西都モノクローム

西都大好きな市議会議員が、徒然なるままに街のこと、写真のこと、空手のこと語ります。

愛着のもてる町づくり

2014-05-02 18:21:27 | 日記

色々とやりたいことがあったのですが、議員の時は政治の方に一所懸命でそこまで手が回りませんでした。議員の時は(皆さんえっ~?といわれるかもしれませんが)、学ぶことが多くそれに一所懸命だったのです(本当ですよ・・)。

今は政治から少し離れるので、この機会に個人としてやりたかったことを学ぼうと思っています。

その一つを紹介します。

大学を卒業して名古屋で仕事をしていたときのことです。久しぶりに西都に帰ってきて、懐かしい妻の町並みを散歩していました。

家から都萬神社、そこから本町に行こうと思って、神社の鳥居の先の櫻川を渡ってびっくりしました。

道が無くなっていたのです、神社からまっすぐ本町に抜ける道がないのです。「うそやろう」と思い、周りを見ました、どうやら区画整理事業で道を消したみたいです。

区画整理事業自体は全く悪いとは思わないのですが、その手法と設計に憤りを感じました。妻の町のアイデンテイテイを失った気がしたからです。

同時に伝統的な建物も失われました(今も進行中です)。さてここに一枚の写真を

懐かしく感じませんか、でもこれは最近の写真です。「39枚の年賀状」という映画のロケを美々津で行ったときの写真です。(私はステールを担当していました)

子供たちが戦争直後の衣装を着ているせいもありますが、町並みに懐かしさと愛着を感じると思います。

なんとかこんな伝統的な地域固有の文化的な価値があり、歴史的建造物を発見して、その保存活用をはかりたいと思っていたのです。

阪神淡路大震災後、復興する町並み(ハウスメーカー規格的な家)に悲しみを感じた人たちが立ち上がり、歴史文化の保全という課題に対応するため人材育成をはじめました。

それが「ヘリテージマネージャー(歴史的建造物の保全活用に係る専門家)」です。

このたび宮崎県でも行われるという情報をキャッチしたのそれに申し込みました、申し込み期限は過ぎていたのですが、定員に一名足りなかったので受講できることになりました。

今日お金(断腸の思い)を振り込みました、約9カ月60時間の講習会です。

こんな事がやりたいと思っていたので、わくわくしています。講習の内容はこのブログで紹介しますね

コメント
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