*学年末には、学習内容の定着を図るための学習時間を確保したことで成果が出たと考える

 2-③

8月7日の宮崎日日新聞に学力向上を目指して指導法を学ぶ「ブラッシュアップ研修会」を行ったとの記事がありましたが、これはどういった研修会だったのでしょうか・

2-③A

*指導技術や教科の専門性向上を図るために、教員の現在抱えている課題やニーズに応じた多様な講座を開設し、選択受講する形で実施している

*県内の優秀な指導教諭やその分野に詳しい有識者を講師として、日々の教育実践に役立つ講座演習を中心とした研修会である

2-④

これは定期的に行う予定なのか伺います

2-④A

*夏季休業を活用して、年に一回であるが継続的に実施していく

2-⑤

ぜひ継続してお願いします。さて学力向上は学校だけではできないと思います、やはり大事なのは保護者の学力に対する関心を持つことだと考えます、それについていかが考えておられるか、また地域、保護者に学力に関心を持たせる手立てを行っているか伺います

2-⑤A

*学力向上は教育委員会、学校、家庭、地域がそれぞれの立場で継続的に取り組みことが必要

*そのため家庭地域が学力に関心を持つことはとても大切

*そこで教育委員会では市の広報誌で全国学力・学習状況調査の結果を具体的に公表している

*学校によってはその他の調査を含め、各学級や学年の様子を保護者に情報提供したり、参観日の懇談等を使って説明を行っている

2-⑥

北岡議員の質問でもあったように宮崎県では初めて西都市の広報で公表したのに、反応が薄い気がします、そこは残念です。

隣町高鍋は「文教のまち」といっています、学力向上に成功した豊後高田では「昭和のまち、教育のまち」と言っています、また学力全国一を続けている秋田県では「秋田わか杉っこ 学びの10箇条」で県民に対する教育の啓蒙を行っています。市民に学力向上に関心を持ってもらうため、西都はさらに学習、学力向上に取り組みますという宣言もしくはキャッチフレーズなど考えていただくこと要望いたします、さて学力面に対する本市の課題として、まとめたり、分析、解釈したりすることに課題があるといわれましたが、その対策についてお考えを伺います

2-⑥A

*学校では授業の中で、情報を読み取り、分析・解釈する力を身に着けさせるため、情報を整理し、得た情報により課題を解決するなど子供が主体的に学べるよう工夫を行っている

*その中で情報を読み解くための手段や方法も指導している

*総合的な学習時間を活用し、児童生徒が必要な情報を集め、整理しながら答えを見出す学びを多く取り入れている

2-⑦情報を整理し、課題を見つけ解決する力を持てるように指導するのは大切なことだと思います、壇上の答弁で本や新聞等を読む習慣といわれましたが、これもぜひお願いしたいことです。我々の時と違って今は調べようとしたとき、本を読まずインターネットで調べるようです。便利ですが、こればかりに頼ってしまうと、副作用があるとも感じます。それは自分の興味のあるところ、知りたいところだけ検索をかけ、自分の考えを絶対的なものと過大評価してしまう危険性、であり、または別な考え方もあることを否定したり、認めようとしないことです、ですから家庭でも学校でも今の子供たちの環境には気を配らなければと思うのです、インターネットの副作用について教育長のお考えを伺います

2-⑦A

*インタネット検索機能は大変便利であり、必要な情報を瞬時に手に入れることも可能で、今やなくてはならないツールとなっている

*しかしながら、議員指摘の通り便利だからと言って、ネットの情報をうのみしたり、自分に都合の良い情報のみを根拠に持論を構成したりするようなことは、危うさをはらんだ行為であると考える

*教育において、「情報活用能力」の重要性が指摘され久しいのですが、情報を分析したり、吟味したりする能力なしに、ネットで得た情報のみを活用することの危うさについては学校だけでなく、家庭でも子供たちにしっかり教え、情報を分析吟味する力を身に付けさせねばならない

*本や新聞に親しむこと、多くの人と関わりコミュニケーションを図る中で、新たな知識や情報にふれ、自分の世界を広げることの喜びを知ってほしい

2-⑧

自分の知らない世界を知る喜び、大切なことです、私は一見関係ないところ、自分の主張と反するところにも触れることが多面的な思考に必要なことだと考えています。いろいろなことを自分にストックすることによって、仮説を持つことができ、一見バラバラな事柄の中から関係性を発見する力となります。

そういった面で新聞を使った教育は有効だと考えます、つまりNIE教育のことですが、西都で取り組んでいる学校はあるのでしょうか

2-⑧A

*本年度、県NIE推進協議会から「実践指定校」として指定され、新聞の無償提供を受けている小中学校はない

*ただ市内のほとんどの小中学校が新聞を日々の教育活動の中で活用している

*例えば新聞記事をテーマにスピー千活動や意見交換を行って思考力や表現力を養ったり」、記事の要約を行って読解力の向上を図ったりするなど、学校の様々な場面で適宜活用している

 2-⑨

よろしくお願いいたします、また家庭でも新聞に触れる、読む習慣を身に着けてほしいと思います。そこで進めていただきたいのが新聞の切り抜き、スクラップづくりです。子供が興味を抱いたものをスクラップさせて、それについて互いに話し合うなどできれば、自ら学ぶ姿勢もできるでしょうし、社会性も身に付きます、また家庭でもそのスクラップを話題にしていけば家庭教育環境づくりの一助にもなると思います、ぜひ学校家庭と取り組んでいただけたらと思います、いかがでしょうか

2-⑨A

*新聞切り抜きやスクラップつくりについては、社会について考える動機付けとなるなど教育的効果が期待できる

*しかし、新聞を購入していない家庭も多いことから、一律に新聞の切り抜きやスクラップつくりに取り組ませることは難しい状況にある

*教育委員会としては本や新聞に親しむことの重要性について、積極的に啓発を図りたい

2-⑩

今はそういった事情もあるのですね、もし可能なら学校でとっている新聞等を使い、子供が作ったスクラップ帳で親子が時事問題について、またその言葉や語彙について話し合うような習慣ができればと考えます、学校での教育は読み書きそろばんといった基礎をしっかり行うこと、家庭では生活環境を整えること、地域は子供たちの安全や社会のルールを知る場となれば、西都の学力は高く、子供たちに生きる力を与えることができる地域となるのではないかと思いますが、教育長の見解を伺います

2-⑩A

*議員御指摘のように学校・家庭・地域おれぞれの役割を分担し、協力して主たちに向き合うことが重要

*学校教育の使命は子供たちに学ぶことの楽しさ教えるとともに、社会を生き抜くために、汎用的な能力を借り身に着けさせることにある

*「学力」が子供たちの将来を制約することが無いよう、基礎基本が必要

*本市が今後更の意発展していくためには、豊かな教育環境が重要だと思う

*本市のすべての大人が未来を担う子供たちの健やかな成長に関心を持ち、できることをできる形で支援していただければ、「西都で学ぶ」ことがブランドになり、本市の魅力につながっていくと考える

コメント
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