西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

きっかけ

2014-05-11 21:16:16 | 日記

鉄腕ダッシュという番組があります、福島のダッシュ村や今のダッシュ島の事が好きで、見るチャンスがあれば見ています。

いま「0円食堂」があり、お気に入りです。

飽食の時代と言われ、「食」をないがしろにする時代性のアンチテーゼになっていると思っているからです。(ちなみに私は人を見るとき、食べ方を見ます。注文して食事を残すなんてもってのほかですし、逆に一粒のご飯粒を丁寧にいただく人、例えばお弁当箱の蓋の裏に付いているご飯粒を丁寧にとり、頂く姿をみると「あ~信頼できる人だ」と思います)

「0円食堂」は(もうみんな知っているでしょうけど)規格外で捨てるしかないものを、頂きおいしい料理にして、提供者にもてなすという筋立てです。

さて、番組で食材探しの時、行った場所は「道の駅」でした。

そこで地元が出している食材の提供者を知り、そこにお願いにいったのです。つまり「道の駅」は「食材」を探すもっとも良いルートとして、認知されているということです。

勿論「道の駅」では何も買わないけれど(番組の趣旨がそうだから)、地元名産の食材を探す提供者としての「場所」として認知されているのです。

「きっかけ」として、そこに存在しているのです。

「道の駅」では無いですが、高鍋町に「町の駅(という名前だったと思います)」があります。私は以前このブログでもお話ししましたが、古い民家を再生して現代に生かすというコンセプトが大好きなので、妻と訪れました。

そこで内部を見させて頂き、説明を受けました。帰り際せっかくなので何か買おうと思い、店内を見回すとビニールパックにはいったホルモンがありました。

値段も手頃だったし、買い求め、家で食べたら・・「むちゃくちゃオイシ~~~イ」

さっそく、また町の駅に行き買い求めました。そして次の私の行動は「・・一体何処で作っているんだろう」という考えと共に、どうせならそこに行きたいというものでした。

パックの裏のラベルを見てそこに行きました、こぎれいな小さなお店でした。お店の人と話をしていて豚の豚足を求めました。

これがまた旨い・・。

もしも「町の駅」というものがなかったら、出会えることがなかったし、あのおいしさを体験することもなかったと思います。

鉄腕ダッシュでも、「道の駅」という、ただ単なる販売所でない、(広報を兼ねた)地元物産紹介所みたいな役割を持つ拠点がなかったなら、40種類以上ある柑橘系の食材を知ることがないだろうと思います。

「きっかけ」たった4文字ですが、至極大切な文字です。いかに「きっかけ」(行政の仕事)をつくり、それを利用する(市民の仕事)かが大切なことだと思っています。

鉄腕ダッシュをみて、そう思いました

 

コメント
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